2019年03月26日

さようなら、かきつばた

SHV39_4637JR名古屋駅には、きしめんをはじめとする麺類を扱うお店があります。立ち食いスタイルで、(立ち飲みの)居酒屋も兼ねているのですが、昔は長距離移動も多かったこともあり、繁盛したのでしょうね。それなりに需要があるのか、1ホームに2店舗はありました。
ところが、一部の店舗は採算が合わなくなったのか、撤退(閉店)していきました。そしてもう1店舗、ホームにあったお店が消えようとしています。お店の名は、かきつばた愛知県の花の名を冠したその店は、きしめん・うどん・そばを扱う麺処と居酒屋を兼ねた立ち食い・立ち飲みスタイルの店です。小ぢんまりとしていながら、結構リーズナブルな価格構成でした一度紹介しているんだよね)
実は、かきつばたは東海道本線(1・2番線)と中央線(7・8番線)にあったのですが、中央線は既に閉店。ゆえに、この店が最後のかきつばたになったのです。



SHV39_4639飛び込んだ日が、閉店間際ということもあり、つまみ類はあらかた売り尽くされていたようで、酒党な方々は、くだを巻くほどではないものの、何か出してよーと甘えた声に近い声を出しておりました。そんな中で、私も私で何にしようか悩んだ末に、店の表に貼ってあった「いか天きしめん」をチョイス
「台湾ミンチきしめん」も美味そうだったけど、無くなってたのよ。



透明なだしは、飲んでみるとわかるかつお節の濃厚な味。それを花かつおでさらに色濃く理解できるあたりは、非常によくできているなぁ。いか天も麺も市販品なんだろうけど、そんな野暮なことは言わない。美味けりゃいいのよ。何度も通いたくなる味、それがこの手の店で求められるものだと思うのですよ。


かきつばたは、明日(3/27)をもって閉店になります。メニューがかなり無くなっているようなので、早じまいの可能性もあります。行ける方は、早めに行きましょう。
その後は、4月半ばをめどにリニューアルオープンされるとのことですけど、どういう形態の店になるのか、かきつばたの名が残るのかは一切不明です。次の店も愛される店であってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2018年03月15日

老舗個人運営のゲームショップが閉店に

東京都江戸川区葛西にあるゲームショップ「GAMES マーヤ」(以下マーヤ)。
小さい店舗ながらも、特にコアな商品の訴求力が高く、店長の達観した目利きもあり、ゲーマーからの信頼の厚い店です。開発者からも信頼の置かれていた店で、店長に任せれば売れると踏んで、販促品が多く届くこともあったとか。定期的に行われるイベントでは、ゲーム会社の営業・開発者がこぞって出演するほどですから、その手厚さがわかります。
昨今はGEO・Wonder GOO・TSUTAYAといった全国展開のチェーン店やビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機といった家電量販店、さらにはAmazon.co.jpといったネットショップが隆盛になり、マーヤのような個人店や中小のチェーン店は、中々立ち行かなくなってきました。昔はファミコンショップとかいう名前の付いた店が結構あったんですけどねぇ・・・。

かくいう私は、その昔中小のチェーン店で働いていたこともあり、いわゆる業界紙(ファミ通ではなく、月刊の新聞のようなもの)というのがあるんですけど、そこで掲載されていたマーヤの店長の訴求ポイントや注目・オススメ作品の紹介は結構参考にしていました


そのマーヤが4/8で閉店することになったのです。店長さんはまだまだ元気だと思っていたのですが、一体何事で?
マーヤが閉店するのは、昨今のゲーム業界の厳しさからではなく、店長自身の体調がすぐれないことからとのこと。昨年夏から原因不明の病気で倒れ、医者からドクターストップを掛け続けられたことで、閉店を決意したのだそうです。おいくつかわかりませんが、女性なので、不定愁訴(更年期障害の一因ともされる)とかだと原因も治療法もわからないって言いますからねぇ・・・。


35年間本当にお疲れ様でした。そして、数多くのゲーム販売店に色々なお知恵や意見をご教授下さってありがとうございました。お元気で、そしてお大事にして下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:16Comments(0)

2017年12月18日

遂に4Mの一角が崩れる

名古屋の人間にとって、4Mというのは無くてはならない百貨店を意味します。最近はJR高島屋も入っているので、4M+1という言い方をしていますが。
その4Mとは、松坂屋・三越・名鉄百貨店、そして丸栄その4Mの一つ、丸栄が遂に閉店することが決まりました。テナントで入っていたサカゼンが完全閉店と銘打っていたので、嫌な予感がしていたのですけど、遂に、遂にというべきですね。


丸栄は1615年に創業した呉服店がルーツで、1943年にもう一つの百貨店と合併してできたのが、現在の丸栄になります。戦後、オリジナリティを発揮するために、エスカレーターの設置やオープンディスプレイを採用するなどしたものの、一度経営危機を迎えますその時に支援したのが、今回の閉店劇に絡む興和だったのです。
興和の支援により、一度は立て直し、積極的な経営に再び乗り出します。しかし、バブル崩壊やリーマンショックによって、その多角経営のツケを払わされる格好になり、徐々に身を削る運営をするようになっていきました。もちろん、再生のためにテナントを入れ替えたり、新規展開を行うなどしたものの、全てが上手く行ったわけではなく、むしろ上手く行かなかった方が多かったのかもしれません

