2016年12月21日

正念場やねぇ

北海道日本ハムファイターズの一部選手に背番号の変更と新入団選手の背番号披露が行われました。


背番号が31だった岡大海(ひろみ)選手は18に。空いた31には、アメリカ・大リーグにあるクリーブランド・インディアンズの3Aチームから日本球界に復帰する村田透選手が付けることになりました。
岡選手は、ケガなどがあったものの、ここ数年は目覚ましい活躍を見せるようになり、今後の活躍に期待が持たれるようになりました。岡選手も「18は野球界ではエースナンバー」と述べており、「責任を持って自分らしくプレーしていきたい」とも述べています。
そして、岡選手が付けていた31を譲り受けた村田選手も、「31に恥じぬ活躍をする」と述べ、「ファンの方々に、このナンバーをしっかり印象付けるには優勝に貢献する以外にありません」という意気込みも語っていました


さて、岡選手がもらった18は、ある選手が付けていました。そうです、斎藤佑樹選手です。じゃあ、その斎藤選手は何番になったのかというと、何と読売ジャイアンツに移籍した陽岱鋼(だいかん)選手が付けていた1になったのです。
普通なら、1と言えばエースナンバーの一つなので、大出世とも取れるのですが、斎藤選手はプロ入りしてから一度も2ケタ勝利を収めていない(最高で1年目の時にマークした6勝止まり)どころか、今年は1勝もできず、毎年戦力外候補とさえ言われるようになっていました。それが、今回1を譲り受けるというふうになり、斎藤選手にとっては、早稲田実業高校以来の背番号、つまりは一番輝いていたあの時の番号を付けられると同時に、彼自身ラストチャンスなんだという意味合いが強まったとも取れるわけです。
本人も自覚があるようで、「より一層身の引き締まる思い」・「このような球団の配慮には感謝の気持ちでいっぱい」・「この背番号に責任感を持ち、期待に応えるチャンスを頂いたので精一杯頑張ります」と述べています。


この背番号1は、日本ハムが北海道移転以降、新庄剛志さんや陽岱鋼選手というように目覚ましい活躍を遂げた人が付けた番号でもあります。この番号にあやかって活躍してほしいと思いますし、今年こそ、先発でもそれ以外でもいいので、期待を裏切らない活躍を見せてほしいとも思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:06Comments(0)TrackBack(0)