2011年01月18日

よかったね、タヌキに間違えられなくて(苦笑)

今日やっていたニュースで見た、実にタイらしい話。
タイのとあるお寺、そこにはお釈迦様の一生を表した絵画があったそうな。それはとても荘厳でとてもありがたいものだと、仏教に詳しくない、ともすれば信仰心を持ってないに等しい私でもわかるくらいだ。

その絵画を描いた絵師の人が、宗教画の持つ遊ぶ心でちょっとした茶目っ気をしたのだそうな。
すると、子供達がわいわい騒ぎだす

「あ、あれだ。あれに違いない。」


子供達はお釈迦様のありがたい一生より、まるで「ウォーリーをさがせ!」を見ているが如く、そいつを探し出してしまったほど。


それは何なのかというと・・・。アレだよ。


『よく青いタヌキに間違えられるネコ型ロボット』(笑)。

そう、絵師の茶目っ気でそのお釈迦様の一生の絵の中の至る所(計4ヶ所)にそいつを混ぜてしまったのだ(苦笑)。さすがにネズミーランド夢の国のようなわかりにくいふうではないそうだが、わかる人にはすぐにわかるという代物。それくらいよく似ているのだ。


そういうこともあって、子供達はよく見てくれるようにはなったものの、画家が抱いた本来の目的を忘れ探し出す始末。こんなふうになってしまったものだから、その絵師は「もう描かない」と言ったとか。

じゃあ寺はどう思っているのかというと、お坊さんの一人がこう答えてくれました。


「画家がネコ好きですし、珍しいし、いいんじゃないんでしょうか」と。

・・・おい、聞いたか!?お前は耳がなくてもネコと認められたぞ(爆)!とりあえずドラ焼きで乾杯だな(笑)。
・・・でも、とてもヤツには地獄の業火に焼かれているシーンは見せられないな(ギャハ)。
しかもメガネのダメ少年もいるのだそうで・・・。コイツ確信犯だな(ニヤニヤ)。


本当は藤子プロが出てきて止めさせる(最悪消す)のが普通でしょうけど、御仏の寛大な慈悲の心と、子供達が信仰心に厚くなるきっかけを持たせたのだから・・・ということで、今回だけは見逃してあげるか、もうやっちゃだめだよというあたりで線引きしてあげてほしいものです。もし見ていたらば。


ちなみに、私は基本的に著作権に関してはある程度うるさくないといけないとは思っています。でも今回は中国あたりでやってるのとか単なるパクリとは違うと思う(思いたい)ので、こう書いた次第です。


実際にやっていたニュース画像(「TBS NEWS i」より。時期が過ぎると消える可能性あり)
  

Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)TrackBack(0)