2017年11月25日

秋の新アニメ2017 その14 いつだって僕らの恋は10センチだった。

秋の新アニメ、総評が終わった後ですが、この時期に始まる作品を知らなかったわけではない(苦笑)。でも時期的には外れるんだよねと・・・思って、今回の総評からは外しておりました。そんな作品の紹介です。
それは、「いつだって僕らの恋は10センチだった。」という作品。HoneyWorksが手掛ける楽曲を軸に展開されるメディアミックス作品です。別名ですが、過去に劇場版で数作品公開されていましたね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


高校の入学式で、主人公とヒロインは桜の木の下で出会う。共に春を感じさせる名前だったことがきっかけでお互いに親近感を抱き、徐々にその距離を縮めていき、かけがえのない存在になっていった。

ただ、周りから付き合っているように見られるようになった高校3年の今でも、友達以上恋人未満を破るための距離、あと10cmが縮まらないでいた



というふう。


この作品、たった6話で結論まで描かないといけないハードなスケジュールなんですが、その割には結構ゆったりと描かれておりますわ。逆に言えば、その先が結構ドラスティックというのかダイナミックというのか、大きい動きが待っているんでしょうね・・・と期待してみたくなるくらい、1話はゆったりしております。
今回は、2人の距離を焦点に描いており、周りから冷やかし半分というのかほぼいじめっぽいやられ方していてもまだ縮まらないのね。個人的には、あの部分は、もどかしさを演出したかったんだろうだけど、醒めちゃったね・・・。もっといい表現があったろうに。不快感しか残らない演出は辞めた方がいいわ。見る対象が幼い(元々ティーン狙いの作品)からって、表現まで幼くしなくてもいいんじゃないのよ、と。
作品そのものは、ありきたりな青春群像劇にも思えます。ゆえに、もう少し周りが絡む話になってくれた方が深みも厚みも出るのにねと思いました。ただ主人公とヒロインが悩んでるだけの薄っぺらい作品にしか見えなかったのが残念です。ただ、そのあたりは、後から取り返せるかもしれない・・・と思って次を見よう(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2017年11月09日

秋の新アニメ2017 ワースト

秋の新アニメ、ここからはワースト作品の紹介です。
夏の時も新規作品が減って、粒も小さくなったと書いていますが、秋もほぼ同じ。しかも秋はシリーズモノの作品も酷いという有様豊作なのは、自分の見ている作品が多いもしくは自分の見ている作品が楽しめるものだと思っているからなんでしょうね。そんなことは誰にでもあるので、私が言うべきことではないのですけどね・・・。


では見ていきましょう。今回も例によって、例のごとく3作品紹介していきます。


ワーストは、「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-」
新規ユーザーへの配慮が全くないのもさることながら、既存ユーザーにも以前いかんのじゃないと思ったところが改善されていない、まさに明らかにファンだけの作品になってしまっているわけで。もう見る価値もないと、ファンじゃない人達には言いたいです。続編モノで、これは致命傷。やってはいけないことをやってしまっています。アカン。

2番目は、「Dies irae」
こちらも序盤できちんと説明をしていない0話から見ている人は、何をやりたいのかわからず、結局『0話切り』せざるを得なかったんだろうなぁ。1話を見てもそう変わらないと思ったけど、まだマシなのかねぇ。
この作品の厄介なところは、クラウドファンディングで資金を集めて作られた点で、そうなってしまうと、新規よりもファン向け、さらにはクラウドファンディングで出資してくれた人向けの作品になってしまい、作品を知っている人でさえも面白いのかと穿ちになってしまうと思うんですね。せっかく過去最高の資金を集めたのだから、すそ野を広げるところに落とせれなかったのか・・・。

3番目は、「URAHARA」
この作品は、説明もよくされていたし、各キャラも立ってるんだけど、何だろう盛り上がりに欠ける、女子高生がキャッキャ騒いでいるだけのようにも見えるんだよね。同じようなことは「ラブライブ!サンシャイン!!」とかにも言えるんだけど、まだあの作品には、青春群像劇やダンスという見せ場がある。この作品には、戦闘シーンがあるけど、騒がしいという部分の延長線上にしかないのよ。もうちょっと面白くなりそうなのになぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)

