2012年11月09日

秋の新アニメ2012 ランキング ワースト

さて、ここからはワーストの発表です。今期に関しては悪い作品はものすごく目立つというふうなので、わかりやすいといえばわかりやすい。


ワーストは、「えびてん 公立海老栖川高校天悶部」。
見てて、毎度のことながら戸田山響子の存在がどうもついていけないトラブルメーカーというよりも存在そのものがうっとうしさを感じるほど。やってることが正直いじめの域を感じるくらいの不快感を持って見えてしまうほどなので、もう少し抑えてくれよと・・・。

2番目は、「ガールズ&パンツァー」。
ズバリ、ヤマがない(苦笑)。女子だけの登場という点で某パンツが何たらの作品(まぁ、スタッフの一部が同じなんですが(笑))と似ている点があるんですけど、バタバタしてるけど慌てた雰囲気が感じられないとか、委員長の存在が至極うっとうしいとか・・・

3番目は、「CØDE:BREAKER」。
この作品もヤマがない大きな特徴もない作品なので、何で原作は連載が続いているのかわからないとも言えてならないわけです。正直言葉が見当たらない。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月08日

秋の新アニメ2012 ランキング ベスト

今回の秋の新アニメのランク付けをしていこうかと思います。今期は10本見ておりますが、今期もいい作品が揃っており、これまた豊作といってもいいでしょう今期は新作の比率が多く、かつ甲乙つけがたいものになっていて苦慮しましたが、今回上位に関しては差はないと思って下さい。なお、今回もベスト3・ワースト3で見ていこうかと。


というわけで、今回のベストは、「ひだまりスケッチ ハニカム」
これはね、続きモノだけど新規の人にも既存視聴者にもきちんと配慮された番組構成をしているに尽きる。だから4期も続いたんだと思うし、連載も長いんじゃないのかと。今期で初めて見た人が気に入って前のシリーズを見てくれる・・・といういい循環を生み出し、ますますシリーズ続行に貢献してくれるというふうになるんじゃないのでしょうか。
ある意味、こういった作品が理想の作品だと思います。

2位は、「中二病でも恋がしたい」
今期のオリジナルでは一番いいんじゃないかと思いますね。京アニだからという理由は実に単純で一種の危険な見方だと思われるといけないので、きちんと理由を挙げておくとします(苦笑)。
まずは、話の起承転結が同じふうでもクドくない主人公のツッコミが毎度ヒロインや他の人物に幾度となく入って来ても、「ご愁傷様」と言って笑って過ごせる(あるいは一緒に嘆く)ことができる、ある種の共感を持って見られるのがいいところなのではないのでしょうか。
あとは、妄想戦闘の妙なカッコよさと痛さ、そして現実とのギャップ、その全てをワンシーンや数分で見事に表現できているなと。
2話や3話の(妄想中の)戦闘なんかは、妄想にしてはひど過ぎるだろうと思わず大笑いしてしまいましたよ。
それでいて、ヒロインがかなりかわいく描かれているシーンもあったりと男を上手いこと掴んでやがると(笑)。

3位は、「好きっていいなよ。」
やっぱり女子向け作品はいい作品が多いと立証してくれました。
大きいヤマというのは、それほどないものの、起伏の少ない主人公が、段々人間らしさというのか女の子らしさを出していく過程がヤマのような役割を果たしているんですね。ヒーローに当たる男は、どこか抜けてる感じもあったりするものの、なかなかいいんじゃないのと。
そして、彼女にちょっかい出すヤツらも相当アクが強いストレートな文言はあまりないものの、主人公を見世物小屋にいる何かのような目で見ているようにも。


で、悩んだのが次点。悩みに悩んだ末に、「さくら荘のペットな彼女」をば。
コメディとシリアスのキレのよさが大きなポイントになりました。ただ、もう少し主人公とヒロインの関係が(仕方ない部分もあるんですけど)希薄というのか煮え切らないというのか・・・。他のキャラでも上井草の存在があまりにも際立ち過ぎてそっちに持って行かれてしまいそうな気も。サブキャラとのアンバランスが解消されれば、いいところまで行っていたので惜しいです。


