2015年07月31日

夏の新アニメ2015 ワースト

夏の新アニメ2015、ここからはワースト作品の紹介です。今回のワースト3作品については、普通の時期ならワーストにはならないと思う作品です。それゆえに、今期は運が悪かったとも言えるでしょう。


ワーストは、「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」
セレクトした理由はわかりにくい展開が多いというのが一番。キャラの詳細がはっきりしない部分が多く、何でこういう行動を取ったのかというのがわからないままに進んでいってしまっているんですね。まさに視聴者置いてけぼり。また各話のタイトルが四文字熟語になっているのですけど、作品の内容にそぐわないんじゃないのかとも思える進行。こんなちぐはぐな作品は初めてかも。

2番目は、「戦姫絶唱シンフォギアGX」
よくできたいい作品なんですけど、何でこうも前の作品の内容を否定するかのような行動ばかり目立たせるんだろうと。ここまで敵の力が圧倒的過ぎると見ていて引きますわ。そこで新スーツ(シンフォギア)を作ることになるんですけど、これまたありきたりな展開で、ジャンプパターンで押し切ってもよかったんじゃないのとか思ったり思わなかったりそもそも3期が蛇足だったんじゃとか思い始めてますよ・・・。

3番目は、「のんのんびより りぴーと」
これもいい作品ですけど、やり口が汚い。作品紹介の時にも書きましたけど、「ひだまりスケッチ」のように元々ザッピング形式で進めていくことを決めていたのならともかく、後付けな色合いが濃くて、これも蛇足にならなきゃいいんだけどなぁ・・・と。いい作品なだけになおのこと残念至極。


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2015年07月29日

夏の新アニメ2015 ベスト

今回の夏作品のランク付けをしていこうと思います。


まぁ、今期は面白い作品は確かに面白かったというふうでした。いい意味で安定、悪い意味で冒険していないとも言えるわけですが。でも、混戦なんですよ。今期もいい作品をセレクトするのに悩みました。頭・ハナの差でこうなったと思って下さいませ。例によって例のごとくベスト3・ワースト3で決めていこうと思います。


春同様混戦になった今期のトップになったのは、「それが声優!」
この作品は「SHIROBAKO」のように業界事情を明かす作品(または業界あるある作品)なんですけど、話もまとまっているし、見ていて面白いんですよね。キャラもきちんと個性が立っているし、それでいてぐちゃぐちゃになることもない。時にシリアスな側面を見せて硬軟もきちんとしているので、見どころいっぱいです。特に個人的にお気に入りなのは、エンディングペープサート(キャラの描かれた紙を割りばしなどの棒にくっつけて動かすもの)状のキャラがその回の解説とリクエスト曲を自身のラジオ番組上で展開するというもので、曲というよりもラップに近いといのか、解説そのまんまというのか(苦笑)、とにかく斬新なのは言うまでもなく、これだけ見たいがために毎回観ているんじゃないかと錯覚してしまいそう(爆)。イヤホンズの今後にご期待しながら視聴していこうと思います。

第2位は「Charlotte」
開始前から期待していたので、ド定番・ド鉄板だったのですが、始まったら始まったでちゃんと作品は成立していることもわかってひと安心でした(笑)。何より主人公のゲスっぷり(仲間になってからは抑えている・・・というより流されてる(ギャハ))・ヒロインのサドっぷりが光る(爆)。「それが声優!」のキャスト陣にも負けず劣らずの個性の塊で、ある程度のキャラ性格の住み分けはできているんじゃないかと思われ。個人的には「西遊記」的な話になるんじゃないかと思っておりますけれども、4人の主要キャラが揃った今後どういうふうに流れていくのかが気になりますね。

第3位は「WORKING!!!」
シリーズモノをここまで押すのは非常に珍しいのですけど、理由は単純。3期になってもド安定なところですね。知っているからこそ安心して見られるわけではなく、初めて見る人にもほぼ安心なような作りにしている点を評して、この地位にいるものと思って下さい。この作品いよいよクライマックスに向かっていくのですけど、それが惜しいと感じてしまうくらいです。なおアクも強くなく、それでいて魅力的な作品進行がポイントでもあります。

