2024年03月17日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その2 打ち合いではなく守り合い

FC岐阜、昨日は大阪府東大阪市にある花園ラグビー場でFC大阪と戦いました。


岐阜に関して言えば、3/10のカマタマーレ讃岐戦から連戦に突入しています。以下その流れ(左から、日時・対戦相手・ホーム(H)ないしはアウェイ(A)・勝敗)。


3/10 讃岐 H ○
3/13 大宮 H ●※ルヴァンカップ
3/16 大阪 A ← New
3/20 今治 A
3/24 盛岡 H


途中ルヴァンカップというカップ戦を挟むものの、今回のFC大阪戦まで丁度中2日、FC大阪戦から先は丁度中3日という過密スケジュールを戦い抜くことになります。
この間重要なのは、ターンオーバーとスタメン・リザーブ・メンバー外選手との格差縮小なんですけれども、その重要な大会の一つになったルヴァンカップの大宮アルディージャ戦は、1-2の逆転負けで終了となりました。
まず相手が悪い(爆)。そして、日程にも恵まれなかった
相手の大宮は福島ユナイテッドFCとの一戦が4/21に置き換えられたため、休養十分なだけでなく、試合に出られなかった若手中心のメンツということもあって、意識も高かったように思えます。そんな中でも一時同点に追い付いたのは収穫だったのかなと。
しかしながら、メンバー外選手の躍動は、あまり見られなかったかもしれません。よかったのは、新加入の青木拓矢選手くらいなのかなと。

そして、新加入といえば、ヴァンフォーレ甲府から期限付き移籍で野澤陸選手が加入しました。恐らく、北朝鮮代表に選出された文仁柱(ムン・インジュ)選手の代役になるのではと思われますが、それ以外にも連戦のディフェンダー陣に対するリザーブとして使っていくのでしょうか。魅力ある若手が多くいる中で実力のあると思しき選手を並べてきたということは、現状の選手に対する不満と不安が横たわっているのかなと思うと、ちょっと心配ではあります。


KYG03_20240316_094022264そんな思いを抱えながら、東大阪市にやって来ました。
去年は、バスツアーでJR岐阜駅から花園ラグビー場までダイレクトにやって来ましたけれども、今年は近鉄を利用して最寄り駅である東花園駅までやって来ました今回は「近鉄週末フリーパス」で、ここまで来たんですけれども、その話は、また後日。

駅前には、FC大阪のマスコットであるえふしくんの描かれたのぼりが、はためいていました。



KYG03_20240316_100233620スタメシに関しては、正直昨年に比べると少なかった印象。それでも昨年もお世話になったひなたがやって来てくれておりました。わざわざ大阪府箕面市からやって来てくれていることを考えると、結構大変だと思うんですよ。
この店は、2022年たこ焼きグランプリの優勝店舗でもあるんですが、2023年・2024年のキッチンカーグランプリ優勝店舗でもあるのです。この1年(も正直経っていない)でものすごく立派な店になっているなぁ・・・
北大阪急行南北線が箕面萱野駅まで延伸したら、一度直接お店に行ってみたいと思います。阪急でも行けるそうなんですけど、延伸区間の方が少しだけ早く行けるらしい

ということで、今回は「ひなたセット」を頂きました「たこ焼き」(600円)と「焼きそば」(700円)がセットで1200円と少しだけオトクになるんですね。なお、「たこ焼き」は出汁醤油で頂きました



元々たこ焼きの方にも出汁がしっかり加わっていて、そのままでも十分美味しいんでしょうけど、ここに出汁醤油やかつお節が加わることで、さらに濃い出汁の風味を頂けるようにもなって、コク深さまで感じるものに。薄味の関西圏の中では異様なものなのかもしれないですけど、存在感という意味では、実にインパクトのある味です。
焼きそばは、モチモチ麺と甘酸っぱさのあるフルーティーなソースとの相性抜群で、ソースに関して言えば、徐々に辛味も出てきて、食べ飽きないものになっています。これは数々の賞をかっさらうわけだ・・・。





KYG03_20240316_145623356試合に関しては、酸いも甘いも無く、しょっぱいものになりました異様に暑かったのも災いしてしまったのか・・・。

とかくFC大阪の守備陣が硬い攻撃には定評のあるチームではあるんですけど、ここまで守備が硬かったとは想定外。もしかするとウチの決定力の無さからくる硬さだとすると、対策を早く練らないと・・・
終始言えたのは、コンパクトな体制を維持していたため、なかなか破れない。破れたとしても、すぐに体勢を立て直してくる。3人でワンセットのようなトライアングルな構成になっていたので、基本的にすぐ囲まれるというふうでしたね。それでも何とかチャンスを作って打ち破らんとしていたんですけど、シュートまでクリエイトできなかったことが多かったのと、できたとしても相手の最終防衛ラインやキーパーに阻まれるというふうでした。
それと決定力(汗)。相手陣に阻まれたとはいえ、デュエルを決めきれなかった田口裕也選手と絶好のチャンスで決めきれなかった庄司悦大選手は、ここでも改めて言いますが、猛省してほしいです。

