2016年08月09日

よくぞ盛り返した

リオデジャネイロオリンピックの男子体操団体で日本代表(加藤凌平・白井健三・田中佑典・内村航平・山室光史の5選手)が金メダルを獲得しました。
正直、予選の時にはどうなることやらと思った方も多いでしょう。ミスミスミス・・・の連続で、予選を4位で通過できたのが奇跡だと思うほどでした。こんな状態では金メダルはおろか、3位もままならないと思っていましたよ。
ところが、ここから驚異の粘りと執念。そして金メダル獲得へ心を一つにして挑んだのだと思うんです。加藤選手が跳馬でミスを犯しても、皆が奮い立たせたばかりか、後続の白井選手がそのフォローと奮起を促す・・・まさに理想的な戦い方をしていたと思うのです。
そこからが強かった。選手一人一人が再び気合いが入ったからでしょう。どんどんと高得点を積み重ねて上位にはい上がり、遂に鉄棒(第5)競技終了時にトップに躍り出たのです。それでも最後まで気を抜かずに、心身の疲れがピークに達しながらも、全員で金メダルを持って帰るまで戦い抜いていたものと思います。


日本時間では早朝にやっていたので、ハイライトやスポーツニュースで初めて知った人も多かったことでしょう。私達もあきらめない気持ちを持つことの重要性を彼らの競技態度を見て思ったのではないかと感じています。


おめでとうございます、体操男子日本代表!


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月20日

ちゃんと整備しておけば・・・

5/19に行われた体操の東日本学生選手権。ここで前代未聞の珍事で中止になった競技がありました。

それはつり輪の競技
ロンドンオリンピックで代表の一人として活躍していた加藤凌平選手が、懸垂技を練習中にこのつり輪を使っていたところ、片方のつり輪が切れてしまい落下。その際、片手でぶら下がる状態になったため腕を痛めたものの、大事には至らなかったそうですが、競技を1時間中断して代わりのつり輪を用意しながらも、選手のコンディションをふまえ中止にしたとのことだそうです。
このつり輪は20年以上使っていたもので、古い器具を使っていたとのこと。そのつり輪に使われていたワイヤが切れたのが原因だそうで。

これはきちんとメンテナンスを行っていれば防げた事故じゃないのかなと思います。年に何回使うのか詳しくはわかりませんが、少なくとも何年かおきには、大丈夫であっても交換するようにしていった方がいいと思うんですよねぇ・・・。少なくとも20年も交換していないというのは非常に問題なような気がしてならないんですよ。


お金はかかるとはいえ、選手生命だけでなく選手の命そのものに関わるケースもあるので、事が起こる前に全ての体操器具をチェックしても損はないと思いますよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)TrackBack(0)