次点は「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」
これはひどい(ホメ言葉)。キャラがすっちゃかめっちゃかしているにもかかわらず、嫌味ったらしくなく、非常にアクの強い構成・内容なのにもかかわらず、30分があっという間に感じられるほど。そして、キング(スタチャ)やっちまったなな映像表現と話題は尽きないですね。正直人を選ぶ作品なのは間違いないので、この地位ですが、悩みに悩んで映像メディア予約してしまったよ(爆)。第4話を見て予約してよかったと確信したんですけど(ギャハ)。個人的には、すみぺ(上坂すみれさん)にあのエンディングは訴えられてもおかしくない(ホメ言葉)。


次回はワースト3の紹介です。


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2015年07月11日

夏の新アニメ2015 その11 戦姫絶唱シンフォギアGX

夏の新アニメ2015、11回目はオリジナル作品の「戦姫絶唱シンフォギア」の第3期にあたる「戦姫絶唱シンフォギアGX」です。
もうこの作品3期になるんですね。毎回アツい展開というのか視聴者の創造を覆す展開になっていて、時に消化不良を起こしかねないのですが、それでも見入ってしまう不思議な作品です。今回紹介が遅れたのは録画失敗と作品のあまりにアグレッシブなせいです(笑)。


あらすじは続きモノなのでなし。特異災害対策機動部二課は日本政府から国連の直属となり、「超常災害対策機動部タスクフォースS.O.N.G.」として再編成主人公の立花響達はそこの所属となって活躍するところから始まります。新たなる敵である錬金術師と自動人形(オートスコアラー)との戦いを軸に繰り広げられるようです。


初っ端からこの作品飛ばしていたなぁ(苦笑)。いきなりK2(ヒマラヤの山)の標高を削っちゃうわ、ド派手なライブを敢行するわで、相変わらず変わってない(爆)。それでいて、初めて見る人にもそれなりの関係性がわかるようになっているので、そのあたりは安心なんだろうかなと。そして既に1期・2期と見ている人には、彼女達が奏でるジャンプパターン(最初は敵として登場するものの、時を経て一緒に戦う仲間として行動するというもの。「ドラゴンボール」が有名)を見られて胸が熱くなりますよ。


既に知っている人は十分に楽しめますし、今回初めてという人はその世界観に引き込まれていったのではないかと思いますが、後者の方はできることなら1期・2期もご覧下さいと(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2015年07月10日

夏の新アニメ2015 その10 実は私は

夏の新アニメ2015、10回目は秋田書店から刊行されている週刊少年チャンピオンで連載中の作品が原作の「実は私は」です。
どうしても、チャンピオンという雑誌はジャンプ・マガジン・サンデーから見るとマイナー感がぬぐえないのですけれども、実は名作も多く、多くの作品がアニメ化されております。今回もその名作として名を知られるようになるのか、楽しみなところでもあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の黒峰朝陽は、ウソや隠しごとをしても顔(表情)に出てしまうため、友人達から『アナザル(穴の空いたザル)』と称されるほど。しかし、彼にはたった一つだけ隠し通してきた(と思っていたが、やはり『アナザル』だった(笑))ことが一つだけあった。それは、クラスメイトの白神葉子のことが好きであるということ。


ある日、その気持ちを告白するためにラブレターを携えて教室にやって来た。しかし、そこで見たものは、普段の姿とは程遠い葉子だった。しかも、背中から羽が生え、口には牙が生えている。そう、実は彼女は吸血鬼だったのだ。
吸血鬼出会ったことがバレ、狼狽する葉子。それでも朝陽は彼女のことを受け入れ、友達として一緒に過ごすことになるのだが、果たして朝陽は彼女への想いを告白できるのだろうか



というふう。


この作品、結構ハイテンションなギャグコメディで、コンプレックスも明るくポジティブに乗り越えてしまうのではないかと思えるほど。そんな中でも主人公の葉子への想いが本気で、告白するしないで葛藤する姿が年相応の姿を見せていて、見ている私も口の中が酸っぱくなってきましたよ(笑)。
導入回としてもデキが良く、主人公のアナザルっぷりや葉子の普段の姿と文字通り羽を伸ばした時のギャップがまたかわいい。そしてテンポが良く思った以上に面白い。よくできているなと感じました。


今後このテンポとテンションが保てれば、すごくいい作品になるかもしれないですが、はてさてどうなるのでしょうか。ただ、エンディングの曲がすごく地味だなぁ・・・。ヒルクライムは知っていたけれど、ここまで作風に合わないというのか、合わせないというのか・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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夏の新アニメ2015 その9 それが声優!