相手も相手で、ウチの守備陣をかいくぐって打ってくるんですけど、こちらも茂木秀選手をはじめとしたキーパーと最終防衛ラインの選手達が守り切ったというふうでしょう。むしろ、守備に関しては、こちらの方が上手でないといけないんですけど、ちょっとほころびが見られたような・・・

なお、岐阜に関しては、新加入の青木・野澤両選手がリザーブ入りしていましたけど、青木選手のみが出場となりました。野澤選手は、いきなり実戦投入というよりも雰囲気に慣れてもらうためのリザーブ入りだったのか、それとも使うにはリスキーだったので避けたのか、はたまた上野輝人選手が入っていたことを考えると、点が取れなかったことで、そこにリソースを割かないといけなかったため、止むを得ず起用できなかったのか・・・。


双方決定打を放てず、スコアレスドローとなりました。これでよかったのかどうかは、今後わかってくることでしょう。



KYG03_20240316_150148179試合後、禹相皓(ウ・サンホ)選手がやって来た。
今回は試合の流れから起用できなかったようですけど、リザーブでしっかりと存在感を示し、試合にも関わっていることを考えると、立派になりましたね。
随分先になりますけど、11月の長良川で元気な姿を拝みたいものです。恩返し弾は勘弁してほしいけど(ニヤニヤ)。



打ち合いの末ではなく守り合っての引き分けならば、とりあえずウチらしいのかなと。決定力の無さがアウェイでは如実に表れてしまい、これはもしかすると今年は内弁慶なのかな・・・とか思いながら、次のFC今治戦を迎えることになりました。毎年苦労する相手でもありますが、昨年は監督交代の隙を突いて勝っています今年はそうはいかないでしょうし、戦力に関しては大宮・松本山雅と並んで十分なレベル。いつJ2に邁進してもおかしくないレベルなんです。
勝つのは難しいのでしょうけど、ここで勝っておけば、勢いも付くし、今後の試合運びも楽になる。何よりメンバーに自信が付くと思うので、是非とも勝つことを意識して挑んでほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2024年03月16日

これが関西

大阪府東大阪市にある花園ラグビー場で行われたFC大阪×FC岐阜の試合は、0-0のスコアレスドローとなりました。


FC大阪はコンパクトな展開で挑んできており、それによって攻守の展開も早かった。球を奪ってからが早いので、ウチが立て直す前に攻められることもしばしば。それでも、何とか守りきったかなと。最後の砦の茂木秀選手様々なところもあって、前節の脳震盪が酷いことになってたらと思うとゾッとします
ウチの攻撃は、基本的にFC大阪のコンパクトな展開でほぼ芽を摘まれていたものの、最後まで持っていけるケースもあったので、必ずコンパクトな展開が通用するというふうでもなかったのですけど、その時はその時で決定力が無いのよね(泣)。少なくとも決定機は二度あり、そこに関わった田口裕也選手と庄司悦大選手は猛省してほしい。近距離でそう詰められていなかったはず。これを決めていたら正直勝ち試合になってたと断言してもいい。

それでも好調かつ攻撃力がJ3で一・二を争うFC大阪を無失点に封じ、かつ勝ち点1を持ち帰れたことは大きいこの1点が最終盤に効いてくるように、次もアウェイになるFC今治戦も勝ちにこだわって挑んでほしい。正直、まだアウェイで点を入れていないのが気掛かりですけど、攻撃の形は組み立てられていると思うので、やはり決定力を磨いてほしいですね。
そして守備に関しては、文仁柱(ムン・インジュ)選手が北朝鮮代表で抜けるのは必至なので、恐らくそこの代わりになるであろうヴァンフォーレ甲府から期限付き移籍してきた野澤陸選手に掛かってくるのだろうけど、一発勝負になってしまったので、連携や約束事をわかってくれていればいいんですが・・・。今治は手堅いチームだけに、このバクチは怖いなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 17:38Comments(0)

2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年10月24日

これは激おこな方の大阪

今日、J2ライセンスの新規取得球団が発表されました。このあたりの話は、J3の順位の関係で話をしていくかもしれないので、置いておいて。そのライセンス申請を行った11のクラブに対して、10のクラブに交付されることが決まりました。
しかし、1クラブだけ条件に満たないということで不交付となり、J3ライセンス取得に留まりました。そのクラブが、今年J3で躍進しているFC大阪です。


何がいけなかったのか。スタジアムに関しては東大阪市花園ラグビー場を借用しているとはいえ、一応Jリーグの基準は満たしている(仮にJ2ライセンス取得になった場合は、屋根を指摘される可能性はあるが)練習場とかの問題も何とかなったのでしょう。じゃあ何で引っ掛かったのか、ますますわからない。
・・・と思ったら、意外なところで落とし穴。何と下部組織(以下アカデミー)の未充足が原因だったのです。


FC大阪にはアカデミーの一つになるU-15が設立できておらず、本年度内の設立で動いていた状況でした。既に選手が17人集まっていたとのことで、来年2月の大会から出場する予定でもいたのです。それでもJリーグからNG勧告を受けてしまったわけですね。


