2014年11月27日

当然と意外

正直あなたのやりたいことがわかりません、ラモス監督。


J2のFC岐阜が6人の選手とは契約を更新しない方針(戦力外通告)を出しました。
対象者は敬称略でGKの時久省吾、DFの田中秀人・森安洋文、MFの須藤右介、そしてFWの中村祐輝とナザリト。そして公式発表はないものの、一部新聞報道でMFの三都主アレサンドロ選手もラモス監督の構想外になるため退団になる可能性があると報じています。


まぁ、ラインナップを見る限り、成績面を見ても切られて当然の内容。特にGKの時久さんに関しては、川口選手という大きな壁を越えなければならないので、相手が悪い面もありますね。
しかし、一つだけ納得できない点があります。ナザリトを戦力外で放出したことです。
ナザリトは今年大活躍をした選手。負けるかもしれない時に得点を入れて危機を救ってくれたと思いますし、何より岐阜のJ2残留を果たした原動力となってくれたので、今後の岐阜にとってかけがえのない選手だと思っていました。それなのにこの仕打ちはあんまりではないのでしょうか。
どうやら、噂レベルではあるものの、海外移籍も含めた移籍が決まっているないしは決まらんとしているのではと言われています(実際彼のコメントから日本に残らないことを含ませた文言が見られる)彼のポテンシャルならどこでもやっていけると信じております。だからこそ、岐阜というチームがあったこととそこで心から応援してくれたファンがいたことを忘れないでほしいです。

しかし、赤字の可能性があるとはいえ、切っていい選手といけない選手の線引きもできないのかと。個人のわがままだったとしたら、半年ないし1年は我慢させて、それからどうするのか考えさせてもよかったのに。本当にラモス監督は何をしたいのかわからないです。
仮に今の戦力の底上げをするのなら、その核になる選手がいて初めて成り立つというもの。川口選手やヘニキ選手では弱い。同じFWでも難波選手だけでは弱いと思っていました。ナザリトがいて初めて一本の線となるのに、これだもの・・・。
フロントもなぜ止められなかったのか。Jトラストにとって、サッカーは単純に自分達の名を上げたいだけの『客寄せパンダ』としか考えていないのか。そのあたりははっきりとしてもらいたいです。せっかくここまで地域貢献で盛り上げたのなら、なぜ戦力となる選手を切るのか教えてほしいです。三都主選手じゃないですよ、ナザリトのことですよ。前者は切られて当然、後者は切られて意外なんですよ。恐らくファン・サポーターの十中八九そう思っていますよ。


来年の見る楽しみが無くなってしまったかのように感じます。もちろん、まだ魅力的な選手はいますけれども、今年のように盛り上がって見られるのか、名古屋から岐阜まで行こうと思わせるほどという意味での自信は正直ないですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)

2014年04月20日

三都主の無念、雨と共に

ラモス新体制での開幕から1ヶ月以上が経過し、FC岐阜のホームゲームも5試合目になりました。
前節で横浜FCに10人になる厳しい戦いの中で何とか勝利し、ここで更なるステップアップを図りたいところで、栃木SCとの対戦となりました。
今日は後半から小雨降りしきるコンディションはあまりよろしくない中での試合となりました。この試合はぎふチャン(岐阜放送)のテレビで録画放送されておりました。

対戦相手の栃木は、以前は三都主アレサンドロ選手がいたところでもあり、岐阜に移籍した今期、この試合に賭けていたものがあるのではないかと思えてならないわけです。


SHL23_0114でも試合はご覧の通り。正直岐阜にはいいところなしで終わったと言っていいでしょう。
レッドカードで出場停止になったDF(ディフェンダー)の安倍正紀選手がいなかったのも痛いのですが、それを差し引いても動きが緩慢すぎる(特にナザリト選手が前半半ばで気持ちが切れてしまった感が窺い知れた)連係プレーが全くと言っていいほど機能していなかったのが今回最大の敗因でしょう。

