2023年11月19日

仙台で一時を過ごす

仙台におりまして、朝ご飯を頂いて、これから盛岡に向かいます。そうです、大事な試合です(ニヤニヤ)。<この時期になったら、いつも大事な試合だろ!
やまびこでゆっくり向かいますわ。だって盛岡に早く着いても、スタジアムに行く列車に乗れる(はず(爆))だもの。


ともあれ、仙台は晴れてきましたけど、盛岡が心配なんだよなぁ・・・。昔、全国的に天気が良くても、岩手県の盛岡とか北上とか花巻とかは天気が悪くて無茶苦茶寒かったんだよね・・・。昼から晴れるようですけど、心配です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 08:01Comments(0)

2017年05月19日

東北へ行く2017⑤ 震災遺構 荒浜小学校 後編

SHV32_0811ここから一般公開されていない3階を越え、4階に。
現在交流活動室として使われている5年生の教室に残されている予定表。最後の月である3月の予定が書かれているところを見ると、この学校が最後まで学校としての役割を果たしていたことがわかります
ここでは、荒浜地区の震災前後の姿をNHKのアーカイブ映像から偲ぶことができます



SHV32_0813こちらは、3.11 荒浜の記憶(音楽室)に置かれている津波をかぶった時間で止まっている体育館の時計体育館は、津波で流されています。
その体育館は、かつては避難場所として考えていたものの、チリ沖の大津波が来た時に、大津波が来ることを考慮して、当時の校長が避難対象から外したのだそうです。
ここでは、荒浜地区の震災発生から住民救出までの約2日間のドキュメンタリー映像を見ることができます。当時の緊迫感が伝わる非常に貴重な資料です。



SHV32_0814荒浜の歴史と文化 荒浜小学校の思い出(6年生の教室)では、かつての荒浜地区の姿をジオラマで、かつ小学校の歴史を見ることができます。
この中の荒浜地区のかつての姿を見て、森の中に囲まれた穏やかな場所で、夏は海水浴場の入口としてにぎわっていたんだなぁと。仙台市内にあるとは思えない、のどかな場所だったんですね。



SHV32_0812本当は、屋上から撮ればよかったのですが、そんなことはつゆ知らず、4階から撮った景色。
見てわかるのは、建物という建物はほとんど残っておらず、残っているのは墓だけという、何とも言えない皮肉。



まだバスが来る時間ではないものの、荒浜小学校はもう閉校の時間に。
荒浜小学校は10:00~16:00までで、月曜および第2・第4木曜が基本的に休みになります。他は年末年始や祝休日も休みになります。早くに閉まってしまうので、訪れる際には十分にご注意下さい。


SHV32_0815バスが来る時間まではそんなにないものの、どうしても行きたい場所があるので、小走り気味に向かうことに。
その途中にあるのが、貞山堀(運河)そばにある荒浜の歴史を示す碑。震災前後の荒浜の歴史を知ることができます。



SHV32_0816今回向かいたかったもう一つの場所、それがこの東日本大震災慰霊塔。大きな観音像が建立されています。かつては八大龍王神社という神社がありました。今は鳥居のみ残っています。
この観音像の高さは約9m。この地区に襲った津波と同じ高さになっています。そのそばには、この地区で犠牲になった192人の慰霊碑が置かれています。



SHV32_0817ここには、かつて深沼海水浴場という仙台市唯一の海水浴場がありました。しかし震災以降、沖合がどうなっているのか調査が進んでいないこともあり、現在でも泳ぐことができません。そして、大きな防波堤も作られ、将来近くで防災林や避難施設建設も行われます。
ここの姿も大きく変わることになるでしょう。



SHV32_0818こちらは、荒浜記憶の鐘鐘の正面にも石が置かれており、そこから鐘まで13.7m(津波の最高到達点になる)あるそうです。
場所は、海辺の図書館のそばにあります。



2日目は、仙台市の端から端まで移動するのに膨大なエネルギーを使ったのかなと思っています。朝早くに着いたと思ったのに、気が付いたらもう夕方だったもの。
その膨大なエネルギーは宿泊先に向かう時にも発揮され、バスで旧荒浜小学校から荒井駅まで戻り、そこから再び仙台駅まで。その後は福島県で宿泊先を決めていたので、目的地の郡山市まで新幹線で向かえば早いのですけど、もったいないので、のんびりと在来線で行くことに。
ところが、郡山まで一気に行けるわけではなく、福島を乗り換えて行くことになるわけで。じゃあそこで、福島名物の福島餃子でも・・・と思ったものの、人が多すぎてとてもじゃないけど食べられそうにない乗り換え時間も余裕があったと思ってたのに、あっという間に時間なので、泣く泣く郡山に向かうことになりました。まぁ、郡山で美味いものが食えたら無問題ですけど。


