2016年12月19日

陽、おまえもか!

北海道日本ハムからフリーエージェント宣言していた陽岱鋼(だいかん)選手が、読売ジャイアンツ(以下巨人)への移籍を発表しました。
これで、巨人は福岡ソフトバンクホークスからFA宣言していた森福允彦(まさひこ)選手、同じく横浜DeNAベイスターズから山口俊選手を獲得しているので、今回の陽選手で3人目3人も獲るのは史上初だそうです。「補償対象(A・Bランク)の選手は年2人までしか獲得できない」(山口・陽両選手はBランク、山口選手はCランク)とはいえ、3人も獲るのは極めて異例。かつランク以上の選手でもあるような気がする(特に陽選手はBランク以上、森福選手はCランク以上の実力を持っていると思う)ので、巨人としてはオイシイ補強をしたとも言え、正直『強奪』の表現もあながち間違っていないと今回ばかりは思いますわ。「Aランク選手がいないから『来年は優勝して当然』という程の補強ではない」という言い草もおかしいなと。だって、球団が支払いを渋っていた感もあるわけよ。巨人だったら今回支払うと言った年俸くらいは出しているかもしれんわ。

それゆえに、主力ないしはそれに準じるクラスの選手が抜けた球団は痛いわ。
日本ハムは自前調達で何とかできるからいいとはいえ、他の2球団は厳しいぞ。
ソフトバンクも自前調達できるかもしれないが、替えの利かない選手でもあったので、五十嵐亮太選手などのクラスが活躍できないと厳しいぞ・・・。
DeNAは勝ち星勘定のできる先発がいなくなったので、補強は必至。今から他球団の選手が獲れるのかはわからないし、新しい外国人選手で埋め合わせができるのか不透明。ラミレス監督の真価が発揮されるところですね。


そうなると、日本ハムとDeNAは補償選手を誰にするのか、いなければ金銭にするのかという点が焦点になるでしょう。
先述の通り、DeNAは先発を数えられる投手が欲しいと思われるので、若手であろうとベテランであろうと投手を獲ってくるものと思われます。杉内俊哉・内海哲也両選手が外れるかもしれないという情報もあるだけに、もし彼らが外れていたら、真っ先に獲ることを考えるでしょうね。特に杉内選手は左なので、欲しいはずです。
逆に日本ハムはトレードで巨人から欲しいところを獲っているので、基本的には金銭でしょう。ただ、面白そうな若手がいれば獲りに行く可能性はあると踏んでいます


まずはプロテクトがどうなっているか次第ですわね。非公表なのでわかりかねますが、漏れてくる情報を期待しましょう。あと、巨人はこれで優勝しないと恥ずかしいぞ(ニヤニヤ)。


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2016年11月07日

やっぱりFAか

北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼(だいかん)選手がフリーエージェント(FA)宣言をしました。
正直、前からFA宣言するとみられていただけに驚きは無かったものの、途中途中で残留する・やっぱりFAするんじゃないかと二転三転していただけに、もしかしたら・・・という淡い思いはありました


年の陽選手は、特に守備面で要所要所で素晴らしい活躍を見せ、中でもクライマックスシリーズのセンターフライをキャッチしたあの場面は、15連勝と共に今年の日本ハムを端的に象徴しているものだと思います(ボールに背を向けて距離を測り、その後振り向いてキャッチするのは、かなりのテクニックと実力が必要なプレー)
それゆえに、FA宣言するということは、基本的に日本ハムに残留できないことを意味するので、来年その姿が見えないことは非常に寂しいですね。本当に残ってほしかった・・・。
とはいえ、若手中心のチームに陽選手は残ることに違和感を覚えている中、今後出場できなくなれば、選手としての生活もままならなくなるのも事実。だったらば、レギュラーを獲得できそうなチームへの移籍は当然の流れではあるんですよね。