で、FC大阪サイドは、悔しさと不満がにじんでいる感じのコメントを出しています。
FC大阪曰く、『アカデミーのライセンス基準に対して、リーグの指導のもと進めてきた』そうですけど、JリーグがNGを出したことで、『納得のいくものではありません』と述べています。さらに『スタジアム要件の不確定要件が残されていても、暫定的特例処置でクラブライセンスが交付されているクラブが多くある』ことを引き合いに出しており、アカデミーもその一つにしてもええやんと言いたかったんでしょうね。でも、Jリーグはちゃんと組織せなアカンと言ってきたようです。


まぁ、ボタンの掛け違い・勢いで来たクラブ特有の組織形成が追い付かなかった・クラブ側の甘え・Jリーグの厳格さで起こった悲劇とも言えるでしょう。FC大阪の言いたいこともわかるけど、FC大阪はJ参入までにかなりの時間があったことを考えると、できませんでしたは言い訳に見られてしまったのでしょう。新スタジアムの青写真も作れるくらいでしたから、できて当然と見られたかもしれません。その新スタジアムの青写真も本当にできるのか怪しいものですが・・・。


ただ、アカデミーは来年から活動開始になるので、来年のJ2ライセンス取得は確実になるでしょう。あとは、今年の一件で腐らず、有能選手を無事に確保できるかでしょうね。来年以降調子を崩してしまうチームが多いですから・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2023年10月16日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その16 ゴールはここじゃない!

FC岐阜、昨日は大阪府東大阪市にある東大阪市花園ラグビー場(以下、花園ラグビー場)でFC大阪と対戦しました。
先週行われたアスルクラロ沼津との一戦に勝利し、首の皮1枚状態の岐阜その状態がず~っと続いているので、緊迫感が出るはず・・・なのに、他のチームも似たり寄ったりなことをしているので、緊迫感があまり伝わってこない(爆)。早いこと介錯されるチームが出てこないかと変な期待を示すばかり(汗)。

一方のFC大阪もJ参入初年度の成績のよさを示しており、試合開始前は5位に就けていましたシーズン開始当初は引き分けの多いチームという印象を与えていましたけれども、この頃は粘り強いチームと見方が徐々に変わっています。この粘り強さを出してくるのかもポイントになってくるでしょう。


SOG03_121619やって来ました花園ラグビー場。あまりに大き過ぎて全てが収まらない(苦笑)。
ちなみに、この競技場は第1グラウンドになります。実は、花園には3つグラウンドがあるんですね。そのあたりは、後程。



SOG03_120946中は、こんなふう。
見た感じ、ピッチは良好そうなんですけど、試合が進むに従って、特に左サイドで土が掘り返される格好になり、芝が剥がれていきました丁度ラグビーの試合が始まったこともあり、芝が荒れやすくなっているのでしょうね・・・。
ラグビー場の痕跡は、写真ではわかり辛いのですけど、ゴールマウスのそばにラグビーのポールを立てる穴があるんですね。それ以外にはラグビーのライン等はわからなくなっていました。人工芝だとその形跡がはっきりわかるんですよねぇ。
スタンドに関しては、全て個席になっており、ラグビーの国際大会の基準は満たしていますが、Jリーグのライセンスは屋根を満たしていないので、恐らく条件付きのはずです。あとアウェイ側であるこちら側は、高くなっているのに対し、ホーム側の席は低くなっており、迫力あるプレーが見られそうです。ただ、サッカースタジアムと比べると、ラグビーを行う関係で少し広めに取られているかなと。



SOG03_125507花園ラグビー場にあるのが、Hanazono Rugby Museum。その名の通り、花園ラグビー場の歴史に加え、国内外のラグビーの歴史・高校や大学のラグビーの歴史・ラグビーワールドカップの紹介などが紹介されています。



SOG03_121638東大阪はラグビーの街・・・ということを象徴しているのが、「花園ラグビーの日 記念モニュメント」というもの。
2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会の花園ラグビー場で開催された4試合の結果と共に隋円形のラグビーボールの石像が据えられています。



SOG03_121237東大阪はラグビーの街・・・ということを象徴しているのが、この自販機にも現れています。東大阪市のマスコットキャラはトライくんというラガーマンなんですね。



SOG03_121141そして、こちらが花園ラグビー場の第2グラウンド第1グラウンドの北(アウェイ)側にあります。写真には収めていませんが、第3グラウンドも第1グラウンドの南東にあり、陸上競技場を備えた複合設備になっています。

さて、この第2グラウンドを改修して作られるのが、FC大阪の新スタジアムとのこと。現状は低い座席群に照明と一応試合はできるレベルにはなっていますけども、J3ライセンスはもちろん出してくれないレベルでしょうね(汗)。何人収容するスタジアムにするのかは不明ですが、少なくとも敷地の広さを見ると、J3ライセンスで手一杯なんじゃないのかな・・・。J2以上のライセンスが出るスタジアムができたら、拍手喝采ですよ(ニヤニヤ)。ウチでいえば、長良川メドウをJ3ライセンス以上の規格のスタジアムにするって言ってるようなものです。