2017年11月08日

秋の新アニメ2017 ベスト

遅くなりましたが、秋アニメの格付けをば。


豊作と述べている人が多いのですけど、個人的には不作だと思うなぁ。
見ていて面白いと膝ポンできるくらいの作品が、あまり無いのよ・・・。逆に言えば、シリーズモノ(海外ドラマのようにシーズン2とか3とかの続きモノ)が増えて、最初面白くないと判断されて見ない人は以降全く見なくなっちゃうんですよね(私も実はその一人)。
だからこそ、新規作品が重要なんですけど、その新規作品も分断化が加速している感が。はっきりと男性向け・女性向けの作品が増えて、どちらも取り込める作品が、もはや壊滅的に減ったと言っていいでしょう。そして女性向け作品が増えたことで、無理して男性向け作品を見なくてもいいというふうになって、先細りを加速させているのではないかと思えてなりません由々しき事態なんだけどねぇ、誰もそう思っていない感が・・・。


では見て行きましょう。例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきましょう。


今期のトップは、「少女終末旅行」。とはいえ、この作品に至ったのも消極的な選択の末に導き出されたもので、該当作無しで終わろうかと思ったくらい結局ダンゴレースだったってことです。
ただ、一番に推した理由は、無いわけじゃ無い。特にそう思ったのは、重い題材ながらも重くさせ過ぎなく、時にシニカルな部分を出しながらも、作品を昇華させているんですね。単なる終末を描いた作品ではなく、そこに生きる人の物語にしているんです。なお、セリフの一つ一つが重いのも高ポイントです。何かと考えさせられるわ。
しかし、総じて地味なので、見ないとわからないというのが残念なところ。ネット配信では初回の一部だけ無料になっているのは、随分もったいない作りしてるなと。

2位は、「妹さえいればいい。」
とにかく破天荒、それでいてシリアスな部分はきちんとこなす。ただのギャグテイストに走っていない点は評価すべき。出オチの心配はあったものの、きちんと主人公と仲間達の関係は構築できているし、彼らの強烈なテイストは、時にいいエッセンスにもなっているかな。
惜しむらくは、エロ・グロ・ナンセンスのエロとナンセンスが強烈すぎる点か。人を選ぶ作品になってしまったかなぁ。

3位は、「ブレンド・S」。
こちらは、各キャラが立ってて面白い。ドタバタ劇は毎回見ていても飽きない。30分があっという間に進んでいった感があります。
ただ、既視感がありありな点がマイナスポイント某作品を見ているような感じがずーっと抜けない(苦笑)。

次点は、「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」
シリーズモノである「食戟のソーマ 餐ノ皿」や「おそ松さん」も考えたんですけど、新規作品を優先的に評価したいので、結果こうなりました。
エロ要素がかなり強く、女性が拒絶反応を起こさなければいいなというくらいのレベルなのですが、下品でも面白いと感じさせられるのは、案外(下ネタ発言連発でも)ピュアなヒロインが要因なのかも。そこに冷静にツッコミを入れる主人公も既視感はあるけど、主人公自身も心の片隅で期待しているんじゃないかと抱かせる点で少し違うのかなとも。頭を空にして見られるのも高評価ですね。


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2017年10月18日

秋の新アニメ2017 その13 僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件

秋の新アニメ2017、13回目はKADOKAWAのレーベルの一つでウェブマンガの「コミックNewtype」で連載中の「僕の彼女がマジメ過ぎる処女ビッチな件」が原作の「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」です。アニメ化に伴いタイトルが変更になったんですね。
「コミックNewtype」は、かつて「ニコニコエース」という名で運営しており、「ニコニコ静画」とのコラボだったんですね。今も名は変われどコラボをしているのかはよくわかりませんが、複雑な経緯をたどった作品でもあるようです。
なお、この作品は珍しい名前の子(武田羅梨沙多胡(たけだ・らりさ・たご)さんがそうで、父方と母方の名字を付けているそうな)がキャストに名を連ねていることでも話題になりました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ごく普通の高校生。そんな彼には恋い焦がれるクラスメイトの女の子がいた。

ある日、そんな彼女に告白をしたものの、一見普通の女の子だと思ったら、クラスの女子がドン引きするほどエキセントリックな女の子だった。何せ、告白直後に四十八手を暗記するとか宣ったのだから・・・。


普通の恋がしたい主人公、誤った性知識だけは満点な彼女との恋の行方はいかに?



