2021年11月18日

【J1】一気に決まるのか?【残留争い】

J1は残り3試合になりました。例年より2チーム多いJ1ももうすぐ終わりです。今年は昨年の降格無しが響いたサバイバルレースとなりましたけど、ここに来て一気に決まりそうな予感がしてなりません。


その順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 湘 南(33) -6
16位 清 水(33) -20
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(30) -22
18位 大 分(28) -27
19位 仙 台(27) -28
20位 横 浜(27) -40


日本代表戦があって、試合進行が遅いのも手伝い、あまり順位は変わっていない。唯一湘南ベルマーレと清水エスパルスの順位が変わっただけか・・・。

そんな中で、崖っぷちが3チームもいる。18位の大分トリニータ、19位のベガルタ仙台、最下位の横浜FCです。このうち仙台と横浜FCは、負けてしまうと残留圏にいる清水エスパルスの33に追い付けても、得失点差で負けてしまうため、降格決定になります(仙台は大勝すれば追い越せる望みはあるが・・・)。また清水が勝っても終戦という厳しい立ち位置です。ただ、前にも話した通り、ここで勝っても崖っぷちが続く状況で、何なら全勝しないといけないレベルです。
大分だけは少々特殊で、湘南が仙台に勝つか引き分けるか、そして清水と徳島が勝たない限りは終戦になりません。ただ、片野坂知宏監督のガンバ大阪監督への就任が決まったとの報もあるため、これが追い打ちになってしまわないか心配でもあります。
残留に大きな望みがあるのは徳島ヴォルティスで、残留圏のチームに勝ち点差3で追いすがっています直近の成績と対戦相手(第36節がFC東京・第37節が湘南・最終節がサンフレッチェ広島)が気掛かりですけど、残留圏争いを繰り広げる湘南に勝てると一気に残留の糸を手繰り寄せられるのではと思います。
ちなみに、残留争いで一番有利と思われるのが湘南で、先述の徳島と仙台と残留争いの相手と戦え、ここに2つ共勝てば残留確定でしょう(逆に徳島と仙台の降格が決まってしまうが)


例年以上にアツいJ1の残留争い、まだこの時期に決定していないのは、サポの皆様にはやきもきしていることでしょう。人事を尽くして天命を待つじゃないですけど、最後は神頼みでしょうね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年10月27日

2年ぶりのJ1残留争い

Jリーグは、いよいよ佳境に入ってきました。J1が残り5試合、J2が残り7試合、J3が残り5ないし6試合になりました。
ここまで来ると、気になるのが残留争いや昇格争い。去年は昇格争いはあったものの、残留争いは新型コロナウイルスの影響で無くなったんですよね。ゆえに、少々気の抜けた戦い方になったのではないかという部分も垣間見えました。ところが、今年はそのツケを支払わせるかのように、J1・J2では4チーム降格という憂き目に遭います一昨年以上に苛酷になったJ1の残留争いを見ていきましょう。なぜなら、優勝争いは川崎フロンターレでほぼ決定でしょうし、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)争いも、個人的ではありますが、そんなに興味は無いので、割愛します(苦笑)。


では、改めて残留争いを見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。なお、ここで出てくる『横浜』は横浜FCになります。


15位 清 水(32) -16
16位 湘 南(31) -6
=== 残 留 ラ イ ン ===
17位 徳 島(30) -20
18位 大 分(28) -25
19位 仙 台(26) -26
20位 横 浜(25) -40


・・・湘南ベルマーレ以外は、かなりの得失点差(汗)。これは勝ち点と得失点差両方で注意しないと。
まず、ベガルタ仙台と横浜FCの残留は、かなり厳しいものと思います。正直波に乗り切れていない1年だったかなと。特に仙台は債務超過が見られているとのことで、経営陣の入れ替えも行ったようで。横浜FCに関しては、何をやってもダメな雰囲気が漂っていましたね・・・。言いたくはないけど、あの選手が原因なのかな・・・。

徳島ヴォルティスと大分トリニータは、頑張れば残留ラインを越えられると思うのですが、残留ラインより上の清水エスパルスや湘南は、正直そこまで悪いとは思ってないんですよ。ただ気掛かりなのは、清水のここ直近5試合の負けの混みよう残留争いの中では一番上なんですけど、足をすくわれかねない事態になってはいますね。ちなみに、一番団結力がありそうなのは、大分だと思います。片野坂知宏監督の去就が騒がれていますけど、この人が今年最後まで指揮するならば、大分は残留できる可能性は高いと個人的には見ています。そうなると、先述の清水の負けの混みようが・・・となるわけですね。要は、清水は残留できそうなんだけど、足をすくわれると、大分が首根っこを押さえに来るかもという状況です。


結論から言うと、仙台と横浜FCは危険、徳島と湘南は五分五分、清水は注意、大分はもしかすると・・・というふうでしょう。最後まであきらめず、頑張ってほしいものです。


なお、この上には、柏レイソル(14位)とガンバ大阪(13位)がいますけれども、よっぽどヘマをしない限り、大丈夫だと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2021年04月08日

ナンチャンやんけ!

先日(4/7)行われたヴィッセル神戸×大分トリニータとの試合。前半11分にFC岐阜に所属していた古橋亨梧選手が決めたシュートが決勝点となり、そのまま逃げ切った試合になりました。
その時のシュートがこちら。





山口蛍選手が打ち上げたクロスを古橋選手がバックヘッドで合わせてシュートを放つという芸術的なものになりました。見ていてすごく美しい。


・・・そういえば、こんなシュートを見たことあったなぁと。そう、アレだ。あのシュートだ。
岐阜の難波宏明アンバサダーが現役時代に放ったバックヘッドのシュート。2017年9月16日のレノファ山口とのアウェイだった一戦。台風が来るんじゃないかと怯えながら開催を待っていた、あの日の試合。最終盤で決まった以外は決勝点だったのも共通なんだよね・・・。





この時は、小野悠斗選手が挙げたクロスをナンチャンがバックヘッドで流し込んだもので、あの時も書いたと思いますけど、一瞬時が止まったかのような瞬間を感じ取った、これまた泥臭いながらも芸術的なシュート。今でも好きなシュートの一つですし、岐阜時代で見て来たナンチャンのシュートシーンの中で一番好きなものでもあります。

実は、この日のスタメンに古橋選手も出ていたのです。もちろん最終盤のあのシーンも見ているはずで、もしかしたらあの日のシーンを思いながら打ったのではないかと思ってしまうくらい・・・ああ、ワイは病気ですな(ニヤニヤ)。
古橋選手が活躍する姿を見て、うれしく思いながらも少し寂しいと思ってしまうのよね・・・(泣)。


なお、岐阜は4/15まで活動休止となりました。4/11のアスルクラロ沼津戦も中止になりました。そんな中で輝く元岐阜の戦士達は、活動できないチームの中で暗闇に輝く希望の星々のように感じます。中でも古橋選手は一番星のように輝いていますわ。でも、どんな星でもいい、皆頑張ってくれよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2019年02月23日

ジャパニーズドリームを体現したような選手

今日事実上開幕(昨日セレッソ大阪×ヴィッセル神戸の試合が行われたため)したJ1。その中で、異彩を放ったのが、鹿島アントラーズ×大分トリニータの試合去年上位にいたチームと今年J1に復帰したチームとの対戦で、明らかにというのは失礼ですが、鹿島優勢とも言える試合だったと思います。
ところが、蓋を開けると大分の逆転勝ち(1-2)それだけでも番狂わせなのに、2点を挙げた選手もすごかった3年連続開幕に点を入れているだけじゃない。違うカテゴリーで毎年点を入れている選手なのです。


その人とは、藤本憲明選手去年より大分に在籍している選手です。
藤本選手は、後に強豪校になる青森山田高校出身で、近畿大学に進学。大卒後はプロチームから見向きもされず、最終的にはアマチュアチーム(JFL)の佐川印刷SC(後のSP京都FC)に入団午前中は練習、午後からは社業に専念という生活を送っていました。
しかし、2015年をもって所属チームの活動が終了となり、途方に暮れることに。必死のアピールの末に掴んだのが、鹿児島ユナイテッドへの移籍当時はまだJ3で、これからというチームでした。そこで15得点を挙げ得点王に(1点差という僅差で敗れた2位の後藤優介選手とは、後にチームメイトになります)。2017年にも開幕戦のゴールを放ち、得点王(24得点)となり、得点できるストライカーの欲しかった大分(当時はJ2)への移籍が決まります
大分に移籍後も主力として活躍。また開幕戦で得点というインパクトを残し、J1復帰の原動力となりました。