SOG03_145514おまけ
スタジアムの東側にあるのが、生駒山。大阪府と奈良県にまたがる生駒山地にある山の一つで、関西圏では重要な山になります。
在阪テレビ・ラジオ局の送信所(NHKの奈良県内は中継局扱い)が置かれています。ラジオ局に関しては、FM COCOLO(本局)とNHK奈良放送局(中継局扱い)、そして在阪AM3局のワイドFM送信所となっています。



SOG03_124305敷地内ではボッチャの体験会など様々な催しが行われていましたけど、気になったのがありまして・・・。
こちらは、MOBILE X plusという乗り物この手の乗り物は、セニアカーというものが幅を利かせていますけど、結構高いだけでなくデカくて持ち運びに不便といったデメリットもあります。この車は、折り畳みもでき、車輪で転がして運ぶことも可能で、お年寄りにも扱いやすいものになっているようです。オーダーメイドにも対応しているようで、例えば杖を収納するケースも備え付けられるようです。348,000円(税別)が決して安いとは言えないが(苦笑)、使い勝手の良さを考えれば、お安いのかもしれない。
ちなみに、名古屋にある会社も開発や販売に関わっているようです。



SOG03_125336FC大阪には、禹相皓(ウ・サンホ)選手と清本拓己選手が在籍しています。このうち、禹選手はアマチュア時代から活躍しており、今シーズンもスタメンで試合に出ているようです。



SOG03_123843やっとこさ、スタメシの紹介(笑)。


最初は、たこ焼き ひなたの「たこ焼き」です。今回は塩にしてみました。
2022年たこ焼きグランプリの優勝店舗で、大阪府箕面市から来ているようです。



こちら、衣のだしの味わいがしっかりしており、そのままでも十分に美味しい。そこに塩が掛かっているので、しょっぱさのアクセントが付いていました。ただ、もうちょっと塩気は抑えてもよかったかな(ニヤニヤ)。すっぴんでも十分美味しいから、ソースとかいらないんじゃないのとか思ってしまう(苦笑)。


SOG03_131017こちらは、HANAZONO FOOD SHOPの「肉盛り焼きそば」です。すき焼き用の薄切り牛肉が、たっぷり乗っておりました。



焼そばの味そのものは、極めてオーソドックスなソース味でしたけど、中の肉が甘めに仕上がっているので、ソース味の焼きそばのいいアクセントとコントラストになっていました





SOG03_155508試合ですが、先週の沼津戦とは違って、スローテンポな動きになっていました。相手に合わせてしまったのか、暑かった気候を考慮してなのか。いずれにしても、沼津戦のような動きをしていたら、FC大阪は面食らってたんじゃないかなぁ・・・と思って見ていました。
それでも、前半は積極的なプレーを見せて、相手の芝の特性を掴んだプレーはしていたのかなと。ラグビー場って芝が剥がれやすいだけじゃなくて、地面が硬いそうなんですね。だからボールが弾みにくいそうな。惜しいシュートもあったんだけど、ホントなら惜しいじゃなく入るシュートを打たないと、前半無失点は痛かった・・・。

そう思ったのは、後半の失点劇。自分達のパスミスから招いた失点劇なんですよね・・・。最後に点を決められたのも、守備がガラスキになっていたのを狙われてしまったこともあったから。これは沼津戦の失点の反省が生かせてないか。似たような失点シーンだったよなぁ。
応援も勢い付いてきたFC大阪は、畳み掛ける猛攻を仕掛けてきますけど、何とか防いで挽回のチャンスを窺っていました。そして、最終盤の後半43(88)分にようやく繋がります。
庄司悦大選手から川上竜選手を経由して途中出場の窪田稜選手に展開されたボールは、窪田選手のクロスで中央に。それをドンピシャのタイミングで、これまた途中出場の田中順也選手が頭で合わせてくれました。しかし、キーパーの正面だったのですけど、運よく股下をくぐるような軌道を描き、ゴールマウスの中に吸い込まれていきました取りこぼしたようにも見えますけど、なかなか点の取れないキーパーという話なので、取れてよかった。

結果、田中選手のゴールで何とか引き分けに持ち込みました。ちなみに、FC大阪でゴールを決めた選手も田中直基選手と田中尽くしの試合になりました。



引き分けで終われたことがゴールなのかというと、そうじゃないんだよなぁ・・・。ということで、表題の『ゴールはここじゃない』というふうになったのですよ。この表題は、B'zの♪兵、走るの一節なんですけど、歌詞のほとんどが現状に突き刺さるんですよね・・・。これ、確かラグビーワールドカップに合わせて作られた歌だったんじゃないかな。<大正製薬の「リポビタンD」のCMソングだって。

その歌詞にある『アナタは先の方 ずっと先の方』、J2昇格は先の方、ずっと先の方に行ってしまっていないか引き分けで妥協してはいけないのですが、まだ相手のおかげで再び首の皮一枚繋がった状態10位に落ち、ホントに先の方なんですけど、勝ち点差は7に縮まっている『まだ終わりじゃない』という歌詞の通り、サッカーの神様がもう一度チャンスを与えてくれているんです。『追い付きたいなら今はTRY』なんですよ。次が本当にラストチャンスになるでしょうから。