次回はワースト3の作品を紹介していきます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月16日

秋の新アニメ2012 その10 ROBOTICS;NOTES

秋の新アニメ、恐らく最後になる10回目は、PS3・X様で発売したゲームが原作の「ROBOTICS;NOTES」です。
「CHAOS;HEAD」・「STEINS;GATE」の流れをくむ科学アドベンチャーシリーズの第3弾で、2019年の鹿児島・種子島を舞台にしています。
今作はフジテレビ系のアニメ「ノイタミナ」での製作が決まっています。この作品も前評判は高いと思っていますし、個人的にも注目している作品です。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


2019年、鹿児島・種子島。拡張現実やポケコン(ポケットコンピュータ)が当たり前になった時代。
中央種子島高校に通う八汐海翔と瀬乃宮あき穂はロボ部の部員として活動している。しかし、そのロボ部は廃部の危機に陥っている。というのも、あき穂が無理難題な部費を請求し、教頭の怒りを買っているからだ。

部費を止められ、部室も物置という燦々たる状況の中でも彼女が無理難題な部費にこだわる理由、それは彼女が好きなアニメ「機動バトラーガンヴァレル」に出てくるガンヴァレルの実物大を作成し、半年後に迫った東京万博に出展するため。しかし、いまだ完成には至らず、今日もあき穂がせっせと空港の倉庫で作っている有様だ。


ある日、あき穂はまた無理難題な部費の請求を教頭に行う。すると、教頭はROBO-ONEというロボット競技大会に優勝することを条件にのむということを言い出した。果たして、2人はこの難題をどう乗り切っていくのだろう・・・。



というふう。


メインキャラが2人ということで、話の軸が彼らを中心に動くため、導線がこんがらがるという状況にはなっていないですね。それでいて2人の性格がよくわかるし、2人が陰と陽的な性格で対極を成しているため、メリハリが付いて物語がシェイプされているように感じられます。そして程度の大小あれど立派な中二病にかかっていることがよくわかった(笑)。特にあき穂のシャアを意識したモノマネ(?)はなかなか味のあるアクセントだ(ニヤニヤ)。
最後のワンシーンがかなり意味深なので、今後大きく動く可能性があるんですけど、テンポもいいし緩急の付け方も悪くないので、面白くなるんじゃないかなと思います

しかしながら、「CHAOS;HEAD」では関東圏と関西圏のみだったのが、「STEINS;GATE」では東名阪に昇格、そして「ROBOTICS;NOTES」ではノイタミナ枠で放送となり、段々グレードが上がっておりますなぁ・・・


放送局などの詳細は、「続きを読む」にて。


ROBOTICS;NOTES(初回限定版 ポケコンバック型スマートフォンケース/設定資料集 同梱)ROBOTICS;NOTES(PS3 初回限定版 ポケコンバック型スマートフォンケース/設定資料集 同梱)通常版



ROBOTICS;NOTES(初回限定版 ポケコンバック型スマートフォンケース/設定資料集 同梱)ROBOTICS;NOTES(XBOX360 初回限定版 ポケコンバック型スマートフォンケース/設定資料集 同梱)通常版



南日本酪農協同(株) スコールホワイト500mlPET×24本入南日本酪農協同(株) スコールホワイト500mlPET×24本入



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月15日

秋の新アニメ2012 その9 ひだまりスケッチ×ハニカム

秋の新アニメ、9回目は芳文社の「まんがタイムきららキャラット」で連載中の「ひだまりスケッチ」の第4期にあたる「ひだまりスケッチ×ハニカム」です。
もう4期になるんですね。あまり続きものをやらないTBSのアニメ作品の中では異例の長期シリーズになっています。過去1月か7月のどちらかで放送されていましたが、今回は初めて秋の放送になりました(過去に特別編での放送があるのみ)
そして、今回病気療養で休職中だったヒロ役のゴトゥーザ様こと後藤(強)< フ ル ネ ー ム で 呼 ん で あ げ て 。
・・・もとい、後藤邑子(ゆうこ)さんが職務復帰となりました。この人がいるいないで作品のデキが大きく左右されると思っていた人が多かったので、ひとまず安心。