そして、今年の開幕戦。スタメン起用された藤本選手がやってくれました。前半18分にJ1で初の得点を挙げたのです。その後追い付かれた後も、後半24(79)分に逆転弾を放ち、勝利に貢献したのです。


普通に考えて、3年連続で、しかもカテゴリーの違う中で放てるのはおかしい(汗)。だってカテゴリーの上がるごとにレベルも変わってくるのですから、非常に難しいミッション。しかも初戦が鹿島でですよ。このゴールは価値があるでは計り知れないものになってしまいましたよ。しかもアマチュアで苦労した過程もある入団当時、彼はJ1で戦う姿を想像していたのか、そこで活躍していたのか、是非とも本人に聞いてもらいたいですわ。私は絶対に想像できません。
ちなみに、そのアマチュア時代にも開幕戦にゴールを放っているという離れ業をやっていた4カテゴリーにまたがって開幕戦ゴールってあり得んわ(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2018年11月29日

おたんじょうびをとうろくしたら、とうけつされました

今年J1に昇格を決めた、大分トリニータのマスコットのニータン亀をモチーフにしたマスコットで、亀の歩みのように、一歩一歩ゆっくりと勝利に向かって歩む意味も込められているとのこと。いわゆる台車芸やら愛くるしい姿、またツイッターでのマメな更新と低姿勢がサポーターの心をわしづかみにし、人気のマスコットになっています


そのツイッターで、ニータンがやらかしたらしいのです。
ツイッターでは、生年月日を入れると風船を飛ばしてくれるシステムがあるそうで、それを見たいがためにニータンはご丁寧に自身の誕生日(2008年12月12日)を入力したところ、年齢制限に引っ掛かり、ツイッターのアカウントを凍結されてしまったのです。
ツイッターでは、13歳以下の子供が利用できないようにアカウントを登録できないシステムがあり、仮に13歳以下の子供が登録していた場合、今回のようなことが起こります。ただし、不当であったり何らかの理由でそのアカウントを利用しなければならない時、ツイッター社に理由を申請し、必要書類を提出すれば、解除をしてくれる場合があるとのことだそうです。


風船を見たかっただけのニータンは大泣き(苦笑)。フォロワーの方々や大分のサポーターでもある指原莉乃さんも、そしてモンテディオ山形の広報もニータンを励ましたり労ったりしていました。
皆の励ましに、ニータンも元気になり、もしかしたらインスタグラムに・・・と考えているようです。


泣くなニータン!くじけるなニータン!頑張れニータン!お前が明るくなきゃ、明日の大分はどうなる?


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2018年07月29日

FC岐阜観戦記2018 第13節 Nightmare suprised you!

FC岐阜、今日は大分トリニータとの一戦を迎えました。
負けていい試合なんてないんです。負けたら勝ち点をもらえないばかりか、順位を下げかねないので、最悪引き分けでも勝ち取らないといけないのです。ところが、7月は甲府のアウェイ戦になったヴァンフォーレ甲府戦のみ勝っただけで、他は全て負けという有様。特に勝たなければいけない、降格圏に沈んでいたチーム(愛媛FCとカマタマーレ讃岐)に負けている。この負けがいかに痛いか。これをきっかけに、愛媛は何とか降格圏脱出讃岐も一応降格圏を抜け出しましたが、今日の試合を中止にしたので、降格圏の危機に再び陥ることでしょう。ただポジティブに捉えれば、讃岐は勝てるチャンスを残したとも言えます。


そんな中、先日9月以降の日程が発表されました。
うーむ、ナイトマッチは9/15のアウェイ徳島ヴォルティス戦で終わりか・・・。今年はデイマッチに移行するのが早いねぇ。まだまだ暑くなるかもしれないのに。
でも、それで懸念していたツエーゲン金沢とレノファ山口のアウェイ戦はデイマッチ(共に14:00キックオフ)になったし、水戸ホーリーホック戦(14:00キックオフ)も行けそうだ。
・・・ってことは、わーい、全部行ける(泣)。<そこ、泣くとこかい!
台風などの天災が無ければ、今年は全試合参加、フルコンプになりそうです。それまでに岐阜の順位が大丈夫かいねぇ・・・。


SHV39_3556今日は台風12号の影響で試合開催が危ぶまれましたが、無事に開催となりました。思った以上に台風の影響が岐阜県には出なかったですね。私の住んでる愛知県でもそんなに影響はなく、今回の台風は三重県が甚大になりそうです。被害に遭われた方の1日も早い復興をお祈り致します。

ただ、台風一過とはならなかったようで、風もまぁまぁあり、天候も不安定試合前は少し激しい雨が降ったりして、水曜日のようになるんじゃないかと不安に駆られましたよ。

というわけで、今回はピッチそばにアドボードの設置無しエキサイティングシートも今回は無くしたようです。



SHV39_3552今日は白鳥町から白鳥おどりの関係者が来場されており、ギッフィーとGGG(トリプルジー)が一緒に輪の中に入って踊っておりました
この時はまだ天気はいいけど、少ししたら雨が降るという変な天候でしたね・・・。



SHV39_3557試合は、語るに落ちるというのか、大分だからいいという内容ではないね。
パスが繋がりにくいというのか、パスのラインに大分の選手が入られるという有様で、正直読まれているのではないかという気持ちになりました。パスラインを他にも築けるようにしてほしいし、時には縦ポンでもいいので、打開策を持たないといかんね。それが大木武監督から厳しくやるなと言われても、時にそれをやることで打開できるなら、アクセントとしてやってもいいのかなと思うのよ・・・。

あとは控え組はやはり控え組なのね・・・。経験を積ませようという大木監督の親心とオーバーワークを恐れて特にベテランを休ませたいという部分も垣間見えるんですよね。ただ、外せない人は残しているので、そこが精度疲労を起こさないといいけど・・・
北谷史孝・中島賢生両選手は特にアクティブになってほしい。やってはいるんだろうけど、限界を感じ始めてるんだよ。三島頌平(しょうへい)選手もルーキーながら活躍してるけど、やはりベテランの難波宏明選手の動きを見るとまだまだだし、実は難波選手をスタメンに据えてもいいんじゃないかと思えてならんのよ。山岸祐也選手は、もうしばらくベンチでいいわ。反省しなさい。


結局前半15分に大分の選手のシュートが味方で防ぐ形になったのに、それを上手く繋いでシュートにされてしまった運もあるし、あれはオフサイドじゃないのという、まーた疑惑の判定もどきもあって、大分は波に乗っちゃったね。とても連敗してるチームじゃなかった。
その後はオウンゴール(映像で見る限りは何とも言えないけど)のオマケ付で岐阜にいいところは全くありませんでした
まぁ、さっきも書いたけど、運がいいわ大分連敗の時に岐阜に当たり、1点目も偶然プレーが合って、かつ副審が見逃した可能性もあるオフサイドを取られないという運もあって先制、2点目はもみくちゃの中でオウンゴールがもらえた運。そんなふうなら、あとはガッチリ固めればいいだけだもんね。3連戦の最後で楽な試合やってるわ。



これで岐阜は悪夢とも言える3連敗大木監督も頭を抱えてるようなコメントを出してるし、3連戦3連敗は過去無かったかなぁ。もう尻に火が付いてるのに、選手達は水から茹でられるカエルのように気付いてないんじゃないかという一抹の不安が・・・。まだ大丈夫とか言ってる人もいるけど、結構ヤバいぞ。もう京都サンガのことを笑えなくなってきた・・・。


気になったので順位を見てみよう。


15位 金 沢(32)
16位 岐 阜(32)
17位 新 潟(29)
18位 栃 木(29)
19位 愛 媛(27)
20位 讃 岐(24)
--- 降 格 ラ イ ン ---
21位 熊 本(23)
22位 京 都(16)


・・・京都のどん底っぷりが際立っていますけど、11点しか差がない次はアウェイの栃木SC戦、そして次のホームが何と最下位の京都なんですわ。栃木・京都で連勝しないと厳しいぞ・・・。ここで連敗したら真面目に降格を覚悟した方がいいレベル。ただ、これまで降格圏チームに白星を献上している『優しいチーム』なので、京都にダブルを与えかねんわ。チームの選手が代わっているとはいえ、庄司悦大(よしひろ)選手が入っているだけあって、繋がりはよくなるはず。それ以外にも大物をガンガン投入してるからね。


とにかく、悪夢の7月は終わる。8月はいい雰囲気で迎えたい。だから栃木戦は全力で白星をもらっていこう。3月のあの引き分けを忘れるな。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2018年05月14日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その8 誇り胸に戦え