正直格下だと思っていた栃木ですが、今期上位に食い込んでいるところを見ると、その実力をかなり上げていると言えるでしょう。攻守の動きが素晴らしくよく、終始ボールを支配していたと思えました。これは三都主選手が移籍せざるを得ないふうになるわな。

ちなみに、その三都主選手は後半途中に交代となりました。せっかくの勇姿も栃木イレブンにもアウェイにまで来た栃木のサポーターにもあまり見せられず、さぞかし無念だったことでしょう。



ちなみに、今節の試合は春の交通安全運動との連携になったので、スタジアム周辺も少々寂しかった感があります。観客数は5000人以上入ってましたけど、雨ということもあってかボロ負けの試合もあってか試合終了間際でゾロゾロと引き上げていく様が目立っていました。こんな試合をやっていては、すぐに見放されますよ。そこまで岐阜のサッカーファンは甘くないことをラモス監督は選手たちに叩きこんでほしいものです。


次回は松本での松本山雅との試合(TOP OF 北アルプス)を挟んで、ザスパクサツ群馬(4/29開催)との対戦になります。せっかく横浜FCに勝っても失ってしまったその勢いの中、上位対決かつJ1未経験チームの中でもかなり実力の高いチームとの戦いなだけあり、一筋縄ではいかないと思います。ゆえに、松本山雅の次に控える群馬との対戦で必ず取りこぼしの無いようにしていかないと、岐阜の未来は明るくないでしょう。
ちなみに、群馬との試合ではプリニーグッズが売られるらしい。買っていくか(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2014年01月18日

FC岐阜が本気を出してきた

カネ大丈夫なの(汗)?


経営問題で何かと話題に上がることの多かったサッカーJ2のFC岐阜。その経営問題に比例するかのように、成績は常に低位置が定位置ここ数年は下部リーグ(2012年はJFL、2013年はJ3)への降格危機が起こったのですけれども、なぜか神掛かった力(苦笑)が働いて危機を脱する・・・というパターンが多いですね。毎度の風物詩とまで言うとアレですけど、FC岐阜のサッカーファンは毎年秋風が冷たくなる頃、いつもこの件で肝を冷やしているわけです。


そんな経営危機問題は、2012年末にJトラストの社長が支援に乗り出すことで何とか解決に向かったようです。一番のネックだった「地元での債務超過の解消」が叶ったためで、この発表の際、「無制限の強化費用の支援を行う」ことも同時に発表されています。

有言実行という格言の通り、FC岐阜はチーム強化に乗り出します。チームの要になる監督はラモス瑠偉さんが就くことになり、元日本代表の三都主アレサンドロ・川口能活(よしひろ)両選手が完全移籍することが矢継ぎ早に発表されました。先述の通り無制限の強化費用が出るとのことだそうなので、今後またさらなるサプライズが待っているのではないかと思ってます。


三都主選手がDF(ディフェンダー)、川口選手がGK(ゴールキーパー)とチームの要の強化に乗り出し、他チームからも積極的に選手を獲っています。資金面でのゆとりからなぜる技なわけですけれども、これで勝てなければ非常にチーム運営は厳しいものになると思うので、加入できたことを安泰に思わず、若手への発奮材料になって頂きたいと思います。まずはチームの核ができ上がっただけでも評価しましょう。
そして客寄せという意味では、すごいことこの上ないわけです。さすがにカズこと三浦知良(かずひろ)選手(横浜FC)ではないものの、元日本代表のラモスさんが指揮を執り、同じく三都主・川口両選手がチームにいるのですから、ピークは過ぎたとはいえ、過去のFC岐阜にはいなかったスター性の高い人達でもあります。これを生かさない手はないでしょう。


これでファン獲得の基礎はできました次はプレーで魅せて、新しいファンをもっと獲得していきましょう。もちろん優勝も大事なんでしょうけど、まずは過去一時的に立った経験のある3位までを目標に、チームの存在感を岐阜県およびその周辺に浸透させるべきでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)