夏の新アニメ、9回目は同人誌として作成された同名の作品が原作の「それが声優!」です。
この作品、原作は声優の浅野真澄(名義は作家として名乗っている「あさのますみ」)さんと「ハヤテのごとく!」でおなじみの畑健二郎さんが作画をしている同人サークル「はじめまして。」が製作しており、当人達の人気もあるのといわゆる「あるあるネタ」である点、そして声優業界の裏事情が垣間見えるということもあって、人気作品となりました。
当初から浅野さんがアニメ化を画策していたこともあり、非常に事が早く進んだのではないかと思われます。本人もアニメ化の過程を知りたいというふうに思っていたからでしょうね。

ちなみにテレビアニメ化の際、浅野さんの所属する青二プロダクションの後輩にあたる元プロ野球選手で現在は中日ドラゴンズのゼネラルマネージャーを務める落合博満さんの息子福嗣さんが出演することでも話題になりました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


青空プロダクションに所属する一ノ瀬双葉は、まだ声優としてはデビューしたて。普段はアルバイトをしながら生計を立てる立場である。


ある日、そんな彼女に「仏戦士ボサツオン」の端役ではあるが、声優としての仕事がやって来たそのアフレコスタジオで、ほぼ同じ境遇(双葉とほぼ同時期にデビュー)の萌咲いちごと幼い頃から子役俳優として実績を積む現在中3の『ベテラン(キャリア10年)』の小花鈴と出会う。後に、この3人は時にぶつかりあい、時に共に励まし合いながら、声優としてのキャリアを積み上げていくことになるのだった。



というふう。
繰り返しになるかもしれませんけれども、この作品は業界のあるある話や裏話を織り交ぜながら進められていっておりますが、アニメや声優業界に詳しくない人でも理解しやすいように、コロリちゃんを介して解説を行っておりますこの解説も絶妙なタイミングで入っており、作品の流れを邪魔しないように配慮もされています。
作品そのものも、業界の内情をわかりやすく伝えていますし、新人声優らしい葛藤も味わえて、ドキュメンタリーアニメとしてもよくできているなと感じました。作品のテンポもいいですね。
ちなみに、この作品エンディングの曲が素晴らしいあの3人がイヤホンズとしてユニットを組み、ラップ調で(ラジオの)番組進行をしながら歌うというちょっと斬新なものになっています。オープニングはCD化されるみたいですが、エンディングは難しいのかなぁ。個人的にはラップというジャンルが日本ではダメだろうと思っていた中でよくできていると感じたので。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2015年07月09日

夏の新アニメ2015 その8 モンスター娘のいる日常

夏の新アニメ2015、8回目は徳間書店から刊行されているマンガ雑誌「月刊コミックRYU」で連載されている作品が原作の「モンスター娘のいる日常」です。
この作品も、原作はノーマーク。ただ、どちらかというと人を選ぶような作品ではあります。そう考えると、どう転ぶのかがわからない作品になりそうです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


「他種族間交流法」施行によって、これまで秘匿扱いされていた亜人種との交流が日常になった日本。エージェントの手違いによって、主人公の下に亜人種の一つラミア族が家にやって来た

モンスター娘の一人ラミア族のミーアは、主人公に優しくされたことをきっかけに、深い仲になろうとするものの、「他種族間交流法」により性的交渉は厳しく禁止されていることを知ってか知らずか、ただならぬ方向に転がって・・・。そして、ラミア族以外のモンスター娘が続々と家にやって来て、主人公は大変な目に遭う



というふう。


初回は、ラミア族のミーアをフィーチャーした回でしたが、見た目はモンスターとはいえ、やはりそこは女の子普通の子と一緒で恥ずかしいこともあれば、嫌なこともあるわけでした。その人間くささとも取れる行動を引き立てて、彼女は特殊ではないんだよというシーンを目立たせていたのはよかったのではないかなと。とはいえ、彼女のモンスターとしての能力によって振りまわされている主人公の哀れさも引き立っていて、ギャグアニメとしての体裁も保っておりました。その主人公ですが、普段は三の線で描かれていましたけど、あることをきっかけに二の線になっておりましたね。あれはカッコよかったし、主人公の優しさと男らしさが引き立った気がします。いい演出だと思います。