SHV39_3218FC岐阜、昨日は大分トリニータと大分銀行ドームで戦いました
ここまで2連勝、ホームでも勝ち、勢いに乗って挑む岐阜、対して首位に立ち前節はアルビレックス新潟から逆転勝ちをアウェイで勝ち取った大分。確かに大分の方が分がいいですけど、今の岐阜なら何かしてくれるに違いない、そう思いながらやって来ました。
とはいえ、大分銀行ドームでは、九石(九州石油)ドーム時代から一度も勝っていない場所。DAZNの解説によれば10年間勝っていないらしい(4勝2分。大分の昇降格の時期があるので通算)。まさに鬼門中の鬼門。ただ、今年はニンジニアスタジアムをクリアできたので、大分銀行ドームも乗り越えたい。


この日は、朝から雨が降っていたということもあり、試合前に屋根が閉められ、まさにドームの名にふさわしい状況に。
ちなみに、完全な室内になるのではなく、吹き抜けの構造になっております。さしずめメットライフドーム(西武ドーム)のような構造ですね。



SHV39_3219雨で屋根が閉められても、閉めるまでの間は雨が降り込んできているため、着いた時の席はずぶ濡れ。ということで、タオルを貸し出してくれました
この手のサービスは非常にありがたい。長良川でも雨上がりの後でいいので、こういったサービスをやってくれないかなぁ・・・。



SHV39_3222アウェイサポーター入口のそばには、こんなポスターが。
・・・海地獄(苦笑)。そうさ、ここは大銀地獄(ギャハ)。



SHV39_3221大分銀行ドームには、改札口があるんですけど、実は、この改札口はカウンターにもなっているのです。クルクル回る棒が1回転するごとに1人とカウントされるようです。
写真の時は42人となっていますけど、最終的には60人まで来ていたようです。去年が100人くらいだったので、時期なのかね・・・。

ちなみに、この日はアクティブGでパブリックビューイングが行われていました。普段は大分に行った人も、今年は岐阜で・・・という人もいたのかもしれません。



SHV39_3220大分銀行ドームへは、大分駅からシャトルバスで行くのは、去年と同じ。その時、マッチデープログラムをもらえるのも去年と一緒。


・・・もらったマッチデープログラムを見たら、清本拓己選手だった。2016年は期限付きとはいえ、J3にいた大分で戦い抜き、去年は晴れ姿を拝めるかなと思ったらケガで出られず、今年やっと日の目を見られるわけですよ。

ちなみに、この日の試合では控えスタート、途中出場となりました。



SHV39_3215こちら、大分のマスコットのニータンですね。
昨日は母の日ということもあって、衛門掛け(エプロン)を付けての登場。お母さんのお手伝いでもするのかしら?



SHV39_3217そして、ニータンと言えば、台車芸(笑)。
乗ってアクションしたら、えっとなりながらも乗ってくれました。ありがとう、ニータン。



SHV39_3223大分銀行ドームは、過去ワールドカップの会場にもなったので、このようなメモリアルコーナーもあります。
日本人形でサッカーの一場面を再現。蹴鞠というほうがしっくりくるか(ニヤニヤ)?



SHV39_3224こちらは、大分銀行ドームで行われた試合で戦った選手。カメルーンの選手もいますね。
カメルーンの選手達は、大分県の旧中津江村(現日田市)でキャンプを組んでいたこともあり、今でも縁深いのだそうな。
そして、2019年にはラグビーワールドカップの会場の一つとして、大分銀行ドームでも試合が組まれます。恐らくその時のメモリアルコーナーも作られるのでしょうね。



SHV39_3226さて、スタメシ・・・と思って、色々回ったけど、面白そうなのは、「とり天焼きそば」かな。
大分ではからあげと双璧を成すとり天を使った焼きそばです。とり天を使った料理は、丼もうどんもカレーもあったよ(ニヤニヤ)。



味は、普通の焼きそばにとり天が乗っただけ・・・と言うと身も蓋も無いな(苦笑)。ただ、とり天はしょうがの風味が利いているかと思ったけど、こちらのとり天は、そんなに利いていなかったなぁ。


SHV39_3225そして、今年も買ってきた「ニータン焼き」(笑)。
超出来立てだったので、熱い熱い(爆)。今度はカスタードにしようかな。あずきは結構人気らしいからお早めに、どうぞ。



SHV39_3227試合は、いい意味でも悪い意味でも引き締まった試合になっていました。
実のところ、首位の大分相手に岐阜は非常にいい動きをしていた。それでも大分は首位のチームであることを納得させるだけの切り返しを発揮し、互いにチャンスを潰す格好に。丁度大相撲が始まったからじゃないけど、がっぷり四つの状態時折見せる隙からチャンスを窺うものの、大分は最終防衛が機能し、岐阜は守備陣を含む選手全員とキーパーのビクトル選手の奮闘が光るふうになりました。

そんな中、前半終盤の44分、コーナーキックを得た岐阜は、風間宏矢選手が放ったコーナーキックを田森大己選手が角度を変える格好でヘディングで繋ぎ、そこに居合わせた古橋享梧選手がヘディングシュートを放ち、先制
これまで一度も勝ったことのない大分銀行ドームで、これまた珍しい先制点を奪う格好で前半を終えました。



SHV39_3228このまま守り切れば勝てると思ったのが、慢心になってしまったのか、後半早々(48(後半3)分)、想定外のシュートを打たれ、それが決まってしまい同点に追い付かれてしまいます
以降は、お互いに決定的シーンがあったものの、身体を張った守りによって防がれたり、ゴールマウスを捉えられずに時間だけが過ぎていくふうになりました。

少なくともこのまま終わってくれ・・・と思った後半アディショナルタイムに、悲劇が起こりました。
90+2(後半47)分、清本選手が放ったシュートをビクトル選手が跳ね返したものの、その跳ね返した球が大分の選手の下に転がり、再びシュートを放たれてしまいます何とか福村貴幸・宮本航太両選手によってゴールマウスからかき出した・・・と思っていたのですが、なぜかオンゴール。どうやら球が全部入っていた判定を取られたようです。DAZNの映像で見ても2/3が入っているだけのようにも見えるんだけどなぁ・・・。
去年もこんな判定遭ったよなぁ・・・。しかも決勝点だったよね。これは、カネが掛かっても本気でゴールラインテクノロジーとかビデオ判定を入れるべきだよ。納得がいかない。
最終的に、2-1で逆転負け大分の首位の勢いが勝った結果で終わりました。ウチの決定機で決められなかったというのも敗因だったのでしょうけど、大分の運がよすぎた・地の利を生かせたことも敗因なんでしょう。こればかりはどうしようもない。



あまりにも不運な幕切れ、かつ納得のいかない試合展開になったため、現場で見ていたビクトル選手は相手選手への握手後、付けていた手袋をピッチに投げつけ怒りをあらわにし、同じく福村選手も故意なのかどうかはわからないものの、アドボード(広告看板)を蹴っていたのが印象的でした。恐らく怒っていたのでしょう。アドボードを蹴るのは決していいことではないものの、気持ちはわかります。

双方の怒りとモヤモヤが交錯する中、私自身も何とか選手達がよくやったことだけでも激励で伝えたいと思ったものです。負けたとはいえ、課題も問題点もゼロじゃないけど、十二分に首位だった大分を苦しめた。そして岐阜の選手達は、ほぼ試合を支配していたと思います。取られた2点も運が悪かったとしか言いようがない。でも、どんな一言でも締まらないとも思っていました。
皆が付いている、見ている、一緒に戦っている、だから頑張ってくれ・・・そんな気持ちのこもったあのチャントを思い出したのです。だから、思わずと言ってもいいでしょう、あのチャントの歌詞を叫ぶことにしました。

誇り胸に戦え!


岐阜というチームが窮地に陥ったり、どうしようもない状況になった時、名岐ダービーのような大事な試合の時、♪誇り胸にというチャントが歌われることがあります。


俺達が共にいる どんな時もお前と 今ここで魅せろ岐阜 誇り胸に戦え



という歌詞なのですが、今大分戦で味わった混沌とした状況を振り払い前に進むには、このチャントしかないと思ったのです。もしかしたら、コールリーダーの方もこの曲を考えていたのかもしれないですけど、これしか今の状況をどうにかできないと思えてならなかったのです。
改めて、この思いを汲み取ってくれたコールリーダーの方にはお礼申し上げます


この悔しい思いを、次もアウェイになる大宮アルディージャ戦にぶつけるしかないでしょう。
2015年に当たった時は、完膚なきまでに叩きのめされたことしか覚えていません(泣)。でも、体制も変わり、チームも大きく変わりました。今なら夢スコアを叩きこまれるような情けないチームになることは無いと思っています。大分戦で見せた締まった戦いを見せて、できることなら勝ってほしい、いや勝てる!そう思って1週間を過ごして参ります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2018年05月13日

鬼門は大きく立ちはだかる

大分銀行ドームで行われた大分トリニータ×FC岐阜の一戦、最後は大きなモヤモヤの残る試合になりました。
結果的には逆転負け(2-1)。最後の大分ゴールは入ってないやろ・・・。ビデオ判定が欲しいわ。あれを最後にやられた方はたまらないわい(泣)。

首位の大分を存分に苦しめたことはホントに評価したい。後半早々の失点はヴァンフォーレ甲府戦の時のようなことではないと思いたい。とにかく今言えることは、よくやった、けど悔しい長良川でリベンジマッチと行こうじゃないか!


