2013年12月15日

コミケ前のサプライズプレゼントキター!!!

一連の「黒子のバスケ」に対する脅迫事件で、大阪府大阪市東成区に住む36歳の無職の男を逮捕したと報道されました。一連の事件の犯人が購読層から女性(腐女子)ではないかと言われていたため、男性だったということに少し驚きをもって見ておりました
この一報、どうやらBS-TBSの報道番組で速報されたようで、ネット上ではその画面が多用されていました。ちなみに、NHK総合テレビも大河ドラマ「八重の桜」が60分の放送になったため、21時のニュースで報道されたんじゃないのかなと思ったら、映像が出てきていないことから、恐らく「サンデースポーツ」後のニュースで報道されたのではないのかと思っています。


この事件、2012年10月に作者の母校である上智大学に硫化水素を発生させる可能性のあった硫黄臭のする液体と作品ならびに作者に対する中傷文が置かれたことから端を発します。
その後、同人イベントの会場や放送局(ラジオ放送を行っていた文化放送とテレビ放送を行っていたMBSテレビ(毎日放送))、作者の母校である都立戸山高校にも脅迫状や液体の入った容器が送り付けられています
11月以降も同人イベントへ脅迫状や液体の入った容器が送付され続けていたことから、幕張メッセで行われたジャンプフェスタ2012や東京ビッグサイトで行われたコミックマーケット83などでの出展見送りやインデックス大阪などで行われた主催イベントも中止となりました。

この一連の動きは2013年4月にいったん収束していくのですが、10月に入って第2期が放送開始されるのと同時に再び活発化し、セブンイレブンなどで販売していたウエハース菓子に毒を仕込んだと販売しているコンビニ各社と一部報道機関に送付される騒動が起こり、その後実際に致死量の1/100のニコチンが検出されました。この騒動後、一番くじの販売中止や同じように脅迫状が送付されたTSUTAYAなどでは単行本や作品関連商品の撤去を行う事態になりました。

事態が大きく動いたのは、セブンイレブンの防犯カメラに映っていた犯人の映像と過去に上智大学で映っていたそれとが一致したことから。このあたりから目星を付けた捜査員達が懸命に捜索した結果、今日逮捕ということになったようです。


「喪服の死神」・「怪人801面相」・「黒報隊」と名乗った犯人「ごめんなさい。負けました」と供述しながらも、高校のバスケットイベントやコミックマーケットなどの同人イベントへの脅迫状をナップザックに入れていたことから、まだやる気満々だったんだなと。しかも、作者との関連性が取りざたされていましたけれども、年齢からも犯人の供述からも作者とは無関係との報道(JFNニュースより)もあります。


まずは犯人が捕まってよかった。そして今後模倣犯が現れないことを祈りたいし、他にやってる犯人がいるなんてこともないように願いたい
そして犯人は威力業務妨害以外の犯罪が立証できるのならば、あらゆる罪状を付けてもらい、一連の事件に対し猛省して頂きたい
とりあえず、今後の報道を注視していきたいと思いますどういう経緯で「黒子のバスケ」を恨むようになったのかがまずは知りたいです。ただの妄想癖じゃないことを祈りたいのですが・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)