次回は、いよいよ初上陸の福島県を本格的に旅します。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)TrackBack(0)

2017年05月18日

東北へ行く2017④ 震災遺構 荒浜小学校 前編

SHV32_0799地下鉄東西線からバスで15分ほど。終点の旧荒浜小学校に到着しました。



SHV32_0800荒浜小学校は1873年に設立されたものの、東日本大震災がきっかけで生徒数が激減今年の3月末で廃校になり、144年の歴史に幕を閉じました。その後は、震災遺構としての保存活動が進められ、4/30から一般公開を開始しています。
写真は、それを記録するために設置された碑。旧荒浜小学校の校歌が記されています。



SHV32_0802校庭には、津波で流された二宮金次郎像が置かれています
元々南西角に置かれてきたものが、津波で流され、8か月後に学校から南西100mほどのところで見つかったそうです。
見ただけで、その破壊力と威力がわかるものです。



SHV32_0801下層階の写真。
見てもらうとわかるように、2階の一部まで津波が押し寄せています。そして、津波が引き寄せたがれきなどがぶつかって、鉄柵がひしゃげています



SHV32_0804側面に回っても同じように、鉄柵がひしゃげ、津波の威力・がれきの破壊力がよくわかります
ちなみに、現在でもこの建物は、被災時の緊急避難ビルとしての役割を担っています



SHV32_0805中に入ると、がらんどうな部屋が続きます。
こちらは1階の教室1年生の教室になっていました。今でこそがらんどうな部屋になっていますけれども、震災当日の津波の押し寄せた後は、奥に車が詰め込まれるほどの力が掛かっているのです。



SHV32_0806その先は非公開部分になっていますが、天井のはがれている姿を見て、その凄惨さを伝えています



SHV32_08072階に上がってみます。
先程、側面で見ていたあのひしゃげた部分を間近で見られるばかりか、コンクリートの壁も破壊されていることがわかります



SHV32_08092階には、津波到達ラインというものがあります。証言の中にもあるのですけれども、足元まで津波が迫ってきたというのがあります。それを示す証拠でもあります。ただ、どうしてもわかりにくい。写真で見てもわかりにくいことでしょう。



SHV32_0810では、こちらをご覧下さい。
職員室に置かれていた用具入れが津波をかぶり、そのかぶった跡だけがさびついているのです。
こちらははっきりと目視で確認できるので、津波がここまで来たのかとわかりやすいのではないのでしょうか。



次回も荒浜小学校を取り上げていきます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)

2017年05月16日

東北へ行く2017③ 荒浜へ

SHV32_0795お昼ご飯も食べ終わり、これから地下鉄東西線に乗って、終点の荒井駅まで向かいます
東西線は2015年に完成。震災での建設中断など紆余曲折のあった路線でもありました。この路線にも「鉄道むすめ」がおりました名前は青葉あさひで、仙台市交通局の職員です。
東西線の電車は結構コンパクトでした。名古屋の地下鉄より一回り小さいのかなと思いましたね。でも、設備は最新鋭名古屋の地下鉄でもほとんどない小型ビジョンが設置されていました。



SHV32_0796仙台駅から揺られること約15分。終点の荒井駅に着きました。
この駅構内には、せんだい3.11メモリアル交流館があり、2015年の駅開業と同時にオープンしました(フルオープンは2016年2月)。
中は、1階が交流スペースで、これから向かう荒浜地区とかつて向かったことのある蒲生地区の震災前と震災後の比較展示(スライドショーによるもの)が見られます。震災関連の資料が置かれているのもここです。2階は常設展示と企画展示のスペースになっています。
バスの時間があったので、スライドショーと展示をざっとになりましたが見て行きました。改めて5年以上経った今でも、復興道半ばであることがわかるだけでなく、蒲生・荒浜の2地区は人の住めないところになってしまったのが、残念でならないです。再び大きな津波が襲ってきた時に取り返しがつかないのはわかっていてもです。



SHV32_0797こちらは、浪分桜
東日本大震災を祈念して、京都にある枝垂れ桜を植えたものです。『浪分』という名は、駅から南西2kmほどにある浪分神社から来ています。