最後に現地観戦の60名の皆様、アクティブGでのパブリックビューイングで観戦していた皆様、お疲れ様でした。現地組の我々の力が及ばず申し訳ありませんでした。
今度のアウェイ、NACK5スタジアムでの大宮アルディージャ戦では、力の限り選手達を後押しできればと思っております。


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Posted by alexey_calvanov at 17:22Comments(0)

ゆらり揺られて大分へ

日曜日なんですが、大分へ向かいます。というのも、大分銀行ドームで行われる大分トリニータ×FC岐阜の一戦を観に行くためです。ただ、明日は平日なので、トンボ帰り必至ですけど、何か(泣)。


久しく無かったホームで勝ち、さらに連勝も重ね、そしてロアッソ熊本と松本山雅FCという難しい相手に勝って、意気揚々と首位である大分と当たれるのは、何よりも好材料。意気消沈で当たってたら、軽くいなされ、粉砕となりかねないでしょう。と、勝ったような雰囲気で書いておく(ニヤニヤ)。
前節途中交代したライアン選手の容態が気になるものの、全員で取り組んで勝つのが今の岐阜欠けるのは痛いけど、そこを乗り越えられるようになったのは、大木武体制最大の収穫の一つでしょう。勢いに乗っている今ならできる!そう思って頑張ってほしいものです。


さて、もう少しソニックに揺られて行きましょうかねぇ・・・。


Posted by alexey_calvanov at 10:44Comments(0)

2017年10月10日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その16 おまけ 大分銀行ドームのスタメシ紹介

ここからは、先日大分銀行ドームで行われた大分トリニータ×FC岐阜で売られていたスタメシの紹介をば。

基本的に、スタメシってどんなのあるかな・・・と事前に公式サイトで調べたりするのですが、大分のようにスタメシ紹介の無いサイトもあるんですね。そうなると、大丈夫かいなと不安になるのですけど、なんのなんの。いろんなものがありました。


SHV32_1506まずは、みどり牛乳サンクスデーということで、大分のスポンサーである九州乳業の「みどり牛乳」が配られましたアウェイサイドにも配ってくれるなんて太っ腹ですな。



甘みがあるのにクセの無い美味しい牛乳でした。11月まで大分のチームエンブレムとカラーの印刷された1Lサイズの牛乳が販売中とのことなので、大分県内の方、よかったら買って支援してあげましょう。


SHV32_1509さて、こちらは「トリニータ鍋」の一つ、だんご麺。いわゆる、「だんご汁」仕様です。「トリニータ鍋」は、うどんとちゃんぽんをセレクトすることができますが、恐らくうどんの麺とちゃんぽん麺なんでしょうね。なぜかそばは無い(苦笑)。

「だんご汁」とは、大分県の郷土料理で、だんご麺という平麺の入った汁物です。ちなみに、このだんご麺に砂糖ときな粉をまぶしたのが、同じ大分県名物の「やせうま」になるのだそうな。



麺のもちもち感といりこだしと味噌の利いた汁との相性抜群です。具も多く、天かすのアクセントも利いていてなかなか美味しい


SHV32_1510お次は、「関さばのりゅうきゅう丼」
こちらも大分県の郷土料理である「りゅうきゅう」を丼飯にしたもの。お昼ご飯やお酒を飲んだ時の〆に大活躍(笑)。

「りゅうきゅう」とは、豊後水道で獲れた新鮮な魚(「りゅうきゅう」の場合、基本的には、サバかアジ)を醤油・みりん(ないしは酒)・砂糖と薬味で和えたもので、それをご飯に乗せたものが、「りゅうきゅう丼」となるわけです。温かいご飯の上に刺身にできる魚を乗せる丼飯のことを「あつめし」とも言い、これも大分県の郷土料理になります。ゆえに、「りゅうきゅう丼」も「あつめし」の一種なんですね。なお、「あつめし」で有名なのは、ブリだそうで。



サバが美味かった。身がプリプリしていて、かつ脂も乗っていて、味付けもよくて、ご飯にも合いましたね。普段生魚をスタメシで出されても食べないようにしていたんですけど、これは食べてよかった(笑)。
店の人いわく、本物のサバと言っていたので、豊後水道で獲れたものなんでしょう。そんなに数が多くなかったということなので、すぐ売れたのかね。


SHV32_1513最後は、フーディーズというところが販売していた「ニータン焼き」大分のマスコットであるニータンの焼き印が押された大判焼きの一種ですね。
白玉入りのもあったんですけど、今回はオーソドックスなものを。



あまーい(笑)!中にはぎっしりあんこが入っておりました。130円ですけど、いいコスパじゃないのかね、スタジアム内なら。出来立てがもらえたら是非とも。
なお、この「ニータン焼き」だけは、大分のホームサポーター席前で販売しているので、アウェイユニフォームやグッズの着用で入場できません。脱いでから行きましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2017年10月09日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その16 鬼門

SHV32_1504FC岐阜がJ2に昇格してから10年。数多くのチームと戦っているとは思いますが、勝ち数より負け数の方が多いことを示すように、いまだに勝利を挙げられない鬼門といわれるスタジアムというのがあるわけです。
有名なのは、昨年やっと勝ち星を挙げた愛媛FCのニンジニアスタジアム(愛媛県総合運動公園陸上競技場)ですが、今回訪れた大分トリニータの本拠地である大分銀行ドーム(愛称ビッグアイ。大分スポーツ公園総合競技場)もその一つ。まぁ、ウチは鬼門だらけなんじゃないかという不安はあるが(ギャハ)。

初めて来たけど、デカい。テレビや写真とかで見てデカいなぁと思ってはいたものの、こんなにデカいんだ。


ちなみに、大分は、ご存じの通り昨年はJ3での戦いを余儀なくされました史上初のJ1経験チームがJ3で戦うという屈辱を浴びながら、彼らはJ3という地獄の底から1年で帰ってきたのです。同時に、彼らは今年昇格したアスルクラロ沼津以外のJリーグ加盟全52チームと戦っています。現状百戦錬磨の称号を与えられてもおかしくないチームです。



SHV32_1502話は前後しますが、この大分銀行ドームは、大分駅からバスで向かいます。基本的に車でのアクセスが考慮されているので、普段はあまり走っていない模様。
シャトルバスに乗る前にマッチデープログラムもらうのは、初めてだったわ。



SHV32_1516正面入り口にある大分銀行ドームの文字。あちこちにあるのですけど、これが一番目立ってた気が。



SHV32_1515大分には、岐阜にとって色々とあるチームです。


まず大分から来たのが、風間宏矢選手
2015年夏に大分がJ3に落ちるんじゃないかと言われ始めた頃に期限付き移籍でやって来て、翌年からは完全移籍で残ってくれています。彼の岐阜での活躍は言わずもがな。今や岐阜の若手の中心選手の一人になったのではないかとも思っています。

そして大分に行ったのが、清本拓己選手
ラモス時代(入団時)から活躍が期待されていたものの、なかなか芽が出ず、2016年に風間選手と入れ替わるかのように大分へ期限付き移籍になっています。その年に大ブレイクし、大分のJ2復帰に大きく貢献しました。完全移籍を果たし、さぁこれからという時に、前十字靭帯損傷という大ケガを負い、今シーズンの復帰は困難(絶望と言ってもいいくらい)となってしまいました。



SHV32_1505しかし、清本選手は大分のサポーターに愛されているんでしょうね。
真正面の最も見えやすい位置にメッセージ横断幕と共に掲げられているではないですか。ホームサポーター席にもあったので、来年には必ずピッチに戻ってきてくれることでしょう。メッセージ横断幕にあるように、岐阜のサポーターもピッチを切り裂く清本拓己を待ってますよ!