ギャグアニメとしては少々キツい部分もあり、モンスターという特殊な部分があるので、前述の通り人を選ぶ作品ではあるものの、変わっていてかつ面白い作品という面ではオススメできるかなと思います。今後の展開次第ではいいふうになるかもしれませんね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2015年07月07日

夏の新アニメ2015 その7 のんのんびより りぴーと

夏の新アニメ2015、7回目はKADOKAWA所有のレーベルの一つメディアファクトリーから刊行されている月刊コミックアライブで連載中の4コママンガが原作になっている「のんのんびより」の第2期「のんのんびより りぴーと」です。
第1期は田舎への郷愁を誘ったことでブレイクし、原作の本は重版が掛かり、聖地巡礼も起こるようになり、れんげのあいさつ「にゃんぱすー」も流行語になるなど様々な意味で席巻しました。ただ、基本的にCSと動画配信以外は東名阪のみになってしまったので、そのあたりが残念だったとも思いましたね。さて、今期はどういう展開になるのでしょう。


あらすじは続きモノなのでなし。バスが2時間に1本しか来ない田舎にも春がやって来ました。今日も旭丘分校に通う子供達は元気いっぱいです。


で、期待していた人も多い第2期でしたが、何かおかしいなぁ第1期の間に1年経過したはずなのに、兄ちゃん(卓)が再び中3になったままだし、れんげがなぜか小学校入学とか言ってるし、ちょっと何が起こっているのかわからない・・・と思っていたところ、蛍の引っ越しシーンを見て驚愕の事実が発覚タイトルにある「りぴーと」の通り、また第1期の1話から戻ったかのような話になっているのです。
これはちょっといただけないなと。いい作品ですよ。もっと多くの人にもてもらいたいと思えるような作品ですよ。それなのに、また1からやり直しのような展開なのは、第1期を見てくれていた人達への裏切りになってしまっていないかなと。個人的には第1期の続きだと思っていたので、これはとてもがっかり。実にもったいないなとも。
今後、第1期では行われなかったエピソードを中心に行っていくのでしょうけど、何かきつねにつままれたような感じで見ることになるんでしょうね。うーん、どうしてこうなった。・・・そうか、これから見る熊本の人に配慮したんだね(苦笑)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2015年07月06日

夏の新アニメ2015 その6 下ネタという概念が存在しない退屈な世界

夏の新アニメ2015、6回目は小学館のライトノベルであるガガガ文庫から刊行されている「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」です。
この作品は全くのノーマーク。面白いかどうかさえもわからない人が多かろうと思います。かくいう私もその一人(笑)。タイトルからどんな作品なのか気になっていたので、楽しみではあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


今から16年前、公序良俗健全育成法成立に伴い、日本から下ネタ、いわゆる性的な言葉がしゃべれなくなり、卑猥な書籍も葬り去れ、いざ卑猥な言葉をしゃべったり卑猥な書籍を閲覧しようものなら、善導課によりしょっ引かれ、強制労働に従事させられるそんな時代。奥間狸吉は、お世辞にも風紀に関しては評判のよくない中学校から、全国有数の風紀優良校であり、憧れの女子であるアンナ・錦ノ宮の在籍する時岡学園への入学を果たす。

しかし入学初日、狸吉は同じ学園の生徒を助けたまではよかったものの、痴漢の濡れ衣を着せられ窮地に陥っていた。そこに現れたのは、下ネタテロ組織「SOX」の『雪原の青』と名乗る変態とも言える女性。彼女に助けられた狸吉は、無事時岡学園へ向かうことができた。
その後、狸吉は生徒会に呼び出され、時岡学園の風紀を守るために働いてほしいとアンナ直々に言われ、奮起するのだが、ほぼ同時に副会長である華城綾女が下ネタテロ組織「SOX」の『雪原の青』だったことを知り、驚愕する。ただ、綾女は下ネタに対して清廉潔白すぎる時岡学園の現状を変えるために奮起していることを知り、徐々に彼女の活動に協力することになる



というふう。


まずは一言。綾女の下ネタ発言が非常に潔い(ギャハ)。いや、潔いのではなく、あまりにもズバズバ言うので、あっけらかんとしているというのか呆れてしまうというのか(苦笑)。もう何しゃべってんだかわかりませんわ(褒め言葉)。
話そのものは非常にテンポが良くて・・・いや、良過ぎてジェットコースター的な展開になっているものの、それがわかりにくくするとかおかしくなるとかそういったことにならず、ちゃんと話の筋を付けているのですから、思った以上に優秀ではないかと。


もしかすると、「健全ロボ ダイミダラー」のようなダークホース的な存在になるかもしれませんが、あまりにしつこすぎると飽きられるのも早いので、適度な調整を行ってほしいものです(苦笑)。


放送局・放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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夏の新アニメ2015 その5 WORKING!!!

