2011年03月20日

iPad2、アメリカでは予定通り。日本は延期

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が起こったその日、アメリカではiPad2が発売されました。
iPad2は、iPadのブラッシュアップ版といわれるメディアタブレット機種(スマートフォン)で、以前より薄型になったのが大きな特徴です。
アメリカでは、例によって行列ができ、買えた人からは歓喜の声が沸いたのは言わずもがな。そしてすぐに品切れになり、1ヶ月以上待ちになっているらしい
他国では3/25に発売予定とアナウンスされていましたが、地震の起こった日本だけは無期延期がアナウンスされました。


しかし、この無期延期が他国にも波及しかねない、仮に発売できても再出荷には時間がかかる可能性があるようです。
というのも、やはり地震の影響で、物品調達ができなくなるからです。

実は精密機器は東北地方で製造されているものが多く、その地域が被災したため、たった1つの部品が足りないだけで製品が完成しないという事態が発生してしまうからです。
じゃあ、他の国で調達できないのかというと、できないわけで
どうやら精密機器によっては日本の独壇場な部品もあるため、他の国で・・・というふうにはいかないそうなんです。日本の技術力の高さが、こんなケースで仇になるとは何とも皮肉な・・・。


当然、この影響は携帯電話だけではありません自動車・太陽電池・半導体などあらゆる部品・精密機器にも影響を及ぼします。


それゆえに、東北地方の復興が遅れれば遅れるほど、世界経済への影響は計り知れないのです日本が停滞するだけでなく世界も停滞してしまうのです。
それだけ、今回の地震は計り知れないものになりかねません。だからこそ、皆が少しでも復興の手助けをできるようやっていかないといけないのでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0)