SHV32_1507この日は、みどり牛乳(九州乳業)のサンクスデーということで、搾乳体験も行われていました。もちろん、牛は本物ではありません(爆)。



SHV32_1508こちら、大分のマスコットであるニータン(右)カメのマスコットなのですが、今回はみどり牛乳とのコラボデーなので、牛の格好をしています台車芸は試合終了後見せてくれました(笑)。
今日サンクスデーだった、みどり牛乳のマスコットと一緒にパチリ。

ちなみに、牛乳をもらえたのですが、そのあたりは後日スタメシとの紹介と一緒に。



SHV32_1511こちらは、大分非公認のマスコット、リッジーうさぎです。
非公認だからできる自由(笑)。何かやりたい放題なマスコットっていたなぁ(ニヤニヤ)。
もちろん、「うさぎとかめ」の童話から採っているんでしょう



SHV32_1512大分サイドから見たピッチ。
数週間前にラグビーの試合が行われていたとは思えないほど、きれいに整えられています。
そして岐阜サポの少ないことよ(泣)。それでも100人ほど来てるんだって。



SHV32_1520試合は目まぐるしい展開、特に後半の怒涛の展開に双方目を白黒させたことでしょう。


試合の入りは互角。双方一進一退の展開でした。ボールの支配は岐阜が握っていたものの、相変わらず大分の守備は固く、一旦ボールを奪われると、大分が責め立てるふうになっていました。制空権は握られているので、本土を焦土にできる感じでしょうか。

その象徴が前半28分と同43分
前半28分の失点は、阿部正紀選手がスリップしたのを大分の選手は見逃さず、一気に駆け抜けられます。ビクトル選手の腕も届かず、田森大己選手が掻き出そうした球が、そのままゴールの中へ・・・。見事なまでのオウンゴール。触らないほうがよかったのかなと思ったのですけど、触らずにスルーしても後方にいた大分の選手に放り込まれていたかなぁ・・・。合わせられなかったかもしれないなぁ・・・。いずれにしても、岐阜にはショックの大きい失点です。
前半43分の失点は、キーパーからのキックを三平和司選手に合わせられ、カンフーキックで出た球がオウンゴールのきっかけになった後藤優介選手に合わせられ、そのまま吸い込まれてしまいました。これが焦土作戦か・・・。
本当に、前半に限って言えば、岐阜はボールを握っていても、ただ握っていただけの展開普段なら、このまま試合終了となるのが関の山でした。


ところが、ここから岐阜は逆襲を掛けて行きます。大分の戦略が変わったのか、徐々に堅守の大分にほころびが見え始めたのです。
その逆襲の鏑矢になったのは70(後半25)分、大分にいた風間選手の『恩返し弾』でした。
風間選手が放ったパスをシシーニョ選手が庄司悦大選手にバックパス。それをしっかり受け止めてクロスで返して、再び風間選手がヘディングシュートで合わせてゴール。自分で起点を作って、自分で仕留める、きれいな点運びになりましたね。よい子の皆、これはお手本にしなさいよ(ニヤニヤ)。

その後、浮足立ってきた大分に襲い掛かったのは、途中出場の難波宏明選手
79(後半34)分、まだまだ硬い大分の守備陣をこじ開けた格好のパス回しの結末が、低空飛行で放たれた庄司選手のボール待ってましたとばかりにきびすを返すかのような頭の振りで決めてくれたヘディングシュート。またナンチャンのヘディングか。ナンチャンヘディング多すぎ(ギャハ)。困った時のナンチャンの本領発揮です。まるで今年のイチロー選手みたいな代打成功率(笑)。

これでイケドンの岐阜、さらに浮足立ってきた大分。大分の猛攻が増す中、遂に奇跡が起こります。
88(後半43)分、相手のミスからコーナーキックをもらい、風間選手のキックが阿部選手の下に。それをヘディングで合わせた球が、見事にゴールに入っていきました。途中大分の選手が止めようとしたんだけど、届かなかったんだよね。
遂に逆転!しかも3点ともヘディングシュートっておかしい(爆)。サッカーって足で試合を運ぶスポーツじゃなかったでしたっけ(苦笑)?


しかし、岐阜の快進撃もここまで。息を吹き返した大分が、最後の力を振り絞った結果、3点目で力を使い果たし、足の止まった岐阜イレブンに勝り、同点に追い付いて試合終了。3-3の引き分けになりました。
大木武監督のミスがあったとしたら、最初の交代で出た青木翼選手を同点後に投入(つまり3人目の交代に)してれば、勝ち抜けたのではないかなと。こんな展開になるなんて想像もしてなかったでしょうけど、あと1枚カードが切れていたら・・・とも思いました。



SHV32_1521大分銀行ドームは、ホームサポーター側にもドットマトリクス型のスコアボードがあるんですね。それで見ても、スコアのすごさを物語っています。
何より、大分のサポーターを黙らせただけも、選手達はよくやったと思います。勝ち切れなかったのは残念だけど、次に繋がる悔しさです。勝ちに等しい引き分けです。



しかし、こんな終盤に点を取られる展開、どっかであったなぁ・・・。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


そうだ!湘南ベルマーレ戦だ!プロセスは違えど、終盤まんまとやられたあの展開は、そっくりだ!そう思うと、成長しているのか、あの時のままなのか、よくわからなくなってきた(苦笑)。
でも、懸命に戦う姿、あきらめなかった姿は、大きく成長した証でしょう。鬼門突破はあと一歩でなりませんでしたが、来年は必ずや突破できることでしょう。
今節引き分けたことで、順位は下げたものの、勝ち点を積み上げることはできました。去年の勝ち点43を超えたので、今年の残留はほぼ確定でしょう。最終戦まで1点でも多く勝ち点を積み上げ、1つでも順位を上げていきましょう。


次とその次はホームでの連戦です。10/14は徳島ヴォルティス戦、10/21は東京ヴェルディ戦です。どちらも手痛い試合だっただけに、リベンジといきたいところです。


次回はスタメシの話をば。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2017年10月08日

惜しい試合

今年何回書いてるだろう(ギャハ)。


大分銀行ドームで行われた大分トリニータ×FC岐阜は3-3の引き分けに終わりました。
詳細は後から書きますが、目まぐるしく変わった(特に後半)と言っていいでしょう。大劣勢な中からよく立て直した、今はその賛辞を選手達に与えたいです。
同時に岐阜市にあるショッピングモールのマーサ21から声援を送って下さった皆様も本当にご苦労様でした大勢いらっしゃったということで、今年の岐阜に期待をまだまだ持って頂いていることに、いちサポーターながら感謝申し上げます肝を冷やした展開だったでしょうけど、皆最後まで諦めませんでした今年の岐阜を象徴する試合の一つになったかもしれませんね。


これから私は、トンボ帰りで名古屋に帰ります(笑)。でも意気消沈する悔しさではなく、今日は惜しかったけど次はイケるぞという前向きになれる悔しさで帰れます。それだけでも気持ちの持ちようが違うから、よかったわい。


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Posted by alexey_calvanov at 18:36Comments(0)

三度目の九州

これから大分県まで行って来ます。


実に九州三度(みたび)今年は7月に福岡、8月に長崎、そして今月の大分何かと九州に縁があったなぁ・・・。そのうち、長崎と今回行く大分は初めてになります(なりました)。長崎はよかったですよ。まとめを書いてないのは、ただ放ったらかしにしてるだけです(ギャハ)。

今日は、大分トリニータとの一戦を観に行くわけですけれども、実はFC岐阜は9分9厘J2残留が決まったようなものなので安心して観られますが、J1のアルビレックス新潟は、来週(10/14)のガンバ大阪との試合の結果次第でJ2降格が決まるかもしれないとのこと。新潟は岐阜と同様に『残留のプロ』・『落ちそうで落ちない』・『オレンジ互助会』(同じオレンジ色の1stユニフォームを着用している大宮アルディージャと清水エスパルスのことを指す)の互助力(ご助力とも)で何とか踏ん張ってたものの、現在断トツの最下位呂比須ワグナーさんに監督が変わってもこの体たらくならば、もはやこれまで・・・と対戦相手のG大阪に介錯された方がスッキリするのか、最後までもがくか、正直どっちがいいかわからん


ともかく、岐阜は1つでも順位を上げることだけ考えよう。さすれば道は開けるかなと。鬼門大分での初勝利を願いつつ、おやすみ(ゲラゲラゲラ)!<小倉駅の前でちゃんと起きろよ。


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Posted by alexey_calvanov at 06:31Comments(2)

2017年05月07日

FC岐阜観戦記2017 第6節 負けた時にこそ、何かを学べ

FC岐阜、今日は大分トリニータとの一戦を迎えました。


SHV32_0851大型連休の連戦も今日で終わり。ここまで岐阜は2勝で来ており、連勝も引き分けを挟みながらも5にまで伸ばしています。勢いで見れば、岐阜は絶対的有利とも言えます。
そう思えば、昔から掲げられているこの弾幕、これまでは千葉ロッテマリーンズの応援歌♪We Love Marinesの歌詞にある『王者は驕(おご)らず勝ち進む』並みに見ていて恥ずかしいというのか何とも言えない気持ちになってしまっていたのですけど、今はこの『快進撃FC岐阜』が堂々と言えるようになったのではないかと思っております