そうなると、気になるのは移籍先。外野が穴になるチームは確実に欲しいでしょう。
現状糸井嘉男選手がFA宣言すると言われているオリックスバファローズ、外野の守備と攻撃力に課題がある東北楽天ゴールデンイーグルスや阪神タイガースは獲得に動くでしょうし、陽選手が最初から行きたがっていた福岡ソフトバンクホークスも獲得に乗り出すかもしれません個人的には中日ドラゴンズも動くのではないかと思っていたのですが、大島洋平・平田良介両選手が残留したので、恐らく無くなったでしょう。巨人や横浜DeNAベイスターズも・・・と思っているのですが、供給過剰な状況なので難しいかなと。


陽選手には感謝しかないですね。できれば引退まで日本ハムに残ってほしかったけれども、球団の扱いに不満があるとも言われていたので、出ていくのは仕方ないとも思っています。本当に日本ハムの黄金期を支えて下さってありがとうございました。新天地に行っても必ずレギュラーを取ってほしいです。出ていったら使えなかったと揶揄されるようなことが無いように願っております。
ただ、これでグラブをかぶってセンターに集まるシーンに写ってた選手(新庄剛志さん・森本稀哲さん・稲葉篤紀さん・糸井選手)はほとんど日本ハムからいなくなった(たぶん残るのは中田翔選手だけのはず)と思うと、時代の流れを感じてしまう。これほど悲しいことはないですわ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)TrackBack(0)

2016年09月21日

【ソフトバンク】2016年シーズン最後の直接対決【日本ハム】

5月の時には誰がこんなことを想像していたでしょう。


混迷を深めるパリーグ、福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズが猫の目のように首位を入れ替え、ソフトバンクが一旦マジックを点けても日本ハムが追いすがりマジックを消すまでに。それ以降はマジックが再点灯とならないまま今日の最終決戦にまで至りました
今日(9/21)の試合と明日(9/22)の試合が双方の最終決戦。これ以降は相手のチーム頼みの展開になるため、どちらのチームもどうしてもここでマジックを点けておきたいところです。

マジックに関しては、ソフトバンクは今日・明日どちらかの試合で勝てば点灯、日本ハムは連勝ないしは1勝1分で点灯になります。今のどちらのチームも連勝は難しいので、ソフトバンクの方が若干有利なのかなと思います(ソフトバンクの方が1試合多く残しているのもあるし)。


雌雄を決する2連戦の初戦、日本ハムは大谷翔平選手がマウンドに立ちました。いつも通りの力と技で敵をねじ伏せるピッチングで自らの送球ミスをきっかけにした1失点だけで8回を投げ切っています
打線の方は、ソフトバンク先発の千賀滉大(こうだい)選手がいいピッチングをしていて、レアード選手が2ランで点を取るのがやっとなくらい。ランナーを出しても、大谷選手同様に要所要所で抑えていましたからね。

試合の流れを変えたのは、7回表に代打に出た陽岱鋼(だいかん)選手でしょう。実は、8/16のオリックス・バファローズ戦でフェンスにぶつかった際、肋骨2本にひびが入っている(亀裂骨折の)状態で試合に出続けていたのです。無理はさせられないのでスタメンには名を連ねなかったのでしょう。そんな陽選手が7回裏以降守備に就いたのです。
そうしたらば、今宮健太選手のフェンス直撃の長打になりそうな当たりを身体半分をぶつけてキャッチ。しかもヤバいほうだったんじゃないの(汗)?そして9回裏の江川智晃選手の当たりも前進守備の隙を突いた、普通なら同点、下手をしたらサヨナラに繋がりそうなフライを背走から一気にフェンスそばまで駆け抜け、スーパーキャッチで試合終了。日本ハムが1-2で逃げ切りました。
2011年以降、センターを任され、外野手としての守備を磨いてきたことが今日のスーパープレイに繋がったのだと思います。ホントに守備範囲の広い選手。いつまでも日本ハムの主軸として頑張ってほしいと思わされました。


さぁ、次は有原航平選手が頑張る番ここ数ヶ月勝ちに見放されていますが、マジックのことは考えずに、粘って勝ちに繋げたいですね。打線も1点を取るのが難しいのは承知していると思うので、確実にチャンスをものにすることだけを考えてほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:39Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月17日

何とか連敗を9で止めた

現在9連敗中の日本ハム、今日と明日は横浜スタジアムでDeNAと一戦交えます。
実は、DeNAも4連敗中とあまり調子のよくない状態。それでも、打線は日本ハムに比べるといいんじゃないのかなと思えてならないのですけど、やっぱり投手陣が壊滅的にダメなんだなぁ・・・。