というふう。


1回目は、主人公とヒロイン、そして主人公の幼馴染みの3人が絡んだ回だったのですが、下ネタのオンパレードやね(ニヤニヤ)。逆に言えば、掴みはOKとダチョウ倶楽部を思い浮かべかねん(笑)。丁度3人やしね(苦笑)。


終始バカ丸出しのおバカアニメなので、頭の中を空にして見られます(ホメ言葉)。ただ、この後幼馴染み以上に厄介そうな方々が登場して、ハーレムアニメになるかもしれないですけどね(主人公は望んでいない模様(爆))。
初回は、なかなか面白かったです。ただアクの強い作品なので、やり過ぎるとそっぽを向かれかねないですね。そのあたりだけ気を付ければいいかなと。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)

2017年10月16日

秋の新アニメ2017 その12 ブレンド・S

秋の新アニメ2017、12回目は芳文社の4コママンガ雑誌「まんがタイムきららキャラット」で連載中の作品が原作の「ブレンド・S」です。
原作を知らない作品なのはいつもの通り(苦笑)なものの、「まんがタイム」系の作品なので、恐らく面白いのではないのかなと、意味の無い確信を持っております(笑)。でも、見た感じ面白そうだったんだよね。期待はしている作品です。
なお、放送時間の関係でBSの方が早く見られることから、BSで見ております。地上波なんてあって無いようなもんなんや(ギャハ)!


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、海外留学のためにお金を稼ぎたいものの、目つきの悪い顔のせいでアルバイト先が決まらない年頃の女の子

最近も面接に落ちてショックを受けていたある日のこと。偶然喫茶店の主人と出会い、最終的にその喫茶店でバイトをすることになった。しかし、そのお店は、特殊な属性を用いて接客をするところで、あろうことか経験したことのないドS担当に・・・。しかし、その顔つきのおかげだからか、素の姿でウケる事態になり、複雑な気持ちで今日も接客することに。



というふう。


初回は、彼女の働くことになったバイト先の個性あふれる面々の紹介なんですが、結構キテるわ(笑)。主人公のドS担当もなかなかなんですが、実際もツンデレじゃないのかと思わせるツンデレ担当や普段は毒舌なのにお客が来ると妹系キャラ全開な妹系担当、ヘタレで何もできないながらもツッコミ担当なコックにズボラ店長と個性アリアリだわ。
ここまで来ると、某ファミリーレストランを舞台にしたマンガを思い出すのですけど、店長がその作品に出てくる峰岸だった(爆)。ここまであの作品だと、作者は高津カリノというんじゃないかと思ったら、別人だったから大丈夫か(ニヤニヤ)。


というわけで、あの作品のテンポに付いていける人は面白いと思いますね。個人的には好きな作品です。今後の展開に期待したいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)

2017年10月15日

秋の新アニメ2017 その11 Just Because!

秋の新アニメ2017、11回目はオリジナル作品の「Just Because!」です。
この連語、口語の中でもスラング表現の強いもので、今回の作品の意味である「ただ何となく」という意味合いだけでなく、他の言葉と組み合わせることで、「・・・だから~という意味ではない」という使い方もすることもあり、かつbecauseの強調語のような使い方もあれば、「~という理由ではない」とも使われ、複雑なんですね。
もしかすると、この作品は、この連語のような複雑な言葉としての成り立ちのように、男女関係がもつれるかの意味合いで、これなのかなと思ったり思わなかったり
ちなみに、今年のオリジナルアニメで最も素晴らしかったのは、「月がきれい」だと思ってますが、それを越えられるかなと楽しみにしております。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、父親の都合で今から4年前福岡に転校になった。その後も友人達と交流を持とうとしたものの、1年と経たないうちに疎遠になっていき、主人公の心の中でも忘れられていったのだった。

そして、高校3年生ももうすぐ終わりの2学期末、4年ぶりに昔いたところに戻ってくることになった。そして、昔の仲間達と再会した時から、運命は再び大きく動き出したのかもしれない。



