2020年11月03日

【昇格】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(J2編)【争い】

佳境に入ったJリーグの昇格争い。今回はJ2の状況を見ていきましょう。・・・といっても、今年はFC岐阜がJ3に入る関係上、あまりJ2を見ていないんですよね(苦笑)。これまで伝わってきた情報だと、九州のJ2チームに勢いがあるとのことですが、はてさて。


1位 徳 島(59) +24
2位 福 岡(59) +13
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 長 崎(54) +13
4位 北九州(50) +10
5位 新 潟(46) +10
6位 甲 府(46) +5
7位 磐 田(44) +8
8位 京 都(44) +3


・・・確かに九州勢が強いけど、一番すごいのが徳島ヴォルティスだな。
6年ぶりのJ1復帰に向けて開幕からほぼ上位をキープしてるんだよね。リカルド・ロドリゲス監督の采配が浸透してきたとも言えるわけで、成績が悪くともそう簡単に切ってはいけないという例ですよ・・・と、どこかのチームに向けて言っておく(ニヤニヤ)。

で、九州勢の強さを際立させているのが、アビスパ福岡とギラヴァンツ北九州だろうね。もちろんV・ファーレン長崎も快進撃を続けているんでしょうけど、福岡の強化(夏に山岸祐也選手をモンテディオ山形から獲得している)と北九州のJ2復帰1年目の快進撃が目覚ましいんだよね。
福岡の2チームは、どちらも下位からの快進撃なので、九州勢の勢いの凄さを感じさせる一因になっているのでしょう。対して、長崎は序盤の勢いはよかったものの、徐々に陰りが見えてきたのかなというふうですが、安定はしています北九州と長崎は監督の采配が浸透している、福岡は強化が機能し始めているというところでしょうか。

5位のアルビレックス新潟は、去年・一昨年に比べると健闘しており、コロナ禍で秋(つまり今頃)にはキャッシュが底を尽きるとまで言われていた中でも選手はよく頑張っていたのですけど、その選手が不祥事を起こしてしまったのは痛い主力選手になると思われるので、今後選手のやり繰りとモチベーションで悩まされることになるでしょう。

6位のヴァンフォーレ甲府は、伊藤彰監督の粘り強い戦い方が今年も健在なんだろうなぁと。例年ならプレーオフに行ける順位ではあるものの、今年は厳しいのかな。ただ、この粘り強い戦いが継続できれば、上位もまだまだイケると思います。

7位のジュビロ磐田は、監督の交代劇もあったものの、まだこの順位1年のJ1復帰は厳しい展開になってきました。ガンバ大阪から遠藤保仁選手を加入させたものの、その効果はイマイチです。今年は上がっても厳しいと割り切って、来年にチャンスを賭けてもいいかもしれません。

8位の京都サンガF.C.は新しいスタジアムで挑んだ1年目は必ずと言っていいほど降格になるという『スタジアムの呪い』を見事に払しょくしました。ここの躍進はピーター・ウタカ選手の大活躍に尽きるでしょう。彼が元気なら上位も窺えますし、逆に彼が抑えられると、この順位も厳しくなるかもしれません。


正直、まだこの下の順位、中でも今年健闘しているとも言える栃木SCも含めて、ワンチャンあると言えるのですが、今挙げた上位を破れない(破っていない)と厳しいのかなと思います。逆に言えば、今挙げた上位陣がモンテディオ山形・栃木SC・東京ヴェルディ・ファジアーノ岡山・水戸ホーリーホック・ツエーゲン金沢を破れない(破っていない)と、足をすくわれるかもしれません。


そして、Jリーグ以外では、アマチュアリーグの動向も気になるところです。特にJFLの上位にいるチームは、Jリーグの参入権を得られるため、俄然注目をされるのですが、どうなっているのでしょうか。次回見ていきましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2019年07月28日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その11 西京極ラストマッチ

SHV39_5388FC岐阜、昨日は京都府京都市右京区にある京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(以下西京極)で京都サンガF.C.との一戦でした。
この西京極で試合を行うのも今年で最後来年からは京都府亀山市にあるサンガスタジアム by Kyocera(京都スタジアム)に移転予定なので、このスタジアムに行くとしたら、陸上の大会だけになるのかねぇ・・・。
そのせいか、芝が結構酷かった。ヤンマースタジアム並とまでは言わんけど、ところどころに芝が剥げているのは、いただけない
ちなみに、この西京極も8/1よりたけびしスタジアム京都と名前を変えるそうです。西京極の名で行われる試合もこの日が最後となりました。