そんな中で、興和は丸栄を子会社化し、一時は百貨店撤退を示唆したこともありました
しかしその後も、売り上げ低迷が続き、遂に今年7月には興和の完全子会社化が発表されました。その約半年後に閉店の発表。ちなみに、閉店は2018年6月30日になったそうです。


やはり興和が絡むとロクなことがない。かつて、興和は愛知国際放送(RADIO-i)を閉局に追い込んだ張本人です。この時も、興和が支援に乗り出し、最終的には完全子会社にしたものの、何もできずに潰しただけでした。特にRADIO-iの場合は支援先が乗り出してきたのにもかかわらず、潰しに掛かったという人でなしの側面もあります。結局以前書いた通りになりましたわ。ただの壊し屋だったんですよ。


もう興和を信じません興和は嫌いです。興和自体が無くなってしまえと言いたくなりました。もう放送機器を他の放送局は買わないでほしい興和のシステムは採用しないでほしい。私も興和の医薬品は買いません。そう誓います。壊し屋の店から何も買いたくありません。


丸栄は経営は厳しいものの、店も催しもオリジナリティがあり、生鮮品のよさと安さは他の4M+1に比べても素晴らしかったのに、潰してしまうのか・・・。せめて地下の生鮮品街は複合商業施設になってからも残すんだよな?そうするんだよな?興和さんよ!何とか言えよ!潰すだけじゃなくてさ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2016年11月15日

さようなら、コンビニの元祖

愛知県春日井市高蔵寺にあるコンビニ「タックメイト藤山台店」が11/17に閉店することになったそうです。高蔵寺ニュータウン内にある小売店として大きな役割を果たしたのですけれども、この店が別の意味で大きく注目を集めたのが、日本のコンビニ1号店の一つであるということ。
世間の認識では、「セブンイレブン豊洲店」が、コンビニ1号店と言われることが多いものの、このタックメイト藤山台店も新形態の小売り事業として酒店から鞍替えして展開されたのです。この店を作った時に視察のが、奇しくもアメリカのセブンイレブンだったんですね。
ちなみに、『タックメイト』と言われてもピンとこない人が多いでしょうこの店は、開店当初は『ココストア』で展開していました。そう、あのココストアです。


この店では、狭い店内でも小ロットで多彩なアイテムを揃え、街の人のニーズに合わせた利便性を常に追求していました。また1994年からは店内調理を始め、後に他のココストアにも広まっています
しかし、大手コンビニの攻勢は留まるところを知らず、2000年代初めからセブンイレブンが東海地方に進出したことで、その攻勢はますます勢いを増していきました。中堅どころのココストアでは太刀打ちできず、2015年にファミリーマートに吸収合併され、この店も将来的にはファミリーマートになるものと思われました。

ところが以前話した通り、ココストアの一部はミツウロコホールディングスに譲渡されることになり、この店もその一角を担うようになりましたそれまでココストアで運営していた店もタックメイトと名を変え、心機一転・・・と思ってはいたものの、高蔵寺ニュータウンは愛知県内でも有数の高齢化進行率を誇り、それが店の売り上げの減少に拍車を掛けている事態を引き起こしていたのです。直営店とはいえ、これではどうしようもならず、店の看板を掛け変えてわずか2ヶ月ほどで閉店の憂き目に遭ったのです。


実は私、偶然にも6年前にこの地を訪れていますこの店には、日本のコンビニ1号店の一つとして、私が訪れた2010年に「日本のコンビニエンスストア発祥の地」という記念碑(銘板)が置かれているのです。恐らく、この記念碑も無くなってしまうのでしょう(現状は行き先不明とのこと)。


当時の苦労や面影が無くなってしまうのは、非常に残念で寂しいものを感じます。時代の流れと言ってしまったらそれまでですが、どうにかならなかったのかねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)TrackBack(0)

2016年09月14日

ええっ、新宿で時間を潰す時にはお世話になったのに・・・

東京都新宿区のカプセルホテル「グリーンプラザ新宿」が、年内(12/25)で営業終了になるそうです。
新宿駅から歩いて5分ほどにありながら、リーズナブルな価格設定で充実の入浴施設(サウナ付)、レストランもあるしカプセルホテル以外にも簡易宿泊も可能・・・と至れり尽くせりの施設でした。
かくいう私も、コミケやゲームショウなど関東圏のイベントがあった時、東京に着いたらまず行く、東京から帰る前に立ち寄る・・・といったふうにしばしば利用しておりました。お客さんも思った以上に多く、なおのこと潰してしまうのはもったいないと。
じゃあ周辺のカプセルホテルなどの施設ができて、競合関係が厳しいところにまで至って辞めることになったのかいなと思っていたらさにあらずなようで。