夏の新アニメ2015、4回目はスクウェア・エニックスの月刊誌ヤングガンガンで連載されていた「WORKING!!」の第3期「WORKING!!!」です。
連載に関しては昨年終了し、現在はWebで連載されているとのこと。そのため、今期で最後(完結)になるのではないかと思います。
しかし、放送体制が少しだけ変わり、関東圏とBSの放送は少し深い時間に変更され、関西圏の放送も若干の変更を伴っています。そして一番変わったのは東海3県での放送これまでは中京テレビでの放送だったのですが、編成上の都合で中京テレビでは行われず、代わりにテレビ愛知での放送に切り替わりました。これにより、関東圏やBSのような時間帯ではないものの、同日放送になりましたが、代わりに岐阜や三重で視聴していた人は、BSでの視聴を強いられることになりました


あらすじは続きモノなのでなし。相変わらずワグナリアでは変わり者達が店を切り盛りしております(笑)。


さて、第3期にもなってきているので、新規視聴者への配慮という面でおざなりになりがちではありますが、とりあえず第1話を見た感じでは、初見の人にもほぼわからないというふうにならずに進行できたのではないかと思います。ただ一部、小鳥遊(たかなし)宗太の特徴である小さいもの好きを紹介するために、過去の出来事を絡めた話になってしまったのは残念なところ(初見の人には、障子が一体何者なのかを掴みにくかったと思われ)ではありましたが、原作準拠ということを考えれば仕方ないのかなと思います。まぁ、冒頭の数分で、ぽぷら視点で各キャラの端的な紹介ができていたし、本編でも各キャラの性格がしっかり反映されていたのではないかと。
そして、相変わらず面白いですね。各キャラの個性が立っているのと、特に何回も見ている人なら「絶対アイツは何かしでかすに違いない」というのを予測できるので、ますますニヤニヤできるんですね。できることなら、何回も見てその味わい深さを楽しんでもらいたいなと。


この作品、毎度見ても面白いし、よくできていますこれで終わりになるのはもったいないくらいですわ。初見の人は、できることなら第1期・第2期の観賞を推奨します。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2015年07月05日

夏の新アニメ2015 その4 Charlotte

夏の新アニメ2015、4回目はP.A. WORKS製作のオリジナル作品「Charlotte(シャーロット)」です。
こちらも「Classroom☆Crisis」と同じくオリジナル作品なのですが、こちらは同じ製作陣が作った「Angel Beats!」という作品があっただけに、かなり期待されている中での船出になりました。個人的にも面白くなるのではないかと期待しております。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の乙坂有宇は、ある時から5秒間だけ他人の身体を乗っ取ることのできる特殊能力を有していた。彼はこの能力を可能な限り悪用し、試験問題のカンニングを繰り返し、遂には超名門高校へのトップ入学を果たし、そこでのアイドルとお近づきになろうと画策するのだった。

しかし、友利奈緒率いる星ノ海学園の生徒会が彼の動向を察知し、遂に彼の蛮行を暴露する。優雅な生活の維持のため逃げる有宇だったが、結局は生徒会のメンバーに捕まり、彼は特殊能力を持つ人間であることを理由に星ノ海学園に強制編入されてしまう。
この中で有宇は、この特殊能力は思春期特有のものであることを知り、それが抜けるまでの間は星ノ海学園にいなければならならないのだと聞かされる


