2018年09月01日

FC岐阜観戦記2018 第16節 遠い夜明け

「遠い夜明け」、1987年にイギリス、1988年に日本で公開され、黒人解放家のスティーブ・ビコと主人公の新聞記者との交友から当時の南アフリカ共和国(白人政権)が行っていた人種隔離政策「アパルトヘイト」の悪辣さと主人公の当時の国家に対する考え方の変遷および自身が下した決断を丁寧に描いた傑作だと思っています。薦めたい映画を5本選べと言われたら、まず入ってくるでしょう。
この作品は、現在大ベテラン俳優のデンゼル・ワシントンの出世作と言っていいでしょう。まだ若い頃の彼の迫真の演技が光る作品でもあります。
・・・って、何で映画批評の話になってるの(汗)?今回はFC岐阜の観戦記じゃないのかね(ニヤニヤ)?
なお、「遠い夜明け」の英語名は「Cry Freedom」。まさに今の岐阜には「Cry Victory」、勝利への叫びを欲しているわけですが、タイトルで察して下さい(泣)。今日の対戦相手は、大宮アルディージャです。


SHV39_3651今日は、普段はJRで向かうところを名鉄で向かうことにしました
というのも、今日から「FC岐阜応援きっぷ」が販売されているからですね。今日の大宮戦から最終節になるアビスパ福岡戦までの6試合で販売される(購入可能なのは、試合開始1週間前から)もので、名鉄・岐阜バスの往復切符と特典のカードの引換券が付いてきます

ただ、乗車運賃が割引になるわけではないんですよね・・・。まぁ、特典分が事実上の割引なのかなと。
それに、場所にもよるけど、少なくとも名古屋から岐阜に行くにはJRの方がトク岐阜バスもJR岐阜駅は起点になるので、混むこともそうそう無い。かつ市内ループ線以外も岐阜メモリアルセンターに行けるバスがあるので、JRなんだよね・・・。
もっと言うと、岐阜県内を走る名鉄は2割あるかどうかなんだよね(苦笑)。愛知県メインの鉄道なので、費用対効果がどれだけあるのかも疑問だったりする・・・。
それでも、飛行機で来るチーム(モンテディオ山形など)は、中部国際空港駅から来ることになるため、切符などを買う手間が省けるので、オススメしたいですね。



SHV39_3661今日はNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」のブースが展開されていました。



SHV39_3662主人公よりも幼馴染みの方が目立つこの存在感(笑)。



SHV39_3656今回は、中津川市から来ていると思しき屋台からご紹介。


最初は、飛騨牛串
飛騨牛串というと、「こもり」が有名ですけど、そちらより100円高いものの、肉は大きめだと。



肉は少し硬めだったものの、肉の味は悪くなかったですよ。たれも美味しかったし、また食べてみたいと思わせた、いやハーフタイムの時にもう一回買ってきた(ギャハ)。


SHV39_3658お次は、中津川市のホームタウンデーということもあってか、そして「半分、青い。」絡みか、五平餅が満を持して登場(ニヤニヤ)。「半分、青い。」の中では、後に主人公の師匠になる漫画家が「真実の食べ物」と絶賛しております。私も大好きでございます。

こちらの五平餅は、オーソドックスな小判型。こんがりと焼いて頂きます。



味は何度も述べているので、細かく言うことはないですが、外はカリっと、中はもっちりとしており、タレの香ばしさと甘さでアクセントを付けているわけです。


SHV39_3665しかし、今回は珍しいタイプの五平餅が来ていた(汗)。中津川市にあるお店の喜平にて。
何とこちらは団子型東濃地方では、こちらがメインになるんですわ。私が小学校時代、名古屋の教育関係の研修所が中津川にあるんですけど、そこで合宿した時のおやつで出たのが、この五平餅



こちらは、カリっとした風味が強いんです。香ばしさも増しやすい、くるみだれだからかアクセントも増しているので、個人的には、こちらがオススメです。小判型も美味しいんだけどね。