この荒井駅はバスターミナルにもなっており、仙台市の南東部に向かう拠点になっています。ここから農業園芸センター前経由旧荒浜小学校行きのバスに乗ります。
荒井駅から農業園芸センター前までは新興住宅地が並んでおり、きれいな街並みになっていました。


SHV32_0820農業園芸センター前のバス停近くにあるTBCラジオ(東北放送)の送信所。こちらは、荒井ラジオ送信所と呼ばれ、TBCラジオの本局でもあります。出力は20kwあり、宮城県の全域と周辺県の一部もカバー(約519万人・約185万世帯)する大出力局でもあります。
その本局も東日本大震災の前では無力と化し、津波による停電と非常用燃料の枯渇で一時停波する事態になりました。しかし、テレビのキー局でもあるTBSの支援により数日で復旧しています。
現在は、太陽光発電で電気を得ることができるようになっており、非常事態でも常に大出力の電波が流せるようになっています。



このあたりまで来ると、新興住宅地はまばらになり、かつて見たような、壊れたガードレールや家があったと思しき跡が見られるようになります。そうです、『被災地』です。
その被災地の中心に遺されたのが、旧荒浜小学校。生徒数の減少で今年の春に廃校になり、4/30から震災遺構として再オープンしました。次回は、その旧荒浜小学校を訪ねます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)TrackBack(0)

2017年05月12日

東北へ行く2017② 仙台駅でランチタイム

仙台駅に着いたのは、お昼時。とはいっても、ノープランで仙台駅まで来たので、お昼どうしようと駅構内をさまよう。v

SHV32_0791そんな時見掛けたのが、JR東日本30周年の記念パネル東北地方のJR東日本の歴史が紹介されています。
色々ある中、やっぱり一番目が行ってしまうのは、2011年。震災のあった年です。あの時は建物が津波で流され、鉄道にも大きな被害が出ておりました。山田線やBRT(バス・ラピッド・トランジット)で運行されている大船渡線・気仙沼線の一部のように、まだ復旧できていない路線もあります。全ての路線が復活するのは、いつの日になるのでしょう。



そんなこんなで、食べるところは思い付かず、寿司食いたいなぁ・・・とおぼろげに歩いていた時、そういえば、すし哲が仙台に支店を構えたことを思い出す。ネットで調べてみると、3階の寿司屋街ではなく、地下のレストラン街なのね。時間も時間だし、早速向かうことに。

すし哲は偶然ランチタイムのピークが過ぎていたので、すぐ入れました。


SHV32_0793今回そこで頂いたのは、すし哲物語と他何貫かですが、その中で特に紹介したいのは、赤貝
こちらは、今が旬の閖上のものだそうな。まだまだ大変なんだろうけど、水産物は徐々に戻ってきているのね。



これは肉厚で濃厚な味わい。美味い以上の形容詞が出てこない私自身に喝を入れたい(笑)。刺身もあったんだけど、やっぱり寿司屋だから基本は握りの方がいいかなと。


SHV32_0794とはいうものの、すごく気になったので頼んだのが、まぐろの串焼き頬の肉を焼いたものです。
これが、俗に言う『ねぎま』です。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、元々ねぎまはマグロの肉にねぎを煮込んだ葱鮪(ねぎま)鍋から来たもので、そこから転じてマグロとねぎを串で刺したものを指すんですね。後に、鶏肉の方がメインになっても、ねぎまと呼ばれるようになりました。



ほんのりと魚の独特な臭いはあるものの、魚と言われなかったら、肉のような味わいとも言えますわ。昔はトロの部分を焼いていたんだって。確かにあぶった方が美味いっていう人もいるしねぇ。


さて、ゆっくりお昼は頂いた。次へ向かうのは、仙台市の東部。地下鉄東西線で目的地に向かいます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)TrackBack(0)

2017年05月04日

いたたまれない

仙台市街から荒浜地区に行ってきました。
詳細は後日書いていきますが、本当にいたたまれない、その一言に尽きます。同じ浜にある蒲生地区も燦々たるところでしたが、ここも学校と墓以外はほとんど残ってない。

ここを故郷としていた人は、今でも辛いのだろうなぁ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 16:33Comments(0)TrackBack(0)

物差しでもスケールでもありません!

