2020年11月21日

FC岐阜観戦記2020 第15節 『相手』にプレッシャーを掛けろ!

FC岐阜、今日は藤枝MYFCとの一戦を迎えました。
負けられない戦いに突入した岐阜、そして残りは、この試合を入れて6試合1つでも落とすと終戦になりかねないという、これまでにない過酷な状況の中で、下位とはいえ、アウェイの時に手酷くやられた相手です。総じて攻撃的を通り越して荒っぽいプレーが多く、ヒヤヒヤしながら戦うことになるでしょう。

ちなみに、今日行われるJ3の試合は、ここのみ他のJ3の試合は明日(11/22)に行われます。ゆえに、今日の試合の結果は、明日の試合で戦う昇格対象チームに大きなプレッシャーとなってくることでしょう。


SHV47_0657今日の試合を迎える前に、丁度JR東海の「さわやかウォーキング」が岐阜駅で開催されているということで、参加することにしました。
コースは、岐阜駅から柳ヶ瀬・粕森公園・金華山展望公園・金華山ドライブウェイを経由して、岐阜公園に向かうというもの。「麒麟が来る 岐阜 大河ドラマ館」の前でシート(普段はハンコを押してもらうのだが、今年はコースマップに付いていた証明半券を貼る形になっている)をもらいました。
なお、写真は岐阜公園で行われていた「菊人形・菊花展」と、はるか遠くにある岐阜城



SHV47_0660実に5km以上、約半分が山道というルートだったので、さすがに疲れた(苦笑)。
というわけで、近くの土産物店でお茶とアイスを買ってきた。


お茶は、菊之園の「美濃白川茶」白川町の茶葉を使って淹れたものです。
アイスは、緑水庵の「家紋アイス」というもの。アイスと言っているものの、氷菓子ではなく、寒天を冷やした寒天アイスといわれるものです。寒天アイスは、暑くなっても溶けにくい、いや正確には溶けずにぬるくなるだけというメリットがあります。ガラスのような粘体を固めたものと考えれば。



今回は「家紋アイス」の味について。今回はソーダ味にしました。
いや、もっちりとした食感が、普通のアイスには無い冷たくなっているので、もっちり感とひんやり感を両方楽しめる。それでいてソーダの味わいも味わえ、美味いです。
丁度ね、季節外れの暑さというのもあって、本当に美味かった。


SHV47_0662さて、岐阜公園歴史博物館前からバスに乗って、長良川競技場へ。

今日から、来年のユニフォームの予約が開始されるとのこと。そのため実物が置かれていました。正確には、その前の試合であるセレッソ大阪U-23戦でお披露目されていましたけどね(ニヤニヤ)。
・・・正直、いつ予約しようか悩むまだ昇格争い真っ只中だもの。選手も誰がどうなるかわからない状況だし。どれもよくて早く欲しいんだけどね・・・。



SHV47_0664今日はパンをフィーチャー。


最初は、飛騨コロッケ本舗の「ひだコロッケバーガー!」の激辛版
激辛コロッケを竹炭の入った黒バンズで挟んでおります。黄色いのはパプリカですね。
・・・アカン、蹴球夢を思い出した(ギャハ)。



前に普通のコロッケを挟んだものを食べているので、基本的には同じなんですけど、激辛のものなので、辛い味わいがズシーンと来ます。ところが、ソースの甘酸っぱさとパプリカの甘さを認識できるようになるので、これはこれでいいのかも。もちろん、コロッケのいもの甘さや肉の旨味は十分に感じられるので、激辛のヤツは、それはそれでオススメなのよ。


SHV47_0665もう一つは、ととりべファームの「焼き芋サンド」
最近流行りの、冷やした焼き芋を挟んだサンドイッチですね。



これは、甘い。焼き芋のねっとりとした食感が、冷えることでさらに感じられ、甘さもさらに引き立つように。上手く食べないとポロっといきかねないので、少し潰して食べてみるのがいいのかしら?


