5/3(日)、天気は西から崩れるという予報だったものの、仙台は朝から晴れておりました。
この日は朝一番で向かいたいところがあったので、いそいそと準備をして宿泊先をチェックアウトしました。とはいえ、早朝のバスに乗るわけではないので、少しはゆったりできますわね。
とにかく、目的地に早く向かいたいため、その目的地に向かうのに一番早いバスに乗りました。確かその時間は午前7時20分頃。少し余裕があったので、セブンイレブンで軽い食事を兼ねて食べ物と飲み物を買っておきました。ちなみに、ここでドーナツも売っていたので買ったのですが、普通に美味いと思います。最近はコンビニでも駅の売店でもドーナツを売る事態になるという変なブームが来ているので、いずれこのドーナツで味の比較ができればいいかなと思っております(目星は付けておる(ギャハ))。
仙台市内で乗車して約1時間、やって来たのは秋保(あきう)温泉。その中にあるバス停の秋保温泉口から少し歩いたところにあるのが、「主婦の店 さいち」(以下「さいち」)。
この店の名を聞いてピーンと来た方は鋭い。ええ、こんな温泉郷、下手したら山奥まで来たのはただ一つ。おはぎ買って行くからだ(笑)。このおはぎをはじめ、「さいち」が手掛ける惣菜は非常に有名で、ものすごく売れているらしい。そのため、全国のスーパーが視察に訪れる、NHK・民放が取り上げるなど何かと話題の店なのです。
ちなみに、経営者と惣菜担当(経営者が夫で惣菜担当が妻)はかなりの高齢ながら、毎日売り場や惣菜作りの最前線にいるとのこと。いつまでも頑張ってほしいものです。
・・・しかし、それにしても、朝の8時15分頃の段階でこの行列(汗)。その後も行列は伸びに伸び、本来は10時にオープンのはずが1時間近く前倒しとなる始末(爆)。何やねん、この店のパワー・・・。
ちなみに、この店へ向かう道すがらには、「何コレ珍百景」に紹介された(認定はされなかった)美容店がありました。紹介されたのぼりまで立ててた(汗)。
さて、この「さいち」で買ってきたおはぎを頂くことに。一気に3枚同じ車内で撮ってますけれども、頂いた場所はそれぞれ別です(笑)。さすがにおはぎを一気に食える人間じゃない。そんなことをできるのは、「サザエさん」に出てくる波平のご先祖様だけだ(ギャハ)。
最初は、納豆おはぎ。10月~5月(ゴールデンウィーク頃)までの期間限定商品です。
もちに納豆という組み合わせは、人によっては驚きをもって迎えられるに違いない。
元々もちが米の一種だからなのかもしれないですけど、納豆の味に合うのね。納豆は少々しょっぱ目に味付け(結構しょう油を使っているものと思われ)されており、もちの中に秘めた甘さを引き立てております。なお、アクセントとして大葉(しそ)が入っております。
次は、きな粉おはぎ。
きな粉は見た目黄色っぽく見えますけれども、実はずんだ(枝豆)を挽いたものなのです。そのため、ずんだの風味が口の中いっぱいに広がりますわ。ただ、きな粉が無茶苦茶多く、もち2枚あっても消化できないことも。もし家で食べるなら、残った粉を集めて牛乳で割った「きな粉ドリンク」とかにしてもいいのかも。あとはしゃぶるしかないもんね(苦笑)。
最後は、ド定番のおはぎでございます。
あんこは粒あんですが、甘すぎず食べ応えのあるものになっています。もうそれ以上言いようのないくらいに美味い。あんこもたっぷりですけど、きな粉と違って食べやすいので、残って困る・・・ということもないかと。家で食していて敢えて困ったら、パン(食パンでもバターロールでも)を1枚持ってきて、バター代わりに付けて頂いちゃいましょう(ニヤニヤ)。
この他、買っていないのでここでは紹介しないのですが、ごまおはぎというのもあります。黒ゴマをおはぎに振ったものですね。
ちなみに、この「さいち」で販売しているおはぎは保存料などを使っていないため、その日のうちに食べて下さいという注意書きがされております。また予約販売というのも行っておりません(当日買いになる)。購入数量を制限されるケースもあるので、大量に買う時は注意して下さい。ただ、「さいち」以外でも買えるケース(仙台駅1階にある「食材王国みやぎ」など)があるそうです。
秋保温泉を9時過ぎに出発し、仙台駅までバスで戻ったものの、この後の電車にかなりの時間待ち。どうしようかと途方に暮れていた中、次の目的地に向かうため、10時45分発の小牛田(こごた)行きの電車に定めました。長い待ちぼうけを車内で過ごしながらも(爆)。
小牛田で石巻線に乗り換え、石巻に向かいます。