SOG03_155946試合後やって来た禹選手。
ウチに半年しかいなかったのに、ここまで大きく成長してくれたとは・・・。ベトナムに行って酷い目に遭って大変だったのに、ここから起死回生しているのだから、彼はホントすごいよ。



SOG03_160117こちらは、清本選手。
実は、清本選手は、今年右ひざ前十字靭帯断裂という大ケガで全治7~8ヶ月とのことで、まだ復帰もままならない状況大分トリニータ時代にも同じ箇所のケガをしているので、復帰できるのか心配です。



勝てなかったことは痛いですけど、周りのおかげで何とか踏み留まっているのは、何度も申し上げている通り。この勝ち点1を生かすためにも、次の奈良クラブ戦は落とせません。そう、ここで勝てば、最大4位までジャンプアップできる大事な試合になるのです。他はデイマッチ(FC琉球×FC今治のみ前日ではあるものの、ナイトマッチ)なことから、全てがわかった中での試合になるので、そのわかった部分を生かせるかプレッシャーになるのかは、今まで積み重ねてきた経験値次第だと思います。今回の試合のようにベテランの力が大きく生きてくれれば、おのずと勝利を引き込めるのではないのでしょうか。


残り試合7。J2昇格への勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2023年10月15日

J2昇格に半歩後退・・・か

大阪府東大阪市にある花園ラグビー場で行われたFC大阪×FC岐阜の試合は、1-1の引き分けに終わりました。
ちょっと危ない試合になってしまっていた印象で、前半はよかっただけに、一気に相手に呑まれてしまったかなと。でも終盤に何とか取り返したのは評価したい。やっとベテランの力が生きてきたと思って見ておりました。
ただ、正直言えば勝たなければいけない試合。引き分けでも及第点はあげられない。それでも、落第にするには早過ぎるとも。悪の総統が幹部に対して、仕方が無い、もう一度チャンスをやろうといった雰囲気ですかね。

この雰囲気にできるのは、この試合までだと思うので、次の奈良クラブ戦は絶対に気持ちを締めて、リベンジマッチといきましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 16:25Comments(0)

2023年04月16日

FC岐阜観戦記2023 第3節 これは荒れる方の大阪

FC岐阜、今日はFC大阪との一戦になりました。
先週の試合で、アウェイの愛媛FC戦につまらないミスで破れ、その悪い流れでホームに帰ってくることになりました。ヴァンラーレ八戸戦からFC琉球戦になった時は、上手く軌道修正をして快勝となりましたけど、終盤で気の緩みが出ているので、若さゆえにそうなるのかと思うと、これからは己にある慢心と戦うことになるのかもしれません。
一方でFC大阪は、今年Jリーグに参入したチーム直近は3連敗とプロリーグの苦しさを味わっていたものの、無敗だったFC今治に快勝し、JFL時代に見せた攻撃的なサッカーの片りんが窺い知れました去年まで八戸を率いていた志垣良さんが監督を率いているので、戦術さえ浸透すれば、驚異になりかねないとも・・・。


SOG03_115343そんなFC大阪、今回は近いからかバスでやって来たようです。でも、そのバスが自前(ラッピングしたレンタルバス)なんですよね。ただの観光バスを借りる場合もあるだけに、自前で用意することは、移動面の苦労に関して、わかってらっしゃるとも。



SOG03_122501こちらがFC大阪のサポーターの皆様。まだまだこれからのチームゆえか、少数精鋭のようになっていました。応援時にサポーターが左右に動いて応援する姿が印象的でした。


ここでFC大阪というチームの紹介をば。
元々は企業・公益法人のセールスプロモーションを行う広告代理店が所有していた企業チームで、チームそのものが広告塔となって相手先のPRを行うというふうだったそうです。そのため、元Jリーガーや外国人選手を積極的に獲得していたそうです。

そんなFC大阪、2011年に大阪府リーグと関西地域のリーグ昇格戦を優勝し、関西リーグ2部に昇格2012年から所属していた関西2部では破竹の勢いで1年で突破。さらに2013年の関西1部ではリーグ優勝を果たしたものの、全国地域サッカーリーグ(以下全国地域CL)で破れ、JFL昇格を逃しています。しかし翌年、関西1部では2位だったものの、全国社会人サッカー選手権で優勝したことで、再び全国地域CLの出場権を獲得見事準優勝を収め、JFLに昇格を果たしたのです。
ところが、2015年から戦ってきたJFLで足踏みをする事態になりましたけれども、2018年に2位になったことが転機となり、一気にJリーグ参入に舵を切ったのです。そして苦節8年、観客動員数をクリアすればJリーグ参入決定となった2022年のリーグ最終節で目標を達成し、Jリーグ60番目(途中で解散となった横浜フリューゲルスを含めれば、61番目)のクラブとして滑り込んだのです。つまり、最後のストレートインチームになったのです。



SOG03_122532そして、そのFC大阪を語る上で外せないのが、チームのサポーターから肖像画まで掲出される、こちらの方。FC大阪の創設者で初代社長でもあった疋田晴巳さんです。J参入の夢を追い求め続け、J参入に向けての道筋を作り、その夢半ばで急性劇症肝炎で急逝されたのだそうです。
肖像画にまでなっているのを見ると、余程愛されていたんだなと思えてなりません。ウチの社長や会長は、ここまでなるのかな・・・。