SHV39_3668試合に関しては、岐阜はよくやっていました
守備はFC町田ゼルビア戦よりも精度が上がっていたし、攻撃も前半に限って見たら、ポジティブさが見られました。やっぱりライアン・デ・フリース選手がいるといないでは違うんだね。ただ、欲を言えば、ライアン選手は真ん中だよね・・・。
しかし、攻撃面は後半に入ってから少しずつ成りを潜め始め、守備で堪えるという時間が続きました。そして終盤の後半43(88)分、相手ボールをクリアしようとした阿部正紀選手のヘディングが無情にもビクトル選手のいる方向に・・・痛恨と言うにはあまりにも不運なオウンゴールで、岐阜は引き分けさえも掴めない最悪の状況に陥ってしまいました

ただ、今回は選手も監督も責められないです。90分必死に戦っていたのは見てわかりました。それでも敢えて苦言を呈するなら、何度も言っている振り抜く勇気なんですよ。ゴール前に来たら、失敗してもいいし、相手のカウンターになってもいいので、とにかく点を入れるための行動、つまり足を振り抜くことだけ行えばいいんですよ。
あとは大木武監督が引いてしまったことでしょうか。田森大己選手を出して守備固めが裏目に出たんでしょうね。思えば、難波宏明選手やミシャエル選手でもよかった最後まで攻めるか攻守のバランスがいい選手を出すべきだったと思います。ただ、これはもうたられば論の話になるので、監督を責めるのはかわいそうなレベル



これで、クラブ記録の8連敗。もう真っ黒です(泣)。さらに下位にいるアルビレックス新潟は引き分けに持ち込んだので、相手は上昇の兆しを掴んでホームに戻ります。そして、さらに運の悪いことに、次節の相手がその新潟。相手のコンディションが上向きになっている中での対戦。ウチは上向きになっていこうと思ったら、自滅で終わってしまった。この差が次の試合に出ないことを祈ります。


だからこそ、最後は、かつてギラヴァンツ北九州がチャントで使っていた♪友よを流して終わろうと思います。





SHV39_3669おまけ
次のホームは東京ヴェルディ戦。だからか、「キャプテン翼」の新キャラが登場しておりました。彼の名は、葵新伍



J2残り試合あと11。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は6。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2015年10月25日

FC岐阜観戦記2015 第18節 3年ぶりの勝利

FC岐阜、今日は長良川競技場でジェフユナイテッド千葉との一戦を迎えました
ここに来て、岐阜は最も正念場とも言える試合を迎えることになりました。というのも、前回のホームである徳島戦に逆転負けを喫した後、アウェイ2連戦の京都サンガとは引き分け、Vファーレン長崎とは2-1の逆転負けを喫し、状況としては最悪な中、2012年以降勝ちに恵まれていない、裏を返せばラモス体制下では1回も勝っていない千葉との対戦になるわけです。しかも、守備で活躍を見せていた富士祐樹選手と青木翼選手がともに累積警告で出場停止と選手繰りにも苦しいと思われる中でのこの試合、正直勝てないかもしれないと思っていた試合でもありました。

この日、関東圏では木枯らし1号になったせいか、朝から少し寒い1日になりました名古屋も岐阜もどちらも肌寒いどころか上着1枚羽織らないと寒いほどでした。屋台村には温かい飲み物がホットコーヒーしかないので、この時期温かい飲み物を常備してほしいものです。近くにあるセブンイレブンが無能すぎるので(泣)。


SHL23_1999さて、会場に着いた時に目に付いたのは、プレハブや仮設トイレ。どうやらプレハブは更衣室関係のものらしく、仮設トイレはトイレ関係のメンテナンスで使用するようです。
競技場も何かしらの改修を行うのですかね、席以外にも。確かトイレはJ1基準に達していないというのを見たような・・・。まぁ、早いこと対策は練っておいた方がいいわね。



SHL23_2000今日の試合は、中津川市のホームタウンデーということで、リニア新幹線の模型が登場中津川は岐阜で唯一の停車駅で、名古屋の次の駅になります。
ここでちょっとしたものを買ったのですが、それはまた後日。