SHV39_5389西京極は、たけびしという会社がネーミングライツを買収したそうです。この会社は三菱電機の電気機器を取り扱う商社で、京都に本社があるそうな。



SHV39_5383西京極の隣にあるわかさスタジアム京都では、高校野球の真っ最中。残念ながらこの日は雨で中止となりましたけど、京都でも熱戦が繰り広げられたことでしょう。
そんな中、高校野球の中継や取材を行っていたのが、なぜか岡山放送岡山・香川の放送局が何ゆえに・・・と思って観ていたのですけど、恐らく京都にある放送局のKBS京都(京都放送)の技術応援なのかな。



SHV39_5385さて、今回はMATSURIというコラボマッチだったので、ひだコロッケ本舗など長良川競技場でお馴染みのスタメシも登場していたのですが京都と言えば肉ですよ(ニヤニヤ)。
その中で、MOTHERというお店がすごかったいきなり大きな肉の塊を捌いてジュージュー焼いてるじゃないか。ここは亀岡牛という地元の牛を丸焼きで振る舞ったということも行ったとか。



SHV39_5387さぞかしすごいものが・・・と思ったら、実際盛られるとこんなにちんまりハーフポンド(225g)だというのに何でやねん・・・とお怒りにはなったものの、食べてみなければわからない。過去そんなこといくらでもあったのだから。



うん、舐めてたハーフポンドの肉に見えなかったのではなく、細かく切ったことでハーフポンドだとわからないようにしてしまっただけなのだ。1枚肉で食べた方が美味いに決まってる。でも、今回のように細かくなっても、食べ応えは落ちなかった。硬すぎず柔らかすぎない。それでいて見事なミディアムレア。さっぱりとしたおろしポン酢がさらに美味さを引き立ててます。ああ、来年も食いたい(笑)。


SHV39_5390その隣にある唐揚げ専門店で唐揚げを買ってきた。
写真は一応ピリ辛味



一応と書いたのは、確かに辛いけど、そこまで辛いのかというと、さにあらず。チリパウダーじゃないかと思ったほどそんなに辛くない。やっぱりホントに唐辛子を粉にしたものじゃないと辛くならんわいとか思っている私は、いずれ辛さにやられてしまうことでしょう(ニヤニヤ)。


SHV39_5393およそ2週間ぶりの試合になった岐阜。はてさてどうなったのかというと・・・。


結論から言えば、終始京都は強い攻守にわたって統制が利いていて隙がほとんどない。岐阜も守備で粘りを見せるものの、残念ながら先制を献上。普通ならここでズルズル・・・となるところを、再び守備で立て直し、隙を窺っていました。
そうしたら前半37分、新戦力の一人で、松本山雅FCから期限付き移籍した塚川孝輝選手が強引に奪ったボールをキープし、そのまま力走ペナルティエリア前でライアン・デ・フリース選手にパスを回し、ペナルティエリアに潜り込んだところでシュート。その際、京都のディフェンダーの石櫃洋祐選手に当たるものの、跳ね返せず、そのままゴールマウスの中に吸い込まれました。本当に一瞬の隙を突いて同点にまで追い付いたのです。

このまま少なくとも同点で逃げ切れれば・・・と思ったものの、対岐阜戦ホーム負け無しの京都、12,000人の観客動員を果たした中でおめおめと負けるわけにはいかない後半20(65)分に同点アシストを行った塚川選手のペナルティエリア内でのファウルでPKを与えてしまいます。キッカーは2017年に岐阜で活躍した庄司悦大(よしひろ)選手。PK上手いんだよね・・・と思ってたら、見事に逆転され、そのまま京都が気迫で守って終了。
首位の京都が勝って首位をがっちりキープ。岐阜は残念ながら再び同点に追い付くことはできませんでした




それでも悲観的になることは無かったかなと。確かに負けは負け。でも、新戦力が躍動しそうな予感はありました
この試合、スタメンで塚川選手、後半からライアン選手に代わって先日加入したばかりの馬場賢治選手が登場しました。フォワードとしての活躍は無かったものの、攻撃の起点となる活躍はできたかなと思いましたね。塚川選手も宮本航汰選手と共に守備の要になると思います。宮本選手が今年ケガで休んでいた時期もあり、万一何かあった時、その代わりとしても十分に活躍してほしいとも思います。