SOG03_104921というわけで、ここからはスタメシの紹介。


最初は、とんちゃんや大井が出店していたので、念願の「とんちゃん」(右)を購入。せっかくなので、「豚ハラミ」(左)も買ってみた



「とんちゃん」は、脂が乗っていながらも身が柔らかったですね。「ミノ」のような格好をしていますが、全くの別物でしたよ。たれも相変わらず美味しい。
「豚ハラミ」に関しては、脂の塊のような脂ギッシュな味わい。でも、それが悪いわけではなく、旨味を凝縮しているので、ご飯とかが欲しくなるのよね(ニヤニヤ)。こちらは味噌だれだったからというのもあるのかもしれないですね。


SOG03_110108もう一つは、中華料理 しょうりゅうの「とまとらーめん」。お店の人気メニューだそうです。



コイツは、酸味のあるものになっており、適度な酸味が細麺と絡んでなかなか美味いトマトだけでなくズッキーニやネギなども入っており、チャーシュー以外は野菜たっぷりなものになっていました。ただ、これって箸ですするスパゲティ(トマトソースのパスタ)なんじゃないのかと思ったり(ニヤニヤ)。たぶん中華だしで作ったからラーメンだと仰りたいのでしょう。だからラーメンなの(ギャハ)!


SOG03_155809試合に関してはねぇ・・・。岐阜の悪いところが出てしまった試合になってしまいました。
連係ミスもさることながら、パスミスも随所で見られ、意図のわからないプレーやパスもしばしば見受けられましたFC大阪の守備は正直ペライチのような薄いものだったはずなのに、なぜか破れない。もしかすると、攻撃は最大の防御というばかりに激しく攻めていたのが功を奏したのかもしれません。終始アグレッシブさを見せていましたからね・・・。
そのおかげなのか、オフサイドの可能性があったプレーを押し切って得点となり、後半も主導権を握って岐阜の攻撃をいなし続けていました。しかもプレーの一つ一つが荒っぽい。まるで東大阪が本拠地ながら、だんじりのような荒々しさを醸し出しており、ファウルすれすれの激しいアタックが多かったですね。するとウチの方も売られたケンカを買うかのようになってしまい、双方ケガ人が出て前半で途中交代のカードを切るという荒っぽい展開になってしまいました。さらにこのアタックの犠牲になったのが松本歩夢選手で、2回目のイエローは、明らかに相手のシミュレーションぽい展開だったのに取られてしまい、退場に。人数が少ない中でも攻めてはいたものの、精度の面で欠いており、ホントいいとこ無し。相手にも読まれるプレーをしている時点でおしまいですわ・・・。
まさか相手を舐めプしていたのではと疑うほど精彩を欠いた岐阜は、この試合を落としてしまうのでした。



これで連敗になった岐阜は、次の試合までに立て直せるのか、個々の課題を見つけ出せるのか気掛かりではあります。ケガで途中退場した庄司悦大選手も気になります。ただ、運のいいことに、次の試合は4/30のテゲバジャーロ宮崎戦アウェイではあるものの、2週間の時間があります。軽いけがなら、この間に治せるでしょう。
じっくり自分達のよくなかったところをあぶり出し、早めの軌道修正を図ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2022年09月27日

2023年にJリーグの地に立っているチームは、どこか

今日、J1とJ3ライセンスの取得が発表されました。


J1ライセンスに関しては、新規取得がいわてグルージャ盛岡のみ。それ以外(45クラブ)は全て昨年取得したJ1ライセンスを維持することになりました。なお、盛岡・秋田・水戸・鹿児島・琉球に関しては、施設基準の例外適用を活用して取得となっています。規定年数内に改善をしない溶けないのですが、はてさて。


そして、JFLとの入れ替え戦の絡みがあるJ3ライセンスに関しては、既存クラブも含めて6クラブが認められることになりました(J3に所属しているクラブはJ2ライセンスを申請しているため、まだ未発表)。このうち新たに認められたのが高知ユナイテッドSCとヴェルスパ大分。V大分に関しては、念願のライセンスになったことでしょう。

ということで、JFLの順位表を見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合となります(◎はJ3ライセンス取得チーム、〇は百年構想取得チーム、それ以外は企業チームないしはJ参入の見通しが立ってないチーム)。


1位 HFC(45) +21 ⑧
2位 大 阪(45) +14 ⑧ ◎
3位 奈 良(39) +11 ⑧ ◎
4位 青 森(37) +9 ⑧ ◎
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 V大分(37) +8 ⑧ ◎
6位 武蔵野(36) +10 ⑦
7位 岡 崎(36) +7 ⑦