SHV47_0666しかし何でパンなのか。今日は「FC岐阜 秋のパンまつり」だったんですよ。
4点集めることで、写真のような皿(PET皿)がもらえます。あの2つで各2点だったの。
なお、貼るための台紙は無い模様



SHV47_0667今日は多治見市のホームタウンデーだったこともあり、うながっぱが来場岐阜美少女図鑑がやって来ていることからランウェイが設けられており、そこを少し歩いておりました。
・・・季節外れの暑さは、お前のせいか!<違います。



SHV47_0671そして、今日の難波クリニックには、パウロン選手が来院日本語が少しわかるとはいえ、通訳無しという暴挙に出た(汗)。先日もキム・ホ選手とのトークにも通訳無しだったんだよね。
翻訳アプリを使っても四苦八苦という有様。別の方向でアグレッシブ過ぎてアカン(苦笑)!と、ナンチャン(難波宏明アンバサダー)は少しお怒りでした(ニヤニヤ)。

パウロン選手、次の試合には出るみたいなこと言ってるけど、大丈夫なの?効くんだよね(汗)?



SHV47_0672試合は、緊迫したものになりました。


前半は、お互い決め手に欠く展開。緊迫感からそうなっていったんでしょうけど、ゴール前には球を運べていたのよね。岐阜に関しては、久しぶりのスタメンになる村田透馬選手が頑張ってました。点には繋がらなかったけど、次も監督が使いたいと思わせる積極性とアグレッシブさがみなぎっていてよかったと思います。

お互いが焦れている中で、前半の最終盤についに均衡が破れます。
前半44分、センターライン辺りでインターセプトした粟飯原尚平選手は、相手陣内にボールを転がします。少々強いかと思われたものの、高崎寛之選手が何とか追い付いてクロス駆け上がってきた川西翔太選手が相手選手に体当たりをしながらのシュートで先制!まさに身体を張ったシュートとなりました。


いい形でリードをもらった岐阜は、後半もその勢いを維持して、積極的に攻めますけど、ここに来て守備やパス回しの緩慢さが目立つようになってきました。明らかに敵におぜん立てをするようなパスが目立ったのが気になります。この『失策』が結果的に後半18(63)分の失点に繋がるのです。

その後は、岐阜が再び攻め上がるものの、藤枝もそう簡単に割らせてくれません藤枝も攻撃が苛烈になって来て、既存の守備陣では少しキツくなってきました。そこで、岐阜は後半30(75)分に富樫佑太選手と藤谷匠選手を投入し、攻守の締め上げ(リフレッシュ)を図ります。
すると、後半38(83)分、前線に供給された球を高崎選手が受け取ったものの、敵との混戦に。そこからこぼれた球を川西選手が預かったかと思ったら、すぐさまペナルティエリアにいる富樫選手にダイレクトパス敵も奇襲のようなふうだったからなのか、オフサイドだと思い込んでいたからなのか、裏を取る(取られる)格好になり、飛び出したキーパーをいなすようなシュートで、遂に逆転!
・・・いやぁ、非常に危ないシュートで綱渡りのような逆転劇を演じた富樫選手は、ホント千両役者だわ(ニヤニヤ)。
その後の藤枝の猛攻もしのぎ、2-1の逆転勝利。粘って耐えて我慢して、やっと掴んだ勝ち点3です!ホームの連勝なんて、いつぶりだ・・・(泣)。



SHV47_0674試合後、清本拓己選手がやって来た
藤枝には水野泰輔選手も在籍しているのですが、今年はあまり出場してない様子
清本選手は、また岐阜でやってくれんかなぁ。



SHV47_0682そして、今日のMOM(Man Of The Match)は逆転弾の富樫選手珍しく仲田監督とギッフィーも一緒にやって来た。



SHV47_0683監督と選手は早く次に行こうとする中、マスコットのみ愛想を振りまく。
正しいことではあるが、早く行ってあげてほしい。ゴール裏で皆が早く行けのポーズを取られ、ちょっとかわいそうなギッフィーだった(笑)。



