2014年01月02日

2013年アニメアウォーズ!

今年(といっても2014年(爆))もやってきました「2013年アニメアウォーズ!」。
毎度おなじみの企画になっておりますこちら、2013年に放送されたアニメ作品から以下の賞を選ぶというもの。
  • 最優秀作品

  • 特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)

  • キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)

  • OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
  •  
  • ED部門 (同上)


あくまで投票企画ではなく、『まず選考を楽しみ、その後お互い選考結果や理由を見て楽しもう』というのが主催者の基本的な趣旨となっています。
過去は以下のようになっています。

主催者の方の評価やルール詳細はこちら


それでは、「2013年アニメアウォーズ!」始めていきましょう。


今年も作品が多いですね(苦笑)。しかしながら、続きモノが目立つ年、前からあったけどそれがさらに目立つ年になっていました原作の枯渇が少々深刻化しているようですね。
もちろん頑張ってオリジナル・・・という作品もなくはないですが、「魔法少女まどか☆マギカ」の効果が少々切れてきた・・・というふうな見方もできなくはなく、ちょっと深刻になる可能性があるなとも思っておりまして。もしかすると、来年以降「深刻だった」と評する際、この年がそのきっかけになったと語られるかも・・・と思っています。

あとは2クール・分割2クールが多いなと。作品そのものを大事にしたいという傾向が見られ、それはそれでいいんですけど、逆に深刻なネタ不足とクオリティ低下(それが他作品にも影響している)を露呈しないかと心配ではあります。まぁ、2クールでも尺が足りない某作品のような結末もあるので、長いのも困りもの、短いのも困りもの、尺考えて作れよ・・・とクリエイターの方々に嘆き節を入れたくなる年でもありました。


・・・何か今年愚痴ばっかだなぁ(汗)。いい作品もあるんですよ。でも、粗製乱造になりかかってないかという意味で、こう厳しく言っているわけで・・・。


では、各賞の紹介です(合致しない部分があるかと思いますが、お許しをば)。今回は年越し作品もあるので、それらに関してはOP部門とED部門のみ評価の対象にします。「続きを読む」からご覧下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(2)TrackBack(0)

2013年01月28日

冬の新アニメ2013 ランキング ベスト

今回の冬の新アニメのランク付けをしていこうかと思います。今期は12本見ておりますが、今期はかつてないほどい作品が揃っています。ただ、1位がぶっちぎりで、それ以降は甲乙が付けがたい・・・というふうに言った方が正確なのかもしれません。いやね、いつもうそう書いてるじゃんって言うかもしれないですけど、今回はさらに酷いのよ(ニヤニヤ)。なお、今回もベスト3・ワースト3で見ていこうかと。


というわけで、今回のベストは「琴浦さん」。ぶっちぎりとはこの作品のことです。
原作読んでるからだろうとか採点甘めだろう・・・とか色々言うやもしれないですけど、逆に原作を読んでいる人間でも、これはすごいと思ったんですから、原作未読の人達の衝撃は計り知れないと思いますよ。
いい意味で設定を上手いこといじってくれているし、原作でも詳細には語られていなかった春香の半生を前半のほとんどで割いてまで語っているから、この作品の方向性をある意味見い出してしまったとも言えるわけで。
正直2話以降落ちてくるんじゃないかと心配していましたが、原作の妙を見事に引き出してくれているので、この作品に携わっている監督は、この作品をかなり熟読しているなと。

2位は、色々迷った中で「ラブライブ!」を。
ストーリー的にはシリアスに向かわないといけないのに、所々でコメディ挟みやがった(笑)。もちろんシリアスなところもあるけれども、コメディがあるからシリアスが結構引き立ってくれているんじゃないかと思います。あとは、ファン向けにではなく、きちんと新しい人にもわかりやすく作っているのには結構好感触を持てましたね。今後の展開が楽しみです。
ちなみに、グループ名を薬用石鹸の商品名と間違える下りがわかるのはおっさん世代だけだろう・・・と思ってたら、今でも売ってるのね(ニヤリ)。

3位は、これも色々迷った中で、「まおゆう魔王勇者」かなと。
決定打となったのは、ともすれば難しい経済の話を簡単にまとめた点。あとは「狼と香辛料」のキャストが同じ故か、セリフ回しが柔らかい物腰になっていても、あの2人を思い浮かべてしまう点(笑)。
名前は付いていないものの、出てくる登場人物全てが個性的で、彼らのサブストーリーだけでもお腹いっぱいになりそうな展開ですね。


かなり迷って次点にしたのが、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」
1話1話のテンポはすごくよく、キャラの個性もかなり際立っている。そして、各話でキャラのキーとなる展開を見せていて、意外に見どころは多いです。ただ、ヒロインの性悪さが少し引き目で見てしまいがちになるのがねぇ・・・。ホントそこだけなんですよ。主題歌も悪くないのにねぇ・・・。


次回はワースト3の作品を紹介していきます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月11日

冬の新アニメ2013 その7 琴浦さん

冬の新アニメ7回目は、マイクロマガジンから出版しているマンガが原作の「琴浦さん」です。
大元はウェブマンガ「マンガごっちゃ」や「マンガ★ゲット」で連載されていたもので、2010年に書籍(マンガ)化。その後、イベントが行われ、その模様がDVDになったり、主人公の名前から島根県にある琴浦町とのタイアップが実現したりと、周囲を巡る状況は大きく変わって、遂にはテレビアニメ化にまで至ったわけです。
いやね、私、以前に取り上げているんですよ。それゆえに、ここまでになったかとちょっと遠くに嫁に行ってしまった娘の父親のような感覚になって見ることとなりました(笑)。だからこそ少々辛口に見ないといかんとも思うわけで。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の琴浦春香は高校1年生。一見すると普通の高校生だが、実は彼女は人の心が読めるという特異体質を持っている。しかし、そのことがきっかけで、両親は離婚し、友達はいなくなり、遂には天涯孤独のような生活を送ることになり、自身のこれまでの半生を重く苦しめるものになってしまった


しかし、転校先のクラスで真鍋義久と出会ったことがきっかけで、彼女の学校生活が大きくかわることになる・・・



というふう。


先述の通り、原作はよく読んでいるのですが、今回アニメ化されるにあたり、彼女がいかにして天涯孤独のような半生を送るハメになったかという経緯が放送時間の約1/3を使って描いているという暴挙に。そのすさまじさは原作ではさらっと触れるだけだったんですけど、映像化されるとすごく重い事態だったということを知って、これがラブコメに変わるだなんて誰も想像してくれないだろうなぁ(苦笑)。特に猫のくだりはキツいね。改めて映像化のすさまじさを知ったわ。

で、作品の内容を見ると、実に無難にまとめているなと。「ゆるゆり」のように、メインキャラは若手(一部はほぼ無名の役者)で固めて、サブキャラはベテランで厚くしておりますな。監督が「ゆるゆり」の人というのもありますけど、上手くいけば盛り上がってくるのかもしれないですね。
しかし、今回のペースで行くというふうだと、第1部までしか描かないのかなぁ。その後が面白いんだけど、実にもったいないなぁ・・・と知ってる人だから言っておく(ニヤニヤ)。
放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)