2020年03月18日

同情をしない

新型コロナウイルスの影響で大変な最中、「コロナウイルスをばらまいてやる」とのたまって、実践してしまった蒲郡市在住の50代男性が今日(3/18)死亡したと発表しました。
この男性は、ハワイに旅行へ行っていた家族から新型コロナウイルスに感染したのですけど、陽性反応が出た後にもかかわらず、家族や友人などに先述のセリフを吐き、市内のフィリピンパブに行って接客した女性店員と別の女性店員が感染するという事態になりました。店は消毒や備品の交換、およびその間の営業休止と風評被害で1000万以上の被害が出たとして被害届を出していました。
ちなみに、この男性は肝細胞ガンの基礎疾患があり、その疾患の影響によるもの(死因は新型コロナウイルスに伴う肺炎)とされています。


普通なら、お悔やみ申し上げますとなるところですが、今回の件は因果応報・自業自得の罵詈雑言しか思い浮かばないご家族の方々には申し訳ないですけど、この方の行った行為は鬼っ子でも行わない最低な行為ですよ。こういう自分勝手な人間のせいで、彼にうつされて亡くなった人間は死んでも恨むだろうね。「死して屍拾う者無し」(死んだ自分の屍を拾う人はいない)とはよく言ったもので、今回の場合は、「死して同情寄する者無し」(死んだ自分の同情をしてくれる者はいない)というふうなのでしょう。
あと、今回被害届を出したフィリピンパブのオーナーは、かの人が亡くなったことに驚いているそうですが、被害届は取り下げないとのこと。その方針で間違っていません。この彼の遺したお鉢が遺された家族に回る可能性があるその点だけは、同情を禁じ得ないです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)

2018年01月16日

肝いりだからと言って、フグだったら食べてはいけない

昨日、愛知県蒲郡市にあるスーパーマーケットで肝入りのフグが売られていたことがわかりました。
スーパーの店主は、毒の無いフグなら売ってもいいと思っていたそうですが、今回そう思っていたヨリトフグであってもそうでなくとも、フグは毒の有無関わらず、毒のあるとされる肝や卵巣などは販売してはいけないことになっています。

というのも、フグの毒は猛毒として知られており、ほんの少し食べただけでも死んでしまうほど。だから、それらを捨てる際にもカギに掛けて、専用の業者に引き渡して燃してもらう・・・という手順を採らないといけないのです。そのカギを持っている人も、調理資格のある人だけという徹底ぶりですから、いかに危険なものかわかります。
実は、石川県の一部地域では、毒のある部位を無毒化して食す習慣もありますけど、いまだにメカニズムがわかっていないうえ、許可をもらって作っているので、当然ながら一般人はできません
また、今回大丈夫と思っていたヨリトフグでも過去に毒が検出された事態も発生しています。だからフグは毒の有無関わらず食べてはいけないのです。


今回誤って肝入りにしてしまったフグの切り身は5パック流通してしまい、うち3パックは食べられなかったものの、2パックは誤って食べてしまったそうです。幸い何事も無く終わりましたけど、何かあったら一大事。すぐにわかっても助からなかったのでは・・・と考えると、いたたまれません。


まぁ、正直今回この店はかなり厳しい沙汰を受けなければならないでしょう。何せ発覚する前から売ってたそうですから。それまで気付かなかったのは、地元の人も毒が無いからというのを信じてしまってたからなんでしょうかね・・・。そうだったとしたら、この店の罪は重いです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)