2018年07月03日

行くまでが大変だった山形、行ってからは暑かった山形

先日、モンテディオ山形×FC岐阜の試合を観に行くために山形に行くことになったわけですが、その試合前と試合後の話をここでしていこうかと。


実は山形県に行くのは初めてで、東北地方の日本海側に行くのも初めて(とは言っても、庄内地方に行ったわけではないが)。それゆえに、どんなところなのか楽しみではありましたね。
そんな中で迎えた出発の日、名駅から行こうか栄から行こうか迷った末、栄から向かうことに。少しだけ遅く行けるのがポイントになりましたね。
出発1時間以上前に着き、搭乗手続きも終わらせた時、受付の人が言い出した。「福岡からの飛行機が遅れておりますので、搭乗と出発が遅れるかもしれません」と。
この日、九州地方は台風7号が運ぶ雨雲の影響で大雨と雷雨になったため、福岡空港から出発する飛行機がまだフライト中だったのです。つまり、この飛行機が次の山形空港に行くための飛行機にあてがわれるので、来なければ行きたくても行けないと(泣)。

案の定、福岡発名古屋行きの飛行機は大幅に遅れ、出発時刻の45分後にやっと出発山形空港に着いたのは11時半頃だったかと。その代わり、飛行機と連動して運行されている山形駅行きのバスは待っていてくれて、おおよそ到着から20分で出発してくれました(それでも遅れてしまったそうだが)。
本来なら山形駅まで乗っていくのがセオリーなのだけれども、今回は十日町角というバス停で降りることに。行きたいところがあったからです。


SHV39_3422その店は、栄屋本店十日町角のバス停からおよそ10分ほど北に歩いた先にあるラーメンなどを販売する飲食店です。
この店は、山形県のオリジナルフード「冷やしラーメン」発祥の店とされています。常連客が冷たいラーメンが食べたいというリクエストに応えるため、試行錯誤の末、1952年に提供を開始したとされています。

店に着いた時にはもう行列(汗)。30分位待った末に相席ながらやっと座れることに。もっと早く着いていれば・・・。


というわけで、「冷やしラーメン」。メインはしょう油味です。
・・・信じられるかい、脂は浮いてない代わりに氷は浮いてるんだぜ(ニヤニヤ)。



スープに関しては、しょう油味のきりっとしたものに。熱いラーメンのスープの時以上にスープの風味が立っているのは、だしが利いているからなんでしょうね。ちなみに、ラ・フランス(洋梨)が入っているそうですが、その風味は感じられなかったな(苦笑)。
麺は縮れていて、コシのあるものでした。具材も多いものの熱いラーメンの時に浮かべるものと同じ、ただ違うのはきゅうりで、冷やし中華のように入っているのが印象的でした。
ホントに熱いラーメンを冷やしたかのような味わい。でも、あっさりとしていて食べやすいんですわ。普段ラーメンのスープを飲み干さない人でも、このスープなら飲み干せそう。


SHV39_3423そして、もう一軒行きたかったので、足早に山形駅方面へ。
栄屋本店からは歩いて15分、山形駅(東口)からなら同じく10分ほどで行けるのが、「修ちゃんラーメン 山形駅前本店」店構えはいかにも古くからある街のラーメン屋って感じですわ(ニヤニヤ)。
年季の入った店構えとモンテディオ山形の試合案内のポスターが貼られた店内には、狭い厨房で3人のおばちゃんがてきぱきと働いておりました。結構コンビネーションがよかったけど、注文したラーメンと違うものをくれるのはご愛敬なのか(爆)。


というわけで、こちらでは同じ「冷やしラーメン」でも「冷やし味噌ラーメン」を頂きました。こういった変わり種もあるんですよ。



味は、正直なところしょっぱい、そして一緒に乗っている辛子にんにく味噌のおかげで辛くもなる普通ならその味で大丈夫なのと思いがちなのだが、なぜか美味いのだよ。恐らくだけど、山形市内の気候と関係してくるんだろうね。
この日の最高気温が33゚C、かつて40.8゚Cという長年破られなかった最高気温記録を持っていた山形市。そんな酷暑の中では、水分だけでなく塩分のあるものが必要になってくることでしょう。そうなると、「冷やしラーメン」のあっさりとした味もいいのだけど、できることなら濃い味でコンディションを整えたい。そうなると、「冷やし味噌ラーメン」のような濃い味付けかつ塩気の濃いラーメンがウケてくるんでしょうね。要は富山市にあるラーメン「富山ブラック」とほぼ同じ発想(「富山ブラック」は肉体労働者達の塩分補給も兼ねていた)でできたものなんだなと。


こちらはクセになる味個人的には、こっちの方が好きですね。
麺はコシとモチモチが結構強めで、それとキャベツとわかめのシャキシャキとした食感とがしょっぱいスープにマッチするのよ。あとは辛子にんにく味噌でさらにパンチが利いて、2杯目なのにするすると入っていったわい。
・・・まぁ、そのおかげでスタメシがあんま食えんかったわい(泣)。これは今度の課題だな。


SHV39_3444そして試合後。宿泊したのは山形駅西口にあるルートインホテル。実は、このホテルの隣がマックスバリュで、その中でも珍しい24時間営業。(失礼ながら)まさか山形のような街で24時間営業のスーパーがあるなんて。名古屋でもめったにないのに。

そこで見つけた「三陸産わかめの唐揚げ」。・・・何ぞこれ(汗)。



味は塩蔵わかめに唐揚げ粉振り掛けて揚げたんじゃないかと思うような味。ただ、わかめはパリパリじゃないのよね。少し硬いんですわ。何とも言えない不思議な味でした。だったら天ぷらに・・・とか思ったのは内緒だ(ギャハ)。


SHV39_3447最後は、帰路に着く前の山形空港。
ここにはモンテディオ山形のマスコットであるディーオが「ご当地ディーオ」(例えば山形市なら花笠踊りの格好)となって登場する広告が展開されていました。こういうのも面白いよね。



正直名所は思い浮かばなくて、温泉に行くにも予約していかないとというふうだったので、メシ頼みになってしまったけど、メシは美味いね。今度はスタグルがメインで食える季節に行きたい(ニヤニヤ)。

ちなみに、今回は名古屋から山形空港に向かい、山形駅経由ながらほぼダイレクトにスタジアムへ行きましたが、試合時間によっては仙台まで夜行バスで行って、翌朝に着いた仙台からJRないしは高速バスで山形駅に向かって天童市にあるスタジアムへ・・・というルートも交通費を安く上げられそうです。JRなら仙台~山形の往復割引切符が出ているらしいし。ただ、いずれの行き方も一泊コースになってしまうのが、名古屋から遠いなと感じさせるところでもあります。夜行バスができないかな・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)