2013年05月25日

夏の新機種2013 イーモバイル編

夏の新機種、今回はイーモバイルです。
イーモバイルは新機種発表会は行わなかったものの、新機種の発表を行っています。また新しいイーモバイルショップを計6店舗(東北1・関東3・関西2)オープンさせ、着々と新規販路とアフターフォローを充実させています。


では、新機種の紹介です。今回はスマートフォン1機種とデータ通信端末2機種からなっています。
まずはスマートフォンから。


①ARROWS S(EM01F)
4.7インチのHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.1で、イーモバイルでは初になるARROWSモデルになる。
通信方式(通話帯)はソフトバンクの通信網であるAXGP(2.5GHz帯)とW-CDMA(900MHz/1.5GHz/2.1GHz帯)に対応している。そのため、オリジナルの料金プランに対応する予定になっている。
1310万画素のCMOSカメラ、IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵機能、おサイフケータイ(FeliCa・NFC)、ワンセグ、赤外線通信、スマート指紋センサーに対応・搭載している。

個人的感想
この機種はソフトバンクのARROWS A 201Fと同じもので、カラーリングの対応が白と黒の2色しかないくらいしか大きな違いはない。
それゆえ、ソフトバンクの周波数帯に対応している点、イーモバイル機種では通常付くことのないSIMロックに対応していることから、イーモバイルがソフトバンク化している象徴ともいえる機種になりそう。
そのため、イーモバイルの周波数帯に対応していない点は状況によってはウィークポイントになりかねない。せっかくイーモバイルで販売するのなら、双方の周波数帯に対応すれば使いやすくなるはずなのに・・・(実際、ソフトバンクの夏モデルの中には、ソフトバンクとイーモバイルの双方の周波数帯に対応している機種が登場している)


続いて、データ通信端末の紹介です。


②GL08D
中国のメーカーHuawei(華為技術)から発売されるストレートタイプ(USB対応)のデータ通信端末。
LTE(UE Category4)とEMOBILE G4に対応しており、ゼロインストール機能にも対応している。

個人的感想
この機種、USBは回転コネクタ式になっているので、収納に便利だし挿し込み口が汚れたり折れたりすることがなくなるのでいい配慮だと思う。
なお、この機種はWindows 8に対応しているので、今までのデータ通信端末が使えなくなった際の乗り換え機種として使用できるかと。


③Pocket WiFi (GL09P)
中国のメーカーであるZTE(中興通訊)から発売されるカラー液晶を搭載したストレートタイプのデータ通信端末(モバイルWi-Fiルーター)。
5000mAhの大型バッテリーを搭載し、スマートフォンなどのモバイルバッテリーにもなっている。またイーモバイルの通信規格であるEMOBILE LTE・EMOBILE G4とソフトバンクの通信規格であるSoftbank 4G・ULTRA SPEED双方に対応している。
個人的感想
スマートフォンでは対応できなかったイーモバイルとソフトバンクの双方の通信規格をこの機種では対応している。というのも、ソフトバンクでも同じ機種(Pocket WiFi 203Z)があるためで、この機種はそのイーモバイル版と言っていいのだろう。この機種もイーモバイルのソフトバンク化を象徴している機種と言えるだろう。


次回はauの新機種紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)TrackBack(0)