2013年06月14日

酒に呑まれた長

名古屋市の西部にある大治町。名古屋市のベッドタウンとして発展しただけでなく、名古屋市へ水を供給する大治浄水場があるため、名古屋市営バス(市バス)が大治町をほぼ東西に走っており、単純なベッドタウンではなく名古屋市の衛星都市という側面の強い町でもあります。
そんな大治町を率いる町長の名は岩本好広阪急ブレーブス・中日ドラゴンズの選手として活躍した経緯を持った方で、会社経営者・元大治町議でもあります。


そんな岩本町長が当選したのは2010年
名古屋市との合併と町民税10%削減を掲げ、中日時代のユニフォームを着ながら自転車遊説を行うという名古屋市の河村たかし市長が貫いたスタイルを踏襲し、現職と新人候補を破って当選改革派町長として名を馳せていました。また既成政党批判という点で、みんなの党の推薦を受けた経緯があり、この町長選で当選したことによって、全国で初めて同党の推薦をもらって当選した町長ということで話題にもなりました。

まぁ、正直なところ、『リトル河村』といって差し障りがないと思いますね。名古屋市もそうですけど、パフォーマンスだけで町の中を振り回しに振り回して、実際残ったものはペンペン草だけだった(下手したらそれさえもない)なんてことになりかねないと思ってます。


そんなパフォーマンスだけの河村市長、酒好きで知られているあの人でも、酒での不祥事だけはなかった。しかし、この町長は酒で不祥事をやらかした。しかも2回目と聞いてどう思うだろう。

先日、交通安全の呼びかけを行うことになり、岩本町長にビラを渡そうと思った警察官が、岩本町長の息が酒臭いことに気付き、アルコール検査を受けさせたところ、基準値を大きく超える(基準値の3倍)数値が出たため、急遽岩本町長を道路交通法違反・酒気帯び運転の疑いで書類送検(赤切符切り)ということになりました。
岩本町長は酒を飲んだことを認め、供述によれば、寝る前に焼酎の水割りを飲んで午後9時に就寝。しかし午前0時に目が覚めたので、薄めの焼酎を3杯飲んで、午前1時に再度就寝。何時に起きたのかはわかりませんけれども、少なくとも6時間くらいしか経ってないのに車に乗って登庁したため、飲酒運転をしていたことになります。ちなみに、酒気帯び運転に留まったのは、きちんと歩いていたからという理由
この町長は町議員時代にもやらかしており、その時も略式起訴されています。


はっきり言ってアウト即刻辞任して、再度町長として全うしたいのであれば、選挙でみそぎを受けるべきだと思うところですが、私だったら絶対入れない。2度もやったら3度目もある。酒飲みの悪習を行うという意味での常習性は麻薬をやっている人と同じ。適正なプログラムを受けて断酒するしかない。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)TrackBack(0)