そんな試合、序盤に中田選手の3ランで先制してもらったにもかかわらず、先発の鍵谷選手がいきなり連打を浴び、ブランコ選手のタイムリーで1点差。その後、変わった矢貫選手も連投の疲れからか投球に精彩を欠き、5回裏遂に逆転されてしまいます

もうこのまま一気に試合が流れるんじゃないかと思ったら、終盤に中田選手が1点差に追いつくホームラン、最終回に守備固めで入った今浪・陽両選手の連打で追い付き、最後は稲葉選手の時に起こったワイルドピッチで逆転。調整登板とはいえ、守護神の武田久選手までつぎ込んだ執念が実ったと言っておきましょう。

・・・言っておきましょうと言ったのは、内容はお粗末だったからです。
相変わらず内野の守備は最悪の状況を脱していません。小谷野・アブレイユ・西川選手をはじめ、途中交代の中島卓也選手、そして外野の中田選手にまで『伝染』。ちょっとここまでくると異常ですわね。特に守備要員の中島卓也選手がエラーをするというのは、信頼問題にも関わってくるので、絶対にエラーはしちゃいかんと思うんですが。それに外野にまで伝染するのは、今日勝てても明日以降また勝てるという保証も無くなってしまいますね。
それと勝ちパターンの投手までつぎ込んで勝ちにこだわってきてしまったので、しばらくは苦しい戦いを強いられてもおかしくないですね。交流戦なので休みやすい・エースを注ぎ込みやすい環境下ではあるものの、一度火の車に投手陣がなると立て直すのが大変です。明日以降なるべく休ませるようにしてあげても罰は当たらないでしょう。


とにかく勝ててよかった。課題はあるんですが、まずは勝てることで安心できますからね。


で、相手のDeNAは5連敗こちらは投手陣の早急な立て直しが必要ですね。抑えの山口選手に変わる抑えを誰にするのか、この部分が連敗脱出への大きなポイントになるのではないのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月25日

2012年のオールスターはハム8人

今年(2012年)のオールスターゲーム・ファン投票の最終結果が発表されました。
中でも目立ったのがパリーグ、北海道日本ハムファイターズの選手で、12人(注:投手は先発・中継ぎ・抑えで。残り1人は指名打者制があるため)のうち、8人が今回選出という形で選ばれています
以下、投手の先発では斎藤佑樹選手、抑えでは武田久選手、捕手では鶴岡選手、一塁手では稲葉選手、外野手では中田選手・陽選手・糸井選手、指名打者でスレッジ選手というラインナップ。中でも稲葉選手は最多得票での当選かつ別のポジションで3度目の選出(通算8度目。過去に外野手・指名打者での選出経験あり)になりました。
しかしながら、これはそうそうたるメンバーですねぇ(ただ、必ずしもそのスタメン通りで登場するわけではないが(苦笑))

パリーグその他のポジションは、投手中継ぎではオリックスの平野佳寿(よしひさ)選手、二塁手はロッテの井口選手、三塁手はソフトバンクの松田選手、遊撃手は西武の中島選手となっています。どの選手も功走守で名を挙げているので、活躍が楽しみですね。


ちなみに、セリーグの選手は以下の通り。
投手は先発が広島の前田健太選手、中継ぎが巨人の山口選手、抑えが阪神の藤川選手、捕手が巨人の阿部選手、一塁手がDeNAの中村紀洋選手、二塁手が阪神の平野恵一選手、三塁手がヤクルトの宮本選手、遊撃手が阪神の鳥谷選手、外野手がDeNAのラミレス選手・巨人の長野(ちょうの)選手・巨人の高橋由伸選手となっています。


ところで、その日本ハムから選出された8人ですけれども、本当にオールスターに出られるのが何人なんだと(汗)。
既にひざの故障で帰国しているスレッジ選手をはじめ、再度ケガで調整中の武田久選手、そして6/24のソフトバンク戦で左足首のねんざをしてしまった稲葉選手が当日までに間に合うのかどうか・・・。あまつさえ、残りの選出者のうち2人は選出されるのには厳しい成績だったために、オールスターでの奮起は必至でしょう。