SHL23_2001こちらは、アウェイ席のジェフサポーターの皆様。そこには、「岐阜 恩田社長 負けるな!」という激励の横断幕が。
病気の中でも社長業に奮闘している恩田社長への激励、本当にありがとうございます。ただ、欲を言えば、恩田社長の見る前で掲げて頂ければ、とも。それでも、これだけのことをして頂けただけでも感謝しなければ。
ちなみに、その後ここには、「勇気!400試合出場おめでとう」というジェフ所属の佐藤勇気選手への横断幕に代わりました(試合前には引っ込められる)。



SHL23_2002ピッチ前にやって来た恩田社長。
この日はハロウィン前ということもあり、仮装パレードが行われたのですが、その前にはホーム応援席をじっと見ていました。応援席を見て彼は何を思ったのでしょう。近くにはテレビカメラがあったので、恐らくスカパーで中継されていたのではないのかと。



SHL23_2004そして、肝心要の試合ですが、今年の岐阜の試合の中では積極的に攻め、1点を獲るんだという気迫あふれるプレーが見られましたほとんど枠外のシュートで終わるか、最終防衛ラインを突破できないという結果ではあったものの、とにかく積極的に動けば、「待てば海路の日和あり」という慣用句のように、いい結果が待っているのではと信じ見ておりました

後半もジェフに押されながらも、岐阜は攻撃の意識を切らさず前へ前へと攻め立てました。そうしたら、後半37(82)分にディフェンダーの岡根選手が突っ込んで貴重な得点をゲット!引き分けでも上等と思っていた私の弱気を戒めるように、弾丸シュートが決まったのです。
得点後、残り約10分を危ないシーンはあったものの死守し、1-0で貴重な勝ち点を3年間勝てなかったジェフからもぎ取ったのです。この勝利は非常に貴重な3点になります。何せ、他会場では残留を掛けて勝ち点を積み上げた、中でも降格圏内にいる大分が札幌に勝ち、3点を積み上げていただけに、なおのことです。


・・・しかし、岡根選手の試合後インタビュー、マネージャー2人(この日の試合にはFC岐阜マネージャーの伊藤寧々さんとJリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんが来場していた)にいいところを見せられた?モウ、オカネサンスケベネ(ギャハ)!



これで、岐阜は連敗を2で止め、残り試合にJ2残留を掛けることになりました
次はアウェイで愛媛FC戦。その次はホームでファジアーノ岡山戦になります。双方とも昇格プレーオフに残るために死に物狂いで挑んでくるものと思われます。少なくとも勝ち点を積み上げられる試合運びをしてほしいものです。
あとは、ラモス監督が述べていましたが、何とか長良川を1万人の観客で埋めてあげたいものです。
ナイトマッチは今日の試合で終わり、次回の岡山戦は薄暮マッチ(16時開始)で、最終戦のアビスパ福岡戦は14時開始になります。寒くはなるでしょうけど、夜の寒い試合ではないので、チケット半額という後押しもあることですから、岐阜県内の方、それ以外でも岐阜ファン・サポーターの皆様、よろしければラモス監督の願いを少しでも叶えてあげましょう。


J2残り試合あと4。最下位との勝ち点差は9。入れ替え戦順位との勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)TrackBack(0)

2014年11月15日

今の松本山雅の姿は将来のFC岐阜の姿

長かったリーグ戦も残すところ今回紹介する試合を含めあと2つ。既に優勝や自動昇格チームが決まり、残すは決戦トーナメントの相手くらいでしょうか。
そんな中繰り広げられるFC岐阜ホーム最終戦、新体制の『評価』するにふさわしい相手とも言える松本山雅との対戦になりました。


