2023年09月19日

あのチームがJ2からやって来るかもしれない 昇格争い編

J1・J2が残り7試合(J2の一部除く)、J3が残り11試合になりました。そうなると、気になるのは、優勝・昇格・残留の争い全てのカテゴリで、この3つの争いが起こる今年のJリーグ、現状どうなっているのか見ていきましょう。

今回は、一番日程が過密で、一番日程が早く終わるJ2から。ルヴァンカップや天皇杯の影響で日程がゆったり組まれているJ1や逆に日程は詰まっていながらも開始時期の影響で12月まで行われるJ3は、後日(10月入ってから)行う予定です。となると、J2は終了が迫ったらもう1回やるってことだな(ニヤニヤ)。


ということで、まずは昇格争いから見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、※は残り試合数が多いチームです。


01位 町 田(68)+30 ※
02位 清 水(63)+37
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 磐 田(62)+22
04位 東京V(60)+21
05位 長 崎(55)+15
06位 千 葉(54) +2
=== 昇格プレーオフライン ===
07位 甲 府(52) +6
08位 群 馬(51) +7 ※
09位 岡 山(51) +6
10位 山 形(51) +4
11位 大 分(51) -3


来年から全てのカテゴリが20チームに揃えられるため、3~6位までで行われるプレーオフに勝ったチームも入れ替え戦無しで昇格するという特例シーズンになるのからなのか、結構激しい争いになっています。日程が詰まっているのは、このプレーオフの影響もあるのですけどね(ニヤニヤ)。


トップを走っているのが、FC町田ゼルビア。サイバーエージェントの強化策が実ってきた格好になりますね。異例の高校サッカーから転身した監督の戦術が見事にハマって、ここまでやって来ました主力のケガが気掛かりですけど、緻密な戦略が功を奏しているだけに、このまま昇格まで突っ走るのではと思ってます。

自動昇格を争っているのが、清水エスパルスとジュビロ磐田の静岡勢なのは、何とも。特に磐田は外国人選手の絡みで補強禁止処分の中で、当初は1年でのJ3行きもささやかれていた中、よく頑張っています。さすがJ1に長いこといたチームだなと感心しています。

それ以外で注目しているのが、ザスパクサツ群馬
こちらも監督の戦術が浸透して、序盤からの好調を維持しています。先日には『お気持ち表明』を出し、発破を掛けています。しかも群馬は試合を2試合(下位にいる藤枝MYFCと首位に立っている町田)多く残しています2試合残したことで過密日程になるというデメリットもありますけど、この2試合に勝てば一気に上位に詰めることができるチャンスでもあります。念願のプレーオフ参戦と悲願のJ1昇格に向け、突っ走ってほしいと思っています。


次回は残留争いです。今年一番ざわつかせているあのチームは、どうなるのか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2015年11月14日

FC岐阜のJ2残留が決定

今日、J2の試合が行われていました。土曜日のJ2というのは結構珍しいのですけど、それもJ1の試合がない(天皇杯の4回戦が行われていたため)ことから来たもの。とはいえ、いよいよこの試合を含め2試合となり、優勝および昇格、そして残留および降格・入れ替え争いもクライマックスになってきたわけです。


そんな中、残留を決めていないFC岐阜は、残留を掛けてカマタマーレ讃岐と戦いましたこれまで1度も負けていない相手だったにもかかわらず結果は3-0と完敗。これまでのうっ憤を晴らされたとも取れる展開になったようです。まぁ、岐阜は前節でヘニキ選手が累積4枚で出場停止という状況だったので、こうなったとも言えるわけで・・・。

この試合で残留を決められなかった岐阜は、この後行われた大宮アルディージャと大分トリニータとの一戦に全てを賭けることになりました。ちなみに、同じ勝ち点で順位が上だった水戸ホーリーホックは、コンサドーレ札幌に2-1で勝ち、自力で残留を決めています
その大宮と大分の試合はテレビ放送しかなかった(地上波ではテレ玉(テレビ埼玉)で、それ以外はCSのスカパー)ので、非常にやきもきしながらネットの速報を見ておりました(このあたりは今日の岐阜×讃岐の試合と同じ)
前半は共に0-0となり、双方優勝と残留というプレッシャーの中で戦っていたのではないかと推測しています。
試合が動いたのは後半。大宮の起こしたオウンゴールから大分が先制し、その後も追加点を挙げ、一気に大分優勢と思える展開に。しかし試合終盤大宮が攻撃的になると、ムルジャ選手が2得点。その勢いを借りたのか、その勢いに押されたのか、後半43(87)分に大分がPKを取られ、これを決めたことで大宮の決勝点に。後半を制した大宮がJ2優勝と同時に1年でJ1復帰。また埼玉県にあるクラブが1年でJ1復帰を果たした瞬間でもありました(過去に浦和レッズがJ2降格の際、1年でJ1に復帰している)。これで大宮は一皮むけて強くなったんじゃないかなと思うのですが、これいかに。
そして、この試合で大分が敗戦したことで、勝ち点43だった岐阜を上回ることができなくなり、敵失ではあったものの、岐阜は何とかJ2残留を決めることができました。まーた残留力とか言われるのか(苦笑)。また、栃木SCも京都サンガに0-1で敗れたことで、残りの試合で栃木が勝ち点3を積み上げても得失点差で上回れない(大分は勝ち点-9、栃木は-22)ため、大分がJ3との入れ替え戦(レノファ山口・町田ゼルビア・長野パルセイロのいずれか)、栃木がJ3降格となりました。


正直残れるとは思ってなくて、最終節までもつれるんじゃないかと思っていたので、ここで(負けたとはいえ)決めてスッキリしましたわ。心置きなく最終節応援ができます。もちろん相手の福岡も勝っており、まだ昇格争いでキリキリしている状態なので、絶対に負けられないと思っているでしょうから。
それにしても、ここまで劇的な終わり方はなかったなぁ。それに加えて、J1には清水エスパルス・モンテディオ山形・松本山雅FCと強い相手ばかりJ3からの昇格組も強いでしょうから、来年は試練だ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(2)TrackBack(0)