定規です、定規(ギャハ)!
・・・じゃなかった定義です(汗)。

というわけで、先程仙台駅に着き、これからバスで定義山こと定義に行ってきます。着くまで推定80分(苦笑)、滞在約数時間(爆)。ゆっくりしていきます(笑)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 07:21Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月12日

東北へ。2015⑧ 最終目的地までの苦難の道

仙台駅に着いたのは、午後4時前。仙台空港からのフライト時刻は午後8時半なので、まだ4時間半ある。そう、この時は余裕綽々(しゃくしゃく)だったのですが、それは大きな間違いであることに気付くのでした。


まず、その歯車が狂うきっかけになったのは、目的地に向かうバス最後の目的地は蒲生というところで降りて歩くというふうだったのですけど、その蒲生まで行くバスが途中(6号公園住宅前)までしか運行していないんです。しかもそのバスが30分すぎにならないと来ない。恐らく終点近くまで乗ることになるので、1時間は掛かるはず。しかも最寄りのバス停が運行休止状態ということを考えると、これ以上のロスは危ないかもしれないと考え、急遽仙石線でのショートカットを図ることを決めました

仙石線に乗った場合、陸前高砂駅というところで降り、同じ系統のバスに乗っていくというふうになり、だいたい20分くらい早く迎えるようなのです。早く気付いたおかげで、午後4時54分(だったと思う)のバスにはギリギリ間に合った・・・と思ったら、バスが定刻を過ぎてもちっとも来ない(苦笑)。もしや検索に気を取られてバスが行ってしまったのではないかと心配になり、同乗することになる方に伺ったところ、まだ来ていないとのこと。あーよかった。


定時より10分近く遅れてバスがやって来た。恐らく仙台市内の渋滞に巻き込まれた結果なのではないかなと。
しかしそこで乗ったのは、先程バスが来たのかを聞いた人と私の2人のみ。その方も私が降りる1つか2つまえの停留所で下りてしまったので、私の貸し切り状態(汗)。それでも淡々と、仮に誰かがいなくてもルーチンワークでアナウンスなどをこなしているバスの運転手は本当に素晴らしいねと敬意を評したい気分ですよ。


私が降り立った場所は中野新町というバス停。時刻は午後5時10分を過ぎていたと思われ。周りは大きな建物がちょこちょこ見られるだけで、寂しい場所と言えば寂しい。
しかし本当に寂しくなるのは、この先の目的地今回最も行きたかった場所でもあります。その目的地は、中野新町のバス停からでも歩いて20分ほど(2km以上)あるのではないのかと。


SHL23_1493その道すがら、バスが途中で運休していた理由がわかってきました
途中の道が震災の影響で壊れているのです。これは地震によるものではなく、津波によるものだと。



SHL23_1495周りに家が無いと思ったら、家があっても、ほとんどが空き家。しかも朽ち果て放置された状態の家になっていました。
震災から4年以上たった今でも、この家はあの日あの時の惨状を伝えたまま、時が止まってしまっているのです。



SHL23_1494そして、津波で倒れた看板ここに町があったことを示し、ここが津波によって町が呑まれたことを示すものでもあります。



SHL23_1496さらに先に進むと、小学校(仙台市立中野小学校)の跡地がありました。恐らく建物は残っていたものの、取り壊して更地にしたのではないかと思われます。
このあたりは5.5mの津波が襲ってきたようです。ちなみに、この小学校の前にはバス停がありました。本来なら、このバス路線で来るはずだったのです。



SHL23_1497小学校跡地そばにある「東日本大震災慰霊の塔」。
近くの小学校でも大勢の犠牲者が出たことでしょう。付近の住民も亡くなられた方がいらっしゃったのではないかと思います。その方々を想い、合掌。



SHL23_1498いよいよ目的地が近付いてきました。
その場所に近付いてきたことを示す「蒲生の一本松」。幸いなことに、このあたりの松の木は何本か残っており、七本松まであったようです。



SHL23_1499そして、高砂神社
津波で全て流されてしまったものの、支援者と有志によって再建されました。震災の跡残る狛犬も、この地で来る人達をじっと見守っております。



SHL23_1500いよいよ目的地に着きました。
ここが私が一番訪れたかった場所、蒲生にある日和山。「日本一低い山」として再びその名を残した山です(詳細はこちら)。



SHL23_1501その日和山の全貌。
残った盛り土の上に、誰が始めたかわからない積み石が置かれ、そこから「日和山山頂3.0m」と書かれた木製の標識が立てられていました。
かつての高さが6mほどなので、約半分しか残っていないのですが、その存在感は他の山に負けないものを持っていました