これは完璧な試合。試合内容が完璧なのではなく、相手への対処が完璧という意味。これで昇格対象チームはプレッシャーになるでしょう。特に2位に付けているAC長野パルセイロは、絶対に負けられなくなりました
これで暫定ながら3位に浮上。明日の試合以降では、長野に得失点差をさらに詰めれるところまできました。2位浮上は難しいでしょうけど、少しでも近付くことは可能でしょう。


いずれにしても、特に3位を維持できた場合、次のアウェイであるカマタマーレ讃岐戦は大変重要になります。3位を維持できて、明日の試合を長野が負けていると仮定して迎えたなら、この試合に勝つか引き分けて、長野がまた負けていれば、2位浮上の可能性が大きくなります。ただ、長野は連敗しないでしょう。どちらかの試合を勝つか引き分けるかして勝ち点を積み重ねてくると思うので、こちらとしては条件の有無関係なく勝つ、これしかないでしょう。


厳しい戦いになると思われますし、難しい状況に追い込まれると思います。でも、やるだけのことをやって、最後に笑えるように頑張りましょう


残り5試合、自動昇格への勝ち点差は得失点差の争いに。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2020年08月02日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その4 きよもとのおんがえし

FC岐阜、今日は藤枝MYFCとの試合になりました。
ロアッソ熊本・ガンバ大阪U-23・鹿児島ユナイテッドFCと勝ち、現在3連勝中の岐阜。その間失点も無いという実に理想的な戦いをしておりました。ミッドウィークも無事クリアし、3連戦の最後となったこの試合、難しい相手に何とか勝って連勝と勝ち点を伸ばしたいところです。
相手の藤枝は、調子が落ちてきたらしく中盤より下の順位に沈んでいます。それでも去年は3位で、最後まで昇格争いを引っかき回した恐ろしい相手。舐めて掛かれないのは、重々承知しているはずでしょう。恐らくJ3の対戦相手では1・2を争うほど嫌です。だからこそ勝っておきたいのです。
このチームには、デカモリシこと森島康仁選手だけではありませんSC相模原に在籍していた大石治寿選手や、かつて岐阜に在籍していた水野泰輔選手(この試合ではお休み)や清本拓己選手という存在も怖いです。それ以外の選手も名前は出てこないだけで、何をしてくるかわからない。藤枝は、とにかく怖いし厄介なのです。


この日は、難波宏明アンバサダーと伊藤寧々さんが応援放送を行っていました。いつもに比べると大人しいけど、これくらいで丁度いいのかな(苦笑)。


試合は、想定外とも言える雨の中で行われました。しかも途中大雨になるという静岡の天気予報って晴れのち曇りだったよな・・・と思わせるくらいの大ハズレな天候となっていました。
しかし、本当に怖かったのは藤枝の守備想定以上に固く、そしてマークすべき選手を知っていたと言えるくらい精密でした。ええ、川西翔太選手と高崎寛之選手は仕事をほとんどさせてもらえなかったです。一方で攻撃もよく行っており、波状攻撃まではいかなくとも、しつこい攻撃を繰り出していました

何とか耐え忍んでいた岐阜でしたが、前半37分、遂に均衡が破られます。
清本選手のパスを森島選手が受け取り、岐阜が動いたと思ったら、即清本選手へ戻し、空いたところを狙ってきました。ホント狭い隙間をここぞとばかりの場所を狙って撃ち込んだゴールマウス左隅のキーパーが取りにくいところを決めてきました。これはまさに『恩返し弾』。何でオマエはこんなところにいるんだ・・・。
その後も劣勢を跳ね返そうと奮闘するものの、相変わらず藤枝は固い。岐阜の対策をきちんと練っているのだなと痛感させられるくらいに、ことごとく防がれていました。雨の中という悪条件や雨でピッチが酷いとかは、もう言い訳レベルにさせられるくらいに。

そして、勢いが削がれた岐阜、後半20(65)分と後半21(66)分に追い打ちとダメ押しを決められます。どちらも気が抜けたところと連戦の疲れが出た結果の失点だと思います。2点目は何とか防いでほしかったけど、3点目はもうどうしようもない失点。ごっつぁんゴールは一番アカンヤツや・・・(汗)。松本拓也選手が引き付けられてしまったのが運の尽きやね・・・。もうちょっとマウスを守る意識を持ってほしい。ボールを追い掛けるのは守備陣に任せた方がいい。