松本山雅は1965年に設立されたチームで、当初は牧歌的なチームで北信越リーグ止まりのチームでもありました。
しかし、2002年に開催された日韓ワールドカップで松本山雅の方向性が大きく変わります
パラグアイ代表のチラベルトさんがキャンプ地としていた松本市のアルウィン(長野県松本平広域公園総合球技場)を訪れた際、「こんな素晴らしいスタジアムがあるのに、なぜプロのクラブがないんだ?」という一言がきっかけで。
これ以降、松本山雅は快進撃を続けます
2005年には北信越リーグ1部昇格を決め、2009年にはJFLに昇格します。2011年には松田直樹さんが横浜Fマリノスから加入し、Jリーグ入りを目指した最中、松田さんが急死。以降松田さんが目指したJリーグ、特にJ1入りに向けさらにまい進することとなりました。2011年にJ2入りを早々と決めると、他のJ2新加入チームがその実力差で苦しむ中、松本山雅は上位相手にもその実力を発揮1年目でシーズン勝ち越し(12位)、2年目の昨年は得失点差で7位とあと一歩のところでJ1入りを逃しながらも上々の結果を残しました。そして今年、松田さんが望んだJ1昇格を実力で勝ち取ることになりました(2位)。その感動的な結末はNHK-BS1を通じて全国で放送されていたので、ご覧になった方も多かったことでしょう。
圧倒的強さを見せていた湘南の陰に隠れてわからなかったと思いますが、松本山雅も強い。特にここ最近は負けがないので、現状5連敗中の岐阜にとってはとても厳しい相手、ゆえに新体制の『評価』するにふさわしい相手とも言えるわけです。この相手に勝てれば、来シーズン以降もやっていけると。


SHL23_0985今日がホーム最終戦ということもあって、朝10時過ぎに長良川競技場に着いたにもかかわらず、この行列。ええ、長良川球場まで列が伸びるなんてそうそうないですよ。
実は、ここまで来る時にバスに乗って来るのですが、そのバスが名鉄岐阜のバス停(起点となるJR岐阜のバス停の次)で遂に満員警報ベルが鳴って動けなくなる、かつ長良川を渡った先にある鵜飼屋のバス停まですっ飛ばす事態にまでなったほど。運転手の狼狽(ろうばい)ぶりが印象的でした。
席の販売状況もえらいことになっていたのですが、そのあたりは後述。



SHL23_0986今日は、中津川市ホームタウンデーということもあって、ステーキの神戸館から「中津川とりトマ丼」が登場しました。
チキンカツの上にトマトソースが掛かった丼飯です。トマトソースってご飯に合うのかしら?



・・・ええ、そんな想いは稀有でした。
トマトの甘酸っぱい風味と揚げたてのカツがご飯に絶妙に合いますね。それだけと言えばそれだけなんですけど、そのバランスのよさは新たな可能性を見出せそうです。え、様々なスタイルがあるの(汗)?


SHL23_0987そしてこちら、鶏ちゃん合衆国の新商品「鶏ちゃん焼そば」
ソース焼そばの上に鶏ちゃんの鶏肉が乗っかったものです。



こちらはソース焼そばの甘みと鶏ちゃんの鶏肉のしょっぱ味のコントラストが絶品。もうちょっと食いたかったなと思わせた一品でした。


SHL23_0991今日の試合は、何と言っても松本山雅のサポーターの多さ
ホームの岐阜サポーター、バックグラウンド席にはそんなにまだ集まっていない状況。ホームメイン自由席を加えればそれなりに来てはいるけれども、だ。



SHL23_0992対してアウェイ席の松本山雅サポーター
ええ、もう初手の長野県民の99%が歌えるとされる県民歌♪信濃の国から声がバリバリ出ておりました4000人以上と言われる物量もさることながら、統制力の効いたその動きは、これまでのサポーターからは感じ取れないほど。これはマリサポ(マリーンズサポーター。ロッテの応援団)以来の圧倒感
京都も多かったけど、ここまで埋め尽くすほどではなかった。正直、これだけだと勝てる気がしない。で、ここ岐阜のホームですよね(苦笑)?