というふう。


序盤だからということなのか、大きく動き出すというふうでもなく、モラトリアム的なというのかレームダックというのか、もうすぐ卒業という高校3年生の気持ちが反映されていますね。何となく緩い。緊張感が無いとも言えるのかな・・・。
主人公もあまりパッとしない。仲間との絡みもこれから。今の状況では判断しづらいけど、少し拍子抜けだったかなと思います。形勢逆転できるのか気になるところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

秋の新アニメ2017 その10 妹さえいればいい。

秋の新アニメ2017、10回目は小学館のライトノベルレーベルである「ガガガ文庫」から刊行されている同名作品が原作の「妹さえいればいい。」です。
原作者は「僕は友達が少ない」でお馴染みの平坂読さん。アップテンポな青春群像劇を描かせれば、素晴らしいと思える方だと思います。今作ではどんなふうになるのでしょうかね。


あらあすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


妹モノの小説しか書かない妹バカな主人公。実際には義理の弟しかいないので、その思いは募るばかり。
そんな中でも彼の家には仲間達が募り、その中で色々な関係が渦巻くのだが・・・。



というふう。


とりあえず、1回目の冒頭で全て持ってかれた(爆)。これはボツになるわ(笑)。いきなり全裸の妹が謎の光まとって登場するわ、『妹の卵』とか危なっかしいワード全開だわ、担当のお怒りもごもっとも。逆に言えば、主人公の妹バカここに極まれり・・・となりますわ。
そんなAパートがあるので、Bパートが落ち着き過ぎているというのか、見どころが少ないのかなと。まぁ、この変態に集う仲間もまた変態なりと言いたくなる人はいますけどね(ニヤニヤ)。え、風呂を借りたヒロインなんてその真骨頂でしょ。


出オチ感がぬぐえない展開ではあるものの、今後集う仲間がどう化学反応を起こすかで面白くなりそうです。特に主人公の世話人と化している弟が何者なのかが気になりますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)

2017年10月13日

秋の新アニメ2017 その9 魔法使いの嫁

秋の新アニメ2017、9回目はマックガーデンより刊行されているマンガ雑誌「月刊コミックガーデン」連載中の「魔法使いの嫁」です。
原作はノーマークですが、珍しく広告が打たれていましたね。地下鉄の中の中吊り広告ですけど、結構打たれていたようにも思えました。期待されている作品なんでしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の少女は、人ならざるものが見える能力を持っているため、周りだけでなく家族の中でも疎まれる存在になっており、そのことで自暴自棄になっていた。


ある時、謎の男に導かれ、やって来たのはオークション会場彼女はオークションの競売に掛けられることになったのだ。彼女を競り落としたのは、人ならざる魔法使いの男。しかも破格値で。
その男は、少女に付けられた枷を外して、自身の弟子兼嫁にすると述べた。しかも、彼女の持つ能力は、とても素晴らしい素質を持つものだとも述べ・・・。


この出会いが、彼女の未来を大きく変えるものだった。



というふう。


総じて重い展開になるのかな・・・と思ったら、弟子としての生活が始まった時には、かなりコメディに走ってたな(笑)。それだけ主人公の少女には劇的だったという印象を与えたかったんでしょうね。
とりあえず、少女の能力がいかほどなのか、対して魔法使いの男は一体何者なのかは、正直あまり明かされていなかったなという感じ。とりあえずボーイ・ミーツ・ガールというふうなのかね。
ちなみに、2クールで放送されることが決まっています。長丁場になるので、じっくり見せていく傾向になるのでしょう。初回は、まま面白かったので、期待しております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2017年10月12日

秋の新アニメ2017 その8 Dies irae

秋の新アニメ2017、8回目はPCゲーム「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」が原作の「Dies irae」です。
読みは「ディエス・イレ」で、ドイツ語で「怒りの日」という意味があります(なお、原作の「Also sprach Zarathustra」は「ツァラトゥストラはかく語りき」というニーチェの著書から採ったもので、同じドイツ語)。
また、この作品は2015年に始められたアニメ化プロジェクトの際に、クラウドファンディングで資金集めを行ったところ、目標額の3000万が1日もかからず集まり、4日後には全て振り込まれ、最終的には9600万以上の資金が集まるという想定外の集金力が起こった(当時の日本のクラウドファンディング史上最高金額・最高人数)ことでも知られています。
なお、テレビ放送は全12話ですが、ウェブ配信全6話も加えた全18話構成になるとのこと。かなり不規則な展開ですなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


