2017年05月27日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その8 おまけ 京滋肉まみれ

先日行われた京都サンガFC×FC岐阜の試合、会場では様々なスタジアムグルメが並んでいるのですけど、京都に関しては、肉・肉・肉の肉尽くしになっていた感があります。確かに、京都は肉料理の美味い店が多いんですよね。長い伝統があるからゆえの精進料理や和食、和菓子が有名なんですけど、西洋料理の有名店も多く、パン屋も多いんですよね。イノダコーヒをはじめとしたコーヒーの店も有名ですし。肉が美味いのも何となくわかる。


そんな肉まみれのスタメシと帰りに頂いた弁当の紹介をば。なお、スタメシの店の名前は不明です(ギャハ)。


SHV32_0922最初は、「すじ煮込み」と「すじこん焼そば」を販売している屋台から。
まずは、「すじ煮込み」。ねぎたっぷりの中に、すじがこれでもかと入っております。



こちらは甘めでコクある味わい全てすじの部分から出ているものだと思われ。脂分が多いけれども、そこまで脂っこいとは思えなかったです。うまーい(笑)。


SHV32_0923そのすじ煮込みを焼きそばに絡めたのが、「すじこん焼そば」



こちらは、すじの旨味は残っているものの、甘みはあまりない。でもソースの甘辛さでそれをフォローしている感じどちらもコク深いので、関西圏なのに濃い味(苦笑)。
私、焼きそばはあまり濃くないのがいいんですけどね。「ペヤング」にハマって以来ですかねぇ、そう思うようになったのは(汗)。


SHV32_09263番目は、「牛スジホルモン」丼もあったんですけど、容器不足とご飯まで食えんというふうに思ったので、今回は単品で。



うわー、辛味のある味わいなんだけど、ホルモンの旨味たっぷりー(ニヤニヤ)。ご飯無いのはアカンかったわー(泣)。次来る機会があれば、ご飯付きで頼みます、本当にごめんなさい。


SHV32_0928京都編最後は、「焼肉牛ホルモン照焼」
ホルモンを串で刺し、タレ付けした肉を1個オマケでくれた一品です。この店は京野菜入りのカレーライスや牛丼もありました。



肉は硬いけど、そこから出てくる旨味は最高。これは歳を取ったら食えない代物だわ(苦笑)。何よりタレの味がいいですね。甘みメインでコクもあり、肉の旨味を引き立ててくれる。最高じゃありませんか。


正直京都ってあまり好きな街じゃないんですけど、肉の上手い街なのを再認識下手したら、神戸より肉は美味いかもしれない。ブランド牛があるわけじゃないけど。


SHV32_0932そして、最後は滋賀県にある甲南サービスエリアから。ここで売られていた「忍者弁当」(「近江牛弁当」とも)が半額で買えるということなので、釣られて買ってきた(笑)。
大ぶりの牛バラ肉が隙間なく敷き詰められています。



これも脂の部分が美味い。そしてタレがいいシャープな味わいなのに、脂と絡んでもしつこくない。半額で買えてよかった(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その8 二人の田中~マルクスとパウロ~

SHV32_0921FC岐阜、今日は京都・西京極スタジアムで京都サンガFCと戦いました
今回京都は電車ではなく、高速バスで向かったのですが、途中の高速で渋滞に巻き込まれ、京都市内に入ったらおびただしい車の量で渋滞に巻き込まれ・・・というふうで、予定到着時刻より30分も遅れる有様西京極スタジアムに向かうバスもバスで、渋滞で20分で行けるところが25分。この京都の壊滅的な交通事情、長い伝統が仇になって、クルマ社会に適応できない道路事情は何とかならんのかねぇ・・・。



SHV32_0920こちらは、スタジアムのピッチ。
西京極スタジアム、正式名称は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で、京都府内の陸上競技の聖地でもあります。このあたりは、森脇健児さんあたりなら泣いて説明しそうな予感(笑)。私から申し上げるとすれば、年末年始に行われる駅伝(12月の高校駅伝と1月の都道府県対抗女子駅伝)ですね。NHKで中継されるので、ご存じの方も多いことでしょう。
あとは、スポンサー豪華やね。マッチデーになった京セラ、オムロン、au(KDDI)、そして任天堂。他にも京都で生まれた世界に有名な企業が目白押しだよ。何でこのチームJ2なんだよ!
なお、京都自身は、近いうちに新スタジアムへの移転を考えているそうです。建設も何とか動き始めるようで。確かに屋根が無かったり、トイレが少ないとかは致命傷になりかねないわね。



SHV32_0916こちら、京都のサポーター(ホーム席)が入場するauゲート
すげーよなー、auがスポンサーだもんなー。いつも使っているのになー(棒読み)。



SHV32_0918待っている間、サブグラウンドでは、女子サッカーが行われていました
その試合は、チャレンジリーグのバニーズ京都SC×JFAアカデミー福島女子サッカーの3部、Jリーグで言えばJ3にあたるチームです。

ちなみに、JFA福島は東西で分けられるチャレンジリーグでは東側に属しているはずだったのですが、東日本大震災でホームの楢葉町(日本サッカーの合宿および強化施設である「Jヴィレッジ」がある)が東京電力福島第一原発事故の影響で対策拠点として利用されたため、静岡県御殿場市に避難する形になりました。そのため、現在は西側の扱いになっているのです。