今日の相手大分、波乱の歴史を歩んでいるのは、既に記載しているのでご存じのことでしょう。しかし、その後大きな局面に陥るのです。

2015年は絶不調で21位に転落。その後行われたJ2・J3入れ替え戦でFC町田ゼルビアに敗れ、J1経験チームが初めてJ3に転落するという屈辱を味わったのです。
J3に落ちてからは、無双とまでは言わないものの、盤石の攻守を見せ、栃木SCが独走状態の時でも慌てず騒がず着実に勝ち点を稼いで、終盤に逆転J3優勝でJ2復帰を果たしたのです。まるで、同クラブのマスコットのニータン(カメのマスコット)みたいだなぁ・・・。

その時活躍したのが、2014年まで岐阜に在籍していた清本拓己選手でした。今年もJ2で大暴れ、岐阜でその活躍を見せてくれると思ったら、序盤で前十字靭帯断絶という大ケガで、もしかすると今シーズン絶望とも言えるふうになってしまいました。それでも、大分のサポーターは清本選手の弾幕を掲げてくれていました。魂だけでも・・・と思って連れてきてくれたんですね。ありがとうございます。

その彼と入れ替わりのようにやって来たのが、風間宏矢選手。他にも幾人か岐阜にはやって来ているのですが、今いる選手で過去大分に在籍していた選手は、恐らく彼だけでしょう。


ちなみに、岐阜にとって大分は苦手な相手。しかも、大分は今日ゲストで来ている佐藤美希さんがいる時は負けなしとのことらしい。これは非常に厄介だ・・・。


SHV32_0852さて、試合はというと、前半は双方思った以上に互角な展開。お互いシュートを打っても決まらない。散漫としてるわけではないものの、連戦の疲れがところどころに見え隠れするふうでした。

ところが、後半を迎えてから岐阜の方に徐々にほころびが見え始めました。細かい部分なんでしょうけど、パスがおかしいなと思える部分も垣間見え始め、このほころびが勝利の女神には嫌なものを見る感じだったのかもしれません。

遂に、そのほころびが失点に繋がります。
後半17(62)分に、ヘニキ選手のスライディングでカットした球を福村貴幸選手が受け取り損ねたところにいた後藤優介選手の打ったシュートが、運よく飛び出したビクトル選手のキャッチをすり抜け、転々としてゴールに吸い込まれるというラッキーな先制点になりました。近藤選手は後半31(76)分にもクロスから頭で合わせたシュートが、ポストの右側に当たって跳ね返って入るという、これまたラッキーな追加点を得ています。
その後、岐阜は相手の失策から点を取るものの、終盤はいいところを作って見せても、ほころびで勝機を手放した岐阜には、もう勝利の女神を振り向かせる力が無かったのかもしれません


結果、1-2で惜敗オウンゴールで相手を追い詰めたことだけは敵にプレッシャーを掛けられたかなというふうにしか見られないですわ。



先日言った「勝って兜の緒を締めよ」・「慢心せず、常に勝利への執念を燃やし続けること」が正に響くことになろうとは・・・(汗)。だから言わんこっちゃないと。
後半のほころびは連戦の疲れから来るものでもあるので、攻めることはできないものの、どこかに気の緩みはなかったのかなと正直思いました。でも、いい試合はしていましたよ。紙一重の差でしたもの。どっちに勝利の女神は微笑んでもおかしくないけど、先にほころびの出た(厳しい言い方をすれば、先にサボった)岐阜には、いいプレーが出てももう見向きもしなくなってしまったのかなと。
あとは、他のチームがよく研究し始めています丸裸にされるのも時間の問題でしょう。少しずつパスサッカーに変化を付け始めているのは、素人の私でも、もしやレベルでわかり始めているのですが、もっと大胆に変化を付けて相手を惑わせてもいいのかもしれないですね。ただ、パス1本でも何の意味があるのかという「考えるサッカー」という基本は絶対無視してはいかんと思います。例えば、ロングパスをポーンと打つのも、ただ闇雲ではなく、どう相手が動くかとか自分達がどう動けばいいのかとかを突き詰めて打つ・・・みたいなことを考えてほしいものです。

なお、試合終了後、風間宏矢選手が大分のサポーターに挨拶をしておりました大分のサポーターは暖かく彼を迎えてくれていました。たぶん彼のチャントも歌ってたんでしょうね。本当にありがとうございました。


次の相手は、アウェイでヴォルティス徳島と戦います例の事件でもたつくかなと思ったら、残ったメンバーの健闘で大崩れはしていないようです。この試合まで約1週間開くので、ゆっくり休んで体勢を立て直して下さい。

次のホームは、5/17のロアッソ熊本戦です。初の平日・初のナイトマッチになります。今年は岐阜の調子がいいから、仕事サボって行ってやる(ギャハ)!<ちゃんと仕事は行きなさい!


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)TrackBack(0)

2016年11月20日

一足先にJ3終了

13時から一斉開始になっていたJ3は先程試合が終わりました。


最終盤で首位に立った大分トリニータがガイナーレ鳥取に2-4で勝ち、1年でのJ2復帰を果たしました
栃木SCはグルージャ盛岡に2-2で引き分け。これで栃木はJ2・J3入れ替え戦に回ることになりました


大分じゃなくてよかったというのが本音。J2チームは少し安心できたのかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 15:09Comments(0)TrackBack(0)

2016年11月19日

いよいよやって来た、最終決戦

明日です。明日決まるんです。


明日J2の最終節が開催されます。同時にJ3の最終節も行われます


J2は昇格および昇格プレーオフ、そして残留争いがヒートアップしすぎて、どこが上がる・どこが残る・どこが落ちるのかわからない状態です。


自動昇格を見ると、北海道コンサドーレ札幌・清水エスパルス・松本山雅FCの3チームが三つ巴状態。最終盤になって札幌の勢いが急速に落ち、清水が怒涛の8連勝で2位にいた松本山雅を得失点差で蹴落とす事態に。1位とは3差なので、清水には優勝の可能性が残っているのが怖いところ松本山雅も無くはないが、得失点差で2位止まりかも。

昇格プレーオフは上位3チームに加え、セレッソ大阪・京都サンガFC・ファジアーノ岡山・町田ゼルビアFCが絡む大混戦。その中で、岡山はJ1昇格経験が無いので悲願になるものの、それゆえにプレッシャーに押しつぶされないか心配なところ。ただ兄弟チームであったJFLのファジアーノ岡山ネクストが今年解散という寂しいニュースがあるだけに、ここは明るい話題が欲しいと躍起になってくれるのではと。
ちなみに、町田は6位に滑り込んでもJ1ライセンスがないため、プレーオフ進出ができません。一昨年のギラヴァンツ北九州のような状況(当時5位)というとわかりやすいでしょうか。そうなると3位のチームが不戦勝で決勝まで上がれるので、3位に落ちるチームはそちらも願っていることでしょう。

気になる試合はというと・・・。
札幌はホームでツエーゲン金沢、清水はアウェイで徳島ヴォルティス、松本山雅はホームで横浜FC、C大阪はホームでロアッソ熊本、京都はアウェイでVファーレン長崎、岡山はホームでザスパクサツ群馬、町田はアウェイで愛媛FCとそれぞれ対戦します。今節は直接対決が無いので、本当に相手の失策でどうなるかわからないという非常に過酷かつ胃の痛い決戦になりそうです。


一方残留争いも苛烈。それでも3チームに絞られましたFC岐阜は毎度のことながらこの争いに巻き込まれているのですが、今年は一時7位に上がっていただけに、精神的にやられております(汗)。そしてこの日が来るまでずーっと頭の中で♪ライオン(May’n/中島愛)がリフレインされている状況でした(笑)。仕事にならんわ、忙しいのに!