あらすじは続きものなので割愛。今回は北海道に修学旅行に行くヒロと沙英さんのお話から。


もう4期ともなると、固定ファン向けの作品になってしまって、新規参入者はお断り的な風潮になってくるものなんですが、この作品に関しては、4期になってもきちんと各キャラのイントロダクションが設けられているので、初めての人にも躊躇なく見られそうですね。
相変わらず、4コマベースのテンポのいい作品構成になっていますし、役者の方々の息の掛け合いも様になっています本格的な職務復帰の作品になった後藤さんも問題がなさそうですし、今のところ問題になりそうな点は見当たりませんね。
安定した癒し番組としてゆったりとして気持ちで見えそうです。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月12日

秋の新アニメ2012 その8 ガールズ&パンツァー

秋の新アニメ、8回目はオリジナル作品になる「ガールズ&パンツァー」です。現在、マンガがアニメに並行して連載されています(コミックフラッパーと月刊コミックアライブ)
原作は水島努さん、脚本は吉田玲子さん、キャラデザインは島田フミカネさんが務める注目作と言われております。頻繁にCMも流れてましたし。


あらすじはこう(以下PCでゃイタリック体で表記)。


戦車道、それは茶道や華道と並ぶ乙女のたしなみとして、良妻賢母にならんとする女子達が戦車に乗り込んで馳せ参ずるというものだ。しかし、近年はこの戦車道は廃れ、行われる学校もほとんどなくなったという


西住みほは私立大洗高校に転校してきた高校2年生。戦車道の家元の娘なのだが、幼少期のトラウマが原因で戦車道が嫌いになり、戦車道のないこの高校に転校したはずなのにもかかわらず、突如戦車道が復活し、生徒会によって半ば強制的に戦車道を専攻させられてしまうことになる。そうなった理由は学校の存続に関わることらしいのだが・・・。

ともあれ、みほはクラスメイトの五十鈴華と武部沙織らと共に戦車道の道を極めていくことになったのだった。

というふう。


全体的には平坦な話で、戦車はCGモデリングが施されていて、総じてぬめぬめした動きでしたね。各キャラの紹介はあったものの、大きなヤマはなく次回に続く・・・と思っていたら、最後に大きなオチ持って来やがった(笑)。そのオチに関しては実際に第1話を見て頂ければわかるかと思いますが、そんな展開だったなんて誰も思ってないわ。学校にいられなくするという生徒会の脅しもまんざらでもなかったわ(ニヤニヤ)。
そのおかげで、第1話が非常にインパクトの残るものだったんですが、これが毎回続くとは思えず、次回以降どうやって作中の魅力を出せるのかが気掛かりです。
放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:57Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月11日

秋の新アニメ2012 その7 さくら荘のペットな彼女

秋の新アニメ、7回目の今回は電撃文庫のライトノベルが原作の「さくら荘のペットな彼女」です。
この作品もノーマークで、前評判もよくわからない中での視聴になりました。ちなみに、来年1月にPSPでのゲーム化が決まっているとのことなので、今作品がよかったら、ゲームの売り上げに弾みが付くのかもしれないですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


水明芸術大学付属高校2年生の神田空太は、1年生の夏に拾い猫を学生寮で飼っていたことが学校サイドにバレてしまい、猫を捨てるか寮を出るかの取捨選択を強いられた結果、(猫好きだったこともあって)寮を捨て、さくら荘に引っ越すことになる。
しかし、このさくら荘というのは、問題児ばかりの集う寮と揶揄されているほどだった。さらに、このさくら荘には寮母はおらず、高校の美術の先生が寮母代わりに監視しているのだった(ただし、問題児ばかりの寮生達との生活に溶け込んでしまっている模様(苦笑))


2年生になった始業式の日、美術の先生の従妹がこのさくら荘にやって来るということで、空太は世話人をするよう命じられるその従妹は、空太の目を奪うほどの美人ではあるが、日常の常識はまるでなく、むしろそのなさで空太が振り回される日々を送ることになる



というふう。


第1話にしては登場人物が多く、ともすれば複雑になりがちになりそうなところ。しかしながら、短い時間の中でコンパクトに各登場人物の説明を整えてくれていたので、混線することなくわかりやすい。それでいて各キャラのポイントが非常にキャッチーなので、印象に残りやすいですね。意図してキャラの色付けが行われていると思います。
そのくせ、まだ大筋のあらすじしかわからないので、今後の展開がまだ読めないのが気掛かり。今のところヒロインが主人公を大きく振り回すんだなというのがわかったくらいで、今後この遠心力が他の登場人物にいかような影響を与えるのか、そのあたりが知りたくなってきましたよ。