まぁ、最終盤で川西選手が1点返したものの、3-1と実質完敗に等しい負けでした。


疲れているのもわかる。でもそれは相手も同じ。相手が守備を固めてきているのなら、破られないように塹壕戦を敷いてもよかったのではないかと。ゼムノビッチ・ズドラブコ監督がそれを望むのか・できるのかはわからないけど、これが北野誠元監督だったら、塹壕戦でやり過ごし、耐えてチャンスを待つというふうだったかもしれない。戦力は整っているはずなのに代えがいないという厳しさは、想像以上に厳しい・・・。


この敗戦を糧にして、何とかホームのいわてグルージャ盛岡戦は勝っていかないと厳しい。負けは想定内と言うのは失礼な言い方だけど、負け方があまりよくない1-0や2-1のような僅差で負けたなら、まだ立て直しは容易だったかもしれない。いかんせんボロ負けに近い負けなので、明日は休んで明後日から必死に練習してくれと思ったよ・・・。しかも岩手は逆転勝ちで来ており、勢いはある岸田和人選手が累積警告で出場停止とはいえ、他の選手の前のめりの攻撃がハマれば、怖いぞ・・・。


いよいよ分水嶺になるかもしれない試合。連敗だけは避けよう。勝ち点3は死守しよう!


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Posted by alexey_calvanov at 21:25Comments(0)

2018年05月14日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その8 誇り胸に戦え

SHV39_3218FC岐阜、昨日は大分トリニータと大分銀行ドームで戦いました
ここまで2連勝、ホームでも勝ち、勢いに乗って挑む岐阜、対して首位に立ち前節はアルビレックス新潟から逆転勝ちをアウェイで勝ち取った大分。確かに大分の方が分がいいですけど、今の岐阜なら何かしてくれるに違いない、そう思いながらやって来ました。
とはいえ、大分銀行ドームでは、九石(九州石油)ドーム時代から一度も勝っていない場所。DAZNの解説によれば10年間勝っていないらしい(4勝2分。大分の昇降格の時期があるので通算)。まさに鬼門中の鬼門。ただ、今年はニンジニアスタジアムをクリアできたので、大分銀行ドームも乗り越えたい。


この日は、朝から雨が降っていたということもあり、試合前に屋根が閉められ、まさにドームの名にふさわしい状況に。
ちなみに、完全な室内になるのではなく、吹き抜けの構造になっております。さしずめメットライフドーム(西武ドーム)のような構造ですね。



SHV39_3219雨で屋根が閉められても、閉めるまでの間は雨が降り込んできているため、着いた時の席はずぶ濡れ。ということで、タオルを貸し出してくれました
この手のサービスは非常にありがたい。長良川でも雨上がりの後でいいので、こういったサービスをやってくれないかなぁ・・・。



SHV39_3222アウェイサポーター入口のそばには、こんなポスターが。
・・・海地獄(苦笑)。そうさ、ここは大銀地獄(ギャハ)。



SHV39_3221大分銀行ドームには、改札口があるんですけど、実は、この改札口はカウンターにもなっているのです。クルクル回る棒が1回転するごとに1人とカウントされるようです。
写真の時は42人となっていますけど、最終的には60人まで来ていたようです。去年が100人くらいだったので、時期なのかね・・・。

ちなみに、この日はアクティブGでパブリックビューイングが行われていました。普段は大分に行った人も、今年は岐阜で・・・という人もいたのかもしれません。



SHV39_3220大分銀行ドームへは、大分駅からシャトルバスで行くのは、去年と同じ。その時、マッチデープログラムをもらえるのも去年と一緒。


・・・もらったマッチデープログラムを見たら、清本拓己選手だった。2016年は期限付きとはいえ、J3にいた大分で戦い抜き、去年は晴れ姿を拝めるかなと思ったらケガで出られず、今年やっと日の目を見られるわけですよ。

ちなみに、この日の試合では控えスタート、途中出場となりました。



SHV39_3215こちら、大分のマスコットのニータンですね。
昨日は母の日ということもあって、衛門掛け(エプロン)を付けての登場。お母さんのお手伝いでもするのかしら?



