2013年01月11日

冬の新アニメ2013 その7 琴浦さん

冬の新アニメ7回目は、マイクロマガジンから出版しているマンガが原作の「琴浦さん」です。
大元はウェブマンガ「マンガごっちゃ」や「マンガ★ゲット」で連載されていたもので、2010年に書籍(マンガ)化。その後、イベントが行われ、その模様がDVDになったり、主人公の名前から島根県にある琴浦町とのタイアップが実現したりと、周囲を巡る状況は大きく変わって、遂にはテレビアニメ化にまで至ったわけです。
いやね、私、以前に取り上げているんですよ。それゆえに、ここまでになったかとちょっと遠くに嫁に行ってしまった娘の父親のような感覚になって見ることとなりました(笑)。だからこそ少々辛口に見ないといかんとも思うわけで。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の琴浦春香は高校1年生。一見すると普通の高校生だが、実は彼女は人の心が読めるという特異体質を持っている。しかし、そのことがきっかけで、両親は離婚し、友達はいなくなり、遂には天涯孤独のような生活を送ることになり、自身のこれまでの半生を重く苦しめるものになってしまった


しかし、転校先のクラスで真鍋義久と出会ったことがきっかけで、彼女の学校生活が大きくかわることになる・・・



というふう。


先述の通り、原作はよく読んでいるのですが、今回アニメ化されるにあたり、彼女がいかにして天涯孤独のような半生を送るハメになったかという経緯が放送時間の約1/3を使って描いているという暴挙に。そのすさまじさは原作ではさらっと触れるだけだったんですけど、映像化されるとすごく重い事態だったということを知って、これがラブコメに変わるだなんて誰も想像してくれないだろうなぁ(苦笑)。特に猫のくだりはキツいね。改めて映像化のすさまじさを知ったわ。

で、作品の内容を見ると、実に無難にまとめているなと。「ゆるゆり」のように、メインキャラは若手(一部はほぼ無名の役者)で固めて、サブキャラはベテランで厚くしておりますな。監督が「ゆるゆり」の人というのもありますけど、上手くいけば盛り上がってくるのかもしれないですね。
しかし、今回のペースで行くというふうだと、第1部までしか描かないのかなぁ。その後が面白いんだけど、実にもったいないなぁ・・・と知ってる人だから言っておく(ニヤニヤ)。
放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)