奈緒からは生徒会に所属し、有宇が行ってきた悪どい行為を取り締まる側に立ってほしいと願い勧誘されるのだが・・・。



というふう。


初回は、主人公である乙坂有宇がフィーチャーされた回になりましたね。その悪どさはまるで「西遊記」に出てくる孫悟空のように快活ながらも悪いことやってるなと不快感を抱くほど。しかし、それでいて、特に高校に入ってからですが、生徒会(中でも友利奈緒)というお釈迦様の掌(てのひら)に踊らされていたんだと痛感させられるようなシーンが垣間見えて、なかなかデキた構成だなと。
恐らく生徒会は「西遊記」でいうところの三蔵法師・猪八戒・沙悟浄にあたるんだろうなと思いながら見ることになるのでしょう。はてさて、「西遊記」では天竺を目指し巻物を持ち帰るという大役を担い旅に出るのですが、「Charlotte」の4人は悪事を行う人物全てを懲らしめることができるのでしょうか。期待大ですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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夏の新アニメ2015 その3 Classroom☆Crisis

夏の新アニメ2015、3回目はオリジナル作品の「Classroom☆Crisis」です。
この作品はMBSテレビ(毎日放送)の「アニメイズム」で展開されるのですが、ほぼ同時期にメディアファクトリーのMF文庫Jでのノベル化、月刊コミックアライブでのコミック化も展開されるとのことです。MBSのオリジナル作品もいい作品と悪い作品との差が激しいので、今回はいい作品だといいですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


近未来、部分的にテラフォーミングが行われている火星。その中の一つ、第4東京都霧科市にある株式会社霧科コーポレーションはロケット産業を軸にして近年では金融・保険業など業務を多角化してきた
霧科コーポレーションの中には、将来の技術者を養成する専門学校霧科科学技術学園もあり、その中の特別学科に所属する生徒達は同時にA-TEC(霧科コーポレーション先行技術開発部教育開発室。通称Class)にも所属する霧科コーポレーションの社員でもあるのだった。彼らは午後の授業は免除され、代わりに先行技術開発に従事し、その一環として宇宙レース用の宇宙飛行機X-2を開発していた。


そんなA-TECに新しい生徒がやって来ることになった。しかし、その生徒が人質として取られてしまったことを知ったクラスメイト達は、周囲の了解を得ずに彼の救助を図ってしまう。結局のところ救助は成功したものの、既に彼は人質としては解放された後だった。
彼は、A-TECがおろおろしている間に人質に取ったグループとの交渉を効率的に展開し成功させるどころか、双方が有利に展開できる関係を構築してしまっていたのだ。そしてA-TECの採った行動を最悪の判断とし、リスクもコストも掛かるとなじってしまう。実は、Classにやって来る新しい生徒とは、彼らの上司にあたる人物で、高コストが掛かりながらもお荷物集団でもあったA-TECの解体をするために派遣された人物だったのだ。


果たして、A-TECはこのまま解体されてしまうのか、それとも新しい生徒の繰り出す無理難題をこなし上げて存続を勝ち取れるのだろうか



というふう。


初回は、やはり多い12人の登場人物をさばくことに重点が置かれていましたね。しかしながら、あまりその12人の登場人物が何者なのかというのは十分に紹介しきれていなかったとも。今後の展開で彼らが何者なのかがわかって来るのだろうと思うんですけど、今後も登場人物が増えてくるとゴチャゴチャになってくるんじゃないのかなと心配しております。
また、今後の主軸も人間ドラマにしていくのだろうと思うのですが、それ以外の方向に進んでいくとさらにわかりにくくなるのではとも。話そのものはテンポもいいので、これを維持できれば・・・。うーん、評価が難しい(苦笑)。


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2015年07月04日

夏の新アニメ2015 その2 城下町のダンデライオン

夏の新アニメ2015、2回目は芳文社の「まんがタイムきららミラク」で連載されている4コママンガが原作の「城下町のダンデライオン」です。
原作も3年前に始まったものなので、それほど原作のストックがない中でアニメ化されて大丈夫なのか・・・とか思ったりもしたのですが、それだけ原作の枯渇が続いているのかもしれませんねぇ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。


街中に暮らす9人きょうだいの大家族である櫻田家。一見普通の大家族のように見えるが、実は父親はこの国の王様、つまり櫻田家はロイヤルファミリーだったのだ。しかも9人きょうだい全てが何かしらの特殊能力を有し、時にその力を発揮しているのである。


そんな中、父親である王様総一郎は、突如後任の王様を国民投票で選ぶことを宣言する。その判断材料として街中に張り巡らされた2000台に及ぶ監視カメラやそれらを編集し放送するテレビ番組などだったため、人見知りでかねてからカメラ設置に否定的だった三女茜にとっては苦痛以外の何物でもなかった。しかし、国王になれば自由に物事が決められることを遥から聞かされた茜は、監視カメラの撤廃とそれによって撮られてしまったパンツ画像の規制を掛けて次期国王になろうと奔走する。