SHL23_1502側面から見たところ。
ここから見ても、炉端に積み上げられただけなのがよくわかります。



SHL23_1503今は何もないその先。ただ海が広がっているその先。
その昔、日和山のそばには蒲生干潟という大きな干潟が広がり、野生の鳥が多く住まう土地でもありました。また多くの自然が残されていたこともあり、海水浴や潮干狩りでにぎわう姿も見られたとのこと。
しかし、震災で全てが無くなりました。いや、無くなったかのように見えたのです。
無くなったと思った山は残りました。砂浜や干潟は無くなったように見えますが、近くの砂浜にはアサリが採れるそうです。また大きな鳥が相変わらずと言えるほど飛ぶ姿も見ました。失ったと思われたものは、再び戻って来ているのです。

ちなみに、この日和山は断続的に訪れる人がいました。車で行く場合、案外便のいいところだからなのかもしれません。歩くには辛いけどな(汗)。



で、日和山を出発しようとするものの、時間は既に午後6時近く。最寄りのバス停である中野新町から余裕で乗れる。しかし、その先がどうなのかがどうとも言えない。下手をしたら間に合わない可能性もある。しかし、ここからなら仙台空港は仙台市内経由よりも近い(でも10km以上あるが)


さあどうするというところで、次回に続く。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月10日

東北へ。2015⑥ 2日目最初は決めていたところへ

5/3(日)、天気は西から崩れるという予報だったものの、仙台は朝から晴れておりました。


この日は朝一番で向かいたいところがあったので、いそいそと準備をして宿泊先をチェックアウトしました。とはいえ、早朝のバスに乗るわけではないので、少しはゆったりできますわね。

とにかく、目的地に早く向かいたいため、その目的地に向かうのに一番早いバスに乗りました。確かその時間は午前7時20分頃。少し余裕があったので、セブンイレブンで軽い食事を兼ねて食べ物と飲み物を買っておきました。ちなみに、ここでドーナツも売っていたので買ったのですが、普通に美味いと思います。最近はコンビニでも駅の売店でもドーナツを売る事態になるという変なブームが来ているので、いずれこのドーナツで味の比較ができればいいかなと思っております(目星は付けておる(ギャハ))。


SHL23_1477仙台市内で乗車して約1時間、やって来たのは秋保(あきう)温泉。その中にあるバス停の秋保温泉口から少し歩いたところにあるのが、「主婦の店 さいち」(以下「さいち」)
この店の名を聞いてピーンと来た方は鋭い。ええ、こんな温泉郷、下手したら山奥まで来たのはただ一つ。おはぎ買って行くからだ(笑)。このおはぎをはじめ、「さいち」が手掛ける惣菜は非常に有名で、ものすごく売れているらしい。そのため、全国のスーパーが視察に訪れる、NHK・民放が取り上げるなど何かと話題の店なのです。
ちなみに、経営者と惣菜担当(経営者が夫で惣菜担当が妻)はかなりの高齢ながら、毎日売り場や惣菜作りの最前線にいるとのこと。いつまでも頑張ってほしいものです。


・・・しかし、それにしても、朝の8時15分頃の段階でこの行列(汗)。その後も行列は伸びに伸び、本来は10時にオープンのはずが1時間近く前倒しとなる始末(爆)。何やねん、この店のパワー・・・。



SHL23_1478ちなみに、この店へ向かう道すがらには、「何コレ珍百景」に紹介された(認定はされなかった)美容店がありました。紹介されたのぼりまで立ててた(汗)。



SHL23_1479さて、この「さいち」で買ってきたおはぎを頂くことに。一気に3枚同じ車内で撮ってますけれども、頂いた場所はそれぞれ別です(笑)。さすがにおはぎを一気に食える人間じゃない。そんなことをできるのは、「サザエさん」に出てくる波平のご先祖様だけだ(ギャハ)。


最初は、納豆おはぎ10月~5月(ゴールデンウィーク頃)までの期間限定商品です。
もちに納豆という組み合わせは、人によっては驚きをもって迎えられるに違いない。



元々もちが米の一種だからなのかもしれないですけど、納豆の味に合うのね。納豆は少々しょっぱ目に味付け(結構しょう油を使っているものと思われ)されており、もちの中に秘めた甘さを引き立てております。なお、アクセントとして大葉(しそ)が入っております。