ただ気掛かりな点も。今回阿部正紀選手がイエローカード4枚になりました。過去に累積4枚で出場停止になっているので、今回累積8枚になり、2試合出場停止になります。ということは、大宮アルディージャ戦とV。ファーレン長崎戦に出場できなくなります。痛い。痛すぎる。守備陣がケガで相次いで離脱する中、この出場停止による離脱は痛い。罰として大宮戦ではサイン会で『おつとめ』するように(爆)。
それでも柳澤亘選手が復帰してきたので、阿部選手の代わりに何とかしてくれるだろうと思いたい。攻撃的なチームなので防ぐのは並大抵じゃないだろうけど、ケガした分を思いっきり取り返してほしいです。


次回は7/31に行われ、長崎戦は8/4と連戦になります。鹿児島ユナイテッドFCの中止による連戦もあるので、結構苦しい日程にはなりますが、逆を言えば、ブラッシュアップされた中で連戦を迎えられれば、勝ち点を大きく拾えるチャンスになるかもしれません。
今日の試合を見る限り、まだあきらめてはいけない。まだ降格圏から脱出できるチャンスは十分ある。相手のチームが敵失を犯しているうちにならまだ間に合う。だから踏ん張れ。


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Posted by alexey_calvanov at 22:21Comments(0)

2019年03月30日

FC岐阜観戦記2019 第4節 で、中田一三さん祭はいつやるの(ニヤニヤ)?

FC岐阜、今日は京都サンガF.C.との一戦を迎えました。


先週、横浜FCの三浦知良選手のお膳立てをしてしまった感のある岐阜は、今日勝たないと、大木武監督が短期目標としていた6試合で勝ち点10を達成できなくなってしまいます。そこに立ちはだかるのは、中田一三新監督率いる京都去年降格寸前まで沈んだ京都を地域リーグ上がりの(つまりJリーグ監督経験の無い)人物が立て直せるのかに期待と注目が集まっていました。
ところが、就任直後にツイッター上で問題発言をして炎上こらえ性が無いがためにさらに炎上してしまうという悪循環にまで。この一連の出来事により、開幕前に解任などというネタ監督枠にされてしまいました。
それでも、蓋を開けたら思った以上に好成績を上げ、何だ意外にイケるんじゃないのとさえ錯覚してしまうほど。ここ最近は引き分けになっているものの、去年のようなズタボロなチームとは大違いになっています。
あ、さっき中田一三監督って言ったけど、呼び捨てにすると怒られるので、中田一三さん監督って言わないかなんだ(ギャハ)。<もう普通に呼べばいいから。


SHV39_4659今日は先週の横浜FC戦や前のホームゲームだった鹿児島ユナイテッド戦に比べれば、あまり寒くはなかったものの、スタジアムに着いた頃から雨が降りしきり、そちらの方が辛かった・・・(泣)。もう少し天気に恵まれないかねぇ・・・。
そんな雨の中でも大勢の京都サポーターがやって来た。そして、「2019シーズンJ2優勝そしてJ1へ」とな。
・・・そんな大きく出て大丈夫?「2019シーズンも落ちひん!」の方がよかったんじゃないの(ニヤニヤ)?



SHV39_4658今日はコラボイベントMATSURIということで、京都のコラボ以外にバスケットボールB3リーグの岐阜スゥープスとのコラボも。
その絡みでやって来た、マスコットのスパーキー森の王様といわれるクマタカをモデルにしてるんだって。

スゥープスは、B3に加盟した1年目のチームで、Bリーグより前にあったNBDL(ナショナル・バスケットボール・デベロップメント・リーグ。NBL(ナショナル・バスケットボール・リーグの下部))やTkbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)にも属しない全くの新規チームです。まぁ、初年度なので、思うように勝てないのは仕方ない。今は岐阜にプロバスケットボールチームができたんだという認知を上げることが大事です。

ちなみに、京都のマスコットとのポートボール対決の際、ギッフィーと共に大暴れ。パーサくんとコトノちゃんも悪乗りし過ぎて、クラブDJの久世良輔さんがマジで時間が無いと大弱り(苦笑)。



SHV39_4665今日はグッズ紹介から。

上は「ギッフィー養生テープ」、下は「ボトルキャンディー」。下の「ボトルキャンディー」はギッフィーバージョン(中身はギッフィー顔の金太郎飴)とGGG(トリプルジー。中身はハートのキャンディー)になっております。なお、製造は山中製菓です。
養生テープというのは、いわゆるマスキングテープのことで、昨今使い勝手のよさで人気アイテムになっているんですね。ギッフィー愛をさりげなく表せるアイテムになるだけでなく、席取りの際にも粘着力が弱いことから、付きやすくもはがしやすいということで、使い勝手のいいアイテムになるのではないのでしょうか。



