2016年09月26日

radikoにタイムフリー聴取機能がキター!

全国104局(一部ないしは全てで独自編成を行っているRadio NEO・FM COCOLO・NBCラジオ佐賀・ラジオNIKKEI第1・同第2(RN2)の5局含む)中84局(9/29配信開始予定のDate fm(エフエム仙台)含む)が配信を行っているradiko(ラジコ)。地元の局とラジオNIKKEIの2局・放送大学は無料で聞ける他、350円(税別)/月を払えば、全国の加盟局(KNBラジオ(北日本放送)・四国放送ラジオ除く)が聞けるradikoプレミアム(radiko.jp プレミアム(エリアフリー視聴))が楽しめます。
しかし、これまで録音機能といえるものが搭載されていなかったため、外部録音などで補うしかありませんでした。すなわち聞き逃したら最後の状況が基本的には続いていたのです。


それが10月から変わります。
10/11の12:00より「タイムフリー聴取」機能が実証実験段階ながらも搭載されることになりました。この機能は録音機能ではなく、聞き逃した番組をさかのぼって聞くことができる機能というふうになります。対象となるのは、過去1週間の番組で、このあたりは昨今行われているドラマ・バラエティ番組の見逃し配信やアニメのウェブ配信と似ているとも言えます。
過去1週間の番組であれば、自由に聴取可能ではあるものの、連続して聞けるのは3時間まで、1つの番組を何日かに分けて聞いたり、一度聞き終えた番組を後日もう一度聞いたりすることは不可とのこと。どうやら1番組が3時間までしか聞けない・分けて聞けない・再度聞くことができないこと以外は、番組数の制限はないようです。なお、3時間以内であれば早送り・巻き戻し・一時停止などは可能になっています。

いわゆる長時間ワイド(朝ワイドや週末のワイド番組)が聞き辛いだけで、それ以外の番組には大した影響はないでしょう。中でも深夜番組は2時間単位で切られることが多いので、問題なく聞けそうです。何よりタダなのが大きいユーザーの裾野を増やすためにも、タダにしてくれたことに感謝です。


この機能、主に深夜番組を聞いているユーザーが対象になりそうですが、日中の番組でも人気のあるコンテンツがいくつかあるので、日中の番組を知ってもらういい機会になるかもしれません。ただ、そのためには改編で「タイムフリー聴取」ができるようにしなければならないのが少し痛いところかもしれませんが。


なお同日からは、SNSを通じて好きな番組をシェアできる「シェアラジオ」機能も開始されます。こちらもラジオのユーザーの裾野を広げるために好影響を与えることでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 22:08Comments(0)TrackBack(0)