その昔、同じ夢を見続けている人が、同じように同じ夢を見続ける人を見付ける彼は要人暗殺犯だったのだが、奇妙な友情を感じ、その同じ夢を見る事態を打破することを誓うのだった。


その誓いから60年以上経った別の場所で、狂気の事件が発生するきっかけになるとは誰も知らずに。



というふう。


・・・正直、あらすじをまとめるのに苦労した。だって、物語の芯の部分にまだたどり着いていないもの(ギャハ)。ゆえに、初回を見ても全く分からない本当にゲームをプレイした人だけにしかわからない展開。下手をすれば、クラウドファンディングに参加した人だけしか理解できないんじゃないかといいたくなるくらいの展開です。


はっきり言って測定不能故飯野賢治さんが言い放った「俺を評価するには、10点満点か評価不能かどっちかにしろ!」というセリフが、ここまでピッタリくる作品だったとは思ってなかったわ。これは、ウェブアニメでオチになるなら、相当苦情来るぞ・・・(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

秋の新アニメ2017 その7 URAHARA

秋の新アニメ2017、7回目はアメリカのアニメ配信サービスの中で連載されている小説「PARK: HARAJUKU Crisis Team!」が原作の、「URAHARA」です。
原作が外国の作品ということもあって、全世界配信も積極的に行われている(原作を提供しているアメリカのアニメ配信サービスも含む)ようです。原作者も外国人のようですし。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
東京・原宿に春休みの間だけ開店している、3人女子高生が手掛けるお店「URAHARA」。オシャレな服やスイーツなど、オシャレなら何でも置いてある不思議なお店。


ある日、世界中の文明を奪い去ってしまう、自ら文化を生み出せない宇宙人「スクーパーズ」が現れる東京各地の文化財や建物を根こそぎ奪っていったことを見かねた3人は、助けた少女とそのお供がもたらした変身グッズを用いて、彼らと戦っていくのだった。



というふう。


少々強引かなと思いながらも、わかりやすい展開ではある。3人とも個性があって、それを束ねるエビフライ(!)には味があるね。フライだけに(笑)。しかし、何でエビフライだからって、名古屋弁しゃべらせる!?タモリさんの影響受け過ぎ(ギャハ)!


正直まだまだ様子見かな。これから3人が何をするかで面白さが変わってくると思います。あとは、助けられた少女は何者なのかも、これからわかってくるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2017年10月11日

秋の新アニメ2017 その6 少女終末旅行

秋の新アニメ2017、6回目は新潮社のウェブコミック「くらげバンチ」で連載中のマンガが原作の「少女終末旅行」です。
実は、作者は愛知県東海市出身で、地元の大学(教育大学)を卒業しているんですね。最初は、ほうほうと思っていたレベルだったのに、妙に親近感が出てきましたよ(ニヤニヤ)。見た目はゆるアニのような感じですけど、どうなんでしょうねぇ。


あらすじはこう(以下イタリックで表記)。


繁栄と映画を極めた人類の文化は、ある争いによって崩壊した。それから長い年月が経ち、ほとんどの人間をはじめとする生き物は死に絶え、廃墟と朽ちた機械類などが転がっているだけの世界になってしまっていた。

そんな中、まだ動く戦車に乗って、2人の少女がその世界を駆け抜ける。彼女達は、何もなくなった世界で何を思うのか。



というふう。


地上波でも見られるのですが、今回はいち早く見られるということで、BSで見ておりました。
で、見た感想。思ったよりハードだな(汗)。確かに一見緩い感じの作品なんですけど、彼女達の発する一言には鋭さがあるのよね。曲がりなりにもサバイバル生活を毎日やっているわけだ。少しすれているようにも感じられたし。
特に食料を見付けて、最後の1個になった時に、銃器の扱いの得意な少女が半ば強引に奪う形でかっさらっていくばかりか、銃口を向けて「もらった!」的なやり取りは、かなりの緊迫感を味わいましたよ。これは結構インパクトある。


思った以上にハードだけど、思った以上に新鮮に見られます。是非一度ご覧下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)

秋の新アニメ2017 その5 ラブライブ!サンシャイン!!