というわけで、左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


20位 岐 阜 40 -26
21位 北九州 38 -18
22位 金 沢 38 -24


見た感じでは、岐阜が勝ち点2差を付け少し有利そうですが、得失点差で見ると、岐阜がもっとも失点数が多いため、勝ち以外の選択肢がない(引き分け・負けだと相手次第になる。詳細後述)わけです。しかも先日、岐阜は熊本に負けています。対して、前節北九州と金沢は引き分けているだけに、双方上げ潮ムードにはなっているかと。

それを踏まえて、最終節の結果で勝ち点がどうなるか見てみましょう。左からチーム名・勝った時の勝ち点・引き分けの時の勝ち点・負けた時の勝ち点になります。


岐 阜 43 41 40
北九州 41 39 38
金 沢 41 39 38


御覧の通り、岐阜は勝てば無条件で残留確定引き分けないし負けの場合は、下位の2チームが引き分けか負けない限り残留できません。なお、岐阜は負けないしは引き分けた時、北九州・金沢のどちらかが勝てばJ2・J3入れ替え戦(ホーム&アウェイの各1戦)、両方が勝つとJ3降格になります。一縷(いちる)の望みで得失点差で金沢が岐阜を上回れば金沢が勝っても残留なんでしょうけど、かなり苦しいものになります(ゆえにあり得ないとも)

以上の件を勘案して試合を見てみると、岐阜はホームで東京ヴェルディ、北九州はアウェイでモンテディオ山形、金沢はアウェイで札幌とそれぞれ対戦します。こちらも直接対決が無いので、相手次第になるのが怖いところ。
これまた一見すると岐阜はホームでやれて有利じゃんと思うでしょう。しかし、今年の岐阜はホームで滅法弱い(ギャハ)。今年は5勝3分12敗という抜群の悪さ(泣)。しかも対戦相手の東京Vは、味スタの悲劇以降勝てていません体制が変わった初戦になるとはいえ、熊本の敗戦のショックが尾を引かないか心配です。
そう考えると、北九州・金沢は精神的に有利ではありますが、金沢は札幌の昇格争いを戦わないといけないだけに、主力がいなくても実績・経験・実力は十分の札幌相手に勝てるのかという不安はあるでしょうね。
なので、私が一番怖いと思うのが北九州山形は今年1年フロントのゴタゴタや選手の不祥事で調子を落としている状態。あまつさえ、主力の一人がイエローカード累積4枚で出場停止処分ということもあり、厳しいところ。
一方北九州は一昨年5位になっている実力の持ち主経験も豊富かつ山形には2連勝中なので、勝つ可能性が十分にあります
山形が勝てる要素として挙げるとすれば、石崎信弘監督が退任するので、その体制ではラストゲームになる点。かつホームでもあるので、チームの盛り上がりは最高潮になるでしょう。


そしてJ3も昇格争いがおかしな方向に向かっています
これまで首位を独走していた栃木SCが前節AC長野パルセイロ負けたことで、同じくY.S.C.C.横浜に勝った大分トリニータに首位に立たれた(大分は得失点差で栃木に6点差を離している)ため、わからなくなりました。しかも栃木はホームでシャーレ(優勝の際贈られる銀皿。優勝銀皿と呼ばれている)まで置かれていたのにね(汗)。
大分は負けない限り、栃木は大分が負けた上で勝つか引き分けで優勝になります。3位以降は勝ち点差で大きく離されているため、この2チームには絞られましたとも言えるでしょう。共にJ2経験チームではあるものの、実力で言えばJ1も経験している大分が俄然有利になったでしょうね。

なお、J3は1位で自動昇格、2位でJ2・J3の入れ替え戦になります。


J2最終節は14時から、J3は13時から共に一斉開催になります。上がれるチームは、生き残れるチームは、どこだ!


ライオン
♪ライオン May’n/中島愛



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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)TrackBack(0)

2016年04月16日

想定が大きくなったのだから、仕方ない

既に熊本地震の影響で、ゴルフのKKT杯バンテリンレディスオープンが中止に追い込まれていましたけれども、熊本でないしは熊本の関係者が関わるスポーツ、また九州地方で行われるスポーツが続々と中止の決定に至っています。


プロ野球では、4/19に熊本市にある藤崎台県営野球場で行わる予定だった巨人×中日が中止になりました。当初は開催の方向で動いていたものの、本日(4/16)起こった本震とされる地震の影響で各所で被害が増している、アクセス面で復旧の見通しが立たないため、やむなく中止になったそうです。
同じく本日福岡市のヤフオクドーム行われる予定だったソフトバンク×楽天もアクセス面での不安・地震が断続的に起こっている状況・来場者の安全確保がままならないことから中止となりました。

サッカー・J1では、本日レベルファイブスタジアム(東平尾公園博多の森球技場)で行われる予定だったアビスパ福岡×名古屋グランパスが野球と同様の理由で中止になりました。既にグランパスのスタッフは福岡を離れ名古屋に帰っているとのこと。
同じくJ1の試合で本日ベストアメニティスタジアム(鳥栖スタジアム)で行われる予定だったサガン鳥栖×ヴィッセル神戸も中止になっています。
J2では、京都市の西京極スタジアム(京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)で明日(4/17)行われる京都サンガ×ロアッソ熊本は、地震の影響により中止になりました。既に熊本のスタッフは京都に入っていたものの、地震の影響が計り知れないところにまで至っているのが理由でしょう。熊本は4/18にまで全ての予定を中止することにもなっています。練習場が使えないからだそうです。なお、4/22のホーム(うまかな・よかなスタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場))で行われる横浜FCの開催は未定です。
また、長崎県立総合運動公園陸上競技場で明日(4/17)行われるVファーレン長崎×水戸ホーリーホックも中止になっています。
J3では、明日(4/17)大分銀行ドーム(大分スポーツ公園総合競技場)で行われる予定だった大分トリニータ×福島ユナイテッドFCが地震の影響で中止になりました。
同じく明日(4/17)鹿児島県立鴨池陸上競技場で行われる予定だった鹿児島ユナイテッドFC×SC相模原も中止が決まっています。
その他、独立リーグの試合(ソフトバンクの3軍×高知ファイティングドッグス)や北九州と久留米で行われる予定だった競輪も中止になっています。


この時期に中止になるのは仕方ないことだと思います。やりたい・やってほしい気持ちは重々わかりますけれども、やはり来場者の安全が守れないのなら行っても意味がないですし、そこまでしてやろうとするなら、それは主催者のただのエゴにしか思われないでしょう。皆が安心して行けるようになったら、十分に試合を楽しもうではありませんか。
そして、地元の選手には被災者や地震で不安になっている人達に寄り添ってあげられるような活動をしてほしいと思います。動画メッセージでもいいですし、現地で活動するのもいいですし、何かしらできることを行ってもらいたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)

2015年11月24日

2015年はJ1昇格プレーオフがアツい

今週末(11/29)と来週末(12/6)でJ1昇格プレーオフが行われます。
今年のJ2は激戦で上も下も詰まっていた(とはいっても、3位と4位以降の差が大きかった(苦笑))わけですが、1位~3位は白熱していましたからねぇ。ほぼ独走していた大宮アルディージャは終わってみれば勝ち点差4と結構薄氷で昇格しているんですね。2位のジュビロ磐田と3位のアビスパ福岡なんて得失点差3(磐田+29、福岡+26)で天国と地獄なわけですから、J2はホントに魔境だわ・・・。

というわけで、J1昇格プレーオフは3位のアビスパ福岡×6位のVファーレン長崎・4位のセレッソ大阪×5位の愛媛FCという西日本勢同士の対戦になりました。
この中で、長崎は2年ぶりの出場になった以外は全て初出場というフレッシュな構成になったんですね。ただ、過去に昇格経験のある福岡とセレッソ大阪を除けば、愛媛が初めてのJ1への挑戦というふうになり、個人的な印象でいけば、愛媛か長崎が頑張ってくれれば面白いんだけどなぁ・・・と思うんですけど、圧倒的火力と堅守で昇格最有力は福岡なんだろうと思うんですわ。先日のFC岐阜との試合を見てそう思った。ただ、8連勝している中でさらに2連勝を求められるのは、相当なプレッシャーだと思います。このプレッシャーを当たり前のように跳ね返せるかがポイントになってくるでしょうね。
その次に来ると思われるのが、セレッソ大阪。チーム力は可もなく不可もない(強いて言うなら日本代表がいるのがポイントか(苦笑))。ただ、『地の利』を大きく生かせるかもしれないのです。というのも、第1戦は3位と4位のホームゲームで開催されるのですが、決勝戦は中立地での開催になっているんですね。普段なら国立競技場になるのですけれども、ご存じの通り改修工事中。そのため去年は味の素スタジアムで開催されました。ところが今年はヤンマースタジアムもしセレッソ大阪がそのまま上がって来ると、事実上セレッソ大阪のホームゲームで試合が開催されることになるのです。開催会場が決まった時からこのことが言われていた(決まった時点でセレッソ大阪は6位以内になれる可能性が高かった)ため、正直きちんと考慮すべきだったのではないかと。時期的に(キャパシティの大きなスタジアムが)空いていないとか芝のコンディションが悪いとか色々あったんでしょうけど、来年からはもう少し考慮すべき事案ですよね。