放送局の詳細などは「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月10日

秋の新アニメ2012 その6 好きっていいなよ。

秋の新アニメ、6回目の今回は講談社から出版されている女性向け雑誌デザートで連載中の「好きっていいなよ。」です。
女性向け雑誌の作品ということで、正直全くの無知ではありますが(苦笑)、過去女性向け作品には、意外なことに当たりが多い(過去の中では、「はいからさんが通る」・「魔法少女レイアース」・「ラブ★コン」・「君に届け」が挙げられる)ので、正直今回も・・・と思っています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の橘めいは、小学校の頃のある出来事をきっかけに心を閉ざしてしまう。それ以来、友人という存在が信じられなくなり、当然ながら彼氏もいない状態で、一人でクラスの中にいることが常になっていた。そのことで、女子生徒陣からはつまはじきのような存在になり、男子生徒からは畏怖の念を持って接せられるようになっていく


ある日、スカートをめくられそうになっためいは、間違えて犯人ではない人間に回し蹴りを入れてしまう。しかし、その行動が妙に気になったその男は、徐々にめいに惹かれるようになっていく
その男の名前は黒沢大和女子生徒からはせん望の眼差しで常に見られている学校一のモテ男である。彼はめいにケータイの番号を渡すなどアプローチを掛けていくのだが・・・。



というふう。


主人公の女子の位置付け的には、「君に届け」のそれと近いものがあります。唯一違うのは、いじめの色合いが濃いか薄いかというふう。この作品の主人公はいじめの色合いが少々濃いのかなと思います。
そこからヒーローのアプローチがストレートすぎて、そこら辺が少々女性向けマンガ特有の部分(逆に男性向けマンガではそうそう見られない)なのかなとも。
でも、全体的に見て主人公とヒロインの位置付けがよくわかるし、展開がかなりドラスティックで見せどころをきちんと押さえていて、見ている側としては少々ドキッとさせられる部分もあり、面白いんですよね。毎回毎回こういった展開をされたらついつい見入ってしまうわ(笑)。

ちなみに、今作のオープニングは♪Friendshipという岡崎律子さんが生前作った曲が採用(この曲自身は「ラブひな」内で使用された曲)されており、今回この曲は生前岡崎さんが歌っていたものに編集を加えて製作されたものになっています。なお、この曲のみシングルカットはされず、同作品のサントラ&ドラマCD Vol.1に収録されます。個人的には、この曲が楽しみではあります。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)TrackBack(0)

秋の新アニメ2012 その5 CØDE:BREAKER

秋の新アニメ2012、5回目は週刊少年マガジンで連載中の作品「CØDE:BREAKER」です。
タイトルにある『Ø』ですが、正確には『0』を『オー』と読ませることから始まったようです(ただし、読み方は『シーゼロ・ディー・イー』らしい)。ただ、作者は「0でもOでも構わない」と言っているので、どういう経緯で『Ø』になったのかが知りたいところです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
輝望高校に通う男勝りな少女の桜小路桜は、ある夜、乗っていたバスから公園で燃えさかる青い炎にたたずむ少年を目撃する青い炎は人を焼いているものの、バスを降り警察を呼んだ時には、遺体は全く残っておらず、その少年もいなかった。

翌日、彼女の通う高校に転校生がやって来る。その転校生は、大神零という昨夜いたあの少年だったのだ。


事の真相を探るため、桜は零に昨夜のことを聞き出すものの、なしのつぶてだった。
ところが、その夜に現場の公園に向かった時、少年に襲撃された犯罪組織が現場にやって来ていたのだ。秘密を知っているのではと犯罪組織に暴力で口を割らされそうになった桜の下にやって来たのは、あの日の夜にいた少年、零だった。



というふう。


コメディ的要素はそうないものの、作中のヒロインと主人公の会話の展開がある意味コメディ(笑)。互いに不器用なところがあるんだなというのが、第1話を見ている限り、ひしひしと伝わって来ましたね。それでいて、2人の位置関係がはっきりと表現されていてわかりやすいとは思います。ただ、まだまだ詳細が見えてこないので、今後どうなっていくのかが気になるところでもあります。それによって評価が大きく変わると思っています。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月09日

秋の新アニメ2012 その4 BTOOOM!