やはり出てきたHonda FC。ここが優勝へのJへの門番になりそうですな。そうなると、FC大阪・奈良クラブ、そして新規取得した青森との三つ巴にJ参入ラインより下にいるV大分が絡めるかどうか。
実力の面で行けば、大阪と奈良が可能性が高く、V大分は過去に上位に食い込んでいるまたは優勝している経験があるので、その次になるかもしれません。青森は2017年以来の久しぶりな上位戦線なので、この3チームに食いつけるかどうか。
ただ、今回JFL上位にいる4チームに振り掛かってくる問題が、観客動員数問題2020年と2021年はコロナ禍ということで例外扱いになっておりましたが、今年はしっかり施行されるとのこと。今年はカズこと三浦知良選手が鈴鹿ポイントゲッターズに加入したことによる『カズ効果』が期待されていたものの、その『貯金』をほとんどのクラブが吐き出してしまったらしい。やはりコロナによって試合が平日開催になったり、他の試合が入らなかったり、入っても会場のキャパが小さいために十分に望める数にならなかったり・・・と複合的な要因があるようです。このあたりは、チーム内で頑張ってほしいけど、東京武蔵野ユナイテッドFCの件もあるからなぁ・・・。


まさかのJ参入チーム無しという不安を抱えながら、JFLは終盤戦に差し掛かります。これからの試合は、勝ち負け以外にも観客動員数を気に掛けてみた方がいいかもしれませんね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)

2020年11月29日

2021年にJ3へやってくるのは、1チームか2チームか

Jリーグの昇格争いが白熱してきた中、JFLではJリーグ参入争いが最終局面を迎えました今日でJFLは全ての日程を終えるからです。今年は新型コロナウイルスの影響で、半分の試合を中止にして行った特別な展開の中で、何とかリーグ戦を終えることができたのです。それだけでもよかったと思えてなりません。
既にテゲバジャーロ宮崎がJ参入を決めた中で、残っている候補は3つ6位のいわきFC、7位のヴィアティン三重、8位のFC大阪です。いわきは宮崎と、三重は高知ユナイテッドSCと、大阪は優勝したヴェルスパ大分とそれぞれ戦いました。
そして、この3チームのJ参入を阻むのが、門番といえるHonda FCHonda FCはマルヤス岡崎FCと戦いました。


全て同じ時間でキックオフとなった最終節、門番となっていたHonda FCは岡崎に逆転負けという波乱が起きました。実は岡崎は今までHonda FCに勝ったことが無く、今年行われた天皇杯3回戦でも勝てなかったのです。まさかこんな重要な試合で番狂わせが起こったとは・・・。これで2つ目のチームは決まってくれるよな・・・。
と思ってたら、FC大阪といわきはヴェルスパ大分と宮崎にそれぞれ完敗し、三重も高知に芸術的なループシュートを決められて、参入の望みを絶たれてしまいました。番狂わせのチャンスをモノにできなかったのか・・・。


これに伴い、2021年のJ3は宮崎のみとなり、U-23のチームがなくなるということになれば、15チームでの戦いになることが確定となります。一方で、JFLはFCティアモ枚方とFC刈谷が昇格することが決定したので、17チームでの戦いになります。どちらも奇数チームとなり、1チームお休みとなる事態が発生することになるんですね。しかもJ3は2回戦総当たりになるか3回戦総当たりになるかで状況は大きく変わるだろうし・・・。


ともあれ、JFLは無事終わりましたJリーグももう少しで終わりというところまで来ました。現在、新型コロナウイルスの第3波が来ているという状況下に入っているようですが、何とかしてリーグ戦を完遂させてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 19:58Comments(0)

2020年11月05日

【参入】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(JFL編)【争い】

前回前々回とJリーグの昇格争いを見ていきましたが、アマチュアリーグにも昇格争いはあるのです。中でも、アマチュアリーグ最高峰のJFLは、Jリーグ参入という戦いを行っており、今年はコロナ禍で条件が緩和(特に最大のネックとされるホーム戦平均観客動員数2000人が削除されている)されていることから、ライセンスさえあれば参入可能というワンチャン狙いができる最初で最後のシーズンになるかもしれないからです(来年がどうなるかわからないものの、敢えて最初で最後と記載)。
そして、今年のJFLは全30試合のうち、第15節までを中止にし、第16節から最終節までという展開になっています(一部ホーム&アウェイを公平にするために相手のホームとアウェイを切り替えている)。半分ごっそり削るのは、結構勇気がいるわね。


それらのことを踏まえ、順位を見ていきましょう。☆がJ3ライセンスを取得しているクラブです。


1位 仙 台(22) +6
2位 大 分(22) +6
3位 宮 崎(21) +5 ☆
4位 HFC(20) +10
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 滋 賀(17) +4
6位 鈴 鹿(17) +3
7位 松 江(16) - 4


今年、J3ライセンスを取得しているクラブは、ラインメール青森・いわきFC・ヴィアティン三重・奈良クラブ・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎の6クラブですが、唯一J参入ラインに入っているのは、宮崎のみになりました。2位に付けているヴェルスパ大分もJ参入を希望しているクラブですが、条件で折り合わず、今年もライセンスは公布されていませんでした。同様に5位のMIOびわこ滋賀、6位の鈴鹿ポイントゲッターズ、7位の松江シティFCも公布されていません