飴に関しては、ギッフィーバージョンは甘い飴、GGGバージョンはなぜか桃の味がする(笑)。


SHV39_4655今日は、なぜかキサラエフアールカンパニーズから松茸ごはんが出ていた。もう春だぞ(ニヤニヤ)。栗おこわとかもあったし、季節がおかしい(苦笑)。



季節かおかしくとも、松茸は松茸。ごはんにも松茸の味と香りが移っていたんじゃないかな・・・。まぁ、普通に美味しいご飯でした。


SHV39_4661試合はというと、思った以上に京都は引いていたな。でも、お互い攻めてもゴールまでが遠かった感が。ただ、前半に関しては、京都寄りのジャッジが多く、岐阜サイドの人間には結構なフラストレーションが掛かってきましたね。うーむ、明らかに相手が悪いのにウチが取られちゃうの?で、相手のラフプレーはセーフ?何とも不可解なジャッジにイラつきながら前半終了。後半、この不可解さが京都を勢い付かせなければいいけど・・・。

後半に入って、少しずつお互い動きがよくなってきた。特に岐阜は徐々にゴールまで攻めることができたものの、相変わらずゴール前までで決めきれない。もたもたしている間に、京都に先制を許すハメに。しかも後半26(71)分去年までの岐阜なら、万事休すで致命傷となり、酷いと追加点をねじ込まれ・・・あ、それは先週の横浜FC戦の話だった(爆)。

でも、今年の岐阜は違うと思った。後半17(62)分に入ったルーキー粟飯原(あいはら)尚平選手がやってくれました。
後半38(83)分、宮本航汰選手からのパスを山岸祐也選手はスルーし、その先にいた粟飯原選手が受け取り、ペナルティエリアまで駆け込んで、そこから相手ディフェンダーの股を抜くプロでもなかなか上手くいかない対角線上のシュートを初出場でやってのけた。これがプロ初得点だなんて、何て贅沢なんだよ。これはプロ生活の間、いや下手したら一生思い出に残るゴールになるだろうね。
このルーキーの初ゴールが窮地を救い、引き分けに持ち込みました。



いや、反省点はいくつかあるけど、2つだけピックアップ。
まずは相手を思いやるプレーをしなさい。独りよがりなプレーはあきまへん。パスやクロスなどを出す時は、相手のペースに合わせられるものにしてほしいですね。それができていたのは、恐らく宮本選手だけだと思う。いわゆるポケット(ペナルティエリアの上ないし下側にある、守備陣やキーパーが手薄になる地帯)に蹴り込んでも、相手が追い付けないキックではダメ。ゆえに、中島賢星選手はもっとそのあたりを何とかしなさいと去年も言ったよなぁ・・・。去年の水戸ホーリーホック戦で見せた薮内健人選手(現いわてグルージャ盛岡)に見せたロングキック、あのベストショットを打った時の感覚を思い出してほしい。
あとは、残念ながら目標は未達になってしまった。これは十分に反省してほしい。幸い引き分けにはなったものの、負けていたら、今年も岐阜は変わらないんだという意識をサポーターや選手自身にも植え付けかねなかった。だから、未達だったことは大いに反省してほしい。どうしてこうなったのか。原因はいくつかあるはず。
ただ、この試合で見せた最後まであきらめない執念みたいなところは、大いに誉めるべきところ去年ならズルズル堕ちるところまで堕ちていたのに、今年はそこから同点弾まで持ち込んだ。守備もよくはなっている。気を抜いたり慢心さえなければ、今年1年安心して見られると思います。だからこそ、次の目標は必ず達成できるように頑張ってほしい。厳しい道のりになるのだろうけど。


SHV39_4662そして、スタジアムを後にする粟飯原選手。
かつて岐阜を沸かせた難波宏明アンバサダーの背番号を引き継いだ若き戦士。背負うものは大きく、時には辛いかもしれないけど、24の背番号が映えるような選手に成長してほしいです。



