2016年07月06日

夏の新アニメ2016 その4 orange

夏の新アニメ2016、4回目は双葉社の月刊マンガ雑誌「月刊アクション」で連載されていた「orange」です。
連載は既に去年終了しているのですが、この作品は当初集英社の月刊少女マンガ雑誌「別冊マーガレット」で連載されていました。しかし、作者の体調不良により休載。後に双葉社の「月刊アクション」で連載再開になったわけです。
この作品の評価は高く、昨年には実写映画でも放映されました。土屋太鳳さんや山崎賢人さんなどそうそうたるメンバーが揃っていたことでも話題になりました(土屋さんと山崎さんは、この作品で日本アカデミー大賞・新人俳優賞を受賞している)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


始業式のあったその日、寝坊したことのない主人公が寝坊してしまう。慌てて家を出ようと思った時、玄関に10年後の自分から手紙が届いていた
その手紙には、今日寝坊したこと以外にも、この先自分自身の身に起こる不幸と後悔を10年前の自分に味あわせたくないために、彼女にこれから起こることとそれに対して取るべき行動をしたためてあった

最初彼女は何かのいたずらだろうと軽く見ていた。しかし、転校生の名前やその後の行動が一致したことから、この手紙に書いてある通りの行動を取ることにした


これから取る行動で、彼女に起こった不幸を取り除き、後悔しない道を進むことができるのだろうか。



というふう。


作品の内容を語る前に、この作品自身、オープニング主題歌が高橋優さん、エンディング主題歌がコブクロ(実写映画版と同じ歌が採用されている)ことを考えると、アニメを作っているというより、ドラマを作っているような感じですね。ゆえに、狙っているのがアニメファンというより実写を見てきた人やライトなドラマ好きのそうなのではと思っています。
そのためか、総じて軽い描写が目立っている(アニメっぽいテカテカした感じのものやドぎつい色使いがあまりない)ふうですね。

で、作品の評価はというと、見ていて感じたのは、青春群像劇を思い起こさせるような学園モノというふうに見えましたね。ただ、手紙がどうやって届いたのか謎だなぁ・・・。あとは少しあっさりしすぎているからなのか、本当に未来に変化が訪れているのかもわかりにくい。たぶん今後劇的にその効果が現れるのだと思いますが、そのわかりにくさゆえに、ちょっと心配ではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


orange -オレンジ-
orange -オレンジ-(実写版)
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Posted by alexey_calvanov at 22:44Comments(0)TrackBack(0)