2014年01月11日

冬の新アニメ2014 その6 Wake Up, Girls!

冬の新アニメ、6回目はオリジナル作品になる「Wake Up, Girls!」です。この作品は、山本寛さんが監督を務め、メインキャストのWake Up, Girls!の7人はavex entertainment(プロデュースは子会社のDIVE Ⅱ ENTERTAINMENTが行う)と81プロデュースとの共同オーディションで選出されています。この選出された7人をモデルにキャラが描かれ、仙台市を中心にロケを行って製作されたというふうです。

また関東圏のテレビ東京と愛知県のテレビ愛知の第1回放送当日である1/10から劇場版「Wake Up, Girls!七人のアイドル」が公開されています。この作品は結成に至る過程を描いたもので、こちらも少し触れていきたいと思います。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。劇場版のあらすじも第1話を見る関係上一緒に記載しておきます。


2013年7月、所属タレントがいなくなったグリーンリーヴス・エンタテインメントで、社長の丹下と後にWake Up, Girls!のマネージャーになる松田は焦燥感に浸っていた。この状況を何とかするためにも、丹下はアイドルグループ結成に動くことになる。


必死のスカウト活動とオーディションを経て、6人のメンバーが集まった。しかし、核がないという丹下は、核になるメンバーを探すよう松田に命じる。しかしながらあてもないため途方に暮れることに。その時公園で出会ったのが人気絶頂のアイドルI-1クラブに所属していた元アイドル島田真夢だった。
過去の経緯もあり、Wake Up, Girls!に参加することを拒んでいた真夢だったが、松田の説得と同級生でWake Up, Girls!のメンバーになった林田藍里がする活動報告や一緒に行った先で行われる彼女達のダンスレッスンを見て、心を動かされることになる。


何とかデビューまでの道筋は決まるものの、とにかく泣かず飛ばずで苦戦続き。彼女達のデビュー曲もなかなかできずにいたが、何とか丹下に懇意のあったTwinkleに頼むことで曲もでき、インディーズデビューすることが決まった直前に、丹下が突如蒸発してしまう
突然の蒸発に困惑する松田とメンバー一同。今後の活動も見えてこない中、学生ライブの飛び入り参加と自身の過去のライブDVDを見て感銘を受けた島田の加入が決まることになる。


無事にクリスマスに行われた飛び入りイベントも終わり、新しい年を迎えた中、松田は今後の活動方針について頭を悩ませることになる。そこに新しいクライアントが現れるのだが・・・。



というふう。


この作品、正直劇場版を見る見ないで大きく違ってくるなと感じています一応劇場版を見なくても、大まかな流れを示してくれてはいるのですが、やはり詳細を知っていると第1話の流れがよくわかりますし、彼女達とマネージャーの苦労がよくわかります(苦笑)。

第1話そのものは極めて平坦というのか、ヤマのない作品になってしまっていますが、それでも彼女達の個性というのはかぎ分けられる作りにはなっています。その証左として事務所でクライアントを迎える際にメンバーが楽天的なのと懐疑的な人達と分かれて座っているというはっきりとよくわかるよう演出されていて、キャラ掴みはOKというふうにも感じ取れます。

しかし、この作品はとてもグイグイと引き込まれる素晴らしい作品になると確信しています。というのも、劇場版あってのこのアニメ・・・という部分が強いからです。
先述の通り、Wake Up, Girls!の結成までの課程を描いた作品なのですが、そこで各メンバー(特に真夢の心の動きをフィーチャーしたもの)の個性や性格が色濃く出ており、かつ事務所の2人の動向もよく現れています。そこで丹下演じる日高さん、あなたのアイドル時代の黒歴史(笑)に触れているかのような演技でしたなぁ(ニヤニヤ)。さもわかっているかのような(以下略)。


正直、期待以上の作品になっています。ヤマカン(山本寛さん)だからと二の足を踏んでいる人、見とけ(爆)。で、劇場版を見られるのなら絶対見ておけ。没入感が違うぞ。


放送局・放送時間などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)