2018年11月19日

2018年のJFL、悲喜こもごも

アマチュアサッカーのトップリーグであるJFL(日本フットボールリーグ)が11/18に全日程を終了しました。
注目は、Honda FCの3連覇とJリーグに上がれるクラブは登場するのかという点でした。
優勝は早々とHonda FCが決め、前後期とも優勝だったため、チャンピオンシップが行われないまま総合優勝も決まりました。

注目されたJリーグ入りは、ヴァンラーレ八戸・FC今治・奈良クラブの3チームがJ3ライセンスを取得し、東京武蔵野シティFCが百年構想クラブになりました。そのため、武蔵野より上に立たなければJ3参入ができないというふうになり、上位がHonda FCで埋められていることを考えると、苦しいかつ狭き門となっています
結果、前期を3位で折り返した八戸が後半も安定した強さを見せ、年間3位に付け、見事J3昇格条件(順位・年平均観客動員数・スタジアムなど)を揃えました
今治は後半追い上げたものの、終盤に息切れしたのと前期7位が響き、年間5位に陥落。惜しくもJ3参入を果たせませんでした。同じく奈良も終始奮わず年間8位で終わっています


一方残留争いは、コバルトーレ女川と流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎との一騎打ちになりましたが、八戸の昇格により、辛くも流経大が残留。一方で女川は1年で地域リーグ(東北)への降格が決まりました
女川は後期に1勝もできなかったのが痛かった・・・。是非とももう1年と思ってはいたものの、今治が逃してしまったので、落ちることになってしまったのね。そして来年の東北リーグは全国地域サッカーチャンピオンズリーグで健闘したブランデュー弘前FCや東北2部から昇格するいわきFCも加わるので、今年の関東リーグ共々魔境と化すのかねぇ・・・。


八戸に関しては、近日中にJ3参入が決まる模様です。JFLに上がる2チームは11/21より始まる全国地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝リーグで決まります。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2016年11月27日

もう一つの昇格劇

サッカーを見ている人はわかるかと思いますが、大きく語られるのはJ1の自動昇格かJ2への降格ではないかなと思います最近になってJ3降格も言われる程度ですけど、扱いはまだまだ小さいですね。
それ以外にも昇格劇・降格劇は、いくつもあるんですよ。今日はそんな試合がいくつもありました。


最初は近年始まって、注目度も高くなったJ1昇格プレーオフ。こちら、劇的な試合が多いのが特徴です。特に2014年のジュビロ磐田×モンテディオ山形で見せた山形の超パワープレイ、ゴールキーパーの山岸範宏選手が見せたヘディングシュートは印象深いでしょう。
今年も素晴らしい試合が見られたようです。中でも松本山雅FC×ファジアーノ岡山は、戦前の予想を大きく覆したそうで、リーグ3位に入った松本山雅がリーグ6位の岡山に敗れるという波乱(1-2)を見せていました。
まぁスタジアムに雪が残っていたのも影響して、松本山雅はろくすっぽ練習ができなかったんじゃないかと思うと不運ですわね。それでも、以前に書いた岡山がひっかき回すという話が現実になってしまったわけで(苦笑)。決勝でどういった戦いを見せるのか楽しみです。しかし、岡山は最終節まで勝てなかったからというふうで、メンバーを入れ替えて挑むとは・・・。

もう一試合は関西ダービーになったセレッソ大阪×京都サンガFC。こちらは1-1の引き分け規定により、リーグ4位だったセレッソ大阪が決勝に進むことになりました。

これにより、決勝は2年連続で決勝に進んだセレッソ大阪と初めてのプレーオフ進出になった岡山となりました。セレッソ大阪は元J1チームで場数は踏んでいるし、J2では唯一日本代表がいたチーム。そして何より去年は今年J2に落ちたアビスパ福岡と戦って引き分けで涙を呑んでいるチーム実力も折り紙付きです。これに松本山雅を倒して勢いの付いた岡山が、山形の時のようにかっさらえるのか非常に楽しみな一戦は12/4に行われます。


続いては、J2・J3入れ替え戦。こちらは、J2の21位とJ3の2位がぶつかる最終決戦です。
今年はツエーゲン金沢(J2・21位)と栃木SC(J3・2位)がぶつかることになりました。ホーム&アウェイ方式で行われるこの試合、今日は栃木のホームで行われました。その試合は、双方様子見の前半から打って変わって、後半に入ると栃木が一気に攻めに転ずるものの、最終盤に金沢に押し込まれて0-1栃木はホームで痛い黒星になりました。
思うに、金沢はアウェイで1点ながらも取ったことは大きいと思います。というのも、次戦は金沢のホームが芝の改修工事で使えないため富山で行われるからです。事実上の中立地開催になるので、金沢には少し不利になると思ったからです。だからこそ、今回アウェイで勝っておいて精神的に有利になってくれれば・・・というふうに感じていました。

一時はJ3首位を独走していたものの、終盤に大分トリニータにかわされた栃木が一矢報いるのか、それともJ3逆戻りだけは阻止したい金沢が富山の地で躍動するのか。こちらの決戦も12/4に開催されます。


最後は地域リーグの頂点を決める戦いである全国地域サッカーチャンピオンズリーグこのリーグ戦で優勝ないしは2位に入ると、地域リーグの最高峰、日本フットボールリーグ(JFL)に参戦でき、Jリーグ入りまであと一歩のところにまで踏み込めるのです。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグは既に開催しており、今日が最終日となりました。
この大会は北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州の地域リーグを優勝したチームと全国社会人サッカー選手権大会(社会人チームだけで行われるカップ戦。通称:全社)で上位に残った3チームが参加し、先月予選が行われています
決勝リーグに残ったのが、唯一の地域リーグ優勝チームのFC今治に全社枠の3チーム(ヴィヴァティン三重・鈴鹿アンリミテッド・三菱水島FC)です。特に三重と鈴鹿は東海リーグで接戦を繰り広げ、かつ三重県内でライバルとしてつばぜり合いを見せていたチーム同士でもありました。ゆえに、三重県民にとっては双方昇格を願っていた人も多かったのではないのでしょうか。

しかし結果は残酷なもので、昨日で2連勝(しかも三重・鈴鹿双方を破った)した今治が一気にJFL昇格を決めました。今治は元日本代表監督だった岡田武史さんがゼネラルマネジャーを務めるチームです。10年でJ1にという思いは彼の2014年就任からわずか2年でその目的の入口まで向かうことになりました。

そして、最後の1枠が三重決戦になった今日、三重が鈴鹿に圧勝(4-1)し、三重がJFL進出を決めました全社などで有利に展開していた鈴鹿が最後の最後で涙を呑む格好になり、来年再び地域リーグから出直しになりました。このあたりは複数強豪チームがひしめく青森や長野と同じ状況とも言えますし、将来的に格差ができるきっかけにならないか心配でもありますね。ともあれ、三重は悲願の三重県からJリーグという夢に一歩前進しました。あとはJFLで頑張ってほしいですね。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(0)TrackBack(0)