で、もう一方の京都SCは、今岐阜の監督として着任している大木武さんが、スーパーバイザーとなって運営に携わってきた経緯があります。京都SCは経営面でかなり苦しい思いをしている(スポンサーの撤退だけでなく、本拠地の移転も経験している)ので、大木さんも苦労したんじゃないですかねぇ・・・。だから、試合後京都SCの仲間達に挨拶してましたものね(京都のサポーターにも挨拶していましたよ)


試合は、後半に京都SCが追加点を挙げて2-1で勝利しています。



SHV32_0930今日の試合は、京セラのマッチデーということもあり、元京セラ社員で元プロレスラーの小橋建太さんが来場されていました。
いやぁ、満面の笑みでファンサービスするもんですから驚きましたよ。すごくファンに近い感じでした。
なお、京都サポーターへのあいさつは滑った模様(笑)。



SHV32_0931今日の試合は、色々な見どころがありました。


まずは元京都監督でもあった大木さんの凱旋試合当時を知る選手もまだ何人かいるので、警戒しているのは当然至極。これを打ち破れるかがポイントになっていました。
もう一つは、京都所属選手だった田森大己選手にとっても特別な試合であった点。契約上出られなかった永島悠史・岩瀬剛両選手の代わりに存分に暴れてほしいというふうに見ておりました。何せ先日のV・ファーレン長崎戦のオーバーヘッドキックが強烈に残っていますからね。チャントができたくらいだもの(笑)。
ちなみに、この日の試合でJ2通算200試合出場でした。おめでとうございます。

そして、タイトルにもした2人の田中が相まみえます京都からは田中マルクス闘莉王選手、岐阜からは田中パウロ淳一選手です。共に本職ではないポジションで活躍し、チーム上昇の原動力になっていました。しかし、今日の試合は共に(仲良く?)ベンチスタートとなりました。
ちなみに、田中パウロ淳一選手の『パウロ』は田中マルクス闘莉王選手の父親の名前から来ています。高校時代、体験入部した日の前日に田中マルクス闘莉王選手の父親が偶然出ていたため、それを見ていた先輩達が田中パウロ淳一選手の風貌・プレースタイルが外国人っぽいことから、このミドルネームになったとか。


そんな複雑な事情が絡んだ試合は、京都が若干有利な中で、一進一退を繰り返す形になり、お互い我慢のサッカーで前半を終えました

試合が動いたのは後半になってから。後半17(62)分、左からのクロスを取ろうとしたキーパーがボールをこぼしたのを大本祐槻選手が見逃さず、近くにいた小野悠斗選手に回し、シュート。ガラ空きのゴールにボールは吸い込まれました。これが岐阜にとって先制点になったばかりか、チームとして通算400得点、かつ小野選手自身J初ゴールとなりました。今まで交代で出ることが多く、先発出場は稀な選手。シュートなんてほとんど見たことない。いわゆる伏兵・調整役の選手が決めてくれました。岐阜に来て2年目。これからも必要な時に活躍してくれる、いぶし銀な選手になってほしいものです。

その後も岐阜はゴールチャンスがあったものの、決まらないこの決定力の無さと攻守の切り替えが上手く行かなかったことが、岐阜にとっては厳しい結末を迎えることになります。
後半30(75)分に途中交代の選手に決められ、追い付かれてしまいます。

この後、京都は確実に勝利を手繰り寄せたいために、田中マルクス闘莉王選手を投入。対して岐阜も攻撃にアクセントを加えたいがために、田中パウロ淳一選手を投入します。いよいよ直接対決実現です!相まみえることは少なかったものの、かわして切り込んでいる点では、パウロ頑張ったねと褒めてあげたいです。


双方攻撃的になったものの、決め手に欠け、1-1の引き分けになりました。



岐阜はよくやっています。でも今日の試合は勝ちたかった。勝てたはず。
切り替えのスイッチが早く入らないといかんわね。あとは精度。何度も言われているでしょうけど、シュートが決まらなければ、逃げ切れる試合も追い付かれてしまう。今後、試合が少なくなってきた時に、この流れが命取りにならなければいいのですけど・・・。
そして、生命線のパス回しが今回もミス連発。というより、京都に読まれている部分もありましたね。さすがに大木監督の教え子がいるチームだから簡単には勝たせてくれないとは思いましたけど、ちょっとそれにしてはミスが多すぎる。疲れているのはわかります。だからこそ、きちんと相手に繋がるパス回しという基本を認識してプレーしてほしいものです。


これで5月は1勝2敗3分。少なくとも2つは勝てたはず。1つは負けなくてよかったというふうでしょうか。とりあえず、この苦しい日程は8月までないので、6・7月でしっかり調整してほしいです。


ところで、この5月は、メンバーを色々入れ替えたりすることが多かったように思います。恐らくですが、天皇杯を意識したものになっているのではないかと推測しています。6/21の本番に向けて、ふるいに掛けているのではないかと思うのです。詳細を書ければいいのですけど、まぁいずれ。

次のモンテディオ山形戦は、この先を苦しまずに過ごすための大事な試合になりました。風間兄弟の対決という見どころもありますけど、ここは勝つことに集中していきましょう。


で、今度おまけを書いていきます(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)