今回は仙台駅から仙台(青葉)城址に向かいます。
仙台駅バスターミナルから仙台(青葉)城址に向かうルートはバスになるわけですが、市営バスの路線バス以外にも観光地を循環するるーぷる仙台というのがあります。
これは時計回りで運行されている循環バスで、仙台(青葉)城址以外にも瑞鳳殿や仙台市博物館などを巡るものになっています。
運賃は260円で一日乗車券の場合600円で乗り降り自由+施設割引が付いてきます。施設巡りもしたい場合は一日乗車券で乗るのがオススメです。
しかし、このるーぷる仙台、非常に混む。ゴールデンウィークの時期は15分間隔なのにもかかわらず、人人人で途中の停留所で人が乗せられない事態にも。オシャレなバスもいいけど、もう少し人の乗せられるバスで・・・とも言えないんですよねぇ。狭い道も通るし、山道も走らないといけないので。
そんな混みに混んだバスに揺られること数十分。バスは仙台(青葉)城址に到着。ここは、2009年に訪れて以来5年ぶりなんですねぇ。その頃の写真と見比べて頂ければ幸いかと。
まずはイメージイラストで使われたところと同じと思しきところから。
仙台市内が一望できる絶景ポイントで、伊達政宗像の近くになります。
こちらはエンディングで使われた場所に近いところかと。
奥の方は、かつて住宅地だったのですけれども、東日本大震災の津波で一面の荒野になっているのが、わずかばかりながらわかります。
ちなみに、2009年当時建築中だったビルは既に完成している。
こちらは、昭忠塔。西南戦争・日清戦争などで亡くなった東北地方の人達の慰霊塔(忠魂碑)です。しかしながら、東日本大震災で頂点にあった金鳶(とび)像は折れてしまい、落下。見るも無残な姿をさらけ出していました(後に覆いが付けられている)。非常に貴重なモニュメントだということなので、壊れてしまったのは非常に残念です。元々銅製というもろい素材だったのも災いしたのでしょう。
ちなみに、偶然にも在りし日の姿を収めています。詳細はこちらで。
今回仙台(青葉)城址を訪れたもう一つの理由、それは「独眼竜政宗」を見ていたから。
やはり、政宗が活躍した仙台(青葉)城址は見ておかないと・・・と思って来ているフシもある。
写真は現在NHK BSプレミアムで再放送中の「独眼竜政宗」の題字(レプリカ)。
こちらの題字を製作したのは、書家(刻字製作)の長揚石さん(1994年死去)。普段は象形文字で製作していたのですが、この作品では珍しく、そうでは無い書体で彫られています。
やはり、NHK仙台放送局はイチ押ししてますね(ニヤニヤ)。
ここで一服。
ずんだ味のシェイクを買ってきました。
ずんだの甘い風味とつぶつぶ感がまたいいですね。そして冷たいので、甘味がシャープに伝わってきて疲れが吹き飛びました。
この後、るーぷる仙台の営業は終わってしまったので、ふもとになる国際センターまで下りて来て、そこからバスに乗って仙台駅まで戻りました。次回は再び仙台市街地を紹介していこうかと。