2019年08月18日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その12 いよいよJ3行きが濃厚になってきた?

FC岐阜、昨日は石川県西部緑地公園陸上競技場にてツエーゲン金沢との白山ダービーでした。
絶対に負けられない戦いという文言がありますけど、Jリーグの公式に『「コイツらだけには負けたくない」感が日本一少ないダービーの1つ』なんて書かれているから、困りもの。いやいや、今の岐阜は、絶対に負けられない云々な試合が続いているし、金沢にとってもホーム観客動員50万人達成試合なんですから、そりゃ負けられないですよ。そんな書き方せんでもええやん・・・と改めて思いましたよ。


SHV39_5463アウェイ側なのに、こんな城の入口のような門構えでお出迎えなんだもの。大勢の岐阜サポは鼓舞されたことでしょう。
ちなみに、この日は笠松競馬場にてパブリックビューイングが行われていました。ここにも大勢の岐阜サポが駆け付けたことでしょう。



SHV39_5466そして、今回のスタメシ。
最初に頂いたクラモト氷業の「かき氷」には長蛇の列ができておりました。1923(大正12)年創業の老舗で、金澤氷室で作られた氷をメインに販売しています。
今回のかき氷は、レンタルで貸している製氷機を使用して作っており、活きのいい社員(たぶん)が練乳やシロップをこれでもかとぶっかけておりました。尋常じゃない(爆)。
ただ、製氷機は2台持ってきてほしかったなぁ。1台じゃ捌くのに時間が掛かってしゃあない。



それでも氷はあっという間に無くなってしまったよ。容積が少ないのではなく、食べてもキーンとなる冷たさが無いので、バクバク食べられるから。実に美味い氷でした。


SHV39_5467もう一つは、ぞふぃーの「たこ焼き」
この道30年の職人が焼いているとのこと。



こちら、外は少し硬めの焼き加減ながらも、中はしっかりとふんわり柔らかなものになっていて、だしの味とソースの味わいがよかったですね。


SHV39_5473さて、試合。白山ダービー第2幕の結末は、いかに。


実は、最初の岐阜の入りはよかった積極的にボールを回し、金沢のゴール陣に襲い掛かるものの、肝心の枠に入らない枠に入っても正面だったりと運が無いんだよねぇ・・・。
そうこうしていたら、前半22分に宮本航汰選手のファウルでペナルティキックを与えてしまい、これを冷静に決められ、先制点になってしまいます
そして前半終了間際の45分、左サイドから蹴り込まれたクロスを竹田忠嗣選手が蹴り出そうとしたその刹那、垣田裕暉選手に押し込まれ、さらに失点。このキックは見事に決まってしまった、実に運の悪い失点。あれはヤン=オーレ・ジーヴァース選手も呆然だわ。
前半は守備陣の連携の崩壊と運の悪い失点という、今年の岐阜を象徴しているシーンを500人くらいはいたであろう岐阜サポの前で見せてしまいました

それでも、後半は意地になってくれたとは思います。中でも後半11(56)分に見せてくれた得点シーンは、執念が実った格好になりました。
ライアン・デ・フリース選手が放ったシュートを白井裕人選手が弾いたものの、中途半端に。それを馬場賢治選手が滑り込んで蹴るものの、金沢のディフェンダー陣によってほぼ食い止められて万事休すか・・・と思ったところに飛び込んだのは、金沢2点目の時に蹴り込めなかった竹田選手でした。彼の滑り込みで何とか1点はもぎ取りました。
さぁ、そこから反攻だ・・・と息巻いたものの、金沢の引きに入った守備を最後まで打ち破れず終了惜敗とはいえ、落としてはいけない試合で落としてしまいました・・・(泣)。



結局のところ、アビスパ福岡戦でやってはいけないことをやってしまい、そこで引きずるなと言っていたにもかかわらず、結果的には引きずるような格好になってしまったこの2試合で、連勝を取れない・ダブル(ホーム・アウェイで白星)を取れない・相手にダブルを献上するという一番やってはいけない最悪の結末を迎えてしまったのです。


それに伴い、順位はというと・・・。


18位 鹿児島(27)
19位 福 岡(27)
20位 町 田(27)
--- 降格ライン ---
21位 栃 木(24)
22位 岐 阜(20)