秋の新アニメ2012、4回目は月刊コミック@バンチで連載中の作品「BTOOOM!」です。
原作はノーマーク、作品の内容も全く知らないというふうで、しかも東海3県では非常に珍しい日曜深夜に放送される作品(過去にもあったものの、再放送や特別編のみ)になっています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


世界で300万本売れたオンラインゲーム「BTOOOM!」。BIMと言われる爆弾のみで相手を倒すという極めてシンプルな作品だ。しかしこの爆弾は8種類あり、レーダーを駆使しながら戦局に合わせて使い分けるというのがポイントになる。


坂本竜太はこのゲームを楽しむ22歳の男。彼のチームは世界トップ10に入れるほどで、周りから尊敬の念を抱かれるほどの凄腕プレイヤーだが、定職に就かず常にこのゲームに向かっているだけのゲームジャンキーでもあった。そのことから母親とも仲が悪くなっていく。

ある日、坂本は南の島で目が覚めたそこまでの経緯が全くと言っていいほど思い出せない(しかし、コンビニで買い出しに行った時、謎の人物に呼び止められたことがきっかけではないかと徐々にわかり始める)。何が何だかわからないままさまよっていると、突然島にいた人間に襲われる。
そう、この島では『リアルBTOOOM!』、つまり爆弾を使った殺し合いが始まっていたのだ。



というふう。


物語の展開としては、急展開することはなく淡々と進んでいく感じ。しかしながら、徐々にその狂気の様がわかってくるというふうにもなっているので、初めての人でも展開がわかりやすく、実に丁寧に描かれているのではないかと思います。今後の展開次第では、BIMを使った戦略的なプレイやほかのプレイヤーとの心理的な葛藤が見えてくるのかもしれないですね。


まだまだ序盤でこれから大きく動き出そうとしているところのよう。もしかするとダークホース的な作品になるのではないかと思っています。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月08日

秋の新アニメ2012 その3 リトルバスターズ!

秋の新アニメ、3回目はKeyの人気ゲームからスピンオフされた「リトルバスターズ!」です。
2007年の発売から約5年、誰もが待ちに待った待望の作品ではないかと思います。今期の作品の中では期待している人の方が多いのではないかと思います。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)


主人公直枝理樹は両親の死をきっかけに塞ぎこんだ日々を過ごしていた。そんな彼を救ったのは、幼馴染である棗(なつめ)恭介。彼は理樹を引き連れ、恭介の妹である鈴、理樹と同じく幼馴染の井ノ原真人、宮沢謙吾と共に正義の味方「リトルバスターズ」を結成して、町中にある何かを悪者に仕立て正義の味方ごっこ・・・というには時にかけ離れた行動を行いながらも、理樹の過去を忘れさせるような楽しい日々を送っていた

そんな彼らの関係は高校生活でも続いており、何事も変わらない日々が続くものと思っていた。

しかし、恭介が就職活動で「リトルバスターズ」を離れることになり、ともすれば皆がバラバラになるのではないかと心配していた


そんなある日、恭介が就職活動から戻ってきた。そして、何かしようという理樹の一言に対し唐突にこう言った。「野球チームを作ろう。チーム名はリトルバスターズだ!」


残り少ない青春の日々、何かが動きだす感じがした。



というふう。


基本的に、この作品は原作準拠というふうになるのかと思いますが、原作を知っている人でもアニメで動くのを見て感慨にふけった人もいるのではないのでしょうか。普段からはっちゃけた言動をしていた棗兄妹のアクションがアニメだとこうなるのか・・・とか、ボケ役の井ノ原は動きが加わるとこういうキレを増すのか・・・とか。
私自身、原作を深く知っているわけではないので新鮮な気持ちで見ておりますが、いい青春群像劇になりそうですね。