マツダオールスターゲームは、7/20(京セラドーム大阪)・7/21(松山坊ちゃんスタジアム)・7/23(岩手県営野球場)の3日間開催されます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月22日

4三振しておいて・・・

今日、今シーズン初めてニコニコ動画の野球中継を見ておりました
ほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園野球場。旧称:スカイマークスタジアム、グリーンスタジアム神戸など)で行われた楽天×日本ハム。元々この試合はクリネックススタジアム宮城(宮城県営野球場)で行われる予定でしたが、東日本大震災の影響で、クリネックススタジアム宮城が4/29まで使用不可になったため、急遽楽天の本拠地として設定されたのがこの球場
この球場以外にも、オリックス戦で阪神甲子園球場が本拠地として設定されました。『第2の開幕』として田中選手が先発したので、ご存知の方も多いかと。


で、今日の試合の楽天は、その田中選手が先発。対して日本ハムはケッペル選手が先発しました。
当初は投手戦になるとも思われたものの、4回表に小谷野選手がソロアーチ。その後5番に座ったホフパワー選手がホームランを放ち一気に2点
特に圧巻だったのがホフパワー選手のソロアーチ。見た瞬間に入ったと言わせるものでした。もうこれからホフパワー選手のことは『ほふほふ』って呼ぶよ(笑)。

これで省エネ投法のケッペル選手が逃げ切・・・れないのが野球の怖いところ
その裏に松井稼頭央選手の内野安打をきっかけに日本ハムの守備(あの金子誠選手)が乱調。そこから、ベテラン山崎選手のセンター前タイムリーで一気に同点に追いつかれ、5回に聖澤選手の打った何でもないセカンドゴロをこれまた名手の田中賢介選手が悪送球ほむほむが取れずに逆転されてしまいます。

その後も日本ハムは野手陣が守備のまずさを見せながらも、何とか8回まで試合を作ったケッペル選手。乱調気味だったものの、よく粘ったと思います。田中選手も追いついた後は調子を取り戻し、7回1/3まで投げ切りました。
そして8回1アウトで出てきたのが、楽天の新守護神スパイアー選手
8回残り2アウトを軽々と取り、9回も中田選手に打たれたものの2アウトまでこぎつけ、万事休す・・・と思ったところ、ドラマが待っていました

まず、いいところなしだった金子誠選手から変わった二岡選手が執念の内野安打。続いて田中賢介選手の汚名返上のセンター前ヒットで同点に。この時点で1・2塁。一気に逆転のチャンスが出てきました。


そこで出てきたのが、陽岱鋼(ようだいかん)選手
実は、この試合4打席連続三振誰もが延長ないしは規定時間の3時間半が迫っていたので、このまま引き分けではないかと思われました。
しかし、陽選手はあきらめなかった12球投げさせるほどの激闘の末、気合で飛ばしたレフト前タイムリーで遂に逆転。
その後は、武田久選手がきっちり抑えて薄氷の勝利を収めました


まぁ、この試合、どっちの守備もひどかった。ただし、投手陣は何とか粘って試合を作っていたので、試合そのものが崩壊しなかったのがよかったのか・・・。どっちも守備だけは何とかしてほしいよねぇ。
あとはイニングをまたがせた星野監督の采配が誤算でしたね。そして、「スパイアー選手はイニングをまたがせてはならない」という教訓ができ上がりましたとさ(爆)。
何で中継ぎ陣つぎこまなかった?1アウトごとに変えてもよかったんじゃ・・・。


とにかく、悪いなりにも広いものの勝利を得た日本ハムソフトバンクと同じ1位でございます(実際はソフトバンクの方が上)。明日以降、両チーム、悪い状態をいかに立て直せるかが課題ですね。

ちなみに、明日は楽天が永井選手・日本ハムが八木選手。とはいうものの、明日は大雨の予報・・・。できるんか、できるんか!?<ムリの模様(苦笑)。
・・・せっかくスケッチブックに「ほむほむ」書いて応援しようと思ったのに(泣)。< や め ろ 。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)TrackBack(0)