これで降格圏脱出まで勝ち点7が必要になり、これ以上の負けはJ3降格に近付くことを意味するものになってきました
そんな中で、次の試合が柏レイソル10連勝中で波に乗っているチームとの戦いは、ホームであれど苦戦は必至。さらに、この先に続く試合も一筋縄ではいかない相手やいわゆる6ポイントマッチの試合と気の抜けない戦いになりました。
いよいよJ3降格が濃厚になってきたと個人的に思っています。勝てないのではなく、勝とうと思っても勝たせてくれない、もどかしい試合展開の中で、どうすれば勝てるのか、それだけしか思い浮かびません。
今は、今いる戦力で何とかしてほしいものの、今日の試合で途中出場していたミシャエル選手は大丈夫なのか・・・彼を出すなら、村田透馬選手・粟飯原尚平選手といった若手のフォワードを出すかしたほうがいいんじゃないかと。ミシャエル選手のパス回しが特に悪いんだよねぇ・・・。


J2残り試合あと15。降格圏脱出までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 20:41Comments(0)

2019年08月17日

前半が全てを物語る

石川県西部緑地公園陸上競技場で行われたツエーゲン金沢×FC岐阜の試合は、2-1で金沢に逃げ切られました。


守備の連携の悪さと運の無さで決まったような試合でしたねぇ・・・。今はそうとしか総括できません。後半追い上げたんだけど、そこから金沢が引き気味になったらアカンわな。前半でも最初の方がよかっただけに、何とも悔しい。
今回の試合と前回の試合で、連勝を取り損ねる・ダブル(勝ち2つ)を取り損ねる・ダブルを取られると立て続けにやってはいけないことをやってしまった岐阜に希望はあるのだろうか。


・・・と思ったら、清水エスパルス×北海道コンサドーレ札幌の試合が0-8というサウジスコアという滅多にお目に掛かれないものを叩き出してるので、どうしてこうなったと清水サポの知り合いに聞きたいけど、とても怖くて聞けない・・・(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 20:34Comments(0)

2017年11月06日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その18 残ったのは、徒労感と満身創痍なチーム状態

SHV32_1580FC岐阜、昨日は石川県西部緑地公園陸上競技場でツエーゲン金沢との一戦でした。
写真はその正面なんですけど、前に道路があって、そこに車がビュンビュン通っていくんですよね(苦笑)。一応交通整理の方がいらっしゃるので、渡る際の危険はないものの、これはこれでいいのだろうか。



SHV32_1577これはこれでいいのだろうかといえば、この日私は名古屋駅の名鉄バスセンターから金沢駅に向かう高速バスで行きました。これが一番安いんですよ(汗)。電車でもよかったんですけど、のんびりと行きたいとも思っていたので。

だが、それが仇になる。
11:30に金沢駅に着いて、東口から西口に向かった先にあったのが、この時刻表。
「ローカル路線バスの旅」に出ていた太川陽介さんなら膝から崩れ落ちそうな、蛭子能収さんなら薄笑いを浮かべそうな、マドンナならもう嫌だと言って今にも泣き出しそうな展開ですわ。
ええ、30分待ちですわ!いくら何でも、30分おきにしかないのは厳しい帰りも帰りで終了から10分おきでも4本しかないのは、かなり厳しい。クルマ社会だからなんでしょうね。北陸交通にはもうちょっと頑張ってほしいわ。

ちなみに、バスを案内してくれたボランティアの方は、田中パウロ淳一選手のファンだったらしく、長良川でのど飴が買えなかったことを相当悔しがってたようで。来年会えたらワイロ扱いであげよう(ニヤニヤ)。



SHV32_1578スタジアムに着いて最初にあったのが、ゲンゾーの(一方的)彼女という設定のナンシー石川弁の「応援しんなんし~(応援しないといけない)」が由来らしい。てっきり愛媛にある放送局かと思った(苦笑)。<誰も南海放送がNancyって言われてたなんて知らないから!

ちなみに、試合前やハーフタイムにはゲンゾーが特撮ヒーロー化したゲンゾイヤーと悪の超人(?)ヤサガラスとの茶番・・・じゃなかった特撮ショー(爆)が見られますけど、その世代にはたまらない作りだな。あと、ヤサガラスさん大好き(ギャハ)。一度見て頂くことをオススメします。動画で結構上がっているようだし。



SHV32_1587そんな今日の試合は、白山ダービーの決戦ということだったせいもあり、ギッフィーとミナモが来場ギッフィーはアウェイデビューとなりました。
それに併せて5番勝負(試合の結果だけでなく、ホームサポーターの来場者数・アウェイサポーターの来場者数・ツイート対決・マスコットPK対決の4番勝負)も行われました。試合の結果は後で紹介するとして、結果的には岐阜の完勝となりました。まぁ、負けなかったからよかった。少しはJ2の先輩の意地を見せられたのかな。



