2015年07月24日

世界中で話題にはなっているが、危ないよな、あれは。

率直に見た感想として、危ないしふざけているという印象しかないですね。
というのは、埼玉県の高校野球予選での一コマ滑川総合高校と埼玉栄高校との試合で登場した選手が、奇妙なパフォーマンスをバッターボックス内で行ったことで大きな話題になったからです。



実際の動画



この打席に立った選手、バッターボックスに立った途端、バットをぶんぶんと回し、2球目を投げた後の再アップの際にはくの字に飛び跳ねるアクションを起こしたかと思えばバットを縦にクルクルと回すしぐさをして構えるというふう。
3球目をファールし、その後のバッターボックスに立つ前に再びバットをヌンチャクのように回すアクションを披露バットを振り回しながらバッターボックスに入り、ホームベース上でバットを離して一回転。
そして4球目、1塁ランナーが盗塁を決めたので、再びバッターボックスから離れた後、なぜかバッターボックスに入ってからその中でステップを踏むという準備運動なのかと思わせる動きを見せ、しゃがんだかと思ったら、いきなり伸び上がって、「てーきゅう」というアニメで出てくる「夜叉のポーズ」を披露
5球目をファールした後には右脇にバットを挟んでストレッチでもしているのかと思える動きをしてからバッターボックスに入り、イチロー選手を彷彿とさせる構えを見せ、6球目もファールになったかと思ったら勢い余って外に飛び出し、画面外でぴょんぴょんとバットを身体にほぼ垂直にして持って飛び跳ねる有様
7球目はファールチップになったからなのか、投手に向かって指を差し、半ば相手を挑発しているとも取られかねない行動をしておりました。
結局8球目、打った球は内野ゴロに終わり、かの選手は退くわけですが、最後の最後までバンザイのパフォーマンスをして応援してくれた1塁席の応援団に『感謝』しておりました。


この一連の動きが日本国内でもツイッターやYouTubeを通じて話題になったばかりか、どこからか流れついてきたリツイートを大リーグのテキサス・レンジャースに所属するダルビッシュ有選手の目に留まり、紹介されたことから全米でも話題になりました。そこにアメリカ3大ネットワークの一つCBSやスポーツ専門チャンネルのFOXチャンネルが映像の使用許可までもらおうとする事態にまでなったのです。そして大リーグの公式サイトにも掲載される始末となりました。


見てて思ったのは、最初にも書いた通り、危ない。そしてふざけているとしか思えない
3年生の夏なのでパフォーマンスでアピールしたのはわかりますが、一生懸命野球に取り組んでいる生徒にとっては高校野球というのはかけがえのないものなわけです。その想いを踏みにじるものなのではないかと思っておりました。確かに面白いけど、これを高(好)評価するのはよくないことだと思っております。選手共々猛省せいと。


案の定というのか、この選手は埼玉県の高野連から怒られたわけです。注意を呼び掛けるという優しい表現で済んだそうですが、東京スポーツ系列(東京スポーツ・中京スポーツ・大阪スポーツなど)の誤報の記事(注意処分を与える)くらい厳しくてもよかったと思います。今後マネする選手をけん制する意味でもです。詳細記事を見てもらってもわかりますが、珍しく東京スポーツ系列が正論を書いてますわ(苦笑)。


まぁ個人的には、「情報7days ニュースキャスター」でのビートたけしさんのコメントと「サンデーモーニング」での張本勲さんのコメントが非常に楽しみです(ニヤニヤ)。どんな結末を描くことやら。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)