秋の新アニメ2017、5回目はKADOKAWAの系列であるアスキー・メディアワークスのゲーム雑誌「電撃G's Magazine」の読者参加企画から始まり、その後マルチ展開されている「ラブライブ!」の続編「ラブライブ!サンシャイン!!」の第2期です。
まさか、この作品も2期になるとは思ってなかった(笑)。キレイに終わっていた感があったからね。それだけ支持されていれば、2期もあるでしょう。実際、舞台になった静岡県沼津市の来場者数が伸びたというし、現在J3で戦っているアスルクラロ沼津も、参入初年度なのに2位に躍進。これも、「ラブライブ!サンシャイン!!」の大旗などを掲げて応援しているファン(サポーター)のおかげなんでしょうね。


あらすじは続きものなので無し。浦の星女学院の廃校が避けられるかと思ったら、既に近郊の高校との統廃合に動いていたことが明らかになるところから始まります。


今回は2期なので、既に見ている人向けではありますが、一応前期の説明しているだけマシなのかなと。ただ1回目にしては地味な展開だったかなぁ。これから派手になっていくのでしょう。展開上仕方ないとはいえ、力強い決意のようなものを感じ取れる、いい回ではありました。
しかし、廃校が決まった学校をどうやって食い止めていくのか、見ものではありますね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2017年10月10日

秋の新アニメ2017 その4 結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-

秋の新アニメ2017、4回目はタカヒロ原作のオリジナル作品である「結城友奈は勇者である」の前日譚と第1期にあたる同作品の続編であるコンプレックス作品「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-」です。テレビ欄表記では、「結城友奈は勇者である2 -鷲尾須美の章-/-勇者の章-」となっているそうです。なお、前日譚にあたる原作の「鷲尾須美は勇者である」はアスキー・メディアワークスのゲーム雑誌「電撃G’s Magazine」で連載されていました。
正直、見ていて面白みがあまり無い作品なのですが、せっかくやるので、見てみようと。しかも前日譚が放送されるのならば、なぜ第1期に繋がるのかというのもわかりやすくなるだろうし・・・。


あらすじは続きものなので無し。「結城友奈は勇者である」の時代から2年前の神世紀298年にさかのぼります。


残念ながら、今回も初見殺しの作品になってしまったのかな。前見ている人や原作を知っている人ならわかるでしょと言いたげな、ある意味傲慢とも言える展開になってしまいました。一応主人公とその仲間がバーデックスに対抗するという流れなのですけど、彼女達が討伐を行う対象になった理由は明らかにされていませんでしたね。後日明らかになるのでしょうけど、何かモヤモヤした感じで終わりそう。


今回も消化不良で終わるばかりか、見たことのない人への失望感を増させる感が・・・。はっきり言いましょう、前期を見たことのない人は、それを見るまで見なくていいです。見るつもりがない人は、0話切りでも何の問題もありません!


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2017年10月06日

秋の新アニメ2017 その3 このはな綺譚

秋の新アニメ2017、3回目は幻冬舎の子会社でコミック部門である幻冬舎コミックスの月刊誌月刊バーズから刊行されているマンガが原作の「このはな綺譚」です。
この作品は複雑な経緯をたどっており、元々は一迅社のコミック百合姫Sから刊行されていたものの、作者のモチベーション低下やコミック百合姫Sの休刊などにより、現在の題名で月刊バーズに移行しています。その中でアニメ化されたということは、作品だけでなく作者の人気もあったということなんでしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


神様に遣える狐っ子が働く温泉宿「此花亭」。
そこへ社会勉強のために此花亭にやって来た主人公は、この宿で仲居修業に挑むことになる。宿の仲間達やお客との様々な出会いを経ることで、彼女は大きく変わろうとしていた。



というふう。


今回は序盤というふうだからか、主人公と教育係の仲居とのやり取りがメイン。もっと他の仲間達を絡めてもよかったかなと思ったのですけど、下手に絡めてわかりにくくさせるよりかはいいのかもしれない。何より、作中で起こるイベントが丁寧に描かれていましたね。個人的にその時の主人公とお客のやり取りにはほっこりとさせられましたね。


まだ総合的な判断は難しいものの、1話目を見ている限りでは面白いなと思います。他のキャラとの絡み次第で大きく評価が変わってくるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)