目標は未達ながら、最悪の状況からは脱し、少し上向きになった中で、春の連戦を迎えます。
今回はどちらもアウェイになり、4/3はヴァンフォーレ甲府、4/7は愛媛FCと戦います。東の端に行って、西の端に行くというふうになるので、途中岐阜を挟むような格好での移動になります。まぁ、行って戻ってまた行ってよりかは気分的に楽なんじゃなかろうか。この連戦で、新戦力が続々デビューというふうになるのではないかと思っています。いや、ここでデビューできなきゃ、今年1年出られないと覚悟しないかん。それくらい重要な試合になるでしょう。
高い目標を難なく乗り越えられる、強いチームに育ってほしい。それが今度試される。


大木監督の目標である勝ち点70まであと62。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)

2018年08月11日

FC岐阜観戦記2018 第14節 もうMATSURIを味わう気分じゃない

FC岐阜、今日は京都サンガF.C.との一戦となりました。
・・・結論を言うと、これはひどいたった1人の選手の散漫なプレーがもたらしたと言っておきましょう。


ここまで岐阜は4連敗。詳細はボロ負け(横浜FC)・追い付けず負け(カマタマーレ讃岐)・何もできず負け(大分トリニータ)・ボロ負け(栃木SC)という有様。実際最近の栃木戦は逆転負けですけど、実質ボロ負けです。こんな状況下で京都に当たるのは、運がいいのかとさえ思えてしまう。本当にここで勝たなければ、もうこの先勝つ気配を感じられずにシーズンを過ごすことになるかもしれません


SHV39_3593気分が沈みそうな中、ふと「ロバのパン」で買ってきたのが、「冷凍パイン」
今日は暑かった・・・という一言で終わるほど単純じゃない。実は、先日ヴィッセル神戸に移籍した古橋亨梧選手の好物がパイナップルだそうな。そう、そのことを知っていて買ったのだ。恐らく「冷凍パイン」を買った人達は、『古橋ロスト』に陥っているに違いない(泣)。



SHV39_3594今日は、コラボイベント「MATSURI」ということで、京都から大勢のサポーターがやって来ました。
思えば、春先とは双方全く違う状況
春先はまだ余裕のあった京都も最下位に転落し、ゴールデンウィーク明けには布部陽功監督(当時)が休養を経て退任し、ボスコ・ジュロヴスキーコーチが監督に就任したものの、いまだ降格圏をさまよう有様一時的に20位まで抜け出すものの、後半戦に突入してからは『定位置』の最下位まで逆戻りし今に至ります。
ゆえに、「落ちひん(京都弁で「落ちない」の意味)」がホットワードになり、遂には弾幕まで登場したものの、今日の試合では掲げてないなぁ(ニヤニヤ)。
・・・と、この時は笑っていられた。ええ、ニヤニヤと。
なお、この日は祭.nineも登場し、数曲披露しておりました。



SHV39_3595今日は暑かったを物語るシーンをば。
前半27分に「飲水タイム」が設けられたのです。私、5年ほど長良川競技場にお邪魔していますが、こんなシーンを見るのは初めてですね。もちろんテレビとかで見たことはあります。ただ体感したのは初めてです。



SHV39_3596試合ですが、おおよそ後半の2点目までは岐阜のペースでした。京都の攻撃をいなしながらも、自陣深く入られてもきちんとボールを奪って攻めに転じれていました。だからこそ、前半21分薮内健人選手のシュートに繋がったし、後半3(48)分の中島賢星選手の2試合連続弾にもなったと思います。ちゃんと振り抜き、少ないチャンスを確実にものにしていたうちはよかったのよ。

暗転したのは、京都が3枚の交代枠を使い切った後。岐阜の気が緩んだのか、京都の戦術がフィットしてきたのか、京都の動きが急速によくなっていくのです。
前者で言えば、ある選手の怠慢プレー。トラップを足元に落とせず敵のいる方向に飛ばしてしまう、シュートチャンスがあったにもかかわらず、振り抜けない。それ以外にもパスミスなども犯し、京都の動きをよくしてしまったんですね。
結果生じたのは、庄司悦大(よしひろ)選手の『恩返し弾』とモンテディオ山形戦で勝利に導いたレンゾ・ロペス選手の同点弾と逆転弾。しかも庄司・ロペス両選手の得点は、わずか3分。ミスで積み重ねた点ですわ。2点目は中島選手の猛省が必要なシーン。点を獲ってもこれではキツイ。
最後の逆転弾は、三島頌平選手のチョンボだねぇ・・・。調子のよかったロペス選手をフリーにしたのも痛い。
この試合は、スタメンで薮内選手、途中出場でケガから復帰した石川大地選手と特別指定選手で来年岐阜の加入が決まった村田透馬選手が出場したものの、その若手のフレッシュさをもってしても、悪い流れを断ち切れなかった、痛い負けです。ベテランの難波宏明選手やキャプテンの小野悠斗選手でも・・・と思ったんですけど、それで変えられなかったから、そうなっちゃうわなぁ。