SHV39_3217そして、ニータンと言えば、台車芸(笑)。
乗ってアクションしたら、えっとなりながらも乗ってくれました。ありがとう、ニータン。



SHV39_3223大分銀行ドームは、過去ワールドカップの会場にもなったので、このようなメモリアルコーナーもあります。
日本人形でサッカーの一場面を再現。蹴鞠というほうがしっくりくるか(ニヤニヤ)?



SHV39_3224こちらは、大分銀行ドームで行われた試合で戦った選手。カメルーンの選手もいますね。
カメルーンの選手達は、大分県の旧中津江村(現日田市)でキャンプを組んでいたこともあり、今でも縁深いのだそうな。
そして、2019年にはラグビーワールドカップの会場の一つとして、大分銀行ドームでも試合が組まれます。恐らくその時のメモリアルコーナーも作られるのでしょうね。



SHV39_3226さて、スタメシ・・・と思って、色々回ったけど、面白そうなのは、「とり天焼きそば」かな。
大分ではからあげと双璧を成すとり天を使った焼きそばです。とり天を使った料理は、丼もうどんもカレーもあったよ(ニヤニヤ)。



味は、普通の焼きそばにとり天が乗っただけ・・・と言うと身も蓋も無いな(苦笑)。ただ、とり天はしょうがの風味が利いているかと思ったけど、こちらのとり天は、そんなに利いていなかったなぁ。


SHV39_3225そして、今年も買ってきた「ニータン焼き」(笑)。
超出来立てだったので、熱い熱い(爆)。今度はカスタードにしようかな。あずきは結構人気らしいからお早めに、どうぞ。



SHV39_3227試合は、いい意味でも悪い意味でも引き締まった試合になっていました。
実のところ、首位の大分相手に岐阜は非常にいい動きをしていた。それでも大分は首位のチームであることを納得させるだけの切り返しを発揮し、互いにチャンスを潰す格好に。丁度大相撲が始まったからじゃないけど、がっぷり四つの状態時折見せる隙からチャンスを窺うものの、大分は最終防衛が機能し、岐阜は守備陣を含む選手全員とキーパーのビクトル選手の奮闘が光るふうになりました。

そんな中、前半終盤の44分、コーナーキックを得た岐阜は、風間宏矢選手が放ったコーナーキックを田森大己選手が角度を変える格好でヘディングで繋ぎ、そこに居合わせた古橋享梧選手がヘディングシュートを放ち、先制
これまで一度も勝ったことのない大分銀行ドームで、これまた珍しい先制点を奪う格好で前半を終えました。



SHV39_3228このまま守り切れば勝てると思ったのが、慢心になってしまったのか、後半早々(48(後半3)分)、想定外のシュートを打たれ、それが決まってしまい同点に追い付かれてしまいます
以降は、お互いに決定的シーンがあったものの、身体を張った守りによって防がれたり、ゴールマウスを捉えられずに時間だけが過ぎていくふうになりました。

少なくともこのまま終わってくれ・・・と思った後半アディショナルタイムに、悲劇が起こりました。
90+2(後半47)分、清本選手が放ったシュートをビクトル選手が跳ね返したものの、その跳ね返した球が大分の選手の下に転がり、再びシュートを放たれてしまいます何とか福村貴幸・宮本航太両選手によってゴールマウスからかき出した・・・と思っていたのですが、なぜかオンゴール。どうやら球が全部入っていた判定を取られたようです。DAZNの映像で見ても2/3が入っているだけのようにも見えるんだけどなぁ・・・。
去年もこんな判定遭ったよなぁ・・・。しかも決勝点だったよね。これは、カネが掛かっても本気でゴールラインテクノロジーとかビデオ判定を入れるべきだよ。納得がいかない。
最終的に、2-1で逆転負け大分の首位の勢いが勝った結果で終わりました。ウチの決定機で決められなかったというのも敗因だったのでしょうけど、大分の運がよすぎた・地の利を生かせたことも敗因なんでしょう。こればかりはどうしようもない。



