2017年12月12日

日中JRが止まる

今日JRで出勤していた人は災難だったとも。


今日朝8時頃、JR東海道本線で、名古屋行きの快速電車が枇杷島駅付近で異音が鳴ったため緊急停止。同じく枇杷島駅付近を走っていた下り(岐阜方面)の普通列車にもパンタグラフの破損が見られた他、線路上の電力設備の一部も壊れていたそうです。これにより、駅間で4本が立ち往生し、3,400人が線路上の移動を余儀なくされ、岐阜~豊橋で運転見合わせとなり、そのことから名鉄への振り替え輸送も行われるなど大混乱。何とかJRとしては午後2時以降の運転再開を目指していました。

ところが、JR岐阜駅に停まっていた運転見合わせの大垣発豊橋行きの電車にもパンタグラフの破損が見つかり、運転見合わせ区間が大垣まで拡大事実上名古屋地区のJR運行区間の電車が運転見合わせになってしまいました(ほとんどの電車が大垣か岐阜から出発して、豊橋で終点になるため)
この大混乱で、事故発生から約9時間半後にやっと運転再開になったとのことだそうで、今日東海道本線を使わないといけなかった人は、さぞや大変だったと思います。まだ岐阜~豊橋の区間は、名鉄がほぼ並行して走っているので何とかなると思うのですが、そこから先の大垣は向かう人は大変だったと思います。


しかし、何よりどうしてこうなったのかを早く解明してほしいですね。パンタグラフが破損するということは、相当無理な力が働いてできたのだと思うので、パンタグラフ側に原因があったのか、架線側に原因があったのかを調べるべきです。一部報道では、『架線を吊り下げる「ハンガー」と呼ばれる部品が名古屋~枇杷島の下り線約3kmにわたって100個ほど外れていた』とあったので、部品のメンテナンスが行き届いてなかったのか、整備士の不手際の可能性も見た方がいいでしょう。
東海道新幹線でも重大インシデント(車体と車軸を固定する鋼製の台車枠に亀裂があった事故)が発生しているだけに、JR東海は今回の事故と併せ、原因と真相を徹底的に究明して、明日の安全安心な運行に繋げてほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:47Comments(0)