1位に就いているソニー仙台FCとHonda FCは、いわゆる企業チームなので、J参入の意思は無いとされています。そのため、『門番』と言われています。
優勝で見れば、上位4チームでしょうが、経験の面で見れば、Honda FCが最も硬いと思います。ただ、不特定要素と不測の事態が重なった今年、同じ企業チームのソニー仙台が、過去に優勝の経験をしている点から対抗馬として挙げられるでしょう。
そして、J参入で見ると、宮崎が最も最有力でしょう。ただ、まだ4試合残っているため、気が抜けないのも事実優勝には難しいですが、同じ勝ち点14で並んでいるいわき・三重・奈良・大阪も十分に参入のチャンスが掴めそうです。個人的には、フィジカルを徹底的に鍛えているいわきが上がってくると面白いかなと思っていますが、はてさて。


正直、アマチュアサッカーをしっかり見ていないので、詳細は語れませんけど、過去の状況を聞くにつれ、Honda FCが硬いものの、他のチームにもまだチャンスはありそうです。もしかすると勢いで大分が・・・というのもあるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年02月26日

百年構想の名にふさわしい?

Jリーグ参入の目安になる「Jリーグ百年構想クラブ」。この「Jリーグ百年構想クラブ」が認められると、J3ライセンスを取得できるようになり、さらにJFL(日本フットボールリーグ)に所属している場合は、諸条件を満たしている場合に限り、J3に参入できるようになります。

今回、その「Jリーグ百年構想クラブ」に認められたのは、5チーム。久しぶりにJFL以外のチームからも認められたチームが出てきました。


まずJFLから認められたのは、ヴィアティン三重・FC大阪と今年昇格してきたいわきFCの3チーム
三重は2013年に「Jリーグ準加盟」という形の時代に申請をしているものの、書類不備で通らなかった経験があります。実に7年越しのリベンジで叶ったことになります。このチームはスタジアムがネックだっただけに、よく通ったなと思っています。
逆にFC大阪は、花園のラグビー場(第2グラウンド)をJ3規格のサッカースタジアムとして利用できるように改修した上で東大阪市に寄贈する計画を立てているので、その形が認められた格好になったのでしょう。
そして、いわきは一気にJ3に向けてコマを進めてきたなと。スタジアム以外は完璧だったので、スタジアムをどうするのかなと思ったら、ホームタウンを浜通りのほぼ全域にしてJヴィレッジをスタジアムとして使えるように抑えているように見えますね。これでJ3ライセンスまで進めば、もうあとは成績と観客動員だけになるので、かなり楽になりますわ。

これに伴い、今年のJFLは以下のようになります。その横は、◎はJ3ライセンス取得、○はJリーグ百年構想取得、×は解除条件付き失格処分中になります。


  • Honda FC(東海)

  • ソニー仙台FC(東北)

  • 東京武蔵野シティFC(関東) ○ ※2020年はJ3ライセンス申請を行わないので、○扱い

  • テゲジャバーロ宮崎(九州) ○

  • ホンダロックSC(九州)

  • ヴェルスパ大分(九州)

  • FC大阪(関西) ○

  • MIOびわこ滋賀(関西)

  • ヴィアティン三重(東海) ○

  • FCマルヤス岡崎(東海)

  • 鈴鹿ポイントゲッターズ(東海)

  • ラインメール青森(東北) ◎

  • 奈良クラブ(関西) ×

  • 松江シティFC(中国)

  • いわきFC(東北) ○

  • 高知ユナイテッドSC(四国)



先程も書いたように、成績次第で東京武蔵野シティFC以外のチームはJ3ライセンス取得を目指してくることでしょう(奈良クラブは6月での理事会でライセンスが復活すればの条件付き)。久しぶりにJ3参入争いが過熱しそうです。


そして、地域リーグから「Jリーグ百年構想クラブ」加入チームが登場しました。関東1部のVONDS市原と東京都1部の南葛SCです。


VONDS市原は、ここ数年あと一歩のところでJFLに上がれなかったという実績のチーム。今年FC岐阜の監督に就いたゼムノビッチ・ズドラブコさんが過去に監督を務めていたチームでもあります。地域リーグとしては充実した練習環境を持っていることでも知られ、経営面でも地域リーグの中では安定しているとも言えます。むしろ今までライセンスが無かったことが不思議(苦笑)。これで関東1部は、既に取得している栃木シティフットボールクラブに次いでの取得となり、JFL昇格争いに影を落としそうです。もっとも「Jリーグ百年構想クラブ」を持っているからといって、JFLに上がれるほど簡単なものではないのですが(ニヤニヤ)。

南葛SCは、「キャプテン翼」の作者である高橋陽一さんが代表を務める東京都1部のチームです。もう少しで関東2部まで行けるところまで来ましたというふうでしょう。なぜ今この段階で・・・と思っているのですけど、以前地域リーグにいたチームが一気にJ3に上がった経緯があるので、もしかするとJ4もしくは新たなエキスパンションが起こる前触れなんじゃないかと勝手に邪推(爆)。
・・・いやそうじゃなく、たぶん今年中に関東2部に昇格するというふうに思っているんでしょう。あとは「Jリーグ百年構想クラブ」に加入できることをウリにしてさらにスポンサーを集めたいのではないかとも。


今後地域リーグの2チームの成績にも注目していきたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)