惜しむらくは地上波・BSでの放送が決勝しか行われない点。そこが残念でなりませんね(11/24現在。決勝のみNHK-BS1で放送)。


ちなみに、同じ今週末と来週末、12:30からJ2・21位だった大分トリニータとJ3・2位だったFC町田ゼルビアとのJ2・J3入れ替え戦も行われます
大分はこの試合で負けると史上初のJ1・J2・J3の3クラブを渡り歩くという不名誉な記録になり、町田はJFLに落ちた2012年以来念願だった再昇格を掛けた一戦になります。特に大分は先述の不名誉な記録は避けたいと必死になって戦うことでしょうから、町田としてはできるだけJ3のルールで行える1戦目で勝ちを得ておきたいところでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2015年11月14日

FC岐阜のJ2残留が決定

今日、J2の試合が行われていました。土曜日のJ2というのは結構珍しいのですけど、それもJ1の試合がない(天皇杯の4回戦が行われていたため)ことから来たもの。とはいえ、いよいよこの試合を含め2試合となり、優勝および昇格、そして残留および降格・入れ替え争いもクライマックスになってきたわけです。


そんな中、残留を決めていないFC岐阜は、残留を掛けてカマタマーレ讃岐と戦いましたこれまで1度も負けていない相手だったにもかかわらず結果は3-0と完敗。これまでのうっ憤を晴らされたとも取れる展開になったようです。まぁ、岐阜は前節でヘニキ選手が累積4枚で出場停止という状況だったので、こうなったとも言えるわけで・・・。

この試合で残留を決められなかった岐阜は、この後行われた大宮アルディージャと大分トリニータとの一戦に全てを賭けることになりました。ちなみに、同じ勝ち点で順位が上だった水戸ホーリーホックは、コンサドーレ札幌に2-1で勝ち、自力で残留を決めています
その大宮と大分の試合はテレビ放送しかなかった(地上波ではテレ玉(テレビ埼玉)で、それ以外はCSのスカパー)ので、非常にやきもきしながらネットの速報を見ておりました(このあたりは今日の岐阜×讃岐の試合と同じ)
前半は共に0-0となり、双方優勝と残留というプレッシャーの中で戦っていたのではないかと推測しています。
試合が動いたのは後半。大宮の起こしたオウンゴールから大分が先制し、その後も追加点を挙げ、一気に大分優勢と思える展開に。しかし試合終盤大宮が攻撃的になると、ムルジャ選手が2得点。その勢いを借りたのか、その勢いに押されたのか、後半43(87)分に大分がPKを取られ、これを決めたことで大宮の決勝点に。後半を制した大宮がJ2優勝と同時に1年でJ1復帰。また埼玉県にあるクラブが1年でJ1復帰を果たした瞬間でもありました(過去に浦和レッズがJ2降格の際、1年でJ1に復帰している)。これで大宮は一皮むけて強くなったんじゃないかなと思うのですが、これいかに。
そして、この試合で大分が敗戦したことで、勝ち点43だった岐阜を上回ることができなくなり、敵失ではあったものの、岐阜は何とかJ2残留を決めることができました。まーた残留力とか言われるのか(苦笑)。また、栃木SCも京都サンガに0-1で敗れたことで、残りの試合で栃木が勝ち点3を積み上げても得失点差で上回れない(大分は勝ち点-9、栃木は-22)ため、大分がJ3との入れ替え戦(レノファ山口・町田ゼルビア・長野パルセイロのいずれか)、栃木がJ3降格となりました。


正直残れるとは思ってなくて、最終節までもつれるんじゃないかと思っていたので、ここで(負けたとはいえ)決めてスッキリしましたわ。心置きなく最終節応援ができます。もちろん相手の福岡も勝っており、まだ昇格争いでキリキリしている状態なので、絶対に負けられないと思っているでしょうから。
それにしても、ここまで劇的な終わり方はなかったなぁ。それに加えて、J1には清水エスパルス・モンテディオ山形・松本山雅FCと強い相手ばかりJ3からの昇格組も強いでしょうから、来年は試練だ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(2)TrackBack(0)

2015年09月20日

FC岐阜観戦記2015 第16節 生き残るために・・・

今日、FC岐阜は大分トリニータとの対戦になりました。
先日はギラヴァンツ北九州を破って3連勝。この勢いで久しぶりの4連勝・・・といきたいところですけど、大分とは相性が悪く、中でも6連敗に繋がった春先の対戦では、アウェイだったとはいえ6-2の大敗を喫していますこの時の対戦は岐阜サポーターの怒りを買い、後日練習場にサポーター達が乗り込んで監督や選手との直談判になったとも言われています。
そして、大分は現在最下位このまま向かってしまうと、J3降格という結果になり、史上初めてJ1経験チームがJ3まで落ちるという屈辱を味わうことにもなるので、ここのところ必死に戦っているという状況です。


SHL23_1885今日は、夕方の開催だったため、中途半端に腹が減る(笑)。
そこで、鶏ちゃん唐揚げの売られている「鶏ちゃん合衆国」に向かうと、「鶏ちゃん焼うどん」なる新商品が・・・。



まぁ、味は以前紹介した「鶏ちゃん焼きそば」とほぼ同じ違うのは、焼うどんなので、もっちもちの麺が甘めのソースによく合ってたなという点でしょうか。決して焼きそばが美味しくないとは言ってませんよ(爆)。


SHL23_1886今回やって来た大分のサポーター達は、先述の通り、残留が掛かっているということもあり、サポーターの番号の付いたユニフォームの絵をアウェイ席全体に掲げて声援を送っていました。相手も必死になっていることがまじまじと感じられた瞬間でもあります。



SHL23_1887この日の試合は、先日亡くなられたデッドマール・クラマーさんにこれまでの活動に敬意を表するため、黙とうを行うことになりました。恐らく本日行われたJ3の試合でも行われていたことでしょう。
何せ、今日の日本サッカーの基礎を作り上げた方かつ東京オリンピックでベスト8、直接関わってはいないものの、その次のメキシコオリンピックで銅メダルを獲る原動力になったのですから。
サッカーをほとんど知らない私でも、彼の存在感は大きいものでした。ご冥福をお祈り致します。



SHL23_1888さて、試合の方はというと、序盤はまぁ形になっていたかなと思っていたら、前半6分に守備の隙を大分の兵働昭弘選手が突き、先制
岐阜は必死に立て直そうかと思っても、ちぐはぐな感じがぬぐえず、せっかくゴール前にまで持って行っても、カウンターで返されるという有様でした。残りの2点(前半29分の松本昌也選手と後半19(64)分の為田大貴選手)がその象徴で、選手の連係も最悪というもう見ていられない試合。

攻撃も一辺倒で、監督やファン・サポーターでさえも左が空いていると言っているのに、右で攻めることばかり考えているという混乱ぶりラモス監督でさえも、「どっちが最下位のチームなのかわからない」とぼやくほどでした。

おまけにイエローカードも舞い飛び、中でもジウシーニョ選手が1試合2枚のイエローカードをもらったことで退場になり、次節も出られなくなってしまうという一番嫌な事態になってしまいました。試合で核になってきていた選手だけに、仕方のないプレー上での退場劇だったとはいえ、防ぐことはできなかったのでしょうか他の選手達はジウシーニョ選手の決死のプレーを見て何かを感じてほしいですし、今日の試合でのふがいなさに猛省をしなければならないでしょう。ジウシーニョ選手は、他のふがいない選手のために犠牲になってしまったのだ!そうはっきり言おう。


しかし、ここまで大分との相性が悪いのか・・・。せっかくの上昇ムードもバキバキに叩き潰され、最悪の試合この上なかったです。



この意気消沈ムードをなるべく引きずらないで、次の札幌戦に向かってほしいです。連戦でしかも遠距離移動、あまつさえチーム状況は最悪の状態(前述のジウシーニョ選手が出られないばかりか、契約の関係でベテランの砂川選手も出場できない)の中で挑まなければならないのは、辛いことこの上ないですが、ここを乗り切らないと、次節で降格圏に転落するのが確定的になってしまうことでしょう。その後は、再びアウェイで水戸と戦うことになります。アニ×サカということだけでなく、岐阜にとって大事な試合になると思います。
実は行くことにしました。夜行バスは既に抑えてます(爆)。土曜は仕事なので、休みが1日しかないのに・・・(泣)。


幸い、まだ降格圏には落ちず踏み止まっていますこのラッキーを絶対に生かせ、FC岐阜!


J2残り試合あと10。最下位との勝ち点差は3。入れ替え戦順位との勝ち点差は1。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)TrackBack(0)