SHL23_0993こちらはメイン自由席側。
黄色いカラーコーンのある席の向こう側がアウェイ側なんですけど、普段なら席が埋まることはないのに、ほぼ満員状態。この後試合開始時には全てが埋まってるような状況になっているのですから、松本山雅の動員力は半端ない
それもそのはず、彼らはツアーバスに乗ってきていたのですから。当然、そのツアーに参加しなかった組も特急しなので名古屋まで来て乗り換えればすぐ来られる環境なのですから、そりゃこれだけになるわな。
ちなみに、この日のアウェイ席とスーパーシート席(メイン側中央の指定席)が完売。バック自由席も残りわずかという状況でした。

思うに、この動員数、統率力、熱気、チームに対する想い、チームへの誇りは今の岐阜にはまだまだ足りません。この部分はもっともっと見習うべきでしょう。
選手の補強も強化も、しかしながら不本意な成績な中ではあっても、ジャイアントキリングを決めた京都戦、大逆転勝利をした愛媛戦、ホーム・アウェイで華麗な勝利を収めた東京V戦、そして開幕2連勝とその片りんを見せてくれました。
J1への昇格運動も盛り上がり始めました。長良川の増設も確実になりました。懸念されているクラブハウスも岐阜市北部にある運動公園が候補に上がり、実現への動きを見せ始めています。開幕前には考えられなかったことです。
後はチーム力の強化だけ。取りこぼした試合が多かったので、この数を減らすことが当面の目標でしょう。



そんな今日の試合、ホームなのにアウェイにいるかのような状況下、そして5連敗中という絶不調な状況の中で、何と3-1の勝利を収めました
・・・じゃあ何で試合終了時の写真がないのと思った方、今日は岐阜新聞・ぎふチャン(岐阜放送)サンクスマッチということとホーム最終戦というのもあり、ぎふチャンのテレビ放送で中継していたんですね。アプリとかネットとか動かしていたのにもかかわらず、フルセグで見ていてしかも録画していたのもあって、あっという間に電池の残量が減ってしまいましてタフさで売ってたケータイが残り5%になっていた時は焦りましたね。この残量不足でカメラが動かず写真が撮れませんでしたとさ・・・というわけ(泣)。


試合に関しては、松本山雅の圧倒的優位な試合展開ボール捌きの華麗さ、縦パスの繋がりのきれいさに、これがJ1に上がるチームのプレーなんだなと痛感。チームの要になっている田中隼磨(はゆま)選手を欠いているのにもかかわらずこれだけの動き。恐ろしいことこの上ない。
そんな中で、前半30分の難波宏明選手のロングシュートが決まったことで勝負の流れが大きく変わったのではと思います。いや、変わったとは思えなかった。だって終始松本山雅が堅守速攻を決めまくっていたのですから。まるで、「ドラえもん」の中にある「さようならドラえもん」の回で見せたのび太のジャイアンに対する粘闘が松本山雅に必死に食らいつく岐阜の姿に重なって見えましたよ(泣)。

すぐまた点を取られる嫌な展開の中で、前半アディショナル1(45+1)分にナザリト選手が逆転弾。後半も松本山雅の猛攻堅守に耐え、数少ないチャンスを切り開いていきました。そのご褒美が後半26(71)分に飛び出した宮沢正史選手の決勝点だったのではないのでしょうか。惜しまれて引退する同じベテランだった木谷亮介・美尾敦両選手へのはなむけも込めて。


正直勝てる相手ではないと思っていたのに、選手はあきらめてなかった。選手の頑張りには頭が下がるばかりで、選手を信じられなかった事に謝罪しなければならないと思っています。本当に申し訳ない、そしてありがとう。これだけできれば、来年は明るい年になるでしょう。


試合後は、サンクスイベントが行われました。引退セレモニー・岐阜メンバーやスタッフのメッセージなど盛りだくさんでした。最後はパレードと引退する2選手の胴上げが行われました。この時三都主アレサンドロ選手も胴上げされかかってましたが、「俺まだやるよ!」とお怒りでした(笑)。


これでホームでの試合は全て終了。今季は仕事で行けなかった1試合を除いて全て見に行けましたね。仕事で行けなかった試合の代わりとも言えるアウェイの試合にも行きました。アウェイの現状もよくわかったと思います(遠隔地に行けばもっとすごいことになってるんでしょうけど(汗))。

試合は残り1つ、京都で行われる京都パープルサンガのみとなりました。前回は勝っているだけに、雪辱に燃えていることでしょう。今日のように全力でぶつかれば、必ず勝てる相手だと思います。ホームで有終の美を飾れたのならば、最終試合も有終の美を飾りましょう。
最後まで燃えろ、FC岐阜!


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(3)TrackBack(0)