2016年01月21日

秋の新機種2015 au編 前編

『秋』と書いていますけど、正確にはもはや冬(苦笑)。しかも2016年に入ってしまったわけで。今後隠し玉も出てくることでしょうから、既に2016年にもなっているのに、2015年の秋の新機種として紹介するのもどうなのかねぇ・・・(でもそうしないと、ますますわかりにくいかもしれないし)。


そんなわけで、auの新機種がやっと発表されました。今回のauの特徴は、『原点回帰』とも言えるのでしょうか、学生への優遇、「学割」を強化させました。
「学割」(開始当初は「ガク割」)はau最大の特徴ともいえる施策で、基本使用料とau間の通話・固定電話への通話・Cメールが半額他社間の通話は20%引きというもので、2009年まで行われていました。その後、名称を変えて進められたものの、概ね「学割」と同じくなっていました
今回行われる「auの学割」は、基本使用料はそのままに、データ量を5GBまで毎年無料で提供することになりました。ただし、5GB以上利用した場合は、データ定額料から1000円/月の割引が付きます。さらに、うたパス・ビデオパス・auスマートパスも期間限定ながら割引になります。
対象者は25歳以下で、25歳までであれば学生でなくても対象になります。データ定額料の割引に関しては、その家族も対象となっています。
それ以外では、23ヶ国と地域で国際通話の定額サービス(980円/月)が開始されます。


それでは新機種の紹介です。最初は国産モデルの紹介です。


①Xperia Z5 SOV32
5.2インチフルHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.1。
2300万画素CMOSカメラをメインに搭載し、ソニー製デジカメ「α」の技術を応用した0.03秒高速オートフォーカスを果たしている。またLTE(下り最大225Mbps)とWiMAX 2+(下り最大220Mbps)とのキャリアアグリゲーションにも対応している。

個人的感想
カラーリングは4色となっているものの、どちらかというと男性が好むような色が多く、男性を意識した機種に仕上がっているかも。また音に関してもこだわりを持っているが、基本的にソニーの純正ヘッドホンがないと機能しないのは惜しいところ。しかし、この機種がメインモデルというのは贅沢になったものだと感心してしまう。


②DIGNO rafre KYV36
5.0インチHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.1。
完全防水(一体成形)になっており、IPX5/8相当の防水に対応している。

個人的感想
最大の特徴は、完全防水普通は水道水レベルまでなところ、この機種に関してはハンドソープ水レベルであれば防水に対処可能としている。また一体形成になっているため、水が機械内部に浸透しにくくなっており、この点でも通常防水よりワンランク上の仕様になっている。そのため、汚れたらすぐにハンドソープで洗浄・・・というこれまでの常識では考えられないことができるようになっている。子供がよく触る・汚す、清潔なケータイを常に持ちたいという人にオススメ。


③Qua phone KYV37
5.0インチHD TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAnndroid(バージョンは不明だが、5.0以降になると思われる)。
IPX5/8相当の防水・IP5X相当の防塵・MIL規格に準拠した耐衝撃性能を備えている。

個人的感想
機能的には中庸で、VoLTEには対応しているが、キャリアアグリゲーションには対応していない。ただ、防水・防塵・耐衝撃機能は備えているので、頑丈な機種が欲しい人にオススメ。またアルマイト処理が施されたアルミニウム合金「A5052」といったデザイン面でのきれいさもオススメしたいところ


④AQUOS SERIE mini SHV33
4.7インチフルHD IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid5.1。
動画の処理スピードが120Hz駆動(1秒間に120回の更新)になったり、動画撮影のスピードも120fpsに対応可能になったなど細かい面でのブラッシュアップが施された。

個人的感想
機能面ではあまり大きく変わったところが少なく、逆にミドルレンジ級の機種なので、ハイスペックな機種が欲しいと思った人には残念至極なところ。IGZOの進化した面が見られるところだけ見どころになるのか?


次回は海外モデル・ガラケーなどの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)TrackBack(0)

2013年07月04日

夏の新機種2013 ウィルコム編

夏の新機種、やっとウィルコムが発表となり、本当に全キャリアが出揃いました
正直、この頃のウィルコムは何かと話題になっていますイーモバイルと共にソフトバンクの連結子会社の一つになっていますし、キャリアショップ(ウィルコムプラザ)の中でソフトバンク・イーモバイルの機種を販売するといった展開も行っています。
そして先日、6年掛かると言われていた借金を完済好調な純増によってPHSという『枯れた技術』の中でも『水平思考』的なアイデアで乗り切ったとも言えるでしょう。

その『水平思考』といえるものが安い通話料金なのですけど、今回それをスマートフォンで行おうとしています
それが「ウィルコムプラン Lite」このプランは1GBまでのパケット通信を2980円/月で利用できるというもの。基本料とウェブの接続料を加えても3275円/月とかなりおトクになっています。さらに契約月から6ヶ月はパケット通信料を1980円/月になるということのなので、他キャリアの通話・通信料よりもかなり安くなります。若干使うユーザー向けには、7GBまでのパケット通信を5980円/月、テザリング料金を2年間無料にする「ウィルコムプランD+」も用意されるそうです。
そして現状の「だれとでも定額」も、ウィルコム内のPHSで行うだけでなく、ウィルコムが発売する「だれとでも定額パス WX01TJ」と専用アプリをダウンロードしたBluetooth対応のスマホ(Androidのみ)でも受けられるというのですから、ある種太っ腹でもあります。


さて、ここから新機種の紹介です。先述の通り、今回はスマホのみです。


①DIGNO DUAL 2 WX10K
4.7インチHD・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.2。
音声通話を聞き取りやすくしている「スマートソニックレシーバー」、一般的なケータイに似せたインターフェイスが収録されている「エントリーホーム」、IPX5/IPX7相当の防水機能、IP5X相当の防塵機能、おサイフケータイ(FeliCa)、赤外線通信、ワンセグなどを搭載している。
なお、ソフトバンクの超高速通信であるSoftbank 4Gに対応している。

個人的感想
カメラ機能はウィルコムとしては頑張った800万画素(インカメラ120万画素)なので、これまでカメラ機能に不満を持っていたウィルコムユーザーもある程度納得したのではないのだろうか。そして京セラお得意の聞き取りやすさと使いやすさを重視しているので、これからスマホにしようと思っている人も安心して使えるのではないだろうか。
ただし、PHSのパケット通信は非対応なので、要注意。

②AQUOS PHONE es WX04SH
4.0インチフルワイドVGA・TFT液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid4.1。
IPX5/IPX7相当の防水機能、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグなどが搭載されている。

個人的感想
この機種はソフトバンクで発売されたAQUOS PHONE ss 205SHをベースにしているので、多色展開されているが、シャープとしては珍しくローエンドモデルになっている感じ。その代わり、PHSは通話だけでなく通信もできるので、安定した環境で利用したい人にはこの機種というふうになるのかもしれない。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)TrackBack(0)