2017年11月08日

秋の新アニメ2017 ベスト

遅くなりましたが、秋アニメの格付けをば。


豊作と述べている人が多いのですけど、個人的には不作だと思うなぁ。
見ていて面白いと膝ポンできるくらいの作品が、あまり無いのよ・・・。逆に言えば、シリーズモノ(海外ドラマのようにシーズン2とか3とかの続きモノ)が増えて、最初面白くないと判断されて見ない人は以降全く見なくなっちゃうんですよね(私も実はその一人)。
だからこそ、新規作品が重要なんですけど、その新規作品も分断化が加速している感が。はっきりと男性向け・女性向けの作品が増えて、どちらも取り込める作品が、もはや壊滅的に減ったと言っていいでしょう。そして女性向け作品が増えたことで、無理して男性向け作品を見なくてもいいというふうになって、先細りを加速させているのではないかと思えてなりません由々しき事態なんだけどねぇ、誰もそう思っていない感が・・・。


では見て行きましょう。例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきましょう。


今期のトップは、「少女終末旅行」。とはいえ、この作品に至ったのも消極的な選択の末に導き出されたもので、該当作無しで終わろうかと思ったくらい結局ダンゴレースだったってことです。
ただ、一番に推した理由は、無いわけじゃ無い。特にそう思ったのは、重い題材ながらも重くさせ過ぎなく、時にシニカルな部分を出しながらも、作品を昇華させているんですね。単なる終末を描いた作品ではなく、そこに生きる人の物語にしているんです。なお、セリフの一つ一つが重いのも高ポイントです。何かと考えさせられるわ。
しかし、総じて地味なので、見ないとわからないというのが残念なところ。ネット配信では初回の一部だけ無料になっているのは、随分もったいない作りしてるなと。

2位は、「妹さえいればいい。」
とにかく破天荒、それでいてシリアスな部分はきちんとこなす。ただのギャグテイストに走っていない点は評価すべき。出オチの心配はあったものの、きちんと主人公と仲間達の関係は構築できているし、彼らの強烈なテイストは、時にいいエッセンスにもなっているかな。
惜しむらくは、エロ・グロ・ナンセンスのエロとナンセンスが強烈すぎる点か。人を選ぶ作品になってしまったかなぁ。

3位は、「ブレンド・S」。
こちらは、各キャラが立ってて面白い。ドタバタ劇は毎回見ていても飽きない。30分があっという間に進んでいった感があります。
ただ、既視感がありありな点がマイナスポイント某作品を見ているような感じがずーっと抜けない(苦笑)。

次点は、「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」
シリーズモノである「食戟のソーマ 餐ノ皿」や「おそ松さん」も考えたんですけど、新規作品を優先的に評価したいので、結果こうなりました。
エロ要素がかなり強く、女性が拒絶反応を起こさなければいいなというくらいのレベルなのですが、下品でも面白いと感じさせられるのは、案外(下ネタ発言連発でも)ピュアなヒロインが要因なのかも。そこに冷静にツッコミを入れる主人公も既視感はあるけど、主人公自身も心の片隅で期待しているんじゃないかと抱かせる点で少し違うのかなとも。頭を空にして見られるのも高評価ですね。


次回はワースト作品の紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2017年10月18日

秋の新アニメ2017 その13 僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件

秋の新アニメ2017、13回目はKADOKAWAのレーベルの一つでウェブマンガの「コミックNewtype」で連載中の「僕の彼女がマジメ過ぎる処女ビッチな件」が原作の「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」です。アニメ化に伴いタイトルが変更になったんですね。
「コミックNewtype」は、かつて「ニコニコエース」という名で運営しており、「ニコニコ静画」とのコラボだったんですね。今も名は変われどコラボをしているのかはよくわかりませんが、複雑な経緯をたどった作品でもあるようです。
なお、この作品は珍しい名前の子(武田羅梨沙多胡(たけだ・らりさ・たご)さんがそうで、父方と母方の名字を付けているそうな)がキャストに名を連ねていることでも話題になりました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ごく普通の高校生。そんな彼には恋い焦がれるクラスメイトの女の子がいた。

ある日、そんな彼女に告白をしたものの、一見普通の女の子だと思ったら、クラスの女子がドン引きするほどエキセントリックな女の子だった。何せ、告白直後に四十八手を暗記するとか宣ったのだから・・・。


普通の恋がしたい主人公、誤った性知識だけは満点な彼女との恋の行方はいかに?



というふう。


1回目は、主人公とヒロイン、そして主人公の幼馴染みの3人が絡んだ回だったのですが、下ネタのオンパレードやね(ニヤニヤ)。逆に言えば、掴みはOKとダチョウ倶楽部を思い浮かべかねん(笑)。丁度3人やしね(苦笑)。


終始バカ丸出しのおバカアニメなので、頭の中を空にして見られます(ホメ言葉)。ただ、この後幼馴染み以上に厄介そうな方々が登場して、ハーレムアニメになるかもしれないですけどね(主人公は望んでいない模様(爆))。
初回は、なかなか面白かったです。ただアクの強い作品なので、やり過ぎるとそっぽを向かれかねないですね。そのあたりだけ気を付ければいいかなと。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)