今週から、富山・福井と続いた丸栄百貨店の物産と観光展の締めくくりである「岩手県の物産と観光展」が行われています。
今回は40回記念ということで、丸栄サイドも力を入れているようで、40回記念のメニューを取り揃えているところもあるとか。ただ、そこまで食べられるのかどうかもわからないので、今回は普通に紹介していきたいと思います。
まずは、わんこそばで有名な東家のくるみそば。このくるみは、被災地の仕事作りで生まれた「三陸の和グルミ」を使用しています。それをしょう油ダレに絡めたのが、写真の左下にあるもの。同じく左上にあるそばつゆを加えて頂くというふうです。
その味は、くるみダレのみで食べるとすごく甘い。かつかなり濃厚なんですが、そばとの相性は格別です。たぶんそばつゆと絡めないといけないと悟った(笑)ので、結局そばつゆを入れて食べたのですが、これもこれでくるみの風味が生きていて普通にそばつゆで食べるのとはまた違う味になってくれます。
個人的には、くるみダレだけで食べても美味しいと思いますけどね。
なお、この東家では、わんこそば以外にも40回記念メニューとしてメガカツ丼が提供されています。とある落語家さんが、そばよりも美味いと称しているカツ丼だそうなので、どうしようかなぁ(苦笑)。
もう一つは、宮古市にある南部鮭加工研究会が販売している「南部鮭燻す 南部鼻曲鮭」。通称鮭冷燻、いわゆるスモークサーモンですね。
恐らく桜の木か何かで燻したものなんだと思うのですが、それ以外は地元の鮭と塩のみで味付けされているので、非常にシンプルながら奥深い味。塩漬けでもしょっぱくなく、そして燻製の風味が生きたものになっています。とても丁寧な作りをしていると思いますよ。