というふう。


この作品、9人きょうだいに代表されるように、登場人物が異常に多い。それに加え各キャラに特殊能力があるというふうだから、状況によっては複雑になりかねない。そんな中でも、第1話という限られた時間の中で、各キャラの紹介と特殊能力の紹介をきちんとこなしたのは素晴らしいとも。端的にきちんとまとめられていたので、これは今後他の作品も参考にしてほしいなぁと思いますね。
作品の内容そのものも、4コマ原作ということもあって、サクサクと進んでいました。起承転結もはっきりとしていましたし、わかりやすい。先述のキャラ紹介と特殊能力紹介が秀逸だっただけに、作品そのものも光る物がありました。


この面白さとわかりやすさを武器にして、これからもこれらを維持してほしいですね。最近のTBSアニメは正直クオリティのよろしくないものが続いていたので、これを機に反転攻勢をかけてほしいですね。


放送局・放送時間の紹介は、「続きを読む」にて。


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夏の新アニメ2015 その1 ケイオスドラゴン 赤竜戦役

夏の新アニメがいよいよ始まりました。今期は春と同じようにいい作品が揃っているとはいえ、肝心の放送エリアが関東・関西・BSでのセットが多く、東海地方では放送されない作品が増えつつある状況です(あの「WORKING!!!」でさえも、放送されない説が飛び交っていただけに、テレビ愛知のフォローはうれしいことではあるものの、テレビ愛知しか救いの手が出なかったのは悲しいやらで)。一部見たい作品が重なって見られなくなったのは残念な限りです。


では、今期最初の作品を紹介していきましょう。1本目となる今回は、テーブルトークRPGである「レッドドラゴン」をベースにしたマルチ展開「ケイオスプロジェクト」の作品「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」です。
キャラ原案には、虚淵玄さん・奈須きのこさん・しまどりるさん・紅玉いづきさん・成田良悟さん(そのうち、しまどりるさんはキャラデザ原案にも関わっています)、音楽は崎元仁さんというそうそうたるメンバーです。しかし、TRPGが原作のアニメ作品(そもそもTRPG自体)が珍しいだけに、どういう展開に至るのかが楽しみですね。原作は完結しているのもあるので、きちんと終わらせてくれるでしょうし。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


覇権を掛けて争う二大超大国ドナティア帝国と黄爛国。そのはざまに浮かぶ小島の国ニル・カムイはその超大国の間に挟まれ、翻弄され続けてきた
そのニル・カムイに黄爛国が攻め入り、七年戦争が勃発する。それにより、ニル・カムイは西方(島の1/3)をドナティア帝国、東方(島の1/3)を黄爛国に占拠残りは都市国家となってしまい、国家としてのニル・カムイは崩壊してしまう。

その時、孤児院に住んでいた主人公の忌ブキは、煌統種と呼ばれる王族の立場を捨て、穏やかに暮らしていた。しかし、買い出しに行ったある日、黄爛国の一行がやって来たことで、彼が王族であることを知られ、命と同じくらいに大切にしていた刀を奪われかけたその時、ニル・カムイ統一と再興を目指す革命軍が襲来し、怒った黄爛国の一行はニル・カムイの住民を虐殺し始める。それに孤児院の仲間の一人が巻き込まれ、忌ブキは戦うことを決断する。



というふう。


第1話は、紹介回の部分もあったので、説明部分が多かったように思えますが、少しでも複雑なこの話をわかりやすくしようと腐心した跡はありますね。ただ、どうしても情報が散乱してしまっている感が見られ、少々わかりにくい部分があったのも事実。もう少しまとめてほしいところはありましたね。今後説明される部分もあるのでしょうけど、もう少し掘り下げてほしかったかなと。
あとは、やはり血がブシャーっと出てるシーンは、まぁお約束というのか、凄惨ですわね。これは名古屋では放送されないかもしれんわ(汗)。


今後、主人公を軸に様々な出来事が襲いかかってくると思いますけど、共に行動する仲間達とどう向き合っていくのかが気になるところです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:53Comments(0)TrackBack(0)