SHL23_1480次は、きな粉おはぎ



きな粉は見た目黄色っぽく見えますけれども、実はずんだ(枝豆)を挽いたものなのです。そのため、ずんだの風味が口の中いっぱいに広がりますわ。ただ、きな粉が無茶苦茶多く、もち2枚あっても消化できないことも。もし家で食べるなら、残った粉を集めて牛乳で割った「きな粉ドリンク」とかにしてもいいのかも。あとはしゃぶるしかないもんね(苦笑)。


SHL23_1481最後は、ド定番のおはぎでございます。



あんこは粒あんですが、甘すぎず食べ応えのあるものになっています。もうそれ以上言いようのないくらいに美味いあんこもたっぷりですけど、きな粉と違って食べやすいので、残って困る・・・ということもないかと。家で食していて敢えて困ったら、パン(食パンでもバターロールでも)を1枚持ってきて、バター代わりに付けて頂いちゃいましょう(ニヤニヤ)。

この他、買っていないのでここでは紹介しないのですが、ごまおはぎというのもあります。黒ゴマをおはぎに振ったものですね。


ちなみに、この「さいち」で販売しているおはぎは保存料などを使っていないため、その日のうちに食べて下さいという注意書きがされております。また予約販売というのも行っておりません(当日買いになる)。購入数量を制限されるケースもあるので、大量に買う時は注意して下さい。ただ、「さいち」以外でも買えるケース(仙台駅1階にある「食材王国みやぎ」など)があるそうです。


秋保温泉を9時過ぎに出発し、仙台駅までバスで戻ったものの、この後の電車にかなりの時間待ち。どうしようかと途方に暮れていた中、次の目的地に向かうため、10時45分発の小牛田(こごた)行きの電車に定めました。長い待ちぼうけを車内で過ごしながらも(爆)。


小牛田で石巻線に乗り換え、石巻に向かいます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月03日

2日目は行き当たりばったり

まぁ、昨日もそのようなもんでしたけど(苦笑)。
今日は絶対ここに行くという箇所を2つだけ設定して、後は風の向くまま気の向くままな旅をしております。そんなふうなので、基本滞在時間は短めですが、濃密な時間は過ごせているなと思っています。


で、その向かった場所はどこなのか?秋保温泉以外に必ず行っておきたかった場所はどこなのか?そいつぁ後日紹介予定だ(ニヤニヤ)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 15:00Comments(0)TrackBack(0)

朝イチのバスに乗って

向かう先は秋保温泉。・・・別にひとっ風呂浴びに行くわけではありません(笑)。
実は、そこにあるとある店に向かうのですが、この朝イチのバスでも怪しいくらいだもの(爆)。


さてどこに向かうのか?後日紹介しようかと思います。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 07:34Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月04日

バスの時間までのんびり

あらかた回りたいところは回り、あとはバスの来る時間までの間、国分町にあるサウナ&カプセルホテルでひとっ風呂。歩き回って疲れた身体をリラックスさせているところです。同時にスマホの充電ができるということなので、併せて充電しております。


数ヶ所行きたいところへ行けなかったものの、ほぼ行きたいところへは行けました。美味いものも食えたことだし、心ゆくまで楽しんだと思いたい(笑)。


再度夜行で東京に向かい、1時間半ほど待って名古屋に帰ります。行きは新東名だったから、帰りも新東名がいいなぁ(ニヤニヤ)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 21:18Comments(0)TrackBack(0)

仙台探訪中

仙台市内を色々と回っておりますが、まぁ何かと大変。
アクセスに悩まされる、乗る時間が合わない、バスの路線図がわかんない・・・などなど。
それでも時間はたっぷりあるので、のんびり行きたいと思います。個人的にも面白いと思ったことがありましたし。


詳細は後日公開。お楽しみに。
(スマホにて。いずれPCにて編集予定)  
Posted by alexey_calvanov at 14:39Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月02日

今年(2014年)も東北に行って参ります。

今年もこの時期になりました。
今日の夜から夜行バスで仙台に行って来ます。とはいうものの、今回早く手を打たなかったがために、直行のバスが取れず、やむなくですが東京(新宿)経由で東北に向かうというふうになります。
ここまでして・・・思うかもしれませんが、まずはできるだけ東北の現状を見ておきたいというふうに、さらに東北に行くことで何かしらの貢献が少しでもできればとも思っているからです。

