2019年09月12日

ファミリーマートの朝すば!

SHV39_5602昔、みのもんたさんがやってたテレビ番組みたいだな(ニヤニヤ)。


今回紹介するのは、ファミリーマートの「朝すば」。ファミリーマートでも沖縄県で展開している沖縄ファミリーマートのみで販売している一品です。
中は至ってシンプルで、麺とねぎ・紅しょうがしか入ってないです。パックも発泡スチロールという低コスト重視な香りがプンプンします。



ここで、沖縄のコンビニ事情をば。
沖縄県には、当初ホットスパー(ボランタリーチェーンであるスパーのコンビニ部門とも言える部門)が進出していました。そこにローソン・ファミリーマート・サークルK・サンクスが進出し一気に群雄割拠になります。しかし、徐々に淘汰され、ホットスパーはココストアに転換され、サークルKとサンクスは一つになったものの、最終的にはどちらもファミリーマートに合併されました。そして今年7月にはセブンイレブンが進出。本土と同じ体制になったのです。

ところで、大手コンビニ3社は、本土の直轄ではありません。簡単に言ってしまえば、ブランド名を借りて経営しているのです。この手のやり方は沖縄では多いんですよ。
ファミリーマートは沖縄ファミリーマートという名前で運営されているのですが、この会社はファミリーマートと沖縄の百貨店リウボウの合弁会社です。元々ファミリーマートが西友の子会社だった時、リウボウとの関係があったから成り立ったと言われています。
ローソンもローソン沖縄という沖縄県でスーパーなどを手掛けるサンエーとの合弁会社を設立しています。元々は本土(九州支社のローソン)が直接手掛けていたものの、地域密着という観点から地元と提携するのが望ましいというのが、出店していった結果わかったことらしいです。セブンイレブンも沖縄進出にあたり、子会社を設立しています。
この他、携帯電話のauも本土はKDDIの管轄ですが、沖縄だけは沖縄セルラーという会社が運営しています。2000年代半ばまで別会社という扱いで機種変更などの時に不便だったんですよね・・・。同じようにPHSを取り扱っていたウィルコム沖縄もウィルコムとは別会社で運営されてきました。まぁ、こちらの場合は、アステルグループの崩壊でできた受け皿会社なんですけどね・・・。


えー、すごく脱線してしまいましたが(苦笑)、もうついでだから(爆)。
この「朝すば」の登録名が「FM朝すば」。どこかのFM局かと思ったら、ファミリーマートの略なのね(ニヤニヤ)。


あ、味ですか?
中身がシンプルなので、味もシンプルかなと。かつおだしの利いた沖縄そばの特徴を十分に出しています。麺はもっちり目の作りですが、ぼそぼそしていないんです。感覚的には味噌汁のような扱いになるのかな。これだけでは物足りないかもしれないですけど、ご飯なり食パンなりをしっかり用意すれば、十分にイケます。


沖縄旅行に行ったら、朝食の一品に是非とも加えて下さい。130円くらいで手軽に食べられる沖縄そばとも言えますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2015年03月16日

FC岐阜観戦記2015 第1節 デジャブ?ナイトメア?

2015年シーズンのJリーグが始まって2試合目、いよいよFC岐阜のホームグラウンド長良川競技場に帰ってきました


試合の紹介をする前に、オフシーズンに関してはかなり激動していましたね。毎年激動するチームとは言われますが、今年は特にすごかったような。象徴的なのはチームの得点王だったナザリト選手の札幌移籍。個人的に一番残念なニュースでもありました。彼を含め18人の選手が移籍(期限付き移籍含む)・退団(契約満了)・引退しました。
一方で、新規獲得選手は11人(うち1人は完全移籍)ザルとも酷評できる守備陣強化のために獲得された選手が主ですね。もちろん、チーム得点王だったナザリト選手の穴を埋めるための選手も獲得していますが、得点力が減少したのは火を見るより明らか

その影響が最初の試合だったファジアーノ岡山戦で見られました。12本シュートを打って1本も入らなかったのに対して岡山には9本のうち3本決められ、課題の守備がまだ機能していないことを露呈しました。そのため、この試合ではフォメーションを守備的に変えて挑むことになります。


フロントの出来事では、数千万規模の赤字は既にお伝えした通り。そのために今季の布陣と相成ったわけですが・・・。
もう一つは、社長の恩田聖敬さんがALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病していたことを明らかにしました社長自身が会見に臨んでカミングアウトを行うという異例のものだったので、ファン・サポーターだけでなく一般の人々にも衝撃が走ったことでしょう。その恩田社長は試合に可能な限り来場されるとのこと。無理はしないで頂きたいと思っております。