この「グリーンプラザ新宿」というカプセルホテルを運営しているのは、東京グリーン開発という会社。この会社、軽井沢や浜名湖などにリゾートホテルを構えております大阪にもありますが、この大阪にあるホテルはカプセルホテルではなく、結婚式場と宴会場を備えたホテルということで、特別色の強いものになっています。そう思うと、大衆向けのホテルという新宿は異様なホテルだったのかもしれません。


にしても、惜しいなぁ。他にいいホテルを知らないので、年末以降新宿界隈に行った時困っちゃうなぁ・・・。


なお、ホテルの建っている土地は売却される模様で、今後何が建てられるのかは未定。もしかすると、違う会社に買収されて再開・・・というウルトラC的な展開もあるかもしれません。


1981年から34年間、本当にありがとうございました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:49Comments(0)TrackBack(0)

2015年03月05日

大須のゲーム・PCショップがまた消える

大須、正確には上前津交差点そばにあるアプライド上前津店。この店が3/22をもって31年間の営業に終止符を打つことになりました。
アプライドといってもピンとこない人には、この店を含め愛知県にある尾張旭・春日井の3店舗がかつてコムロードと呼ばれる店舗だったことを伝えれば、ピンとくる人がいることでしょう(なお豊橋にも店舗があり、その店舗は現在もコムロードを名乗っている。またコムロードの名はグループ会社の名前としても残っている)。


アプライド上前津店は、1984年にコムロード上前津店としてオープンしました。
コムロードはブラザー工業傘下のPCショップで、後にブラザー工業はTAKERUというファミコンのディスクシステムのようなネットを介したPCソフト(主にMSX・FM TOWNS・PC88・PC98など)配信事業を手掛けることとなります。大須のPCショップとしてはPC製品の品揃えが充実していたので、大須が電器街化していく中で、グッドウィル・中京マイコン・トップカメラ・ツクモなどと共に老舗として君臨していました。丁度オープンしたのもマイコンブームの頃でしたものね。正に時代の流れに乗って誕生したと言ってもいいでしょう。

この店の特徴としては、PCソフトは扱っていたものの、コンシューマー作品は扱っていなかった点でしょうか。当時の名古屋のPCショップとしては結構珍しい存在だったかなと。またこの店はPCソフトが集中発売する週は、その日の深夜0時から販売するという手法を大須で唯一行っていました(つい最近までやっていたのは、ここだけじゃなかったかなと)


上前津店が無くなるのは、恐らく儲からないからだと思います。携帯電話とかテレビとかも売っていたところを見ると、多角化して儲けようとしていたんでしょうね・・・。大須の電器街の歴史を垣間見る点でも無くなるのは残念でなりません。


かつては、ドルフィン山本をはじめとするゲームショップが栄えていましたが、そのドルフィン山本も無くなり、アクセスフィールドというコンシューマー・PCソフトを揃えてくれていたカルトな中古ショップも時代の流れで無くなってしまいました。今はコンシューマーのレトロゲームを販売する店とカメレオンクラブが主に頑張っていますけれども、往時の勢いを知っている世代にとっては少し寂しいものを感じております
その中でこの話題、辛いですねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2015年02月17日

ほなな、スナックパーク

阪神百貨店梅田本店の地下にあるスナックパークが今日をもって閉店されることとなりました。まさか今日で閉店になるなんて関西に住んでいたわけではないですから、ニュースでそれを聞いて驚愕したわけです。


スナックパークは1957年頃に誕生しました。当時は「おやつセンター」と呼ばれていたそうで、お菓子の販売も行われていたとのこと。閉店までの間16店舗が運営しており、中にはマクドナルドもありました。しかし一番有名なのは、いか焼きの店なのではないのでしょうか。あそこで買って、そばの立ち食いスペースで食べて帰る・・・というのが関西圏の人達の定番コースだったのではないのでしょうか。また阪神電鉄の梅田駅がそばにあることから、甲子園球場で野球観戦しに行く人達が腹ごしらえをして向かう、デーゲームの際はここで一服して帰るというふうで利用していた人も多かったのではないのでしょうか。
かくいう私も、大阪に寄った際には、店内にあるお好み焼きやラジオ焼きを頂いて他の場所に向かいましたし、ミックスジュースも販売しているので、梅田駅の地下にあるミックスジュース屋と共に立ち寄って一杯飲んでいったものです。


今回閉店に至った理由は、店内改装・建て替え工事に伴うもの。ただ閉店後も、いか焼きの店をはじめとして4店舗はスナパーというフロアの西側に移転してテイクアウト専門店として営業を続けるとのことです。


大阪の名物でもあったし、安くて美味しいかついろんな料理が楽しめる、地元の人達だけでなく観光客の人達ももっと体感してほしかった場所でもありますね。何とも寂しい限りです。
そして、本当はこう言って別れを告げたいものです。「ほなな」ではなく、「またな」と。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)