2019年03月25日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その2 老獪なハマブルーの虎達

FC岐阜、3/23はアウェイで横浜FCとの一戦を迎えました。
先日の鹿児島ユナイテッドFC戦では決め手を欠き引き分けとなったため、ここまで勝ち点は7この試合と3/30に行われる京都サンガF.C.戦のいずれかで勝ちを得ないと、大木武監督の目標である6試合で勝ち点10に届かなくなってしまいます。ゆえに、この日の試合は正念場になっていました。
ただ、柳澤亘選手が先日の試合で途中交代になったため、恐らくケガなんじゃないかなと思っており、これで北谷史孝選手に続き2人目のケガ人。しかも今年よくなったと思われた守備陣に相次いでいるのですから、非常にヤバい攻撃陣がまだまだ機能していないだけに、守備が崩壊すると去年・一昨年のような状況になってしまいかねません

相手の横浜FCもイマイチ波に乗れていないチーム状況ではあるものの、相性のいいウチと当たって体勢を立て直さんとしてくるでしょう。逆に運のいい組み合わせだなとか思ってないかしら・・・(汗)。


しかし、この日のニッパツ三ツ沢球技場は寒かった。
この前の鹿児島戦でも、岐阜駅に着いたらみぞれが降って6゚C。岐阜公園前にある掲示板の温度表記は5゚C(最高気温は11゚C)だったもの(泣)。
この日の横浜も寒かった。会場の気温は測ってないけど、少なくとも横浜の今日の最高気温が10゚Cだったことには驚いた。この前の日の温度が東京で24゚Cという記録だったことから、恐らく横浜もそれに近い温度だったはず。だとすると、半分以上の気温差だったことになり、寒くて震えるのもわかる。あーモコモコジャンパー着て来ればよかった・・・。ちなみに、試合開始前にはみぞれも降ってきて、『アウェイの洗礼』はバッチリ(大泣)。


SHV39_4591前の試合も今回の試合も寒かったこともあり、温かいものが恋しいのは、言わずもがな。
そこで、LEOCキッチンで「ブルギニオン」をチョイス。今回のメニューは、横浜FCの松井大輔選手プロデュースのものだそうです。



味は、ハヤシライスみたいかなとも思ってたのですが、実はビーフシチューの原型らしい。ブルゴーニュ地方の料理を指し、肉類と一緒にワイン(特に赤ワイン)で煮込んでるのだそうな。だから、一緒に入っていた牛肉には赤ワインの風味がしたのね。少々しょっぱいかなと思ったのですけど、ご飯と野菜と一緒に食べれば気にならないレベルだと思います。


SHV39_4592試合に関しては、驚きをもって迎えることに。何とカズこと三浦知良選手がスタメン出場していたから。元々横浜FCのチーム平均年齢(スターティングイレブンの年齢)が約35.2歳(数え年で計算)と高かった中で際立って高いわけですから。だって、今年52歳だよ。先日のイチロー選手の引退劇もあって、俄然注目が集まるわけですわ。

対して、わが岐阜のチーム平均年齢(スターティングイレブンの年齢)は約23.7歳(数え年で計算)フレッシュな部分を見せて、前半はキレのいい動きを見せていました。それでも横浜FCの選手達は、のらりくらりとかわし、相手に点を入れさせませんでした。注目のカズですが、若い頃のキレッキレの動きはもう難しいものの、ベテランらしい緩急の付いたいい動きをしてはいました。ただ、これを90分フルでやるのは難しいでしょうねぇ。実際に代わっていましたし。年齢面を考えると、使いどころの難しい選手になってしまったなぁと。これは監督も気を遣うわけだ。

前半はこう着状態だったのですが、カズからイバ選手に切り替わってから、相手の動きがガラッと変わりました。タイトルにある通り、老獪なハマブルーの虎達が牙をむいてきました。そんな中で発生したペナルティエリアでのハンドをきっかけにしたPKを決められ、相手に先制を許すと、横浜FCの選手の動きがさらによくなった。相手に勢いが付いてきて、かつイバ選手の動きを誰も止められなくなった。そして終盤には、イバ選手がアシストを決めて、松浦拓弥選手のシュートで万事休す。まーたニッパツで勝てんかったわ・・・。



完全な内弁慶だという部分を差っ引いても、この日の試合は、攻撃陣の勢いが無いがためにリードを許してしまった面とオフサイドになった『先制点』・相手もPK臭いプレーはあったのにノーリアクションという運の無さも合わさった敗戦だったということ。動きがよかっただけに、早い段階で点を決められなかったのが至極残念な試合でした。


これにより、次の京都戦が絶対に負けられない試合になりました。
この日の横浜FC戦は、42試合のうちの1試合という見方でいけば、ドンマイで済んだかもしれません。ただ、大木監督の掲げる6試合で勝ち点10という試合で見れば、この試合を落としたのは痛い目標達成に赤信号が点滅しだしたような感じでしょう。
ゆえに、京都戦が勝てなければ、目標未達になり、この先の指揮に影響を与えかねません。何とか勝ちたい。しかし、相手は中田一三監督さん(苦笑)。<『さん』付けないと怒られるからね。
てっきりネタ監督だと思われたら、なかなかどうしていい成績を収めていますよ。怖いよー(汗)。


大木監督の目標である勝ち点70まであと63。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)