あまりにも不運な幕切れ、かつ納得のいかない試合展開になったため、現場で見ていたビクトル選手は相手選手への握手後、付けていた手袋をピッチに投げつけ怒りをあらわにし、同じく福村選手も故意なのかどうかはわからないものの、アドボード(広告看板)を蹴っていたのが印象的でした。恐らく怒っていたのでしょう。アドボードを蹴るのは決していいことではないものの、気持ちはわかります。

双方の怒りとモヤモヤが交錯する中、私自身も何とか選手達がよくやったことだけでも激励で伝えたいと思ったものです。負けたとはいえ、課題も問題点もゼロじゃないけど、十二分に首位だった大分を苦しめた。そして岐阜の選手達は、ほぼ試合を支配していたと思います。取られた2点も運が悪かったとしか言いようがない。でも、どんな一言でも締まらないとも思っていました。
皆が付いている、見ている、一緒に戦っている、だから頑張ってくれ・・・そんな気持ちのこもったあのチャントを思い出したのです。だから、思わずと言ってもいいでしょう、あのチャントの歌詞を叫ぶことにしました。

誇り胸に戦え!


岐阜というチームが窮地に陥ったり、どうしようもない状況になった時、名岐ダービーのような大事な試合の時、♪誇り胸にというチャントが歌われることがあります。


俺達が共にいる どんな時もお前と 今ここで魅せろ岐阜 誇り胸に戦え



という歌詞なのですが、今大分戦で味わった混沌とした状況を振り払い前に進むには、このチャントしかないと思ったのです。もしかしたら、コールリーダーの方もこの曲を考えていたのかもしれないですけど、これしか今の状況をどうにかできないと思えてならなかったのです。
改めて、この思いを汲み取ってくれたコールリーダーの方にはお礼申し上げます


この悔しい思いを、次もアウェイになる大宮アルディージャ戦にぶつけるしかないでしょう。
2015年に当たった時は、完膚なきまでに叩きのめされたことしか覚えていません(泣)。でも、体制も変わり、チームも大きく変わりました。今なら夢スコアを叩きこまれるような情けないチームになることは無いと思っています。大分戦で見せた締まった戦いを見せて、できることなら勝ってほしい、いや勝てる!そう思って1週間を過ごして参ります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2017年05月07日

FC岐阜観戦記2017 第6節 負けた時にこそ、何かを学べ

FC岐阜、今日は大分トリニータとの一戦を迎えました。


SHV32_0851大型連休の連戦も今日で終わり。ここまで岐阜は2勝で来ており、連勝も引き分けを挟みながらも5にまで伸ばしています。勢いで見れば、岐阜は絶対的有利とも言えます。
そう思えば、昔から掲げられているこの弾幕、これまでは千葉ロッテマリーンズの応援歌♪We Love Marinesの歌詞にある『王者は驕(おご)らず勝ち進む』並みに見ていて恥ずかしいというのか何とも言えない気持ちになってしまっていたのですけど、今はこの『快進撃FC岐阜』が堂々と言えるようになったのではないかと思っております



今日の相手大分、波乱の歴史を歩んでいるのは、既に記載しているのでご存じのことでしょう。しかし、その後大きな局面に陥るのです。

2015年は絶不調で21位に転落。その後行われたJ2・J3入れ替え戦でFC町田ゼルビアに敗れ、J1経験チームが初めてJ3に転落するという屈辱を味わったのです。
J3に落ちてからは、無双とまでは言わないものの、盤石の攻守を見せ、栃木SCが独走状態の時でも慌てず騒がず着実に勝ち点を稼いで、終盤に逆転J3優勝でJ2復帰を果たしたのです。まるで、同クラブのマスコットのニータン(カメのマスコット)みたいだなぁ・・・。

