2019年03月12日

本命なきJ3、本命が頑張らないといけないJFL

3/9・3/10にJ3が開幕し、3/17にはJFLが開幕します。


一足先に開幕したJ3では、打ち合いもあれば、ドローの試合もあり、大差で勝ったという試合は無い(引き分け以外は1点差ばかりで、2点差の試合は1試合のみ)という、まさに『本命なきJ3』を表したかのような試合展開になっています。

今年のJ3は本当にJ2昇格(復帰も含むが、今回は基本的に昇格で統一)できそうなチームが見えてこない。ゆえに、去年の成績を加味すれば、ガイナーレ鳥取とザスパクサツ群馬が最有力なのですけど、大幅にチームが変わってしまったのね。鳥取は主力選手を引き抜かれ、群馬は主力選手を放出してしまった。結果的には勝ち点は拾っているので、去年のような成績を挙げられるかだねぇ・・・。
そうなると、J2から落ちてきたカマタマーレ讃岐とロアッソ熊本が1年で復帰できるかが焦点になってきます戦力的には大幅に落ちたというふうではなさそうなので、J3の水に馴染み過ぎなければ・・・。
驚いたのは、上位に食い込むだろうと思っていたアスルクラロ沼津が負けたこと。しかもセレッソ大阪U-23相手なので、選手構成もあるのだろうけど、U-23のチームで負けるのは結構厳しい船出になりそうだぞ・・・。まだライセンスの関係でJ2に昇格することはできないでしょうけど、もし緩和の条件に当てはまってJ2ライセンスが出るということになれば、今度は順位で引っ掛かる・・・というお粗末な事態になりかねない。そうなるともったいないわね。
あとは、J2経験者でいけば、ギラヴァンツ北九州が再起できるか。監督が変わったので、戦術が理解できて、規律が保たれれば、上位進出は間違いないと思っています。
そして、ライセンスがあるのに上がれないAC長野パルセイロは、いい加減頑張れ(苦笑)。
もちろん、ここで挙げていないチームも昇格できると思いますし、新しく加入したヴァンラーレ八戸がどこまでJ3をひっかき回せるかにも期待しております八戸はガンバ大阪U-23にあと一歩のところで引き分けになったそうなので、かなり期待できそうですわ。


一方JFL。こちらはJ参入本命候補が挙がって来ないとアカンわね・・・というふうですか。
既にJ3ライセンスを持っている奈良クラブとFC今治が本命・・・でないといかんのだよね(苦笑)。そこに百年構想クラブになったラインメール青森・テゲバジャーロ宮崎が対抗軸というふうになるのが筋
でもね、このカテゴリーには、Honda FCという絶対王者(ないしは壁)がいらっしゃるわけで(ニヤニヤ)。このチームを越えられなければ、正直J参入は厳しいでしょう。つまり、Honda FCを優勝ないしは2位にしてしまったら、今年もJ参入は1チームしかありませんよ、と。もっといえば、先程の百年構想クラブ2チームも越えなければいけないし、ソニー仙台FC・FCマルヤス岡崎・ホンダロックSCという企業チームも注意しなければいけない。特に岡崎は元Jリーガーを大量獲得し、J参入は不透明なものの、少なくとも今年の台風の目になると踏んでいます。実際、サブメンバー主体とはいえ、J2のFC岐阜に引き分けたのは大きい。それだけ攻守の面で今年はレベルアップしているので、上手くいけば、Honda FCの牙城に食い込めると思っています。
あとは、地域リーグから昇格した鈴鹿アンリミテッドFCと松江シティFCがどこまでやれるのか
松江に関しては、無双状態での昇格なので、上手くいけば上位に食い込むこともあり得ますわ。鈴鹿はチーム初の女性監督ということで、どんな戦術を見せるのか楽しみですね。


どちらも12月まで試合が行われる長丁場。この間には天皇杯の予選・本戦が絡んできます。
選手をいかにベストにして、サブメンバーとの戦力差を埋められるか。そのあたりを注目して見ていくと面白いかもしれないですよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)