2011年03月25日

ハイビジョン特集 ゲーム・レボリューション

昨日と今日の2夜にわたって、NHKハイビジョンで 「ゲーム・レボリューション(1) 王国ジパングの逆襲」・ 「ゲーム・レボリューション(2) 賢者の予言」が放送されました。
「ゲーム・レボリューション(1) 王国ジパングの逆襲」は、昨年12月に放送された「NHKスペシャル 世界ゲーム革命」の内容を拡充したもの。 「ゲーム・レボリューション(2) 賢者の予言」は今回のために制作されたオリジナルのものです。
「ゲーム・レボリューション(1) 王国ジパングの逆襲」に関しては、見た目の作りも番組の進め方もまるでゲームをプレイしているような感じで進められていきました。日本と北米連合とのゲーム制作の仕方を戦争ゲームのように見立てて進行していました。
都度都度挿入されるのは以前見た映像なんですけれども、まるで違う感じで見られるようになっているので、結構面白く見られましたね。もちろん追加映像もいくつかありました。
「ゲーム・レボリューション(2) 賢者の予言」に関しては、ゲームクリエイターの水口哲也さんのナレーションと進行で、水口さんが感銘を受けたクリエイターや登山家といったゲームとはおおよそ関係ない人達など併せて10人のインタビューで構成されていました。ちなみに、登山家にインタビューしたのは、登山の模様をビデオに収録して公開したりスマートフォンでライブ中継する予定があるという点と登山の様がまるでゲームのようだと水口さんが感じたためのようです。
こちらはどちらかというと落ち着いた感じの構成になっていたので、(1)ほど派手さもともすれば面白さも感じにくいものの、こうじわじわくる作品も珍しい。それにわかる人にはわかる構成になっていて、ゲームクリエイターの感性がそこかしこに感じられる番組になっていましたね。またゲームに対して相当な期待をかけてくれていたのも印象的でした。
私が印象に残っているのは、水口さんが仮想空間の映像を見てる時の姿が印象的でしたね。彼の見ている仮想空間と現実の空間とが一致していないので、錯覚が起こってしまっているわけなんですが、その錯覚に狼狽している水口さんがこれまた面白い。人間の五感(視覚)というのがこれほどにもろいのかと・・・。
なお、見逃したという方はNHKオンデマンドか3/28に(1)・(2)合わせて再放送されます。


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Posted by alexey_calvanov at 22:33Comments(0)TrackBack(0)