2019年07月12日

夏の新アニメ2019 その8 荒ぶる季節の乙女どもよ。

夏の新アニメ2019、8回目は講談社の月刊マンガ雑誌である別冊少年マガジンで連載中の「荒ぶる季節の乙女どもよ。」です。
見た感じでは、学園闘争でも起こすんかいなと思わせるようなビジュアルですけど、さすがにそんな物騒なもんじゃないだろうと思うわいな(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は高校の文学部に所属する女子高生。隣に幼馴染みで同級生の男の子が住んでいる以外は、ごく普通の文学好きな女子だった。

ある日、文学部で「私が死ぬまでにしたい事」で盛り上がる。その時、1人の文学部員が投げかけた一言がきっかけで、文学部は性的な錯綜に至ってしまうのだった。それは主人公の幼馴染みへの見方も変えてしまうくらいに・・・。



というふう。


この作品は、平たく言ってしまえば、思春期特有の悩みを端的に描いたものなんですが、あまりにオーバーヒートし過ぎて無茶苦茶になってしまっているふうなんですね。解決策が出てこずぐちゃぐちゃにぶちまけてしまった中、幼馴染みの(彼女の視点から見たら)醜態を見てしまったために、さらにおかしくなってしまった・・・というのが1話の流れなんですけど、気持ちはわかるんだよねぇ。

シリアスに寄りかねない事態を少しコメディタッチに描いて、シリアスさを和らげているというふうなので、見やすさという点ではいいかなと思います。ただ、事の解決を少し捻じ曲げるような不安も感じてしまい、今後着地点を間違えないでほしいとも思います。


恐らく性の話をしながら、文学部員のメンバーから生まれる恋の行方を描いていくと思いますが、先程の不安、つまり事の解決をコメディタッチにし過ぎて捻じ曲げてしまわないかを払拭できるかで、この作品の評価は大きく変わるのかなと。初回を見る限りでは、悪くなかったので、このままのペースなら大丈夫かなぁ。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2013年04月07日

春の新アニメ2013 その4 惡の華

春の新アニメ2013、4回目は別冊少年ジャンプに連載されているマンガが原作の「惡の華」です。
この名前はボードレールが刊行した同名の詩集から取ったものです。退廃的・官能的ともいえるこの作品になぞらえて、今回の作品の主題である思春期特有のモラトリアム的なものが描かれていくのでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公春日高男は、群馬県の山沿いにある小さな町であるひかり市に住む少年。彼は文学作品好き、中でもボードレールの詩集「惡の華」に心酔している
中学校では比較的中庸な平凡な少年ではあったが、彼はクラス一の優等生である佐伯奈々子に恋焦がれている少年でもある。

文学を愛し、文学を愛する自分に心酔する少年の安穏とした日々は、皮肉にも自身が特に心酔していたボードレールの詩集「惡の華」を教室へ取りに行くことで終わりを告げる。偶然落ちてしまった想い人の体操着を手に掛けてしまい、あまつさえその姿をクラス一の嫌われ者で劣等生と見られていた仲村佐和に見られてしまったことで・・・。


というふう。


今回のテレビアニメ化にあたり、通常は原作の絵に準じることが多い中、今回はロトスコープという実写(モデルの動き)をベースにしたアニメになっています。この手法は非常に贅沢なものとされていますが、デジタル技術の向上により一般的になってくるだろうと言われています
なお、ロトスコープは元々ディズニーが手掛けたものと言われ、日本ではインディーズ作品で試験的に行われていました今回の作品が日本で初めて商業アニメで行われ、かつ本格的に行われるものになるそうです。


という作品ではあるのですが、やはり少々違和感があるのは否めないですね。
今作を見た後に、公式サイト等で原作の絵柄を見たのですけど、あっさりしていながらもキャラがきれいに描かれている、丁寧そうな作品に感じられたんですね。けれども、ロトスコープにしたことで、丁寧さが失われて違和感だけが残ったというふうになってしまいましたね。
それでやるなら実写でやればいいじゃんというのも納得。特に顔なし状態から顔が浮かんでくる過程が人によっては少々気持ち悪いなと感じるのかも。
素材がいいのに、調理過程で台無しにした作品として後々語られてしまうのではないかと思うと、残念でなりません。


放送局の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:43Comments(0)TrackBack(0)