で、この試合の最大の戦犯は、山岸祐也、お前だよ、オマエ。
トラップもできない、シュートも打てない、パスミスやらかす・・・皆が勝利に向かって進もうとしているところでたった一人だけ逆のベクトルを向いてプレーしてる!貴様の怠慢なプレーがチームに悪影響を及ぼしていると言っても過言じゃない!引きずられたんだぞ!負けを呼んだのはオマエだ!
もうスタメンに・・・いやベンチにも入るな!彼を使い続けるなら、別の選手にしてくれ!それくらい怒りが収まらない気分です。


次のホーム戦になるロアッソ熊本戦、ホントにどうなるのかわからなくなってきた。もう、今日の敗戦で様々なことを覚悟しないといけないのかな・・・。


J2残り試合あと14。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は9(8/11現在)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:36Comments(0)

2018年03月18日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その3 MATSURIだ!!MATSURIだ!!

SHV39_2827FC岐阜、昨日は京都にある西京極陸上競技場兼球技場で京都サンガF.C.との一戦になりました。2020年には新スタジアムが運用(完成は来年の予定)されるそうなので、ここに足を運ぶのはわずかなのね。まぁ、激混みの京都市内を抜けることが無くなるならいいか。
さて、昨日は京都と岐阜の合同イベント「MATSURI」が開催されました。ダービーマッチの一種になるのでしょうかね。位置的には「アニサカ」と同じなのか。



祭り1QVGA元々岐阜と京都は滋賀を挟みながらも近いということもあって、600人くらいやって来たのだそうな。
さしずめ、このアスキーアート(以下AA)のような感じだね(笑)。
ちなみに、名古屋から京都まで在来線だと2時間ほど。岐阜の場合は、もう少し短くなるのかな。



とはいえ、この日は朝乗るはずの電車が刈谷駅でホームの非常停止ボタンが使われたことから6分ほど遅れ、最終的に3分遅れまで挽回したものの、嫌な予感を感じる始まりとなりました。


SHV39_2820この日は、イベントに華を飾ろうと岐阜から伊藤寧々さんが来場。そして京都からはサンガキャンパス隊の青木美奈実さん・梅村遥奈さんが来場されていました。左右に位置するのは、京都マスコットのパーサくん(右端)とコトノちゃん(左端)。



SHV39_2823今回は岐阜からもマスコットがやって来ました。お馴染みのギッフィー(左から2番目)とミナモ(左端)です。
ミナモは今日「旅まつり」にもいたなぁ・・・。
4人揃い踏みは圧巻。



SHV39_2815スタメシもMATSURI仕様になっておりました。
最初は、「牛みすじ煮込み焼きそば」西京味噌でじっくり煮込んだみすじを乗せた焼きそばです。



牛すじが柔らかく、焼きそばの味もやや濃い目で、味噌で味付けされた牛すじの味ともマッチしていました。あとはシャキシャキの九条ねぎもいいねぇ。


SHV39_2814もう一つは、「西京味噌鶏もも串」
鶏ももに西京味噌を掛けた串焼きです。なお、2本入りです。



鶏肉自身はジューシーながらもあっさり味。なので、味噌の味が結構濃く感じましたね。少し辛味の強い甘さもある味付けになっているので、お酒に合う作りなのかな。


SHV39_2839グッズ類も展開されていましたよ。
こちらは、アウェイ入場者には全員もらえたバッジ
長良川に来る京都のサポーターも、同じのが配られるのではないのでしょうか。どうぞおこしやす(笑)。



SHV39_2840こちらは、コラボタオルマフラー
両チームのエンブレムとお互いのユニフォームデザインをイメージした背景になっています。今度長良川の試合の時に持っていかないと・・・。
なお、クラブ会員価格は1800円となっていますが、これは京都のクラブ会員価格岐阜の場合は5%オフの1900円でした。ここでクラブへの『忠誠心』が試されるのね(ニヤニヤ)。



SHV39_2817しかし調子に乗って岐阜の運営が、こんなダジャレを利かせた貼り紙なんて貼っちゃったもんだから・・・。



SHV39_2828逆転負けされちゃったじゃないか(ギャハ)!