2017年10月05日

秋の新アニメ2017 その2 食戟のソーマ 餐ノ皿

秋の新アニメ2017、2回目は週刊少年ジャンプに連載されているマンガが原作の「食戟(しょくげき)のソーマ」の第3期「食戟のソーマ 餐(さん)ノ皿」です。
既に2015年に第1期、2016年に第2期が放送され、いよいよ待望の第3期・・・という人も多いのでしょうけど、この作品、期数が進むごとに放送局が減っているのよね。第1期は東名阪+BS・CSだったのが、第2期は東阪+BS・CS、そして今期は地上波は東京のみになりました。ほとんどの地域でBSないしはCSでの視聴を余儀なくされている点で、作品のパワーが相当落ちているのか、飽きられているのか心配になってくるんですよねぇ・・・。


あらすじは続きものなので無し。インターンシップも兼ねたスタジエールを終え、主人公は十傑に食戟を挑むところから物語は始まります。まぁ、けんもほろろに返されたんですけど、学園祭で互角の勝負ができれば、受けてもいいという十傑の1人が出てきたのは、彼にとって幸いだったのかなとも。

作品のノリは、過去の2期と変わらないふう。3期にもなったこともあって、今回はちょくちょくと過去の懐かしいエピソードが盛り込まれております。逆に今期から見た人には、あんなことやこんなことがあったんだと知ることができたのではないのでしょうか。あらすじを忘れていた人にも良かったですね。


幸か不幸かパワーダウンしている感じは無かったですね。人によっては少々クドいかなと思うところはあったんでしょうけど、この作品はそれくらいで丁度いい部分でもあるんですね(笑)。今後劇的な展開が待ち受けているとのことなので、構えて見ていようかと。まぁ、さすがに今でも連載が続いているので、今期も13話なのかなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2017年10月03日

秋の新アニメ2017 その1 おそ松さん

秋の新アニメが始まりました。今期は結構多くの作品が登場するとのことなので、期待している人も多いのではないのでしょうか。ただ、続編モノ・乙女系作品が目立つようになってきているので、後者はいいにしても、前者はなるべく安直な形で放送決定に至った・・・とかにならないでほしいなぁ。
と思いながら、最初に紹介する作品は、第1期が大きな話題になった「おそ松さん」です。あの「おそ松くん」の続編とも取れる作品が、再び登場することになったわけです。
本当(というか見た目)はギャグアニメの路線で行こうと思ったんでしょうけど、実際は女性に大ウケして、腐女子向け作品とも言われるようになりました。いまだに何でこの作品が女性にウケたのかわかりません(苦笑)。そのおかげなのか、放送終了後もヒットを維持し続け、舞台化も予定されるほどのヒット作になりました。今期もそのブレイクが続くのか、見ものではあります。

あらすじは続きものなので無し。とはいえ、基本1話完結のギャグアニメにストーリーもへったくれもないかもしれないが(ニヤニヤ)。


いきなり、第1期の1話の始まりのような、モノクロ映像で始まったのには、第1期を見ていた人間でも度肝を抜いた(笑)。またやるのか。そして、また消されかねないことをやらかすのではないのかと心配になったほど(注:第1期の1話はあまりに『不適切な内容』が含まれたため、BD・DVDにも収録されなかった幻の話になってしまった)さすがに、最悪の事態は回避されたものの、よくもまぁ自虐的に自分達の起こった出来事を描いておるわ。
今回は、第1期終了後の出来事を面白おかしく書いたのでしょうけど、もう六つ子やりたい放題だな(爆)。腐女子をダシに稼ぎまくってるって当事者たちが言っちゃダメ(ギャハ)。まぁ、そのやりたい放題がたたって、無茶苦茶叩かれるオチも自虐的でよくわかってらっしゃる。その後、まともに生きようとするも、それはそれでつまらないと称し、つつがなく第2期へのスタートラインを切った・・・ってそのまともと称するシーンも昨今流行ったネタのオンパレードやんけ(汗)!あまりにきわどいラインを攻めてたように思えたが、大丈夫なんだろうか。

結論としては、危なっかしいギャグアニメのラインはそのままやっているので、赤塚作品を知っている人なら楽しめるのかなと。腐女子向けとしては、どうなんだろうね?相変わらず大丈夫と思いたいけど、そのあたりの評価は何ともはや(苦笑)。シュールな作品なので、寒いギャグが横行しなければ大丈夫でしょう。


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