2021年06月24日

今治までの行き帰り①

今回から今治まで行った時と帰った時の話をしていこうかと。


行きは夜行バスで名古屋から松山まで行きました。松山まで行くことになったのは、今治までダイレクトに行ける手段が無いので、夜行バスをどこで降りればいいかを考えた挙句、松山まで行くしかないとなったからです。途中下車できるところというのが、いわゆる駅前のバス停ではないので、降りてからが非常に不便というのもあります。

ところで、その松山に向かう夜行バス、名鉄と伊予鉄道との共同運行で行っているものとコトバスこと琴平バスが行っているものとがあります。今回乗ったのは後者のものですけど、このバスはいわゆるトランジット方式になっています。
このトランジットの説明書き(ルートの書き方)が非常にわかりにくく、代理販売しているウィラーエクスプレスやハイウェイバスドットコムはないまぜで書かれているので、見方として困ってしまうのよ。
実際のルートは、こんな感じ。


名古屋駅西口→四日市(乗車のみ)→コトバス鳴門(乗り換え)までが共通で、ここからが分かれるルートになるのです。
【徳島・香川】(以降全て下車のみ)→徳島駅前→高速引田→高速大内→高速津田→高速志度→高速三木→高松中央インター北→コトバス高松→高松駅→宇多津駅南口南→琴平町営西駐車場→コトバス琴平
【高知】(以降全て下車のみ)→徳島三好→高知駅
【愛媛】(以降全て下車のみ)→三島川之江→松山駅


このうち、高知行きと愛媛行きは、シャトルバスに乗り換えとなり、東京・横浜発の夜行バスの乗客と一緒に乗っていくことになります。コロナ前の時は、結構ぎゅう詰めだった記憶が・・・。
ただ、前にも書いてますけど、長時間待たされる格好になるので、ホントに大丈夫なのか不安になるんですよ。これだけは何度乗っても慣れない(苦笑)。四国便は、徳島ヴォルティス・カマタマーレ讃岐・愛媛FCの試合がある時にお世話になるんですけど・・・。


SHV47_1359話を夜行バスの乗車時に戻しましょう。
トランジットになるコトバス鳴門に向かう途中の休憩場所となったのが、宝塚北サービスエリア。結構立派な作りです。



SHV47_1362着いた時には霧が出ていましたよ。こんなにはっきり出る霧も珍しい。なお、少々肌寒かったけど震えるほどの寒さではなく、ひんやりレベル



SHV47_1360宝塚ということだからなのか、手塚治虫さん原作の「リボンの騎士」の主人公であるサファイアの像が置かれていました。宝塚歌劇団でも題目になってましたっけ?



SHV47_1363そして、トランジット先の愛媛行きシャトルバスにて。
コトバスが香川県のバス会社ということもあって、感染症対策の記載文書に出てくるキャラが、香川県のマスコットであるうどん脳。なかなかシュールなヤツだなぁ・・・。
しかし、讃岐のマスコットであるさぬぴーといい、香川県はうどんの中身を脳みそに例える風習があるのか(爆)。



SHV47_1364さらに時は流れ、松山駅の近く。コトバスの停車場から少し歩いた先に大手町駅と大手町駅前停留場があり、どちらも伊予鉄道の施設なのですけど、この線路が十字に重なるという全国でも珍しい地点があります。このような地点をダイヤモンドクロッシングと言って、鉄道ファンは、この手の写真を狙うことがあるんですわ(ニヤニヤ)。偶然来たので、撮ってみたわけです。いやはや突然来てとっさに撮ったのに上手く撮れた撮れた



この後、JR松山駅に向かい、予讃線に乗って今治駅まで向かいます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)

2018年04月05日

初めて行く愛媛の旅 中編

今回も先日愛媛に行った時の話をば。


SHV39_2881JR松山駅から松山市内線という路面電車に乗って松山市駅に。
松山市は路面電車も路線バスも郊外を走る電車もほとんど伊予鉄道が取り仕切っていると言ってもいいくらい見掛けました。名古屋で名鉄が占めているのと似てはいますが、ここまで占めているとは・・・。
写真は路面電車の中で最もクラシカルなもの。


松山市内線は、シーサスクロッシングの場所の関係上、1両編成のみになっています(例外については後述)。乗れるのは、だいたいバス1両と同じくらいの人数といったところでしょうか。

なお、大手町という駅(停車場)には、日本で3ヶ所しかない直行式のダイヤモンドクロッシングという十字型の分岐器(一方が路面電車、もう一方は通常の電車という形)があります。



SHV39_2882そして、松山市内線で有名なのは、坊っちゃん列車観光業界(主に道後温泉)が観光の目玉にしようと伊予鉄道と協議した結果、2001年に再出発を遂げたものです。
とはいっても、今は蒸気機関車ではなくディーゼル車とのこと。蒸気機関車特有の音は、録音したものを流しているらしい。なお、この列車のみ、蒸気機関車にあたる部分と客車2両の計3両運行になっています。



SHV39_2883とはいっても、シーサスクロッシングは1両分の空きしかない。どうやって車両を切り返すのか。これが結構面白い。

まず客車と蒸気機関車にあたる車両を切り離し先頭車両のみ運行します。



SHV39_2884終点まで向かったら、そのままバックで走行し、シーサスクロッシングの途中で停車。そこで油圧ジョッキを上げて人力で方向転換を図ります。
転換が終わったら、油圧ジョッキを下げてホームの端(JR松山駅・道後温泉方面側)まで走ります。



SHV39_2885そしたら、今度は坊ちゃん列車に乗っていた乗務員と共に人力で終点まで押すのです(汗)。
・・・ものすごいマンパワー、ものすごくアナログ(苦笑)。



SHV39_2886その後、蒸気機関車にあたる車両まで押していって再度連結。バックで乗車位置まで持って行きます。
ちなみに、車両は2両で路面電車1両分の大きさ。結構小さいのよ。



SHV39_2887いいものを見せて頂いた後は、伊予鉄道の歴史見に行こうと、伊予鉄道本社に。
この1階に「坊ちゃん列車ミュージアム」という場所があるのですけど・・・。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・入口は、スターバックスコーヒーの中だった(ギャハ)。



SHV39_2888スタバの店舗を通り抜けた先にあるのが、「坊っちゃん列車ミュージアム」。
この中には1号機関車と言われる当時の蒸気機関車のレプリカと伊予鉄道の歴史や過去のレール・銘板などが展示されています。
レプリカとはいえ、立派な蒸気機関車だったことがよくわかります。当時の蒸気機関車にまつわるエピソードは、歴史の教科書やマンガでも語り草ですね(ニヤニヤ)。



この後、いい頃合いになってきたので、松山市駅のバスターミナルに。ここから目的地のニンジニアスタジアム(愛媛県総合運動公園陸上競技場)・・・に行ってもよかったのですが、その前に降りていくところがあったんです。次回はそこの紹介です。


SHV39_2890おまけ。
最初は、伊予鉄道が運営している高島屋、いよてつ高島屋。そこの中で行われたハローキティのイベント絡みで、2階建てバス(ロンドンバス) に乗っているハローキティ



SHV39_2891もう一つは、いかにも愛媛県。
愛媛県のマスコット、みきゃんのポスト。松山市駅にて。



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
  
Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)