SHV32_1579スタジアムは、こんな感じ。
去年芝生の張り替えが行われたせいもあって、まだまだきれいです。



SHV32_1585バックスタンドにある炬火(いわゆる聖火)台が、縄文式土器になってるわ。なかなか珍しい台ですね。



SHV32_1581さて、ここからは茶屋街のスタメシ紹介。


最初は、「倶利伽羅そば」の名物「倶利伽羅そば」
倶利伽羅というのは、石川県と富山県の境にある倶利伽羅峠のこと。源氏と平家の戦いがあったことで有名なあの峠です。そこの山で採れた山ごぼうの葉を練り込んで打ったそばが入っています。



茶そばのように見えるものの、茶そばのような風味は無く、普通にそばの味として味わえるかな。でも、このそばは、だしが美味い。何だろう、かつおだしとも違うけど、薄くも無いしっかりとしただしの味わいがたまらなく美味しかったです。あごだしかね?


SHV32_1582こちらは、「ツエーゲン焼き」。まぁ、お好み焼きですわ(ニヤニヤ)。



味はオーソドックスなお好み焼です。
ド定番の味なので、何かひねりがあるかなという人には不向きですけど、安定した味が欲しいと思ったら、こちらをオススメします。できれば焼き立てがいいかも。ただし、それには20分待ちになることも(汗)。


SHV32_1584最後は、「ブランボ」のたこ焼き30年変わらぬ味とのこと。



確かに美味い。甘辛ソースに掛かったたこ焼きは、冷めても美味しく頂けます。とはいえ、こちらもド定番の味なのかもしれない(苦笑)。


SHV32_1590さて、試合ですが、私は一つ忘れていたことがあった。
そう、この試合にはシシーニョ選手がいない(泣)。
・・・ああ、これは勝てるのかと危惧しながら見てましたけど、序盤は彼がないのが気にならないくらい安定した攻め受けを行っていました。ただ、切り抜ける部分で苦労しているんだよね。それで決定打も打ちにくい。

そんな中、前半19分に岐阜の阿部正紀選手がカットし損ねたボールを金沢の選手が奪い取って、そのまま運ばれてしまい、佐藤洸一選手に頭で合わせられてゴール。上位に上がろうと執念を見せていた金沢に先制される格好になりました。
そこで岐阜は目が覚めたのか、前半32分にもたつきながらも、最後は風間宏矢選手が決めて同点に。
しかし、それ以降は双方決め手に欠くこう着状態。キーパーがよかったのか、決めきれないのか、双方グダグダ。つまり、これ以上説明しても文章をダラダラ書き連ねるだけになるから、もう書かない(ギャハ)!引き分けですよ、 引 き 分 け !

風間選手への風当たりが少し強い感じになっていましたが、個人的には、後半でスタミナが切れていたのと、下手に動いたらオフサイドを取られていた可能性があったので動けなかったのかなと思っております。
あと交代枠を1つ残しているのは、もったいなかったなぁ。誰か出して展開を変えられなかったのかなぁ・・・。

ちなみに、電光掲示板に何かあったのか、仮設のものが設置されていました



ここまで勝てんのかなぁ・・・。9/24のアビスパ福岡戦から5敗2分。ああ、10月勝てなかったんだね(泣)。11月も、このまま勝てないんじゃないかと思ってしまいますよ。沈んじゃいけないのはわかるけど、そう言いたくなる状況なのよ。

まず、この試合で阿部正紀選手はイエローの累積4枚、8枚目のイエローになったため、2試合出場停止になり、この金沢戦で終戦になりました(なおシーズン通算では10枚で、2枚出た試合があるため)。リーチが掛かっているのは、庄司悦大選手と小野悠斗選手。次の湘南ベルマーレ戦で下手な動きをすれば、一発で最終戦に出られなくなります。
ただ、そんなことは言ってられません。湘南戦は何が何でも勝つという意識で挑んでほしいです。ホントにチームは満身創痍で、ミッドフィルダーの要のシシーニョ選手だけじゃなくディフェンダーの要の阿部選手までいなくなっちゃったんだからねぇ。勝てる要素が見つからないんですけど、そこで弱気になったらいかんわ。何事も無ければ、田森大己選手をメンバー入りさせてほしいですわ。それか、ヘニキ選手をスタメンに出してイチバチで挑むか


というわけで、次節がいよいよホーム最終戦。ボロボロの岐阜イレブンは何を生み出すのか?
ある意味見もの、ある意味正念場、ある意味大木武体制の中でどれだけ成長したのかを見せねばならない試合になってしまいました。


未来に向けての戦いは、次節の湘南戦から始まっているんです。そのことを意識して戦って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)