2017年02月28日

一体、何を食えば大丈夫なんだよ・・・

東京都立川市で先日起こった集団食中毒。そこで1000人以上が罹患したこの集団食中毒は、ノロウイルスによるものだったそうですけど、出所が恐ろしい。何と、大阪の業者が製造した刻みのり、つまり乾物だったのです。
この刻みのりは、2/16の給食で出された親子丼に使われていたもので、立川市の給食センターから市内の小学校に運ばれたそうです。そして、そこに残された刻みのりから検出されたノロウイルスのDNA配列、仕入れ先に残っていた大阪の業者が製造した刻みのりから検出されたノロウイルスのDNA配列、患者のノロウイルスにあったDNA配列とが全て一致したのです。

恐ろしいのは、それだけでなく、別の日(1月)に和歌山県御坊市で起こった800人以上が罹患した集団食中毒も、ノロウイルスが原因だったのですが、磯和えに入っていた同業者が製造した刻みのからに検出されたノロウイルスのDNA配列とも一致したのです。つまり、この大阪の業者は2000人近い人達を集団食中毒に陥れたのです。


まず、乾物からノロウイルスというのが信じられない。昔、病原性大腸菌(O-157)がかいわれ大根から検出されたという話にも驚いたものですが、乾物ののりでも出てくるとは・・・。もう表題の通りになってしまうわけですよね。
そして、どういう経路でノロウイルスが付着したのか。材料そのものがダメだったのか、人を介して付いてしまったのか。早いこと経緯がクリアにならないと、安心して食えんくなるわい(まぁ、悪いのは大阪の業者だけだと思いたいが・・・)。
経緯がわからない以上、乾物でもできる限り加熱ということになるんでしょうけど、のりってどう加熱するのさパリッとしてるのがのりの美味しさなのに、ぐずぐずになってしまったのり(味噌汁に入っているのりとかおにぎりにくっついているのりは除いて)は美味しくないもんねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)TrackBack(0)