2012年11月19日

イチローよ、お前もか

来年予選ラウンドが行われるWBC(ワールドベースボールクラシック)。先日キューバとの強化試合を2連勝で終え、山本監督にとっては意気揚々とした中の冷や水になりかねない出来事が発表されました。


ニューヨーク・ヤンキースに所属(現在はフリーエージェントを宣言し交渉中)のイチロー選手が同じく黒田選手と共に来年行われるWBCに不参加(辞退)を明らかにしました。
イチロー選手いわく、「第2回の大会を終えた時点で第3回に出場することは考えられなかった」とのこと。黒田選手も「登板数・投球回数・年齢の面を考えると、(予選・決勝ラウンドの行われる)3月マックスは難しい」とコメントしています。
対して山本監督は、「残念だが事情は理解できる」とこれまでの大リーグ選手に対して話したコメントをそのまま言う形になりました

これで、ダルビッシュ・岩隈・川崎・青木の計4選手を含めた6人の大リーグ選手の不参加が決定まだ松坂・松井選手といった大物も残っていますが、直近の成績を考えればセレクトされないのはほぼ確定と言ってもよく、3回目のWBCは日本国内の選手から選ぶということになりそうです。


正直イチロー選手が出ないのは残念です。彼がいるのといないのとでは精神的支柱の太さが変わってきます。恐らく、今回その精神的支柱を巨人の阿部選手に求めることになるのでしょうが、スタメンキャッチャーという重役の中、イチロー選手のようなムードメーカーになれるのか不安でもあります。そう考えると、過去の出場経験者が阿部選手をサポートする形を取らないと、下手をしたら内部崩壊を起こすかもしれません
イチロー選手が出ない理由は、様々あると思います。規律の厳しいヤンキースに所属したから・精神的疲労に耐えられなかったから・年齢面などなどあると思います。でも、繰り返しますが、WBCを知り尽くしている選手がいないのは少々不安でもあります。実力のある若手の有望株のダルビッシュ選手も出られないのは3連覇への不安材料でもあります。


国内メンバーで固める以上、結束力の問われる機会が増えると思います。特に守備の面での連携プレーは徹底的に確認し、かつ反復練習でこなしてほしいと思います。打撃面では4番に座る可能性のある阿部選手に全ての負担が来ないように、3番・5番、そして下位打線への繋ぎになる6番が重要になってくると思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)