これまで宮城県では、閖上(ゆりあげ)・塩釜・松島・石巻・気仙沼などを、岩手県では陸前高田を見てきました。いまだに地域間で復興の差が大きいことを痛感しています。
今回は仙台を中心に見ていく予定ですが、仙台に関してはまるで何事もなかったかのようになっていることでしょう。そういった意味合いがあるわけではないのですけれども、今回の東北を見る時は、明るい部分を伝えていければと思います。もちろん、現状に目を背けるためではなく、いいところを十二分に伝えたいためです。意図的な意味もミスリードさせるというふうでもありません。

今回仙台中心にと思ったのは、丁度今年の冬(1~3月)に「Wake Up, Girls!」が放送されたというのもありまして。仙台を舞台に繰り広げられるアイドルグループの青春群像劇に使われた場所を見て行きたいというのもあって、今回は仙台に絞っております。既にアプリを落として下調べができる準備もしております。


今回はPCを持って来ずにスマホだけで更新する関係上、写真の更新などが遅れがちになることをご了承下さい。また記事の更新もいつも通りできるかも不明です。重ねてご容赦下さいませ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:16Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月09日

2013年、今年も東北に向かう①

今年も東北に向かいました。これで震災後(2011年から)毎年向かっており、今回で三度の東北となります。


今回はギリギリで夜行の予約を取ったため、5/2の便がなく、5/3から0泊2日(東京経由)で行ってきました。

5/2の夜に名鉄バスで仙台に。トイレが付いているので道中で休憩がなくても何とかなるのですが、それでも休憩場所が国見峠(国見サービスエリア)のみというのは、やはり人によっては苦しいんだろうなと。
まぁ、サービスでパックのお茶を提供してくれるので、そこまで苦しいことは無いと思いたいのですが・・・。
で、その国見サービスエリアに着いたのが午前6時半頃仙台に着くのが午前6時50分になっていたので、明らかに遅れている。どうもルート(この日は新潟方面から向かっている)のどこかで渋滞に巻き込まれたらしい

結局、仙台に着いたのが午前7時20分頃次に乗りたかった石巻行きのバスが午前7時37分だったので、間に合ったことは間に合ったが、長い列ができた中で待ったので、本当に乗れるのかどぎまぎしながら待っていることになる
以前にも書いたのですが、これは取りこぼしのある制度なので、何とかならんのかいなと。予約制にすると、遠方から来る人が困るので、何とか増便するとか余裕を持って乗れるシステムを作れないものかと思えてなりません。丁度、高速バスツアーというのが改正・廃止されるいい機会なので、こういった混みやすいルートに対し柔軟に対応できるようにしてもらいたいと改めて思います


とにかく、何とか乗れたので一安心し、一路石巻へ。
今回は先日営業を再開した石ノ森萬画館に向かうため。震災から約2年、ようやく石ノ森萬画館に入れます。

出発から約1時間後、石巻駅に到着。そこから歩いて石ノ森萬画館に向かいます。
商店街(マンガロード)はまだ空いているところはあるものの、往時の頃と比べると少しずつ復興に向かっていると感じられます。取り壊しの進んでいない家はもうほとんどなくなっています。あとは空きの土地をどうするか、店の復興を進める段取りがメインになってくると思います。


ISW11F_0422その道すがら、白謙かまぼこ店に行ってきました。
丁度午前9時のオープンという時間だったので、5分くらい前でしたが、店を開けていました。お客さんが店の前で待っていたので、早く開けたのでしょう。

そこで買って来たのが、「吟撰 永匠笹」という笹かまぼこ
新製法で作られたあっさり味の笹かまぼことのことだそうです。



その味は、その通りあっさり味。さっぱりしているので、後味はものすごくいいですね。あとは笹かまぼこがふわふわしているのも特徴的でしょう。ふっくらしているとも言えますね。

この笹かまぼこは、宮城県をはじめとした百貨店・大型スーパーの他、三越系の百貨店(一部店舗除く)でも購入可能です。またオンラインショップでも購入可能です。


ISW11F_0423石ノ森萬画館前にて。
復興が進む中、ここはまだあの時のまま・・・。



ISW11F_0424こちらも石ノ森萬画館前、旧北上川そば。
新しい一歩を進もうとする石ノ森萬画館とあの時のままの川近辺とのコントラストが何とも残酷です。
ちなみに、このそばには、まちなか復興マルシェがあり、盛況でした。今度来た時はゆっくり見て行こうかしら。



ISW11F_0425旧北上川に浮かぶ中州、地名としては中瀬の北側にある境内らしきもの。
これが直る時はいつなのだろう・・・。



石ノ森萬画館に着いたのはオープン直後だというのに、もう長い列ができていました。入場制限もするほどでもう大変でした。次回はそのあたりを紹介します。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月04日