その時活躍したのが、2014年まで岐阜に在籍していた清本拓己選手でした。今年もJ2で大暴れ、岐阜でその活躍を見せてくれると思ったら、序盤で前十字靭帯断絶という大ケガで、もしかすると今シーズン絶望とも言えるふうになってしまいました。それでも、大分のサポーターは清本選手の弾幕を掲げてくれていました。魂だけでも・・・と思って連れてきてくれたんですね。ありがとうございます。

その彼と入れ替わりのようにやって来たのが、風間宏矢選手。他にも幾人か岐阜にはやって来ているのですが、今いる選手で過去大分に在籍していた選手は、恐らく彼だけでしょう。


ちなみに、岐阜にとって大分は苦手な相手。しかも、大分は今日ゲストで来ている佐藤美希さんがいる時は負けなしとのことらしい。これは非常に厄介だ・・・。


SHV32_0852さて、試合はというと、前半は双方思った以上に互角な展開。お互いシュートを打っても決まらない。散漫としてるわけではないものの、連戦の疲れがところどころに見え隠れするふうでした。

ところが、後半を迎えてから岐阜の方に徐々にほころびが見え始めました。細かい部分なんでしょうけど、パスがおかしいなと思える部分も垣間見え始め、このほころびが勝利の女神には嫌なものを見る感じだったのかもしれません。

遂に、そのほころびが失点に繋がります。
後半17(62)分に、ヘニキ選手のスライディングでカットした球を福村貴幸選手が受け取り損ねたところにいた後藤優介選手の打ったシュートが、運よく飛び出したビクトル選手のキャッチをすり抜け、転々としてゴールに吸い込まれるというラッキーな先制点になりました。近藤選手は後半31(76)分にもクロスから頭で合わせたシュートが、ポストの右側に当たって跳ね返って入るという、これまたラッキーな追加点を得ています。
その後、岐阜は相手の失策から点を取るものの、終盤はいいところを作って見せても、ほころびで勝機を手放した岐阜には、もう勝利の女神を振り向かせる力が無かったのかもしれません


結果、1-2で惜敗オウンゴールで相手を追い詰めたことだけは敵にプレッシャーを掛けられたかなというふうにしか見られないですわ。



先日言った「勝って兜の緒を締めよ」・「慢心せず、常に勝利への執念を燃やし続けること」が正に響くことになろうとは・・・(汗)。だから言わんこっちゃないと。
後半のほころびは連戦の疲れから来るものでもあるので、攻めることはできないものの、どこかに気の緩みはなかったのかなと正直思いました。でも、いい試合はしていましたよ。紙一重の差でしたもの。どっちに勝利の女神は微笑んでもおかしくないけど、先にほころびの出た(厳しい言い方をすれば、先にサボった)岐阜には、いいプレーが出てももう見向きもしなくなってしまったのかなと。
あとは、他のチームがよく研究し始めています丸裸にされるのも時間の問題でしょう。少しずつパスサッカーに変化を付け始めているのは、素人の私でも、もしやレベルでわかり始めているのですが、もっと大胆に変化を付けて相手を惑わせてもいいのかもしれないですね。ただ、パス1本でも何の意味があるのかという「考えるサッカー」という基本は絶対無視してはいかんと思います。例えば、ロングパスをポーンと打つのも、ただ闇雲ではなく、どう相手が動くかとか自分達がどう動けばいいのかとかを突き詰めて打つ・・・みたいなことを考えてほしいものです。

なお、試合終了後、風間宏矢選手が大分のサポーターに挨拶をしておりました大分のサポーターは暖かく彼を迎えてくれていました。たぶん彼のチャントも歌ってたんでしょうね。本当にありがとうございました。


次の相手は、アウェイでヴォルティス徳島と戦います例の事件でもたつくかなと思ったら、残ったメンバーの健闘で大崩れはしていないようです。この試合まで約1週間開くので、ゆっくり休んで体勢を立て直して下さい。

次のホームは、5/17のロアッソ熊本戦です。初の平日・初のナイトマッチになります。今年は岐阜の調子がいいから、仕事サボって行ってやる(ギャハ)!<ちゃんと仕事は行きなさい!


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)TrackBack(0)