2019年12月03日

ファスナーの原理でスムーズに合流?

高速道路のインターチェンジやジャンクションなど合流地点での合流というのは、特に難易度が高いと思います。車の免許を取る時、高速道路の実習で難儀した、今でも難儀しているという人も多いでしょう。私は、それ以外でも車に乗るのが嫌ですけどね(苦笑)。<座席に座った瞬間寝ちゃうんだって(ニヤニヤ)。

そんな合流の苦手な人には朗報なのかもしれない話です。
名神高速と東海北陸道を繋ぐ一宮ジャンクションの上り線で、加速本線から本線にスムーズに合流できるように改修されたそうです。
これまでの合流地点というのは、ゆったりと合流できるように、合流地点から100mまでを除いて、いつでも本線に合流できるようになっています。しかし、この場合は、いつでも入れることが仇になり、複数台が一度に流れ込んでくるため、渋滞の素になっていました。もちろん不意の接触事故にも繋がったことでしょう。
回の改修では、加速車線の合流地点を1ヶ所だけに絞り込み、複数台が流れ込む事態を防ぐようにしました。ファスナーの金具が1つずつ交互に噛み合うことから、ファスナー合流とも呼ばれ、日本でこの方式を取り入れるのは、初めてなのだそうです。
今回の改修で、渋滞の遅れが15%減るとのことなので、年末の帰省ラッシュや年始のUターンラッシュに降下を発揮するのではないかなと思います。先程書いた接触事故の減少にも貢献できるでしょう。


そういえば、高速道路の実習では、加速車線は走り切る前に合流するように言われた気がするのですけど、もしかしてその方法も誤りだったと言うべきなのでしょうかねぇ。そう考えると、車に乗る方々には、合流地点は終わるギリギリまで走り切って本線に入る運転を心掛けるべきなのでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)