ちなみに、オープニング(♪Little Busters!)はPC版と同じでアニメ版向けアレンジが加えられ、エンディング(♪Alicemagic)はPC版のエンディングの一つとして使われていたのですが、これまたアニメ版向けにアレンジが加えられています。この曲の『原曲』は既に出ておりまして、探せばまだ売っていると思います。特にオープニングはすごくいい曲で、今聞いても素晴らしい。今回アニメアレンジが加えられるのですが、お布施代わりに買うか(笑)。


放送局の詳細は「続きを読む」にて。


Little Busters!Little Busters!
※2007年発売のPC版をベースにしたもの。3曲目に♪Alicemagicが収録。



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月07日

秋の新アニメ2012 その2 えびてん 公立海老栖川高校天悶部

秋の新アニメ、2回目は角川書店のマンガ雑誌「月刊コンプエース」で連載中の「えびてん 公立海老栖川高校天悶部」です。
この作品は、今年の7月にニコニコ生放送で先行放送されていますが、今回地上波で放送されるものは、オープニング・予告の追加とエンディングの変更、さらに本放送中の追加カットなどが加わったものになっています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


公立海老栖川高校には『てんもん部』という部活がある。この部活は天体望遠鏡などを用いた夜空の星星を観測する、いわゆる『天文部』ではなく、いつ頃からかはわからないが、歴代の腐女子達が集いダベるだけの『天悶部』になってしまっていたのだ。

こんな部活に久方ぶりに男子生徒が入部するという事態になる。それを阻止せん(?)とトラブルメーカーの戸田山響子があれやこれやと妨害活動を行うのだが・・・。



というふう。


この作品、テレビアニメ版に際し、過去に放送・連載された作品のパロディが盛り込まれて放送されるのですが、あまりのストレートぶりに思わず噴いた(笑)。
「覚悟完了部活コメディ」と銘打っているように、各人が強烈な印象をばら撒いて飽きは来ないのですが、どうしてもトラブルメーカーの響子の存在が際立ち過ぎるからなのか、時に過剰すぎる面があるんですわ(時に引きかねないとも)。
特に気にして見たのが、金森羽片への扱い身ぐるみをはがしたり、買ってきた同人誌を切り刻む等々、昨今のいじめ事情を思い浮かべるシーンがいくつかあり、いくらフィクションとはいえ、少々やりすぎで自重すべきではなかったのかと。少なくともフィクションであることは強調すべきだと思うし・・・。
バラエティ番組にも言えるのですが、面白いことをやるために、過剰な演出をよしとするのは少々考えものではないのでしょうか。昨今のアニメ作品にもこういう傾向があらわれてきているのが残念なところです。


放送局の詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 22:23Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月04日

秋の新アニメ2012 その1 中二病でも恋をしたい!

10月に入り、秋の新アニメが始まりましたが、地域にもよるものの、本格的に稼働するのは第2週(3連休明けの頃)からかと。それでも今回のように一部作品が満を持してスタートしております。
記念すべき第1回目は、ライトノベルが原作の「中二病でも恋をしたい!」です。
中二病(厨二病とも)というのは、思春期特有の痛い妄想や言動を病気の症状のように表わしたもので、ラジオ内で伊集院光さんが発した発言が大元のきっかけとされています。
積極的にプロモーションが流されたりなどして、非常に印象の残っている作品ではありましたが、はてさてどうなんでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は中学時代に重度の中二病を患い、クラスの中でも浮いた存在になっていた。その消し難い過去のために、高校は中学時代のメンツのいないところをわざわざ選び進学したのだが、なぜか自身の過去を知っているかのような女子がクラスにいたのだった。その女子は、主人公の上の階に越してきた現役中二病患者入学式の日から、彼はその彼女と半ば強制的に一緒にさせられてしまう(彼女いわく契約される)のだった。


というふう。


見ている人にはピーンと来たのかもしれませんが、作中「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズをオマージュしたところもあるものの、全体としてはかなりうざったいヒロインの紹介に特化されたものになっていましたね。しかし、うざったいと思えるヒロインも、それほどアクの強くクセのある人ではないかつテンポのよさも相まって、30分が苦痛に感じることはなかったですね。
後は京アニこと京都アニメーションのディティールの凝ったグラフィックが今回もなかなかで。また聖地巡礼地が増えるのか(笑)。


思った以上に面白く、今後の展開を期待できそうな作品になっています。


放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)