・・・冗談はさておき、試合は京都が若干優勢に進めていた感じでした。基本的に引いた守備を展開し、岐阜の得意なパスワークやサイドへの展開をほぼ封印していました。パスワークは徐々にできるようになったものの、守備を打ち破れなかったのが最大の敗因でしょう。
京都の攻撃も恐れるほどではなかったものの、小屋松知哉選手一人にやられた感がありましたね。弾かれたところにいた・クロスに合わせんとばかりにいた、小屋松選手はそんなふうにいましたね。名古屋グランパス時代から嫌らしい動きをしていたのは知っていたけど、京都でその嫌らしさがパワーアップしたような。



この試合はアビスパ福岡の時の頃に逆戻りしたかのようになりました。でも、福岡の時と違うのは、確実に点を取れるようになってきた今回はこじ開けるような展開でしたが、それでもあれだけ堅実な守備から1点を獲れるようになったのは大きい自分達の動きができなくなっていたふうにも見えましたけど、パス回しを徐々に展開できるようになっただけマシです。
ただ、この試合でよくやっていたのが、前節のジェフユナイテッド市原・千葉戦で決勝点を挙げた風間宏矢選手に対し、裏目になったのはライアン・デ・フリース選手。いい動きが全くなく、相手に絡めずにいました。味方のパスも生かせず、悪く言えば棒立ち状態。徐々に味方のパスさえも回らなくなってしまいました。前節はいい動きだなと思っていただけに残念です。次節は出られるのかねぇ・・・。山岸祐也選手が『体調不良』で休んでますが、長引かなければ・・・。


祭り2QVGAそんな「MATSURI」の後、帰る岐阜サポの気持ちは、このAAに集約されるでしょう。かくいう私もこんなふう。
その後、無事に京都~米原、米原~最寄り駅まで帰れたものの、家に着いて数時間後に再び事故でJRが止まることになるなんて・・・。

しかし、この敗戦を引きずるわけにはいきません。というのも、この試合から春の連戦に突入したからです。
この後は3/21の栃木SC戦をホームで、3/25には愛媛FC戦をアウェイで向かえます。
前者は昨日の試合で初勝利を挙げ、ノリが出始めました。後者はいまだ勝ちなし次の試合で勝つか否かで、岐阜の戦い方も変わってくるでしょう。上手く行けば連勝を狙えるチャンスでもあります。取りこぼしをしないように短い期間ですが、十分に準備を整えて迎えましょう。



SHV39_2821おまけ。
コトノちゃんをギッフィーに取られ、ちょっと悔しそうなパーサくん(笑)。



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Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)

2018年03月17日

MATSURIにふさわしい試合だった

今日の京都サンガF.C.×FC岐阜の試合は、岸和田のだんじり祭のような男と男の激しいぶつかり合いでした。ただ、試合には負けた・・・
引いた守備は相変わらず破れず、攻撃面では小屋松知哉選手一人にやられた感が・・・。

せっかく前節勝ったのがフイになってしまったなぁ。切り替えていくしかないね。


さぁ、劇混みの京都を抜けて、名古屋に帰ろうっと。


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Posted by alexey_calvanov at 17:21Comments(0)

2014年06月01日

苦しんで掴んだ大金星

FC岐阜、6月最初の一戦は、古豪京都サンガF.C.です。実は、J2唯一の試合でもありました(他の試合は土曜日に開催)。
京都はJリーグ草創期(加盟は1996年)から今日で言うJ1で活躍。しかしながら、2000年にJ2に降格してからは、J1とJ2を往来するエレベータークラブになっている状況です。2010年にJ2に降格以降は、2012年・2013年にあと一歩のところでJ1昇格を逃しているだけに、優勝ないしは2位で昇格を狙いたいところです。


SHL23_0291今日の岐阜は、最高気温が35゚C近くを叩き出し、真夏日先取りというふうになりました(今年最高の最高気温の一つは岐阜県内で叩き出されています。恐らく多治見市だな(ニヤニヤ))。



SHL23_0293さて、前回から始まった岐阜メモリアルセンターにあるモニュメント紹介。

2回目は、高橋尚子さんがシドニーオリンピックで金メダルを取ったことを記念して制作された銅像「風のように」です。あるのはサンサンデッキの中、長良川競技場を背にしたところになります。
こちらは岐阜新聞と岐阜放送の寄贈品だそうですが、残念、高橋尚子さんは中日新聞の客員です(ニヤニヤ)。一時は中日新聞の広告に出演していましたからねぇ。とんだ手のひら返し(苦笑)。

