2013年05月20日

ちゃんと整備しておけば・・・

5/19に行われた体操の東日本学生選手権。ここで前代未聞の珍事で中止になった競技がありました。

それはつり輪の競技
ロンドンオリンピックで代表の一人として活躍していた加藤凌平選手が、懸垂技を練習中にこのつり輪を使っていたところ、片方のつり輪が切れてしまい落下。その際、片手でぶら下がる状態になったため腕を痛めたものの、大事には至らなかったそうですが、競技を1時間中断して代わりのつり輪を用意しながらも、選手のコンディションをふまえ中止にしたとのことだそうです。
このつり輪は20年以上使っていたもので、古い器具を使っていたとのこと。そのつり輪に使われていたワイヤが切れたのが原因だそうで。

これはきちんとメンテナンスを行っていれば防げた事故じゃないのかなと思います。年に何回使うのか詳しくはわかりませんが、少なくとも何年かおきには、大丈夫であっても交換するようにしていった方がいいと思うんですよねぇ・・・。少なくとも20年も交換していないというのは非常に問題なような気がしてならないんですよ。


お金はかかるとはいえ、選手生命だけでなく選手の命そのものに関わるケースもあるので、事が起こる前に全ての体操器具をチェックしても損はないと思いますよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)TrackBack(0)