SHL23_1257そんなFC岐阜ホーム開幕戦の対戦相手は奇しくも去年と同じカマタマーレ讃岐。去年はシーズン開幕戦(1試合目)でしたけど、重みは同じ。
讃岐に関しては、去年は受難でした。J2の波に乗れず、21位で終了し、長野パルセイロとの入れ替え戦をすんでのところで乗り切り、何とかJ2に残ったというふうでした。そのため戦力を増強し挑んだ今シーズン初戦は勝利を収め、今シーズンは好調なうちに進めているというふうでした。岐阜とは対照的に調子は良好でしたね。


その讃岐名物「カマコロ」が今回やって来ておりました。今後アウェー名物がやって来るのか気になるところです。
この商品、全国コロッケコンクール最優秀賞受賞・関西B級グルメフェア3年連続(2012~2014年)グランプリ受賞と輝かしい実績を誇っております。
中にはひき肉とマッシュしたジャガイモ。ひき肉の周りにマッシュしたジャガイモが巻かれた感じになっていて、それを揚げているというふうですね。



これがですね絶品なんですよ。ひき肉のジューシーかつそこからあふれ出る旨味もさることながら、ジャガイモの甘みがすごい。ここまで甘いジャガイモは久しく頂いたことがありません。それが肉の旨味を引き立てているのですからたまりませんね。
衣もサクサクでもうコロッケとして100点満点です。こんな美味いものを讃岐の人は隔週で食えるのか。香川と言えばうどんというイメージしかない人にとって、これは絶対食っておけというものでしょう。


SHL23_1258そんなスタジアムグルメの中になぜか沖縄そばが(苦笑)。
今回はソーキそばをチョイス。ソーキそばはスペアリブの入った沖縄そばのことをこれを売っている屋台では指すそうな。



味はオーソドックスな沖縄そばというふう。薄味ながらもだしの利いたつゆにしっかりとした歯ごたえの麺、スペアリブの旨味が際立ったものです。島唐辛子をもう少しドバっと入れてもよかったかいなと。


SHL23_1259試合の展開としては、ほぼ讃岐に握られていたと言っても過言ではないでしょう。特に前半は讃岐の方が動きはよく、ボールの支配権を奪われっぱなしだったかと。
しかし、間隙を縫って打たれた難波宏明選手のシュートが決まったため、讃岐イレブンは少々焦ってしまった感がありましたね。途中から讃岐の動きがおかしくなったような気がします。ただ後半21分以降、選手交代をし始めてから、特に木島兄弟が登場したあたりから再びリズムが良くなってきましたね。

岐阜はというと、まだフォーメーションを変えたばっかりというのもあって全体的にちぐはぐといった印象。連携プレイもまだまだというふうですね。でも連携プレイに関してはキャンプ中に何回も確認を取ったはず移籍選手が多いから不慣れというのはあまり理由にはならないはずです。前半終了時のラモス監督のお怒りはごもっともです。


試合結果としては1-0で岐阜は勝ちましたけど、岐阜にとっては何かと課題の多い試合だったのかもしれません。讃岐は敗れはしましたが、運が悪かったという試合運びになってしまいましたね。岐阜にとってはデジャブというには厳しい内容、讃岐にとってはナイトメアとも言えるものの払拭はできると思います。


ちなみに、この試合はテレビではNHK岐阜・高松、ラジオではぎふチャンで放送されていました。ラジオに関しては、radikoを通じて東海3県で聴取できたので、もしかしたら聞いたという人もいたかもしれません(地上波でも愛知・三重の一部で聴取は可能なものの、音はすこぶる悪いかと)。



SHL23_1262試合の帰り、偶然見かけた清流ライナーに乗って帰って来ました
QVCマリンフィールドとかではよく走っている連節バスですけど、岐阜でも岐阜バスが「清流ライナー」として運行しています。車種はメルセデス・ベンツ・シターロ / エボバスというものらしい。確かに車内はヨーロッパの香りが(笑)。
カーブを曲がる時のぐにゃんとした感じがまたたまりませんね。車酔いする人にはただただ酷なのかもしれませんけど(汗)。



さて、今後FC岐阜は3/21にアウェイでJ1から降格した徳島ヴォルティスと、3/29にはJ3から昇格したツエーゲン金沢との対戦になります。降格したとはいえ、J2時代無類の強さを誇った徳島と混戦だったJ3をトップ通過した金沢、どちらも舐めてかかれない一戦になることでしょう。


まだまだ序盤、焦らず自分達の試合をやっていこう、FC岐阜。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)