遅れながらも・・・

一時はどうなるかと思ったわい。


仙台行きの夜行が『道路状況』(平たく言えば渋滞)で40分弱遅れまして・・・。国見峠を6時40分に出た時は、間に合わないのを覚悟しましたよ。

それでもギリギリ間に合ったのはよかったものの、今度は石巻のバスが行列orz
まぁ、無事乗れてめでたしめでたしなんですけど。


というわけで、ほぼ満員の乗客を乗せて石巻に向かいます


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 07:57Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月05日

仙台の晩飯は牛タンだけじゃなかった

思った以上に早く仙台に着いたので、ホテルで休憩(という名の寝オチ(笑))
気が付いたら、夜中近く。腹が空いていたので、ホテルからほど近いところにある国分町へ。

今回行った国分町は仙台随一の歓楽街。下手をしたら名古屋よりも人(特に若者)が多いんじゃないかと。


ISW11F_0280そこで食べてきた店が、仙台☆つけめんらぁめん六朗 一番町店
元は岩手県盛岡市にある店で、つけ麺以外にも串屋(居酒屋)をやったり、宅配ピザ屋のストロベリーコーンズを営業委託(フランチャイズ)したりなどしています



ISW11F_0278ここで頼んだのが、辛味噌つけ麺
辛味噌の中にはたれとごま、そしてチャーシューとメンマが入っています。よ~くかき混ぜて食べるようにとのこと。

このつけ麺、大盛りも普通盛りも値段は変わらないので、どうせ食べるなら大盛りがベター(理由は後述)
なお、麺はあつもり・ひやもりどちらも可能



ISW11F_0279せっかくだから(笑)、メンマ盛りも頼んだ。200円でこの量なら十分。



味に関しては、辛味噌つけ麺に関しては病みつきになる味辛味噌はそんなに辛くないのにコクがあり、クセになりそう。中のチャーシューのとろみ加減も絶妙だし、ごまの風味も十分。そして麺の弾力ある太麺なので、スープによく絡みます。大盛りで大丈夫かなと思っていたのがウソのようにペロリとイケました。
なお、お好みで魚粉・唐辛子粉(カエンペッパー)・酢・マヨネーズなどをトッピングしてアレンジ可能になっていますが、そのままでも十分だと思いますよ。

メンマ盛りは、メンマのシャキシャキ感と味付けの辛くもなくかつ薄味でもない丁度いい塩梅に仕上がっています。それでいて筍の風味も十分味わえますし、これは久しぶりに美味しい物に当たった。
市販品によくある、味がしっかり付いてかつ柔らかいのもいいけど、このシャキシャキ感も捨てがたい。おつまみにもいいかもしれないけど、つけ麺の箸休めにもいいかもしれません。


しかし何より驚くのが営業時間。
11:30から店を開け、閉店は29:00、つまりは翌朝5時まで。それだけ、仙台の人達はエネルギッシュというのか夜更かし好きというのか(ニヤニヤ)。ともあれ、〆の一杯でも夜食代わりにも小腹が空いた時にも、お昼や夜ご飯にもどんな時にも合うものだと思うので、盛岡や仙台に行った時は是非に。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 02:26Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月03日

再び東北へ・・・

大型連休真っ只中、明日(5/4)と明後日(5/5)、約1年ぶりに東北に行って参ります


去年は震災直後というのもあって、仙台と石巻だけでしたが、今年は、前にも書いた通り、仙台を軸に気仙沼・南三陸・石巻、そして陸前高田に行って来ます
2日間というスケジュールでは、どう頑張ってもこれが限界でしたね・・・。公共交通機関が寸断されていると言ってもいい現状、代行バスだけでは限界があるということをスケジュールを夜中に組んでいた際、まざまざと感じさせられました。

大きな目標としては、陸前高田の現状を見たかったのといつ無くなるかわからない奇跡の一本松をこの目で見ておきたかったこと、気仙沼・杉ノ下地区にあるという慰霊碑や全壊になってそのままになっている南三陸町役場をこの目で見ておきたかったこと、そして1年経った石巻を訪ねたかったという点でしょうか。
天候がまだまだ思わしくないかもしれないとのことですが、せめて寒くてもいいから雨じゃなく曇りであってほしいと心から願うばかりです。


・・・え、この時間に何で書いてるのかって?それに気付いたあなたは鋭い。その下りはまた後日にでも。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 21:55Comments(0)TrackBack(0)