2014年07月20日

3つ目の金星はならず、でも将来の勝ちを引き寄せる貴重な一戦

大相撲名古屋場所、台風の目になっている力士の一人、大砂嵐関はいよいよ横綱白鵬との一番となりました
場所前のインタビューの際に白鵬関に対する取り口を明かしているだけあって、本当にそう攻めるのか、得意のかち上げで向かっていくのか、楽しみな一番となっていたかと。
私は先述のようにサッカー観戦に向かっていたので、取り組みはスポーツニュースで見る程度だったのですが、かち上げはやらなかったんですね。
オーソドックスな組み手で挑んだのですが、相手の白鵬関が攻めあぐねいているんじゃないのかと思わせるような取り口だったので、もしかしたら奇襲のように思われたのかしら

大砂嵐関もやればできるじゃんと思いましたよ。
相手の動きを上手く封じ、積極的に前に出ようと画策していましたね。これでいいと思います。しばらくは実績が出ないかもしれませんが、あきらめずにどんどん行っていけば必ず突破口は見つかるはずです。攻め口も広がって相手は戦々恐々となるかもしれません。


横綱に今回の手で負けても、有効であることは掴んだはず。今回のような取り口をもっと磨きを掛けて、格下でも格上でも関係なく織り交ぜてみましょうよ。きっとすごい力士になるはずです。


五分になったけれども、これからまだ勝ち越せる。頑張れ、大砂嵐関。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)TrackBack(0)

2014年07月18日

何と何と大砂嵐・・・

大相撲名古屋場所は序盤から驚くような展開を見せております。
中でも大砂嵐関は、2人の横綱(昨日(7/17)は鶴竜関、今日(7/18)は日馬富士関)を破るという戦後初の快挙を成し遂げました。

大砂嵐関の最大の武器は、かち上げと呼ばれる自身の腕を胸に構えた状態で、立ち会い後すぐに相手の胸にめがけぶつけるというテクニックを多用しています(実際それを使って遠藤関を破った取り組みもある)が、今場所では上手くいく時と上手くいかない時とがはっきりとしており、特に上位では上手くいかない時の方が多くなっていました。しかしながら、金星を取った2つの取り組みは、もう一つの武器である変わり身の早さと速攻が効果的だったと思っています。
様々な親方・解説者に指摘されていましたが、かち上げだけでは勝てないと言われ続けていました。しかし、今回のように切り返しが上手く機能し、また変わり身の早さを上手く生かせれば、かち上げでダメでも上手く持ち返せるのではないのかと思います。またかち上げを使わないで勝てる相撲が構築できるのかもしれません。逆に言えば、かち上げは必殺技のように使うこともできるのです。鶴竜関がかち上げを恐れていたという点で、その有効性が見て取れるわけです。


そして、横綱との取り組みはまだ一つ残しています。そうです、白鵬関です。その白鵬関との取り組みはまだわかりませんけれども、好調を維持していれば、近いうちに対戦が見られるのではないかと思います。
できればこの好調を維持して、勝ち越した後や直前で思い上がらずにいけば、今場所2ケタ勝利も見えるはずです。できればここで2ケタ勝利を挙げて三役に上がれればと思っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:37Comments(0)TrackBack(0)

2014年06月30日

ラマダンとうだる暑さにどう対処する?

大相撲名古屋場所が7/13から始まります、白鵬関・気勢の里関・遠藤関など注目力士目白押しの中で、大砂嵐関が再び注目を集めています
去年の名古屋場所もそうですが、丁度この時期にイスラム教の断食月であるラマダンに入るわけで。
去年は場所中に入ったので、大変なことは大変なのですけど、まだ調整がしやすいようでした。ところが、今年は場所前にラマダンに入るふうになり、場所中全てで日中の飲食が禁じられる中で行わないといけなくなりました。大砂嵐関の場合、イスラム教の特例で免除対象にはなっているものの、本人は敬虔なイスラム教徒ということもあり、今回もラマダンは受けながらの取り組みになるようです。

とはいえ、今場所は前頭3枚目にまで上がり、これから三役(大関・関脇・小結のこと。今回は小結への挑戦になる)を狙うという立ち位置になったために、場所中のラマダンは相当こたえるはずです。いくら夜は食べられるとはいえ、稽古は日中。しかもうだるような暑さの名古屋場所でこの苦行は大変だとも言えます。


