2020年06月08日

コロナ禍に巻き込まれたグランパス

7/4にJ1リーグ再開が決まった中、あるチームだけ7/4再開に間に合うのか心配になってきました名古屋グランパスです。


というのも、6/2には金崎夢生(むう)選手が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、6/7にはミッチェル・ランゲラック選手が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたからです。しかも現状、お互いの接触は無かったとのことなので、感染ルートの不透明さも問題視されています。

金崎選手の感染に関しては、5/29の練習後に頭痛と倦怠感および発熱を訴えたため、体温測定をしたところ、38.5°Cが出たとのこと。その後3日間熱が出ていたため、6/1にPCR検査を受けたところ、翌日陽性反応が出たため、この日から全体練習を休止することになりました。
この処置を行ってから濃厚接触者とみられる19人の選手・スタッフにもPCR検査を受けたところ、全員が陰性だったことから一安心・・・と思った矢先の他の選手からの陽性検出だったわけです。

その2人目の感染者となったランゲラック選手は、PCR検査で陽性と出るまで平熱だったことから、無症状患者だったと思われます。今後発熱などの症状が出るのか、何もないまま経過するのか、まだ予断を許さない状況になっております。ただ、ランゲラック選手は愛知県外から出ることもなく、外出時にもマスク・手袋などの完全防備を行っていたということから、感染したのが信じられないと本人だけでなく、他の選手も驚いていたとのこと。
実は、金崎選手の場合は、神奈川県に親族に会うために車で移動していたということがあったのです。親族に会うということは、不幸など不測の事態があったからだと思うのですけど、そうでなければ、不要不急の外出を控えるべき状況下で、車だからと安心してしまった拙速な判断と思えてなりません。


ちなみに、名古屋以外で感染者が出たというケースは無く、名古屋だけが開幕までにコンディションを整えられるのか不安な状況になってきました。しかし、今シーズンに関しては、J2への降格は無いというふうになっているので、主力が揃わなくとも何とかやっていけるのが不幸中の幸いと言えるでしょう。


早く回復することを祈ると同時に、感染ルートの解明を一刻も早く行うべきだと思います。クラブだけでなく、県や保健所など官民一体で行うことが、感染者拡散を抑止できると思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)