次回はお休みです。というのも、いい加減岐阜メモリアルセンターそばにある川原町が舞台のあの作品を取り上げたいからです(ニヤリ)。とはいうものの、なかなか時間がなくて困ってる(泣)。



SHL23_0297この日は揖斐川町ホームタウンデー・中日新聞サンクスマッチでもあったのですが、まもなく開催されるブラジルワールドカップ開催記念でサンバカーニバルが行われていた関係で、ブラジル料理が紹介されていました
ちなみに、岐阜県は愛知県と同じく日系ブラジル人が多い地域でもあります(主に美濃加茂市に多い)。

写真はシュラスコに使う肉の数々。ジュージューと焼かれておりました。



SHL23_0298で、私がチョイスしたのは、モルタデッラサンドウィッチ
モルタデッラというハムを使ったサンドウィッチで、中にチーズを挟んだものになってますけれども、見ての通り、ハムが凄く挟んである(苦笑)。このあたりが外国人的が好きそうな盛り付け(と言うべきなのかな)。



味はハムが異常にしょっぱい(爆)。美味いんだよ。でもあまりにしょっぱいので、一緒に買ったお茶(美濃いび茶)があっという間に飲み干され(苦笑)。ということを考えれば、お酒のつまみにはぴったりの商品だと思います。このハムは少なからずそうだと思う。できれば小口で頂きたい一品です。


SHL23_0299今回非常に珍しい光景が見られたので、ここで紹介。

なぜかトラックの端、100mや110mハードルなどのスタートライン近辺に、いつもならバック自由席にいるはずのサポーター達がチャント(応援歌)を歌い出しました
実は、監督や選手達がバスに乗ってやって来たのです。降りるところがそのそばにあり、そこから歩いてやって来るという、非常に選手とファン(サポーター)が近い、サッカーならではの光景が見られました。野球ではなかなかここまで接近できる機会はないです。だって、監督とハイタッチしているくらいだもの(苦笑)。



SHL23_0301そしてアウェイ側のサポーター席は紫色にほぼ染まっておりました。こんなに多いのは初めてです。
さすが、京都が岐阜から2時間ほどで行けるという地理的近さを反映した事象とも言えます。他のチームではそこまで埋まってないです。岐阜から同じくらいで行ける富山でもならなかったですし、まだやってませんが、松本でもここまではならないでしょう。



SHL23_0304そんな京都サポーターが多数来場したこの日の試合、やはり古豪ということもあり、かつ3連敗は避けたいという意志もあってか、前半は京都がポテンシャルを発揮し、度々ゴールを脅かしていました。それでも何とかしのぎ、徐々に攻撃のペースをつかんでいったところで前半終了。

この徐々に掴んだペースが後半に生きてきます
62分(後半17分)、三都主選手の粘りのドリブルとクロスに難波選手が意地のシュート。これが見事にゴールネット上部に突き刺さり、勝利への扉をこじ開ける結果になった1点を先制しました。その後勢いに乗った岐阜は、課題でもあった10分以内の失点を出すことなく、逆に84分(後半39分)にナザリト選手久しぶりの得点で追加。ナザリト選手にとっては産みの苦しみで得たようで、ラモス監督に抱きついてその喜びを示していました。泣けましたよ。

その後、守備にもたつきが出て失点はされたものの、何とか守り切り、(恐らく)チームの歴史史上初めて京都に勝ちました。正に大金星です。湘南・北九州・松本など上位に勝てるチャンスがありながら勝てなかったうっ憤をここで爆発させました。おめでとう。



SHL23_0306ご満悦のラモス監督。
国立競技場で行われたファイナルイベントの一つレジェンドマッチでお疲れなところ、ホントにご苦労様でした。
ちなみに、試合中華麗なボールさばきが見られたのは内緒だ(笑)。革靴でそこまでやるか。



SHL23_0307勝利に酔いしれる岐阜イレブン。
難波選手は遅れて一人ファンやサポーターの声援を受けていました。



さあ、ジャイアントキリングは果たした。でもここで一息ついてはいけない
プレシーズンマッチ(練習試合)で勝った大分にもう一度勝とう。アウェイの地で勝てれば大きい。
そして、今度は磐田をホームでひと泡吹かせようじゃないか強豪との一戦が控えている6月、そしてラモス監督が最も恐れる夏場に向かって、選手のポテンシャルは最高潮にしておきたい


ここが正念場だ、岐阜イレブン。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)