2011年02月05日

レコゲー2011 2月 携帯ゲーム機編 前編

ここからは携帯ゲーム機編です。
据え置き機編でも触れましたが、いよいよニンテンドー3DS(以下3DS)が発売します。
裸眼で立体映像が見られるばかりでなく、上画面のハイデフ化と大型化・アナログスティックの追加・モーションセンサーの搭載・すれちがい通信の改良などDSよりもクオリティの高い作品を制作できるようにもなっています。
またHOMEボタンが付け加えられ、本編を楽しんでいる間にも本体機能を使うことができます(状況によっては、プレイ中に詰まったので、インターネットブラウザを繋いで攻略サイトを閲覧しながらのプレイができるようになるかも)。

さらにゲームボーイシリーズのバーチャルコンソールが配信されることも決まり、往年の名作がプレイできるようにもなりました。できることならGBAの配信もしてもらいたいところですが、いかに?
バーチャルコンソールと共に、3DS専用の配信タイトルが発売されるとのこと。手軽に開発できるのならば、こういう配信で盛り上がってほしいものです。


そんな3DSの作品から紹介していこうと思います。なお、3DSが発売されるので、DS作品には『(DS)』と表記することになります。あと早くて半年するとDSから発売される作品はかなり減るものと思われるので・・・。

その3DSからロンチタイトルとして発売されるのは8本。その中からオススメなのをいくつか。


まずはリッジレーサー 3D
リッジといったらロンチタイトルと答えたくなるくらい、ほぼ全てのゲーム機のロンチタイトルに名を連ねるくらいになりました。ある意味ゲーム機のスペックを図るのにはベストな作品の一つでしょう。
今作では、カメラで撮った自分の顔写真を画面上に表示させることができます。対戦時にはプレイヤー名の上に表示されるようにもなっています。
アナログスティックで操作することもできるでしょうし、また驚くような立体映像でユーザーを楽しませてくれるものと思います。

続いては、ウイニングイレブン 3DSoccer
ウイイレシリーズがロンチタイトルで出てくるのは恐らく初めてのこと。
3D機能にすると、奥行きのあるサッカーが楽しめ、まさに本格的。グラフィックも向上しています。

3本目は戦国無双 Chronicle
こちらも恐らくロンチタイトルで出てくるのは初めてと思われます。
戦国無双シリーズ40人のキャラ(最新作の「戦国無双3 Z」や「戦国無双3 猛将伝」からのキャラも登場)が登場。主人公も男女どちらかが選択できます。
タッチパネルでキャラチェンジが可能になった他、武器やキャラの成長システム、キャラ同士の友好度などシミュレーションやRPG的要素も多分に含まれています。かつ通信プレイ・追加シナリオも楽しめるので、じっくりと遊べますね。
新しい無双が楽しめることで、久しぶりのシリーズヒット作になるのではないかと思います。

4本目はスーパーストリートファイターⅣ 3D EDITION
昨年4月にPS3・X様から発売、12月にはアーケードへの逆移植を果たすなど近年の格闘ゲームの中では勢いのある作品の一つになっているものと思われます。そんな作品が今度は3D映像機能を搭載して携帯ゲーム機に移植されることになりました。
格闘初心者にも楽しめるように、下画面のタッチパネルで必殺技や複雑なボタン操作の必要な攻撃を一発で出せるようになっている他、2人いても1本のソフトで楽しめるダウンロードプレイ、通常の通信対戦以外にもアーケードさながらの乱入プレイ(アーケードモードで1人プレイ中に、対戦相手を待つもの)もできるなど手の込んだこともできます。
ゲーセンが遠い、毎月結構なカネをつぎ込んでいた人達にも手軽に楽しめるようになっていますね。もちろん据え置き機と違い、出かけている合間にも楽しめる点や、アーケードでの待ち時間に楽しむことも可能ですから、腕を上げたい人にもいいかもしれません。


じゃあ、DSはどうなのかというと、まだまだいい作品が残っています。

まずは、逆転検事2
「逆転裁判」シリーズのスピンオフ作品で、検事である御剣が主人公のサスペンスアドベンチャーです。待望の続編という人も多かったんではないのでしょうか。
今作からロジックが強化され、制限時間内に頑な目撃者の証言を得るための駆け引きをチェスに例えたロジックシステムが登場。スピーディーかつ的確に冷静に挑まなければならないので、より緊迫感が増したと思います。
さらに、ぬすみちゃんの機能のパワーアップ、複数の状況が制作できる点やイトノコ刑事の七つ道具のパワーアップなど、エンタメ性と実利性がさらに強化されています。
もちろん二転三転するまさに『巧みなシナリオ』も健在です。
女性にもヒットして、これまで以上に勢いのある作品がもっと出てくると、しばらくはDSも安泰でしょうね。

もう一つはドラゴンボール改 アルティメット武闘伝」
現在もフジテレビ系で放送されている同作品のゲーム化。
タッチパネルを押すだけで必殺技や気の上下ができる以外にもボタンを押さずにガードがされるなど、主な購入層である子供にも遊びやすい仕様になっています。
また究極技の成否はミニゲームで決まるというふうなひねりも加えています。
親子で楽しむにはもってこいのコンテンツですし、低難易度にもなっているので子供達だけでも遊びやすくなっているでしょうね。

最後は
電撃学園RPG Cross of Venus SPECIAL
2009年に発売した「電撃学園RPG Cross of Venus」の追加版。
登場キャラなどは変わっていないものの、いくつかの仕様変更がなされ、グラフィックの変更や難易度調整、シナリオ・ミニゲームの追加やボスの再戦モードの追加が施されています
様々な作品のクロスオーバーが好きな人にはオススメです。


次回は3DSに対抗するPSP作品の紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 22:34Comments(0)TrackBack(0)