前回は途中ということもあって乗り越えられました。今場所は場所開始時から行うということもあって、どういうふうになるのかが楽しみでもあり気になるところでもあります。せめて勝ち越しだけでもしてもらえれば・・・そう願ってなりません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)

2012年07月22日

改めて閣下の相撲通ぶりがよくわかった

今日千秋楽を迎えた大相撲名古屋場所。
横綱白鵬関と大関日馬(はるま)富士関の一騎打ち、しかも29年ぶりの全勝対決ともになった中、これより三役、最後の一番で戦うことになった双方でしたが、終始日馬富士関優勢で、最後は白鵬関を寄り切り。これにより、日馬富士関が全勝で優勝昨年も名古屋場所で優勝したものの、それ以降はケガ等で遠ざかっていたため、実に1年ぶりの優勝となりました。

日馬富士関いわく、暑いのはあまり好きではないのに優勝できるのは不思議とのことらしい。何かしらの縁が名古屋にはあるのでしょう。
次は綱取りの掛った場所になり、いつも以上のプレッシャーの中で戦うことになると思いますが、過去に全勝優勝を遂げた力士達は全て横綱へと昇進しているとのことなので、そのデータを信じてけいこに勤しんでほしいものです。


ところで、この日馬富士関優勝を予測した人がいまして。その人があのデーモン小暮閣下
名古屋場所開催前に行われるCBCテレビの大相撲特番で出演した際、名古屋場所優勝力士の予想を行ったのですが、白鵬関などを予想する中、デーモン閣下は「同じ力士でかぶるのも面白くないからなぁ・・・」とか言いながら、日馬富士関をピックアップしていたのですから、相撲通のデーモン閣下の鋭い予測が見事に当たったわけですよ。
この予想が出た時には、大丈夫なのかしらと思っていたのですけど、ズバリ当ててしまったのだから、改めてすごい。是非とも、この件でのデーモン閣下のコメントが聞きたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月11日

なぜか勝てない

今2人の選手が何をやっても勝てない状況に陥っています。


1人目は、日本ハムの斎藤佑樹選手。わき腹を痛めて一度2軍に落ちて以降、さっぱり勝てません。
今日の試合でも、4回4失点と、かつては大量失点でも『持ってる』と言われたかつての姿を思い浮かばせるものはない状況です。
詳細なピッチングを見ていないので何とも言えないのですが、1軍に再昇格してからの斎藤選手は何かしら小さい選手になったなと感じています。前から気持ちが前面に出てこない大人しい選手だとは思っていましたが、その面がことさら強調されてしまっているようにも感じます
個人的には、もっと前面に喜怒哀楽を出せる選手になってほしいと思います。丁度ダルビッシュ選手といういい例があります。彼自身は要所で抑えれば雄叫びをあげる、悔しければ素直にそれを顔に出す選手です。やり過ぎれば逆効果ですが、斎藤選手の場合はもっと出してもいいんじゃないかと思います。そうすれば、ピッチングに積極性が出てきて、球も生きてくるようになるのではないかと思います。


もう一人は、大関の魁皇関あと2勝で初土俵からの通算勝ち星が千代の富士関(現九重親方)の持つ通算勝ち星数1045を上回るのですが、同数になるための1勝でさえもできない状況です。
魁皇関の場合は、プレッシャーもさることながら、満身創痍の中で戦ってきているのがここに来て大きな影響をもたらしているのかもしれません。毎年暑い最中の名古屋場所を戦ってきているのですから、その心身への影響は計り知れないものと思います。相当堪えているのではないかと思うほどです。
今場所が終わると39歳になる魁皇関には、8つ勝つというのは相当大変なことなのは重々承知で言いたいのは、若手の模範となるよう、是非とも今年最後の九州場所までは頑張ってほしいと思うのです。九州のファンは記録を越えた魁皇関を心から迎えたい一心で待っていると思います。巡業や里帰りで向かう時よりも、現役力士として福岡に帰ってきてほしいのではないかと思えてならないのです。


年齢は違えど、共にターニングポイントとなる中での戦い。ここで粘れば大きく変わってくると思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)